2月15日

STYLE CRAFT  DP-02

color       INK BLACK(GOAT)

price       28000+tax

SIZE       15×20×15 SOLD


STYLE CRAFTのレザーバッグ。
代表的なモデルは出来るだけ店頭に常にあって、いつでも見ていただける様に継続して展開していますが
時折リリースされる新作バッグが並んだりしていたる事も実はあるのです。
なかなかご紹介が追い付いていない事もあってか、お店にいらした方(特に旅行などでいらした方)からは、
こんなに種類があるんですねーと驚かれる事も多々あります。
あとはこんなに服あるんですね!もよく。

今回やっとご紹介の″DP-02″というモデル。
単純に一目見て気になってしまった、何とも愛らしいワンハンドルの巾着バッグはほぼ見た目重視のバッグです。
勿論、革の質感とバッグのデザインとが、絶妙なバランスで構築されているからこその見映えではありますが
貴重品さえも厳選が必要なコンパクトなサイズ感と、どう持ってもちょっと不思議な感じがするフォルムが
見れば見る程ぐっときてしまったのです。
実用性や機能性は後から自分で補うとして、その見た目に惹かれたり持った時の自分をイメージ出来る!!
という方のもとに届いてくれたら嬉しいなと思って選びました。


今回は同じ形でも、革の素材と色の違うタイプでオーダー。
手に持った際に放つ空気感も表情もそれぞれまったく違うので、男性女性限らず革の質感や佇まいなど
触れた時の直感でお選びください。
先ずはSTYLE CRAFTの定番素材とも言える艶やかな山羊革。色はINK BLACKをチョイス。
きりっと引き締まった美しい光沢感と、その光沢を少し和らげるような革全体に入った天然のシボ模様。
しなやかで軽いタッチの山羊革は、カジュアルな服装からオンスタイルにもお持ちいただける守備範囲の
広さが良くて、日常使いもしたいというお客様が多いrasikuでは他のモデルでも多く展開しています。
マチがあってコロンとしたフォルムに、ピンっと伸びた持ち手がだんだんでうさぎの耳の様にも見える
茶目っ気のある形にも山羊革はマッチして、安定の存在感を放ちます。


きゅっと絞られた巾着の口を開けば、見た目よりは容量が入りそうかなと感じられる中の広さ。
広げた際に持ち手が短くなるので、物を取り出す際はひっくり返さない様にちょっとだけ注意してください。
インナーの素材はネパールで現地の人の手作業によって生産された、オリジナルの天然素材を使用し
使用感と同様に視覚的にも重厚になりすぎない、軽やかさを持ち合わせたバッグに仕上がっています。


ワンピースにジャケットを羽織り足元は革靴で、いつもよりは気持ち畏まった服装に合わせて。
手をハンドルにくぐらせて絞った口に近い部分を握ると、何となく手とバッグにフィット感が生まれます。
フォーマル用のバッグで、中々理想の物に巡り逢えないという方には、定番のFBやDKシリーズ(過去BLOG参照ください)
以外の選択肢として、適度な斬新さも含めて他にあまり無いデザインだと思いますので、せっかく選ぶのなら
持っていて気分が変わりそうで、楽しくなるバッグを選ぶのもひとつではないかなという意味でお勧めしたいです。


中には携帯とお財布・・・は、サイズに寄って入る入らないありそうですが、三つ折りぐらいまででしたら
恐らく大丈夫そうです。あとは化粧直し用のコンパクト・リップなどなど、やはり使い勝手は使用しながら
徐々に見つけていくのがベストだと思います。
コンパクトなバッグは何より見た目の可愛さやユニークさが決め手だと思います。実際に店頭で気になって
持ってみて良いですか?と仰る方もいるので、目を惹いたりポイント使い出来るのは間違いないです。

color      NAVY BLACK(GOAT NUBACK)  SOLD

もう一つは同じ山羊革の表革の表面を削り起毛させたNUBACK素材。
NUBACK特有のマットな質感と、特にこのNAVY BLACKというくすんだ色目が好みで選びました。
この色目は黒の表革を削って出た色だそうで、なのでグレーにも近い青味を含んだ絶妙な色合いが
美しくもあり渋くもありで、黒や紺、グレーなどのダークトーンの服でも白やベージュ系の服でも
どちらにも偏らず、穏やかに馴染んでくれる色なのがまた魅力的に感じます。
モノトーンのゆったりとしたワンピースに、ひとつ色を添えるようなイメージで持つと色が映えそうですし
写真のように極々カジュアルな服にぽろっと持ってみたりというのも、案外バッグその物の雰囲気と相まって
良いのかもしれません。ぜひぜひ様々な想像力を働かせて持って、使ってくださいね。


レザーバッグというとどうしても強いイメージであったり煌びやかなイメージを持ってしまいますが、
STYLE CRAFTが手掛ける革製品は、革のハリやコシの強靭な一面と触れると気持ちの良いしなやかさを
馴染めば馴染むほどじわじわと感じるので、レザーバッグですが大切な日用品の様な感覚で付き合っている
自分に気付きます。
もちろん扱いには多少のケアは必要ですが、過敏になる程ではありません。
出来るだけ普段使い出来る様にと、動物同士がぶつかったりして出来た傷を残したままの革を使用し、
反対にその革をどういうバッグに仕上げるのが良いかを考えて作製されています。
大事に、でもしっかりと使い込みたくなるバッグです。
定番ではないですが、普段とは違う形がすっと仲間入りするだけで、今までの好みや感覚に新鮮さを与えてくれたり
思考を柔らかく解きほぐして、奥行きをもたらしてくれる存在として必要だと思いました。
是非店頭で見つけてください。

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