7月4日


MITTAN   カディワイドシャツ(補強)

color    ベンガラ白

price    25000+TAX

SIZE     2 SOLD


昨日の30℃近くまで上がった気温とスカッと爽やかな晴天が嘘のように、
今日は朝からどんよりした雲が空一面を覆って、1日中シトシトと雨が降り続きそうな気配。
身体も心もじめっとした空気に重たくなりがちですが、そんな時は温かな飲み物を飲みながら
ゆっくり雨の音と過ごす。温度調節し易い服装で。そんな一日の過ごし方も良いかもしれませんね。

今日の様な不安定な気候の日に進んで手にしたくなるようなMITTANのシャツとパンツをご紹介したいと思います。
インドで手紬・手織りで作製されたカディコットンを用いたシャツは、ゆったりとした身頃と長めに設定された
着丈など、生地が肌に纏わり付きにくいパターンになっているので風が身体を心地良く抜けていく1枚。
前立て・袖口・裾にステッチを施して立体感と手仕事ならではの風合いの良さをプラス。
染色はベンガラ染めで、少しだけくすんだような白を表現しています。
何年か前にも一度展開をした事のあるモデルでしたが、月日が経って改めて見ると着こなしのイメージであったり
羽織物としての使い勝手の良さを改めて知るきっかけにもなりました。
個人的にはシャツの要素も含んでいますが、ネック周りの詰まり過ぎていないカットソーをインナーにして
カーディガンのような着方をするのも良いなと思っています。


全体的に落ち感のあるシルエットで、着用した感覚ではLサイズ~XLサイズ位の方までカバー出来る位の作りですが
着方としては、ジャストサイズではなくある程度の余裕を持って着る方が生地の雰囲気を活かせるように思います。
女性の方がゆったりと羽織るのもイメージ出来ますし、この手のシルエットには慣れがあるかもしれません。
フロントは小振りなシェル釦が5つ並び、裾の深いスリットで前と後ろで長さを変えているのでクラシックな
シャツの様に振れが大きく出る作りで、そのスリットのお陰でパンツポケットへのアクセスが容易になったりして
ディティールとしての面白さと機能性の2つの側面を感じて頂けたりするのではないでしょうか。


袖のカフスは釦などの装飾はなくカットソーのように筒状に仕上げています。殆ど見かける事のない作りで
ユーモアを感じますし、捲ったりするのにもストレスなく直ぐに馴染んで頂けると思います。
素材に使われているカディコットンですが、個人的にも大好きな素材の1つで同素材を用いたシャツを
色違いで2枚愛用中。
クラフト感を感じさせる不均一な表情と、ボディに用いられている素材もそうですが縫製している糸も綿糸を使って
シャツの完成度を高めている点もとてもマニアックな視点ですが、MITTANらしい拘りが随所に詰まっています。
製品染めをした際に、ポリエステルの混ざった糸ですと全てが染まり切らない部分も出てくるのですが
コットン100%の糸を用いる事によって全てが染まり切るのと同時に、統一感が生まれると思っています。


今日のように梅雨時期のじめっとした気候や室内で冷房の強い空間など、温度調整が難しい季節にカディコットンの
生地は柔らかい着心地と共に汗の吸収が良く蒸れにくいので、羽織にもなったりシャツとしても着れたりと
縁の下の力持ちではないですがワードローブにこういったアイテムがあると力強い味方になってくれるはずです。
ある程度お洋服の種類をお持ちの方などには、新鮮且つ興味がそそられる1枚になるのではないでしょうか。

MITTAN   大麻パンツ

color    

price    22000+TAX

SIZE     2 SOLD


夏の酷暑を乗り切る為に涼しさを追求して、昨シーズンからリリースをしている素材が大麻を用いた生地。
薄手ですが、とても強い繊維で涼しさに加えて生地のひんやりとした肌当たりも大きな特徴。
ウエストは総ゴム+ジャスト出来るので、ストレスの一切ない着心地のパンツに感じて頂けると思っています。
シルエットはお尻回りとワタリ幅はゆったりとして、裾にかけて極端にテーパードをさせて納まるの良いバランス。
モンペやたっつけを参考にして作製されていて、動きに耐えうる可動域をしっかりと確保した作りになっています。
※身長178CM ウエスト履きをして8分から9分丈位のレングスの長さに設定をされています。


選んだ色目は天然染料を用いた「藍」で、柔らかな色目のブルーと言った所でしょうか。
夏の装いをするのには最も汎用性の高い色目で、裾の綺麗なラインを活かして丈の長いワンピースなどを組み合わせて
穿くのにもお勧めです。rasikuに展開しているパンツの中では群を抜いて涼しい素材で、夏を少しでも快適に
汗をかいても速乾性があり、天然素材の持つクオリティの高さを実感して頂けると思います。


MITTANの洋服に袖を通すと、天然素材を中心として日本の四季の気候に無理なく寄り添っていけるような感覚があって
目まぐるしく移り変わりの激しいファッションという世界とは、良い意味で違った気付きや発見をさせてくれる
物作りでありブランドだと思っています。今日はご紹介も含めて上下でMITTANの組み合わせをしましたが
普段のお洋服に合わせるだけで良いハズシになる事もありますし、世界観をそのまま表現する必要はありません。
自分が心地良いと感じるスタイルや服装を探して、その中の選択肢として選んで頂ければ嬉しいです。

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