6月4日


FilMelange   RODERICK

color      melange

price      14000+tax 

SIZE      3    /    4    /    5

color      navy black

SIZE      3    /    4    /    5

ここ数日はカラッとした暑さで日差しは強いですが湿度がない分、過ごし易い気候だと感じています。
日中であれば半袖を気持ち良く着れますが、夕方になると涼しい風が吹いて羽織物が1枚あると安心して
外に出掛けられると思います。羽織物を持って出掛けるのが面倒であったり温度調整するのが苦手な方に
お勧めしたいのが7分袖のカットソーです。更に言うと薄手ではなく中肉から厚手くらいがお勧め。
FilMelangeが定番で作り続けているヴィンテージライクな天竺生地のタイプと、今シーズン新たに開発された
表面に凹凸のある厚地のワッフル素材と、異なる2種類の生地でご用意をしました。
上質なカットソーは袖を通すだけで何とも言えぬしあわせな気持ちに包まれますし、肌に直接触れるものであれば
より心地が良いと感じるものを手にしたくなるのは、本能というか自然な事だと感じています。
一度手にして体感していただければ、心地良さ以外にも優れた物づくりが詰まっている事が分かるのですが、
それ相応の価格なのも確かです。
でもその価格も納得させるだけのクオリティではあると自信を持って提案できますので長い目で見て
自分が気持ちよくいられるカットソーを着たいと思う方にお勧めしたい1枚です。


良質な超長綿糸の製造工程でふるい落とされたコットンを集めて、トルファン綿とを掛け合わせる事で
上質でヘヴィーなウエイトのワッフル生地を作製。超長綿の特徴として肌当たりの滑らかさとキックバックが
あるので型崩れがし難く着る程に素材の持っている良さが引き出されていく印象です。
厚みはそこそこありますが、生地の中に空気の分量が多く含まれていて見た目程の重さを感じずにさらりと
着られるカットソーに仕上げています。
表面に程よく光沢感があって、どちらかと言えばアメカジ色の強いワッフル生地もどこか色気を感じる様な
大人っぽい印象に映ると思います。
カットソー1枚だと子供っぽく見えたりして苦手意識がある方もいらっしゃると思いますが
首元と袖口の細かな刺繍なども含めて、だらしなく見えないような工夫がされています。


肩のラインはラグランスリーブを採用。
可動域をしっかりと確保した仕様で、裾の処理は曲線的なラウンドした形状になります。
一癖ある仕様が着用した際の存在感に繋がり、カットソーを1枚で着ても雰囲気良く見える理由に
繋がっているのだろうと思います。


肌寒さを感じる時には薄手の羽織物をさらりと合わせて頂きたいです。
ジャングルファティーグのジャケットなどを組み合わせると、コテコテになり過ぎないアメカジライクな
着合わせが出来るのでお勧め。物足りなさを感じる時にはベースボールキャップや小さめの色のある
バッグなどを取り入れるとアクセントが生まれて着こなしにまとまりが出るはずです。
カットソー1枚をさらりと格好良く着こなすのは実は簡単ではないのですが、サイズの選び方や小物などの
合わせ次第で見え方を変える事が出来ますし、年齢を重ねる事でその人自身の醸し出すオーラであったり
哀愁?のようなものが良いスパイスとなって、カットソーを着た時に若いときとはまた一味違った空気感を
纏う事が出来るのではないかと勝手に分析しています。

FilMelange   DAVY

color      campione melange

price      10000+tax 

SIZE      3    /    4    /    5

color      black

SIZE      3    /    4    /    5

昨年のFilMelangeのイベントが行われた際に、自分自身が購入して気に入って着ていたTシャツが七分袖の
″DAVY”カラーは″BLACK”でした。
今までは夏に着る黒は重たいかなと思って手を出していなかったのですが、軍パンやデニムに合わせると
見た目のちょっとした重たさが逆に癖になってしまい、来年は必ず店頭で提案をしてみたいと思っていました。
春夏のシーズンは気温が上がるにつれて必然的に軽快な色目を手にしがちですが、シックな着こなしをしたいと
思う日があって、今まではネイビーに頼りがちだったのをブラックにする事でよりすっきりとした印象に。
食わず嫌いではないのですが、自分の感覚になかったものを手にした感覚がありました。
メーカー自体も杢調のブラックをメインに展開していたのですが、すっきりとした単色のブラックも定番色として
展開を続けているので、rasikuでも徐々に浸透していけばと良いなと思っています。


オーガニックコットンの落ち綿を掛け合わせて作られるオーガニックラフィーは、FilMelangeが作り続けている生地で
程よく肉厚で型崩れが殆どなくふんわりとした着心地が病みつきになってしまいます。
長袖・モックネック・七分袖・半袖・カーディガンなど様々なデザインに用いられていて、僕自身もお店が
オープンした7年前に購入した半袖Tシャツは今でも現役で着ています。
勿論着用頻度やお洗濯の仕方によっても異なりますが、数年前にお客様に購入して頂いたものを着ている姿を見ていても
長持ちするカットソーだと感じる事があり、嬉しい気持ちにもなります。


″DAVY″も″RODERICK″同様に裾のカッティングをラウンドした形状。
細身のパンツも良いと思いますが、ワイドパンツやショーツと組み合わせるのが格好良いと思います。
時期的にもショーツの出番が増えるので、少し大き目のサイズ感で夏らしくゆったりと合わせて頂きたいです。


ずっと着続けていたいと思えるカットソーに出逢えるのはなかなか難しいのですが、FilMelangeの作り出すアイテムは
実際に自分自身で着ていて、どれも本当に良いと感じられるものが多いなと思います。
良質な素材を探し出し糸から開発をして、オリジナルの生地に落とし込み、縫製する事を一貫して全てのアイテムに
注ぎ込んでいる労力や時間は嘘を尽きませんし、着る喜びを感じさせる数少ない洋服の1つであることは間違いありません。
ご自身のワードローブに七分袖のTシャツを1つ加えてみては如何でしょうか。

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