7月24日

MAKU TEXTILES   APUS

color       インディゴ

price       60500(TAX IN)

SIZE       F SOLD

臨時休業をいただきましてすっかり曜日感覚もずれてしまってますが、昨日より通常営業しております。
お休みの間に熱を冷ますような雨も降り、そのお陰でほんの少しだけ息がし易くなったような気もします。
おかげさまで良いリフレッシュの時間を過ごすことができました。
世は4連休の真下、暑い中をお運びいただきありがとうございます。適度に外の空気を吸ってゆっくり吐いて
しばし喧騒から離れるなど、カラッとした心持ちで過ごしたいですね。

今季入荷したmaku textilesのお洋服のご紹介も、あと数着となってきました。
インドで作られた圧倒的な存在感を放つmakuの服は、やはり実際に生地に触れて気に入ってくださった方が
お選びになることが殆どなので、出来ればどれも袖を通してお選びいただきたいなと思いますし
全ては伝わらなくても、画面上で少しでも惚れ惚れする様な繊細さや、羽の様な軽やかさなどが
伝わって想像を掻き立てていただけたら嬉しいなと思います。

さり気ない立ち襟から、綺麗に流れるギャザーの波。
刺し子のようにステッチの入った別布を脇下にはぎ合わせたデザインがどこか印象的でもあり
胸元に小さく添えられた真鍮の釦は、鈍く静かに輝く一粒の星のようです。
ちなみにこの服の名前にもなっている”APUS”は、南天に輝く風鳥座を意味します。
南の島に住む極楽鳥を表す小さな星座は、日本からは見ることが出来ないようなのですが
静かな夜明けの色を映したかのような深く美しい藍で染められたジャムダニの生地を纏うことで
どうぞ南天の空のうつろぐ様子を、想像し楽しんでいただけたらなと思います。

素材はシルク50%コットン50%で構成された生地を藍で染め上げた深く艶やかな生地。
半袖だからという涼しさもあるのですが、それだけではなく肌に触れる生地の感触であったり
頭を通した際に感じるはずの重量がとにかく軽くて、まるで空気に触れているかのような感覚。
どれだけ暑くて汗をかいても、この生地だったら不快さはまったく無いのでは?と思います。
何を着ても暑く感じられる今。
あまり考えられなくなるのと、汗をかくのでとにかく気兼ねなく洗える服の出番が多いのが現実として
ありますが、だからこそここぞのタイミングでは自分の心が跳ねるような服に身を包むことで
身も心もシャキッと目覚めますし、パワーも漲る様な気がしています。

着丈に関しては約110cmとだいたい平均的な長さなので、160cm前後の身長の方でしたらワンピースで
着られるぐらいの丈感になります。インナーパンツやボトムとの組み合わせでも全く違和感はないので
ぜひボトム~シューズの流れで気分で雰囲気を変えて着こなしを楽しんでいただきたいです。
あまり何も考えずに着合わせした着用画像では、たまたまブルーのグラデーションになっていて
思いがけず良かったですし、個人的には何てことの無いスニーカーのバランスがとても気に入っています。
スペシャルな生地だけに価格はどうしても高価になってしまう訳ですが、洋服を着るという当たり前の行為が
機能的な側面以上の作用の部分にも繋がる、モノとしての価値観を震わせる一枚になるのは間違いありません。
格好良さ可愛らしさを兼ね備えた、インドの手仕事の力を夏の装いに加えてみては如何でしょうか。

PageTOP