2月7日

FilMelange   BL-ACE

color      BLEACH

price       36300-(TAX IN)

SIZE      32    /    34    /    36

各地の大雪の大変さを見てしまうと、寒い寒いばかり言っていられない思うのですが・・・
あくびをした猫の口元からも白い息が出てかわいいと思うと同時に、この光景は-7℃以下だなと確信。
廊下はほぼ氷の上にいるかのような冷たさで、室内にいるのに足先の感覚が全く無くなる。
起床してから1時間の間に、寒いと6回は言って心が2回程折れました。。。
古い家なので仕方ないな、あと2週間我慢すればと思えば何とかギリギリやっていけそうです。

FilMelangeからここ数シーズン続けて提案しているデニムが届きました。
そしてブリーチをかけて春らしい着こなしが楽しめる新色も登場し、もうこれを見ているだけで心がウキウキと
小躍りをしてしまいたくなるのは私だけでしょうか。
ちょっと前まではデニムは自分で色落ちさせてなんぼだ!!と固定概念で覆いつくされていた時期を経ながらも
この色まで穿こうと思うと、きっと最低でも5年くらいはかかるし、生地も薄くなって膝も出たりするはずなので
今は逆に、新品で色落ちした状態でデニムと付き合えるのは素晴らしいなと思っています。

ブリーチ加工を施す事で、レングスの長さがワンウォッシュと比べると4CM位短くなっています。
身長178CM 着用サイズ34で、短すぎず・長過ぎず僕の為に作ったのではと勘違いする位丁度良い丈感。
加工系デニムの一番の悩みは裾口のヘムを長いからと言ってシンプルに切ってしまうと、折角加工で出たあたりが
出ているのに無くなってしまう事。ヘムの加工部分が在るとの無いのでは、大きく見え方が変わる可能性が高いので
お直しする場合に移植などの方法も選択肢にいれながら、気持ち良く穿ける方法を考えて行ければと思っています。

色の残り方は3割位でしょうか。
アイスブルーに近い色目で、立体的な加工を施すのではなく平坦な色落ち。
これ位の方がわざとらしくなく、服装にも合わせやすいかなと思っています。

素材はブランドのモノ作りを象徴するようなオーガニックコットンを贅沢に使用。
その中に超長綿と呼ばれる繊維の長いものを混ぜ合わせて、古き良き時代のヴィンテージデニムに負けない
雰囲気を再現。それなりに厚みがあって高密度に織られている生地なので真夏は正直厳しいですが、
それ以外の3シーズン通して活躍する1本になると思います。
僕自身もワンウォッシュタイプを絶賛愛用中ですが、ずしっとした安心感のある穿き心地と深く染められた
ブルーの色落ちを楽しみながらと言いつつも、相当色が濃く入っているので全然色落ちがしませんが。。。(笑)
アイスブルーになる位まで穿き込んでみたいなと想像を掻き立てられました。
デニムの穿き込みが苦手な方も結構いらっしゃると思いますので、そんな方には断然ブリーチタイプお勧めです。

FilMelange   ACE

color      BLUE

price       33000-(TAX IN)

SIZE      32    /    34    /    36

もう1色は継続で展開しているワンウォッシュタイプ。
見ているだけでもブルーの深い色味が分かるFilMelangeのモノ作りに対する妥協ない姿勢が伺えるデニム。
白いスニーカー合わせてしまうと、摩擦で確実に色移りしますので気になる方は安定するまで控えた方が良いです。
それでも白のスニーカーは抜群の相性なので、色移りしても気にしないスニーカーを作るというのがベストかなと
思ってしまいます。

アメリカ軍のデニムトラウザーをベースに、ポケットの形状などを現代風にアレンジ。
ウエストには釦が1つとフラップが付きますのでサイズの微調整が可能。
ベルトをせずに着用も出来る点も個人的には好みだったりします。

FilMelangeはカットソーを中心としたモノ作りをするブランドですが、ニットや布帛のアイテムも変わらない熱量で
クオリティの高いアイテムを常に提案し続けています。デザイナーを中心に古いものを知り尽くしているだけに
当時をそのまま再現するのではなく、現代の風を感じて擦り合わせながらファッションという目線を織り交ぜ
日常着として最高峰のクオリティを存分に味わっていただけるプロダクトではないでしょうか。
新色のブリーチ加工、ワンウォッシュ、どちらも同じくらいにお勧めです。

PageTOP