12月14日

homspun     ダブルポケットコート

color        ネイビー

price        72000+tax 

SIZE        M SOLD

color        ライトグレー

SIZE        M SOLD

BLOGサイトの問題が無事に解決いたしましたー!!

たった数日間ですがパソコンに向かいっぱなしな上に何をしてもうまくいかない状況は闇の中にいるようでした。(大袈裟!)  イライラし頭を抱え体調も悪くなるしで何もかもが悪い方向へ・・・自分達では解決できずほとほと困り果てましたが、頼もしい友人の力を借りてBLOG再開です。ほんとうに有難い、そして尊敬します!ほっとしました!

そうこうしている間に、街は真っ白な銀世界へと移り変わっていました。朝のまだ薄暗い中、早起きのご近所さんが雪かきをする音が聞こえてくるのも、この季節特有ですね。そろそろこのコートもご紹介しなくては!と意気込んで撮影したものがアップ出来ずにいたので、相当モヤモヤしていました!笑 やっとご紹介出来るのがほんとうに嬉しいです。

今季は軽さや気楽さを重視したコートの展開がメインとなっていたのですが、やっぱりウールのコートは見れば良いなと思ってしまいますし、軽くても重くてもちゃんとしたウールのコートが一着あると何かと安心するなとも思います。
ぎゅっと詰まったウールの質感もずしりとした重みも、すべてまるごと纏う様なウールのコートは冬がとても似合います。
中でもこのhompunが毎年変わらずにリリースし続けているメルトンコートは個人的にも格別だと思う程、年を重ねる毎に愛着も味わいも増す、大切な一着となっています。

いつもはシングルのショートコートと他にもう一型と二型展開されることが多く、どちらも定番と言いながらも毎回少しずつデザインを変更しながら、作り続けられているコートになります。
今季はショート丈の方はおやすみして、ポケットに可愛らしい特徴を持つ、お尻がすっぽり隠れるミディアム丈から人によってはロング丈ぐらいになるダブルポケットコートをセレクトしました。
homspunがデザインする服には必ず驚きと茶目っ気があって、着る人が楽しくなるようなユーモラスな仕掛けがあって、
しかもそれが妙に馴染んでいて、どうだ!と見せびらかすような気配も嫌味も一切無く、着て数年たっても古ぼけ無い。
そういった絶妙なデザインのバランス感覚もすごく良いな、好きだなと思うところです。

今回はポケットに注目です。
メインのポケットの内側に重なる様にもうひとつ小さいポケットがあって、そのポケットの端は外側に飛び出します。
ポケットの中に隠れたり飛び出したりするポケットは(ややこしい・・)飾りでは無くしっかりポケットとしても使用できるので中の物を仕分けたり、もしくは手袋替わりにしたりと使い道はそれぞれに委ねられるポケット。
使っても使わなくても良い、ただただキュートなデザインと重厚なウール素材との意外性がまた良いのです。

生地がある程度馴染むまでは脇が閉じ難いドロップショルダー。笑
こちらもずっと変わらないhomspunのメルトンコートならではのデザインとシルエット。
首元には大き目のがしっとしたチンストラップが付いていて、衿を立てて上からストラップを留めると
風の侵入を防ぐとともに、首元からしっかりと暖かさを感じられます。
チンストラップがあることで見栄えも良くなりますし、コートその物の存在感が際立ちます。

しっかりと目の詰まったウール100%のメルトン素材は、素材そのものに保温力があるので中に沢山着込むというよりは、
中肉のシェットランドセーターや上質なハイゲージのニット、もしくはシャツにウールのカーディガンやベスト、
そしてちょっとしたお出掛けの日にはワンピースといったアイテムが合うのではないかと思います。

防寒を第一に考えた時と、服や靴など全体の統一感を大事に考えた時。その場合に選ぶコートはそれぞれ異なると思います。
特に雪が降り気温も低くて、車も乗るし街を歩くことも多い土地であれば尚更色んな選択肢が必要になり、それはそれで大変かもしれません。ただ沢山ではなくても、その土地特有の気候の中で過ごす自分の生活に合わせて、ふだん行く場所やちょっと特別な場所、その時の服装によってコートを選ぶという事は、なんだかとても豊かな事に思いますし、その人の暮らしに馴染んだウールのコートの経年変化はそれはそれは味わい深いものがあるのではないかなと思います。
あと、単純に着るだけで気分があがるコートがあると、極寒の中でも幾らか前向きになれますよ。

コートの内側のステッチは、コートの色によって変わります。ちなみにネイビーの内側は赤!

様々なブランドがありますが、ここまで肉厚なウール100%のメルトン地のコートには中々出逢う機会は多くないですし、
重厚なコートを作るメーカーさんは、気のせいか年々少なくなっている様にも思います。
気候変動といったこと等も関係するのかもしれませんが、良いと思う物がずっと変わらず作り続けられていること自体、
とても素晴らしいことだなと思いますし、そこには多くの方の尽力があってこそだと思います。
自分達がずっと展開したいと思っても、今後必ず作られるかどうかの保証はないものですし、それがむしろ当たり前です。
微力ながらも作り手の方の気持ちの篭ったものを、お客様へ届ける役割を真っ直ぐに続けられたらと思います。

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