10月29日


SEA SALT    FULL SILHOUETTE COAT

color        NAVY

price        48000+tax 

SIZE        2 SOLD


葉山発信のブランド″SEA SALT″より、こっくりとした色合いと艶が上品さを物語るラムウールを使用した
前開きのコートが届いています。
先週の水曜日展示会で訪れたばかりの葉山は、10月も後半だというのに「夏!」と感じるほどの気候で
太陽はキラキラというかジリジリ・・・。この土地に冬は来るのだろうかと思ってしまう程の暑さでしたが、
スタッフの方によれば「昨日まではずいぶん寒かったんですよ。」とのことでちょっと安心?しました。
ほんの数分ですが、ほぼ貸切に近い海にも立ち寄って波の音を聞いたり、身体を伸ばしたりして色々解放!
毎回行く度に人と土地の空気や景色から元気を分けてもらえる、そんな場所だなーと感じています。
自分達がSEA SALTの服に魅力を感じたのも、シンプルだけどきちんと丁寧にデザインが成されていて、
野暮ったくならずに肩の力を抜いてリラックスして着れる大人の服が、在りそうで無いなと思っていたのと
街の中でも自然の中でも違和感無く溶け込むイメージがしっかり湧いたからです。
今季の冬物は多くの展開は無いのですが、少しずつ知っていただいて、色んな方の生活の中に馴染んでいく
そんな服になったら良いなと思っています。


フロントは留め具が一切付かない前開きタイプで、秋から冬の入り口まで着れるコートでもあり
さっと羽織って脱ぎ着も楽なカーディガンとしても着ていただけるアウターニットです。
厚みは程よく中肉で室内で着ていたとしても、そこまで大袈裟に見えないコートだと思います。
華美な装飾は無いですが、だからこそ何色かのブルーが混ざり合った深い糸の色目と艶やかさが際立ちます。
素朴で控えめな羽織ですが、シャツやブラウス・ワンピースなど見た目にも気候の面でも一枚ではちょっと
心もとない時に、こういった何気ないけれど着ると存在感を放つ羽織は一着あるととても頼りになります。


肩や身頃は着る人の身体に柔らかに添うようなデザインで、ゆったりめのサイズ感ですが
生地がとろんと滑らかなので、自然なAラインで裾まで流れるようなシルエットになります。
その分袖口は極端に細い訳では無いですが、バランスを整えるためにすっきりさせてますので
中に厚手の物をどんっと着るというよりは、インナーに薄手のタトールやシャツにニットベストなどなど
薄手で且つ保温性のある物を、何枚か重ねる事でより保温性を高めたりするような着方をイメージして
コーディネートしていただけると着る機会や頻度は長く多くなるのではないかと思います。


素材に使用しているラムウールは、産地としても有名なオーストラリアの中でも特に高品質と評価される
ジロン地方で産出されるメリノ種の生後6ヶ月以内に採取した子羊の毛です。
「エキストラファインラムウール」と呼ばれ、使用しているのはその原料の中でも18、5~19micと厳選したもの。
きめ細やかで繊細、そして何よりも軽く、保温性と保湿性に優れたウールの肌触りは、纏った瞬間ぞくぞくっと
震えるほどしっとり気持ち良く、着ているだけで気分が高揚するかもしくはよしっ!と気合が入るか。
上質な素材による特別な着心地は気分だけでは無く、着る人の空気までも変える様な気もします。
色んな驚きを体感していただけたらなと思います。


今まではベーシックなアイテムを生地や色で変化をつけながら継続して展開してきたSEA SALTですが、
この秋冬からは、継続型に加えてよりデザイン性を意識したコレクションを作りました。そのコレクションでは
ギャザーやリボンなどの「チャーミング」なエッセンスを加える事で、思いもよらなかった新たな発見になったり
今までの服が新鮮に思えたり、より楽しく着られる様なブランドへと進化している様に感じました。
自分達がこれから先を思い描く理想像と素敵だなと憧れに思う人の姿のイメージと、どこか通じ合う部分があって
だからこそ今、手繰り寄せられる様にSEA SALTの服に惹かれていったのかもしれません。
もし店頭で目に留まりましたら、ぜひ袖を通してみてください。

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