11月4日
TATAMIZE SNOW PARKA
color BEIGE
price 58000+tax
SIZE S / L
11月に入って、朝の最低気温はぐんぐんと右肩下がり。
布団にくるまっている時間が長くなり、朝の身支度までに時間が必要な今日この頃。
そろそろコートを羽織って出歩きたいなという絶好のタイミングで、TATAIZEの新作コートが届いています。
今シーズンの新たにリリースされた、ざっくりとしたオーバーシルエットの″SNOW PARKA”は
大きめに設定されたフード、木製のパーツ、フロントZIPの位置など捻りを利かせたデザインに仕上げています。
素材はコットン35%×ポリエステル65%の混紡素材で、薄手ですがしっかりと張りがあるのが特徴。
インナーにジャケットや厚手のセーター着込める事を想定しているので、ゆったりとしたバランスで
フード部分にのみウール生地が貼られています。身頃と袖は1枚仕立てなので、重くなり過ぎず3シーズン対応可能。
汎用性という面で考えると、ミドルウェイトくらいのコートが自然と着用頻度や着る時期は増えたり長かったりして
今回はインナーダウンの展開もあるので、よりコートの着回しや使い道などがイメージし易くなればと思っています。
首元をすっぽりと覆ってくれるチンストラップタイプの風よけは、見た目のインパクトと共に機能性と言う面でも
冬の冷たい風をシャットアウトするのに十分に効果を発揮してくれると思います。
首回りだけ生成色のウール生地が貼られているので、巻物要らずのコートになるはずです。
フロントのZIPはアシンメトリーな位置に付けられていて、左胸には斜めに走ったZIPが付きます。
ミリタリーなテイストを感じる部分もありますが、オリジナルを忠実に再現するブランドではなく
デザイナーの考えや、一見するとアンバランスに感じる部分が洋服としての面白さに繋がっているように感じています。
ポケットは貫通式で、ジャケットのポケットなどへ直接アクセスが可能。
如何にもコートらしいと感じさせるディティールの1つで、実際にそれを使う使わないは個々の判断になりますが
作り手の想いが垣間見れる部分だと思います。
日々目まぐるしく変わる季節と気温にある程度対応する事を考えた際に、コートの種類は最低でも3つ位は
持っていて損はないと思います。1つ目は真冬に対応出来る保温効果の高いコートで、ダウンやウールなどの
それ自体に保温性があるもの。2つ目は表地はコットン素材で裏地の付いた2枚仕立てのコート。
最後は1枚仕立てでインナーにある程度厚みのある服を着ても動きを制限しないゆったり目なもの。
岩手の様な四季がはっきりとした地域に住んでいると、羽織物やコートの重要性を身に染みて感じてしまいます。
インナーに着る物によって、コートを使い分けが出来ると洋服を着る事がより楽しく感じられますし
旅行や出張などに出掛ける際にも、服装にあれこれと迷う事がなくなってくると思います。
肩はラグランスリーブを採用。
両サイドは、紐でシルエットの変化を付けられるようになっています。
スノーパーカーの最もらしい特徴としてフードは立体的で大きめに設定されています。
オーバーコートのイメージを崩し過ぎずに、随所に感じさせる独創的なデザインとディティールの1つ1つは
日常着というカテゴリーでありながらも、自然に目で追ってしまうようなギミックと感性が詰まっています。
僕自身はこのコートを展示会で見た際に、レインコートの様な役割で着ていたら格好良いなと想像していました。
バッグはナイロン素材のリュックを背負って、足元はがしっとした革靴を合わせて。
男らしさと機能性を合わせ持ちつつ、独自のスタイルで洋服を着ている感じが良いなと思っています。
サイズは小柄な男性にはSサイズをゆったりとしたバランスで、普通体型からがっしりした方にはLサイズを
提案したいと思っています。是非店頭で実際に袖を通して、着るイメージや感覚を掴んで頂きたいです。
2018/11/04 | 3:45 PM | diary