11月20日

SUNSHINE+CLOUD   COZY CREW

color     O.WHITE

price     8800-(TAX IN)

SIZE     M    /    L    /    XL SOLD

SUNSHINE+CLOUDでなければ、この質感と色目は成立しないのではないかと思わさせるクルーネックのスウェット。
凄く素材感が抜群という訳でもなく、かと言って安価なスウェットとも違う、着古した古着のようなニュアンスを
含みながら落とし込まれた絶妙なバランスとセンス。価格が高いから良い物、安価だから駄目なものという一元的な
固定概念やブランドネームのタグやロゴに頼らずに、自分自身の持つ洋服に対するアプローチの仕方やコーディネートに
よって奥行きのある着こなしを楽しむ事をお約束出来る”COZY CREW”
ブランドの中では隠れ名品の様な立ち位置かなと理解しています。
セレクトする其々のオーナーさんによって提案するサイズや見え方、着こなしが様々。因みにrasikuはゆったり推奨。
とても愉快な空気を放っている印象を持っています。僕は普通のチノパンかワイドなデニムに組み合わせて
足元はコンバースで直球な着こなしか、革靴で少し変化をつけるのが好み。
裏起毛で保温性の高い素材感なので、休日に銭湯もしくは温泉に行ったり、目的のランチ目がけてやや遠出して
その後に産直巡りをする時などに、リラックスした日常を過ごすのにとても重宝しています。

スキのない服装もそれはそれで格好良いなと憧れる部分を持ちつつも、現在のライフスタイルを考えるとそういう場面が
圧倒的に少なく、日常着らしい日常着がセレクトをする中心になってしまう訳ですが、そんな中でもクルーネックの
スウェットは僕自身のユニフォーム化しているアイテム。
乾燥機に何時間入れたんだろう・・・と思う位にコットンのウェットなタッチを全て奪い去ったかのような質感は
日本製ではなかなか出す事の出来ない、良い意味で大雑把さや文化の違いがあるからこそのクオリティ。
MADE IN USAに対して昔ほどの執着は無くなったものの、それでもまだ洋服屋の悪い癖は抜けきらずに気になって
しまうのは、きっと私だけではないはず。洋服との距離感というのか、人に見られることばかりに重きを置き過ぎず
自分自身が心地良いと感じるサイズ感や色の合わせなどを重視する方には、このスウェットの面白味となかなか
出会わないタッチというのが伝わるのではないでしょうか。
高騰しているヴィンテージとカテゴライズされるスウェット市場とは別に、価格も据え置きで安定的な供給を
し続けて下さるメーカーの方の努力も感心してしまいます。

お店の中には様々なブランドからリリースされるスウェットをセレクトしていますが、其々に得意な部分があって
先日のBLOGでも書きましたが、リンゴという大きな1つのカテゴリーの中に品種や特徴があってというのと同じで
スウェットと一言で言っても、糸の質や使う機械によって全く違う表情を見せてくれます。
COZY CREWはこの安価そうなタッチと色目。これは他には真似できない武器だと思っています。
アンニュイな色目はブランドが得意とする分野で、且つアメリカ製という今ではなかなかお目にかかれない背景を
持っています。個人的に好きなディテールは袖口と裾の処理の仕方。普通は別パーツでリブを組んで組み立てるのが
一般的。ただ折り返してミシンで叩くというシンプル過ぎる作りが逆にテンションの無いスムーズな着心地を生み出し
見た目もスウェット過ぎないというのもポイントかもしれません。

color     M.GRAY

SIZE     M    /    L    /    XL SOLD

color     F.BLUE

SIZE     M    /    L    /    XL SOLD

color     MOSS

SIZE     M    /    L    /    XL

サイズ感は、アメリカ製なので大きそうな雰囲気がありますがそこまで大きいという印象はありません。
僕が着ているサイズでXL。大き過ぎず・小さ過ぎずに丁度良いかなと。
女性がゆったりとしたサイズで着るのもお勧めで、袖丈が長い場合は簡単なお直しで出来ますので
ご自身に合うバランスを見つけて頂ければ嬉しいです。

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