8月20日


MITTAN   CT-14DC OCガラ紡コート

color     濃藍(別注色)

price     68000+TACM94X

SIZE      1    /    2    /   3


今日から27日まで開催するMITTANの展示・販売会。
一昨日と昨日で、店内を展示仕様へと模様替えしました。
今回の会期の時期を決める時、お盆を過ぎたあたり、少しでも涼しい環境でと思っていたのですが
まさかここまで気温が高くなるとは予想をしていませんでした・・・(笑)
試着するのにも気が引けるかもしれませんが、ここまでMITTANのラインナップをお見せする機会は
中々無いなと思いますので、気になるアイテムがありましたら店内ゆっくり見ていただき、一呼吸を置いて
ある程度涼んだ頃合いで袖を通していただければと思います。

イベントに合わせて届けてもらった、rasiku別注の新型OCガラ紡コートをご紹介させて頂きます。
MITTANが作るガラ紡という素材はコットンとシルクを掛け合わせて1本1本の糸が太くて表面に凹凸が出来て
趣のある表情が特徴的で、古い織機でゆっくりと織り上げらるので空気を多く含んだ生地に仕上がります。
シルクの特性が活かされていて温度調整がとてもし易く、且つ着心地も抜群。
今まで展開していたガラ紡のアイテムはジャケットでタイプが2種類(ロング・ショート)とありましたが
新型でリリースされたのはジャケットタイプよりも更にゆったりと幅を持たせて着丈の長さも伸ばしたコートタイプ。
自分自身でもショート・ロングと着ていて、更にゆったりとしたコートの様なバランスの1枚があれば良いなと
頭の中で想像をしていた所に・・・展示会で並んでいるのを見て袖を通して直ぐにオーダーを決めました。
着丈の長さが伸びた事で、インナーとの相性をより気にせずに着こなしが出来るようになりましたし
特に女性であればワンピースなどを合わせた際の納まりの良さをより実感して頂けると思っています。
ジャケットタイプと比べると着丈が約10CM程長く設定をされています。
※ガラ紡ロングジャケットsize4 着丈94CM  ガラ紡コート size3 着丈105CM

今回はカラー別注というカタチでオーダーをさせて頂いたのですが、手前にあるのが通常の「藍」の色目で
これはこれで明るめの色でとても好みなのですが、それよりも更に染めの回数を増やして奥に見える「濃藍」という
新しい色目を作って頂きました。
MITTANでランナップされている色目「藍」と「濃紺」との丁度中間くらいに当たるのでしょうか。
自然の光が当たると綺麗なブルーが際立ち、室内などに入ると紺にも見えるイメージ通りの仕上がりになりました。
柔らかさと強さの2つを持ち合わせた使い勝手も良く汎用性の高い色だと思っています。
本格的な冬コートまでの繋ぎの季節に、インナーを問わずに着れる羽織物は1枚ワードローブにあるだけで
安心感が全然違ってきますし、迷った時や困った時に着れる頼りになる存在になってくれるのではないかと。


デザインはMITTANならではの自然美と機能を兼ね備えたフロントなどに装飾の一切ない仕様。
今回の新作コートから同生地のベルトが付くようになりました。
歩いていたり動きを出すとフロントはどうしても開いてしまうので、紐を使って保温性を高めたり
着こなしのプラスαとして使用するのも良いのではないでしょうか。


肩線はなくラグランスリーブを採用し1枚仕立てでライニングなどは付きませんが、脱ぎ着する際にストレスを
感じたり摩擦によって引っ掛かりが出たりは一切ありません。
羽織物(コートやジャケット類)を選ぶ際に必ずチェックするディテールの1つで、毎日洗って洗濯をする
カットソーやシャツと違い、この手のコートは1シーズンに着る回数が圧倒的に増えるので、ぱっと手に取って
袖通りが良いか悪いかは、これから出掛けようというテンションにも繋がったりもしてとても重要。
何も考えずに気持ち良くスムーズに袖を通せて動きに制限の掛からない肩回りと袖の太さが欲しい所です。
私自身のライフスタイルの中では日常着の場面のほかに旅行や出張などにも着て行く機会が多いので、
移動中の車内、また屋内外を行き来する際に脱ぎ着のし易さと、温度調整のし易さを重視するのですが、
コットン×シルクが保つ温度は絶妙で、寒すぎず暑すぎ快適に気持ち良く過ごす事ができます。
更に言えば脱いだコートがブランケットの代わりになるのもポイントで、衣服としてだけではなく布としての
機能性もそういいった場面でより効果を実感して頂けるのではないかと思っています。


素材感としては中肉位で、実際に着る季節は9月末から12月初旬頃まででしょうか。
シャツや薄手のカットソーに羽織る所から始まって、シェットランドセーターや裏毛スウェット位の厚さのインナーで
あれば十分に対応出来る懐の深さもMITTANが作るガラ紡シリーズの人気の理由だと感じています。
カーディガン感覚で気負わずに着れるコートは、ぱりっとした仕立ての良いコートとは全く違う世界観の
着こなしも可能になりますし、オンとオフではないですが、行く場所や会う人によって使い分けが出来ると
洋服を着るのが更に楽しくなってくるはずです。
今回のイベントに合わせましてコートのタイプは他に黒と炭の2色。
ジャケットタイプのロングとショートも同様に見応えのあるラインナップになっておりますので
気温の暑さにまいってしまいますが、ぜひ先を想像して袖を通しながら違いを感じて頂ければと思っています。

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