11月13日

FilMelange   CHRISTOPH GL

color      light beige

price      66000-(TAX IN)

SIZE      1 SOLD

今朝はきりっと冷えました。
いよいよ家の中なのに吐く息が白くて、自分の鼻の冷たさに驚いて起きるという修行のような
日々の幕開けとなりそうです・・・。
気温が下がって家の庭の木々の葉もだいぶ落ちて、車もモミジの葉でデコレーションされています。
もう少し溜まったら落ち葉を搔き集めて、庭の畑にわんさか混ぜ込みます。良い土になりますように。

今日も昨日に続き寒さに震えているので、極上の肌当たりと温もりを感じられる服をお届けします。
FilMelangeのウールアイテム。今年は特に惚れ惚れするものが多くありました。
オーストラリア南部で育った質の良いラムウールを編みたてて作った生地を縮絨し、さらに表面に
毛玉加工を施すことで、ブランドの特徴を活かした天然繊維100%のフリースを作りました。
着心地は言わずもがな、とにかく柔軟で軽やかな素材と羽織った時のビジュアルの良さにも惹かれた一着。
素材やデザインなど、良いなと思いながらも色々な要因から今まではそこに手を伸ばすかどうかを
迷ったりしていたのですが、不思議とここ最近は変に頑なにならずに、自分達が感じる可愛いや
気持ちが良いを素直に選べるようになったような気もしています。
土地の特性も理解しつつ、視野はなるべく狭くならない様に。そんな気持ちで選びました。

ここ数年で普段の生活において私達自身が身に着けていたいと思える洋服の感覚は少しずつですが
変化をしてきたように思います。それは様々な経験であったり、人との出逢いなどによって価値観を変える様な
出来事が起こったりして生き方にも反映されてきたからこそで、気候や生活の変化の影響もあると思いますが
ファッションという側面は意識しながらも、純粋に気持ち良いと思える洋服や服装を重視するようになりました。
rasikuでセレクトしているブランドの中でも、素材への探求心と着心地を重視したブランドは間違いなく
FilMelangeではないかと思います。着るだけで気持ちと身体を委ねられる感覚は流石だなといつも感心
してしまいますし、デザインも偏り過ぎずに素材の持つ魅力を最大限に活かしたものが多くラインナップされています。

今季は首元がショールの役割を果たしてくれるガウンタイプのコートに目が留まりました。
保温性と着心地は言うまでもなく、シルエットもゆったりとしているのでストレスなく袖を通す事が出来ます。
本格的なコートも良いなと思う反面、きりっとし過ぎない柔軟性のあるものもやっぱり良いなと思っていて
この柔らかさに身体全体を包まれてしまうと、身も心も緩みっぱなしになるほどに気持ちの良い素材。
サイドに深くスリットを入れているので足さばきも良く、車移動が多い方でも余程でなければお勧め出来る1枚。

フロントは釦などの付属が付ないので、腰に付いた同素材のベルトで結んだりしながらバランスを取りながら
自分好みのスタイルに落とし込んで頂きたいです。色はナチュラルなベージュ系で明るいトーンを。
紺や黒のコートが必然的に出番が多くなる季節に、明るさを感じられるトーンは気分を変えるきっかけにもなりそうです。

シンプルなスウェットに一枚羽織っただけでも、じんわり優しい暖かさが身体を包みます。
デザインの微かにエレガントな雰囲気はワンピースやスカートスタイルにもとても合いますし
着心地は脱力系ですが、見た目はカジュアルになり過ぎないところへの落し所の良さは流石です。
冷えるとどうしても身体が硬くなってしまいますので、これからの季節こそ軽くて着易くてしなやかで、
そして最高の肌触りという言う事なしのCHRISTOPH。
無理なく気持ち良くウールを着たいという方にお勧めしたいです。

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