12月15日


J&S FRANKLIN EQUIPMENT  LIGHT WEIGHT DOWN SMOCK

color     BLACK

price     45000+tax

SIZE     S    /    M    /    L   

今シーズンのシーズンセレクトとして選んだインポートアイテムをご紹介致します。
J&S FRANKLINは1946年に創業。
ロンドンを拠点に軍需製品のマニファクチャーとして世界各国の政府や民間の警備、防衛関連の組織へ提供を続けています。
その他に軍用のシェルター・テント・キャンプ関連製品からユニフォームなどの衣類、各種装備品まで展開し
小さな家族経営で50年以上の間、モノづくりを続けています。

今回ご紹介する製品はイギリス軍が2000年代に実際に使用していたスモッグをアップデートしたモデル。
機能性とデザインに特化した1枚で、ダウンの膨らみがそこまでないのでインナーダウンとしても着用が可能で
使い方によって色々とアレンジが出来る事も人気の理由だと思っています。
オリジナルのプロダクトと一番の違いとして、中綿に使用されている化繊繊維を「J&S FRANKLIN」が
リプロダクトしたタイプは”650FP”のダウンに変更。よりナチュラルな温かみを感じて頂けるはずです。
インナーに張られているフリースを排除し、よりクオリティの高い日常着として来て頂けると思います。
カラーはあえてオリジナルと差別化をする事と、すっきりとした印象に見えるブラックを選びました。
普段、車移動が多い方でしたらこれ1枚で十分暖かいと思いますし、外に長時間出たり歩いたりする時には
風を通し難い身頃と袖周りがゆったりとしたコートと組み合わせて着るのもお勧めです。


フロントに走る4つの止水ジップがデザインとしてアクセントに映ります。
腕はラグランの仕様ですので可動域が広く、裏地は滑りの良い生地なのでインナーを気にせずに着用が可能。
お尻がすっぽりと隠れるくらいの着丈の長さがあり、微妙にアンバランスなカタチが軍物らしさを物語ます。
特に洋服好きな方にはグッとくる止水ジップや、恐らく使う事のない胸ポケットなど、ありふれた日常の中では
明らかなオーバースペック具合が心を躍らすのはないでしょうか・・・(笑)
洗練された洋服も良いなと思いますし、こういった不自然な洋服!?もどちらも同じくらい好きで、
気分で服装を変える事は多いですが、その中でもあまりに真面目に考え過ぎずに違和感を面白がる事で
見えてくることはあるなと思います。


表地は超高密度に織られた日本製のポリエステル100%を使用し日常生活の雨や雪くらいであれば問題ありません。
中綿はダウン80%・フェザー20%の割合で、ふんわりとした身体を包み込んでくれるような感覚は天然繊維ならでは。
今現在では化学繊維の進化が本当に素晴らしいと思いますが、天然素材の持ち味とはやはり別物と言えます。
その分の価格はどうしても高価にはなってしまいますが、長い目で見て着続けたいと思えたら損はしないはずです。


プルオーバータイプの洋服は、デザイン的にも被る事でしか出すことの出来ない絶妙な見え方と塩梅があると思っています。
そのデザイン的なプラスの反面で一番のネックになるのが着たり脱いだりがし難い点。
被ってしまえばほぼ完成するので逆に楽で良いのでは・・・と感じる時もあるのですが、普通に考えれば着脱の面倒臭さは
付きまとってしまう課題でもあります。今回のモノに関しては両サイドにジップが付くので、そのジップを緩める事で
脱ぎ着は圧倒的に楽になるのですが、着易い着難いには個人差があるので、デザインや攻略し甲斐のある洋服を着てみたいと
思う方に手に取っていただけたら嬉しいです。


フードは使わない場合には収納が可能。
袖口と裾にはマジックテープが付きますので、冷たい冬の風をシャットアウト出来ます。


今までは中綿入りの冬らしいアイテムを殆ど展開してきていなかったのですが、最近はあまり気にし過ぎず
自分でも良く着る機会が増えていて機能的にも優れているのは確かな事実。
素直に着てみたいと思うものに出逢えれば少しだけですがこれからも提案をし続けていきたいと考えています。
ある程度の洋服をお持ちの方には少し角度を変えて新鮮な表情に映ると思いますし、ベーシックな服装に不意に
こういった謎めいた服がぽんっと差し込まれることで面白い化学反応が起きたりもします。
サイズ展開は3サイズで着方としてはジャストではなく、ゆったりとしたイメージがプルオーバーには合うはずです。
Sサイズを女性がゆったりと着ているのも、かなり通かもしれませんが格好良いはずです。

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