6月14日


SOWBOW   REGULAR COLLAR A

color      LT INDIGO

price      25000+TAX

SIZE      0    /    1    /    2    /    3 SOLD 

color      DK INDIGO

SIZE      0    /    1    /    2    /    3 SOLD

今朝の5時頃は曇り空が広がっていましたが、次第に日差しもつよくなり気温もあがってきました。
晴れた日に着たくなるSOWBOWのシャツは、マニアックな一面と普段着として気兼ねなく着れる部分とを
どちらかに振り過ぎる事なくバランス良く仕立てられていて、rasikuでも着実にファンを増やしています。
今シーズン選んだモデルはレギュラーカラーのタイプで、襟の大きさや両サイドに深く入ったスリットなど
洋服好きの心を揺さぶる大胆な仕様が施されています。クラシックなイメージでもなくトレンド感のあるものとも
一線を画す、様々なジャンルの洋服に幅広く携わってきたデザイナーだからこそのデザインだと思います。
ある意味個性的とも言えるシャツですが、選ばれる方の世代も性別も様々なので枠にとらわれずに、ただ純粋に
着てみたいと思わせる空気を纏うシャツだと思います。


素材に使用されている生地はコットン88%・シルク12%の混紡素材で、シルクが入る事で表面にうっすらと光沢があり
カジュアルな中に上品さをプラスした素材と言えます。インディゴ染料を用いて極力ムラが出ないようにしっかりと
製品染めを施して深い色合いに仕上げています。
インディゴは色落ちや移染がし易いイメージがありますが、逆に色落ちがしないように染め上げられている点もポイント。
九州という地域で物作りをしている職人が近くにいるからこそで、意思疎通と連携によって製品の完成度を高めています。
染物はどちらかと言えばクラフト感や手仕事などのイメージが強く押し出されがちですが、そういった事を良い意味で
感じさせない、プロダクトの冷たさを持った染め上がりになっていると思います。


レギュラーカラーの襟は大き目に設定。トップ釦を締めても窮屈にならないようにしています。
1枚で着た際の存在感が抜群で何かを重ねたりするよりも、シンプルにすっきりと着て頂くのがベストだと思います。
釦も生地の雰囲気に負けないように有田焼で作られた陶器の釦を組み合わせていて、釦自体もブランドのアイコンとして
大きな役割を果たしています。職人の手によって1つ1つ丁寧に作られて色付けされた釦は、ふと触れた瞬間だったり
何気なく目に留まった際に、ささやかですが気持ちがふわっと上がる気がします。


大胆に深く入ったスリットは、シャツに動きを与えて見た目の面白さを生み出しています。
インナーをちらりと覗かせるも良いですし、ゆったりとしたサイズ感を活かしてシャツの上からシャツを合わせるのも
SOWBOWのシャツであれば大いに在りだと思います。さらりとした生地なので、夏場の余程気温の高い日でなければ
着用が可能で、東北地方ならではの夕方に涼しい風が吹く日などはカーディガン替わりではないですが羽織物として
バッグに入れて持ち歩いておくのもお勧めです。


毎シーズン、着実に進化を続けているSOWBOWの物作り。
型数は多くないのですが選ぶ生地の面白さと独自の発想から生まれるパターンやシルエットは他では真似できない
オリジナルのエッセンスを強く感じていて、大きな刺激を受けているブランドの1つ。
沢山の人に向けてというよりも、どちらかと言えばマイノリティな洋服という認識でいますが袖を通すと伝わってくる
SOWBOWにしか出せない色というのか匂いであったりリズムがある洋服。
それは単純ではないことの面白さや、時間を掛けて自分のものにしていく感覚や小手先ではない着こなしの術を学べる
1枚になるとも思っています。ジャンルに囚われる事なく、自由な発想を持って着ていただきいです。
サイズも現在フルサイズで揃えていますので、ご自身のイメージに合わせて選んで頂ければ嬉しいです。


明日15日(土曜日)と16日(日曜日)の2日間、秋田県由利本荘市にあるみつばちさんで出張SHOPに
出掛けておりますので、店舗はお休みになりますのでお間違えの無いようにお願いいたします。
また17日(月曜日)はオープン時間を12時からとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

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