4月15日

nisica    ダブルボタンカットソー

color     グレー

price     16500-(TAX IN)

SIZE     1    /    2    /    3    /    4

今日から朝の部活動がスタートしました。
3時台に起きて準備を済ませて外へ出るとキーンと張りつめた岩手らしい空気。それもそのはず気温は-1℃。
それでも少しずつ身体を動かし始めると汗がじわっと出る位まで温まり、心身ともにリフレッシュしました。
岩手県の県鳥でもあるキジの”ケーンケーン”という独特の鳴き声が四方八方から届くのも良いんです。
キジも、まさかこんなに朝早く人が来るとは思わずに、油断していたのではないでしょうか(笑)

今日はどんな服装で外へ出掛けようか・・・と最低気温と最高気温を見て10度以上ある気温差に頭を抱えつつ
とりあえず温度を調節出来る羽織物もしくはベストを一枚間に挟んで過ごしています。
nisicaではお馴染みのデザインのダブルブレスト風(実際はシングル仕立て)のカーディガン。
春夏は主にカットソー素材・秋冬はウールなどの暖かみのある素材を用いながら作られ続けているアイテム。
不思議なバランス感覚と愛嬌のある表情から、ブランドのアイコンとも言える存在ではないでしょうか。
今まではネイビーやブラックといったダークトーンの色目でセレクトしていましたが、グレーのパーカーを着る感覚で
羽織れるのではないかと思い、いつもとは違う色での展開をしました。
汎用性という部分においては、ダークトーンの色目とそこまで大差はないのではないかと思っています。

ダブルボタンカットソーの最も特徴的なディテールとして、アシンメトリーな位置に付いた5つの釦。
その横に2つ(フェイク)の釦が付きます。小さく設定された襟と左右に叩きつけられた大きなツールポケット。
1つ1つを切り取ってみると何となく纏まりが無さそうに感じるのですが、集約されると違和感から生まれる
心地好さがあって、それが着る人の個性を引き立ててくれるから不思議なものです。
良く店頭で聞かれるのはこれはカーディガンですか??とかカットソーとして着るのですか??と質問をされる事が
多いのですが、正直どちらにもなり得るので、言葉を濁しています。。
何シーズンか前に購入して頂いた方の傾向とパターンで言いますと、ウールは完全にカーディガンで羽織りとして
(素材の特性上として必然かもしれません)コットンタイプは何となく分かれる気がしています。
シャツの上からカーディガン感覚でばさっと羽織っている方も、Tシャツに長袖カットソーを重ねて着る様なイメージで
変幻自在なところも人気の理由ではないでしょうか。

肩はセットインスリーブ、袖口は筒袖で付属品は付かずのスッキリとしたバランスに。
生地は中肉の目の詰まった天竺素材。お洗濯の事や細かな部分をあれこれ気にせずにデイリーに着られるのが
nisicaらしい生地選びだと思いますし、癖のあるデザインが徐々に慣れてくる感覚が良かったりするのではないかと。
インナーにSAINT JAMESのOUESSANTを合わせてみましたが、窮屈な印象はなかったので中肉のカットソー位であれば
ストレスなく袖を通して頂けるはずです。首元の出方が写真だとイマイチに感じますのでボートネックと合わせる際には
釦を1つ外す方が余裕があって素敵かもしれません。
※身長178CM 体重62キロ 着用サイズ4

サイズ展開はいつも通りフルサイズで1・2・3・4の4サイズ。
レディースM メンズS~M M~L L~XL が大よその目安。
20代の頃にnisicaの洋服に出逢って袖を通し、30代前半で一度離れて30代中盤からお取引をさせて頂き
自分自身が40代を迎えて、今までとはまた違った角度で新しい着こなしが出来るようになっているのではないかと
勝手に手応えを感じ始めています。
洋服の面白い所は、体験した事や気分によって全然違う意識や感覚が出てくる所。そういう意味ではnisicaの洋服は
お店に現在並べているブランドの中では、昔から着用をしてきていて年齢を重ねても尚、魅了され続けています。
ふっと気を抜いた服装をしたい時に何かを埋めてくれるような存在、きちんと個性を引き立ててくれる所が
僕自身の歪に偏ったワードローブの隙間をカバーしてくれているのだと思います。
という事で季節があっちにいったりこっちにきたりな日々ですが、丁度良い羽織物をお探しの方に候補の1つとして
見て頂けると嬉しいですし、普通そうで普通ではない所に魅力を感じて頂きたいです。

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