6月13日
AURORA SHOES WEST INDIAN
color BROWN
price 26000+TAX
SIZE 5H / 6 / 6H / 7 / 7H / 8
rasikuでAURORA SHOESをお取り扱いを始めて2シーズン目に突入しましたが、男性・女性どちらにも
少しずつですが“ここにAURORA SHOESがある”ことが認知されてきているようで、フィッティングの機会が
増えてきたのが嬉しい今日この頃です。
通年履けるイメージの革靴ですが、東北の冬を想定するとやはり一番しっくりくるのはこれから夏にかけて。
僕達自身も靴下を穿いて合わせる時もありますが、サンダル感覚で素足で履くのが最も心地良いと感じていて
これから気温が上がるにつれて、より一層出番の多い靴になってきます。
フロントのTストラップが特徴の″WEST INDIAN”は、独特のカッティングが見た目にも涼し気な印象。
ソックスをちらりと覗かせるのも良いですし、裸足で素肌を見せて軽さを出す履き方もお勧めです。
今シーズンは小さいサイズからしっかりと揃えていますので、フィッティングをして自分に合った
サイズとカラーを選んで頂き、年齢を重ねても長く付きあっていける1足を手にして頂きたいです。
color BLACK
price 26000+TAX
SIZE 5 / 5H / 6 / 6H / 7 / 7H / 8
オイルをたっぷりと含ませて揉んだレザーは、とても滑らかで柔らかく足を包み込むようなフィッティングを実現。
1枚革で構成し踵に芯ははいらない仕様で、革靴を履いているのに革靴を履いている感覚が殆ど無く
どちらかと言えばスニーカーに近い感覚の靴だと思っています。
革が馴染んで伸びてくるといちいち金具を緩めたり締めたりする必要が無くなり、スリッポンと同様の履き方が可能。
夏場は脱ぎ履きが楽な靴をどうしても選びたくなるのですが、スニーカーだとラフ過ぎるイメージの時に
AURORA SHOESは引き締め役としても重宝しますし、長時間歩いても疲れにくい点も選んでしまう理由です。
ワイズ(横幅)はCウィズの設定ですが一部に空間のあるカッティングなので、細さや窮屈さをそこまで感じさせない
作りだと思います。厚手のソックスなどを合わせると窮屈な印象になってしまうので、薄手のソックスを合わせるくらいの
イメージで履いて頂くのがベスト。もし秋冬シーズンにかけて履きたいという場合は、ウールなどのタイツと組み合わせると
靴のカタチが崩れ過ぎずに可愛らしさをプラス。1足で全てを満たすのは難しいので、靴の作りやイメージに合わせた
履き方をする事で、物とより良く付き合っていけると思っています。汎用性や万能な事も大切な要素ですが、
一番大切にしている事は、その物自体に見合った使い方をする事で物自体の美しさや良さを最大限に活かせると
感じています。
先日も店頭で接客をしていて″WEST INDIAN″を履いたお客様にお逢いする事が出来ました。
10年前に愛知県で購入されたそうでソール交換とオイルでメンテナンスをしながら、今現在も現役で綺麗に
履かれている姿をみて単純に素敵だと感じましたし、好きで履き続けている事が靴を見て伝わってくるようでした。
足元が軽くなると洋服全体のイメージもすっきりとするので、合わせる靴によって見え方は全く変わってきます。
洋服も重要ではありますが、靴の選び方で良くも悪くもなると思っているので通年を通して履けるスニーカーと革靴
そして季節によって履くものとを、ある程度の選択肢は持っている方が着こなしの立体感や深みをより一層持たせて
くれると思います。
MADE IN USAの靴は年々減少し、今では希少な部類に入るくらい見かける事が少なくなってきました。
たまたまお客様がAURORA SHOESの特集をした雑誌を持ってて良かったらとお借りして読んでいましたが
「自分達が納得出来るものしか作らない事と、少数でも信頼のおける職人さんが作れるペースを守ることで
質を落とさない物作りをする。そして仕事と同じくらい働く人の日々の暮らしも大切。」
というデザイナーさんの言葉が、13年経った今でも同じものを作り続けられている理由だと感じました。
柔軟に変化受け入れる事も大切ですが、変わらずに淡々とやり続けている事も同じくらいの価値があると
思っていて、手にした方がゆっくりと時間をかけて自分のものにする過程を楽しんで頂けたらと嬉しいです。
年齢を重ねて、より一層良い靴だと感じさせてくれる1足です。
2019/06/13 | 5:00 PM | Season Select