8月14日


ASEEDONCLOUD  HW wide trousers

color     Off White

price     24000+TAX

SIZE       XS    /    S    /    M    /    L

ASEEDONCLOUDが提案する普遍的なワークウェアライン”HANDWEKER”から、
ここ数シーズン継続してリリースされているHW wide trousers。
私達自身もこのパンツの着用率はとても高く、ワタリから裾にかけての太さに慣れるまでは多少の時間も
必要かもしれませんが、考え抜かれたパターンから生み出されるシルエットは唯一無二の存在と言えます。
今シーズンは、冬に色物のセーターに合わせて履く白のパンツが良いなと思い”備前壱号”を用いた生成をセレクト。
超高密度に織られた平織の生地は、一昔前には学生服に使用されていた背景などから、その強度は確かで
昨年の秋から自分でも着用している同モデルも、かなり穿き込んでいますが全くヘタレません。
風が殆ど抜けないので夏の時期は正直手が出難くくなってしまうのですが、これから秋そして冬に向けて
気温が低くなると厚みのある生地が徐々にフィットしていくのではないでしょうか。


フロントにタックを入れて、ウエストはギュッと絞ったパターンで作製。
パンツの後ろ側にバックルバッグを完備していますので、ベルトレスでも着用が可能。
お勧めの穿き方はしっかりとウエストでマークする事で、全体のバランスが整えられてルーズに見え過ぎずに
太さはあるのにも関わらず何処かすっきりとした印象を受けます。
サイズはXSから今まで展開の無かったLまでのフルサイズでご用意しました。
このパンツに限ってはウエストの納まりの良さを優先してサイズをお選び頂きたいと思っています。
洗っていくうちに裾の長さも多少の詰まりが生じるので、最初からきりっとした長さにカットしてしまうと
後々短すぎたという事にもなり得ますので、ある程度落ち着いたタイミングで長さ調整しても良いのかもしれません。


着用写真で穿いているのは、半年前に自分達用に購入をして時間が経過したもの。
表情が豊かな生地で、最初は固さがしっかりと残る生地ですが高密度の生地に見られるぬめりが出てきて
身体の動きに合わせて柔らかさがプラスされていきます。
育てる生地というと大袈裟かもしれませんが、デニムにような感覚で穿き込んで頂ける1本になるのではと。
ワークパンツに相応しいタフさと上品さも併せ持った、現代のワークウェアと解釈しても良さそうな
ASEEDONCLOUDが自信を持って提案をし続けているのも、シンプルに頷けてしまう素晴らしいファブリックです。


フロントポケット、バックポケットと共に容量の大きなモノの出し入れがし易い形状。
特にバックポケットはクライミングパンツの様な形状でディティールとしても面白さを感じて
いただけるのではと思います。
ポケットの入り口が広いので大き目のバンダナや手拭を入れても気にならないという所もいいです。
ワークウェアならではの実用性に優れたディティールは、実際にすべてを使うことは無くても、
不思議とそのデザインや佇まいを見ているだけで、格好いいなと思います。
実際に選んで下さった方が、こんな場面で着ています。こんなポケットの使い方をしています。と後々
伝えて下さったりすると、誰かにとってはその仕様があることで、とても役立ったり嬉しかったりする
デザインだという事がより実感出来て、喜びが何段階にも広がっていくようでちょっと感極まったりも。笑


前後で見るシルエットと、横から見た時の差も特徴的ではないでしょうか。
穿き始めは生地の硬さも加わって、かなりワイドな印象ではあるのですが穿いていくうちに
生地の張りは和らいで、見た目も肌当たりも滑らかなものになります。
また、横から見ると意外とラインはすっきりとしています。
タックが入る事での立体感は良いアクセントになり、そこまでの太さは感じさせずにコレクションブランド
ならではの複雑な洋服の縫製を可能にする背景も、このパンツを見ていると通ずる部分がある様に思います。


男性・女性問わずに人気の高い”HW wide trousers”は、太いパンツが苦手な方にも挑戦のし甲斐があると思いますし
パンツのシルエットが変わると、洋服全体のバランスが変わってきて今までともまた違う着こなしを楽しんで頂ける
1つのキッカケやにもなる可能性もありますし、ASEEDONCLOUDを代表するアイテムでもあると思っています。
それこそ今頃が穿き始めて、秋頃にカシミアの肌当たりの良いニットなどと着合わせたら自然体でゆったりとした
気持ちでその日1日を過ごせるのではないでしょうか・・・(笑)
そんな事を想像しながら、ちょっとずつ秋の装いの軸になるアイテムを少しずつ揃えてみるのも良いかもしれません。

PageTOP