定休日のお知らせ

明日25日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

5月24日

MITTAN    SH-63 大麻ワイドシャツ高密度

color      墨黒

price       28600-(TAX IN)

SIZE      2    /    3  SOLD

MITTAN    SH-63B 大麻ワイドシャツ高密度

color      ベンガラ白

price       35200-(TAX IN)

SIZE      2    /    3  SOLD

ここ数日は太陽光で自然と目が覚めて、今朝はより夏の様な日差しと匂いを感じました。
最高気温も24度までいくともう感覚は夏ですし、明日はもっと上がって夏日になりそうな予報。
明日の定休日はいい加減に冬物を仕舞うのと、車のスタッドレスタイヤの履き替えもそろそろ。。
いつ暑さがきても対応出来るように、身の回りも夏仕様に整えていきたいと思います。

夏の装いとなると僕自身が真っ先に思い浮かべるのがMITTANが提案する大麻素材。
湿度の高い日本の気候に合う様に風の抜けがとにかく抜群で、プラスして生地の強さも加わった理想的な素材。
色バリエーションも豊富にあるので、気分によって化学染料・天然染料と使い分けながらお店に並べています。
ワイドシャツ自体は以前にカディコットンでセレクトした記憶がありますが、大麻高密度に置き換える事で
より清涼感と着用した時の印象にメリハリが生まれると思います。

色展開は化学染料の墨黒とベンガラ染めした白との2色セレクト。
サイズは2と3と2サイズ展開で、メンズのMとL位と思っていただけるとイメージがし易いかと。
ぴたっと着てしまうと、風が抜ける気持ち良さが半減してしまいますので
ある程度身体と生地との間に空間が出るサイズを選ぶ方が、きっとシャツの良さを活かせると思います。

井出達はスリーピングシャツにも似たような、何処か抜け感のある表情が特徴的な1枚。
首元のクルーネックも、しっかりと詰まったというよりも、ややワイドに開いた印象を持ちます。
前丈と後ろ丈で長さに大きく差を付けて、スリットを深くいれる事でパンツポケットへのアクセスがし易く
ちょっとした部分に、気の利いたデザイン性のあるシャツだという印象を持たせてくれます。

大麻の生地に関しては洗い込んでいく事でより風合いがふっくらとした質感に経年変化をして、肌当たりの気持ち良さが
時間の経過と共により広がりを見せてくれると思います。羽織物として冷房の強い部屋や夜に外へ出るという時にも
さっと手に取ってという気軽さも、ワイドシャツの持つ着こなしの幅かもしれません。
ベンガラ染の白は大麻高密度になると、生地にも厚みが出るので透けるのが苦手で白は着ないという方にも
選択肢に入るくらいに良い塩梅に仕上がっていると思います。

MITTAN    PT-09 竹パンツ

color      墨黒

price       19800-(TAX IN)

SIZE      2    /    3  SOLD

color      濃紺

price       19800-(TAX IN)

SIZE      2    /    3  SOLD

竹パンツは何度もBLOGでご紹介をしてきました、お尻周りからワタリにかけてのボリュームと
竹の節の様な切り替えしのデザインが特徴的なテーパードシルエットのパンツ。
裾にかけてきゅっと細く設定された裾口とのギャップが面白く、サイズ展開が2サイズに広がった事で全体のバランスを
好みなシルエットで選択出来るようになった点も穿きやすさに繋がっているように感じています。
素材は竹55%・綿45%を掛けわせていて、大麻よりも涼しさは劣りますが、それでも夏に穿くパンツとしては
涼しさを担保してくれていますし、お洗濯にも強いのも嬉しい限りです。

色は化学染料で2色、濃紺と墨黒を選びました。
どちらも甲乙つけ難い万能さがあり春夏主力のパンツとしてもお勧め。
身長178CM size3を穿いて9分丈位のレングスイメージでしょうか。
これ以上短くなると、案外着合わせが難しく感じる場合があるので参考にして頂ければ幸いです。

サルエルともんぺをデザインソースにした竹パンツのシルエットはやや独創的。
夏になると服装は開放的になりますし、服が簡単になる分独創的なシルエットなどに目がいきます。
あとはそういったことが全く気にならなくなるくらい、正直暑い・・・という気持ちが上回ります。
と僕自身は思っていますし、気温が高くなるとより快適な方にベクトルが大きく傾くはず。です。
身体と生地との空間が大きければ大きいほどに涼しさは確保されますので、一度思い切って涼しいボトムを
体感して頂けると、夏の装いの基準が変わる1つのきっかけになるのかもしれません。

MITTANの提案する夏を意識した素材とシルエットは、僕が理想とする涼しさと強さの2つを持ち合わせていて
実は昔ながらの知恵を現代に置き換えた、理に適ったプロダクト。
製品だけを見れば何処かオリエンタルな雰囲気もあって難しそうに感じる方もいらっしゃるのかなと思っています。
実際に店頭で接客をしていても、そんな空気は薄々感じる瞬間があって、それは正直好みがあるので仕方のない事。
ただ夏を快適に気持ち良く過ごすことを考えるとMITTANの提案するファブリックは素晴らしいものがあります。
全身同じブランドで固める必要性は全くありませんし、いつもの服装にちょっと毛色の違うものをプラスした時の
化学反応の様な面白さも含み、何かに偏り過ぎずにフラットな感覚でモノを見てみると自分が想像していなかった
感覚に出逢えるかもしれません。明日は暑くなりそうなので、水分補給を忘れずにお過ごしくださいね。

5月23日

JUJUDHAU   BOX LONG DRESS

color      LINEN COTTON WHITE

price       33000-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

color      LINEN COTTON BLACK

price       33000-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

暑すぎず寒すぎず、気温が20℃前後の晴れの日は体調もすこぶる良いですー。
最低気温も二桁だと強張りもなくなり、服を選ぶのにもそこまで悩まないというのもさらに良い!
朝から洗濯物もじゃんじゃん干して、掃除もして体がよく動きました。
何度もしつこいくらい言ってしまいますが、この気候が1日でも長く続くと嬉しいですね。


JUJUDHAUの今シーズンオーダーした、リネン素材のチェック柄(二種)が動きがとても早いのですが
色が良かったのか、それとも柄物気分だったのか・・・その理由ははっきりとは分かりませんが
何にせよお試しになった際に、ウキウキと明るい表情で喜んでいただけるのは嬉しいことです。
シーズンで展開される生地はどうしてもその年限りものが多く継続して並ぶことがほぼ無いのですが、
リネン50%・コットン50%の白と黒の生地は、JUJUDHAUがオリジナルで作製しているため
毎年変わらずに展開されています。
今回の春夏アイテムはどちらかと言えばシーズン素材よりもこのオリジナルファブリックで選んだものの方が
多いのですが、それは単純に夏になるとこの生地の服の出番が増え大変重宝しているからという理由です。
リネン100%よりも、微かにしっとり感があって着ていった後の風合いがくたっとなり過ぎないのも良いのです。
同じ生地でも型が違うものをその時々でセレクトしていますので、ぜひ試してみていただけたらと思います。

まず一つ目にご紹介する”BOX LONG DRESS”
こちらは実は昨年も同じ生地で選びました。首の後ろで留めるボタンとキュッと詰まったクルーネック。
長袖なので夏前の比較的早い時期から着用機会もあり、切り替えの位置とそこにさり気なく在るポケットなど
シンプルですがちょっと目に留まるポイントがあるところと、着丈の長さとシルエットが好みです。
何かが特筆している訳では無いのですが、着た瞬間に気持ちが落ち着くようなほっとする気楽さがあって
同じデザインで素材違いで何着かあっても良いな〜と思ってしまうぐらい、気がつくとすぐ着てしまうワンピース。。。

肩周りや身頃はゆとりがあって、頭からバサッと被ると身体と生地の間には適度な距離感が。
とは言えギャザーやタックが入ったワンピースとも違って、広がりも大袈裟ではなく裾にかけてのラインも自然で
色が黒になるとよりすっきりとキレイな印象で着ていただけると思います。
袖に関しては身頃の広さと比べるとやや細いようにも感じますが、薄手のインナーを中に一枚挟めるぐらいには
多少の余裕はあると思っていただいて、基本は夏場にタンクトップ一枚の上に着るのが肌あたりも良くて涼しくて
とても気持ちがいいので、潔くそのまま被るがおすすめです。

首裏のボタンは小さくて、ループで留める仕様はちょっとだけ慣れが必要なのですが、他全体が覆われている分
釦の下のさり気ない隙間から肌が見えたり、インナーの色が見えたりするところもポイントになっています。
お色に関しては正直合わせ易さに関しては五分五分と言って間違いないと思いますし、真っ白にも真っ黒にも
どちらにも慣れない方もいらっしゃいますし、着丈の長いワンピースが着慣れないという方も。
そういうちょっとした慣れなさに対しても、JUJUDHAUの服だと不思議とすっと受け入れてしまえる様な
そんな懐の広さというか、馴染み易さも魅力なので物は試しと思って挑戦していただけたら嬉しいです。

JUJUDHAU   DAIKEI DRESS

color      LINEN COTTON BLACK

price       35200-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

color      LINEN COTTON WHITE

price       35200-(TAX IN)

SIZE      F SOLD

もう一型ご紹介するのは新しくリリースされた”DAIKEI DRESS”
襟型もややスクエア型の前開きワンピース。裾に向かってゆるやかな広がりがあって着丈が短く
同素材で同色ですと、一見似た様な印象ももちろん無くはないのですが、着てみると当然違います。
肩幅や身幅、袖幅もゆるやかなシルエットで、BOX LONG DRESSがストンと縦長のイメージだとすると
DAIKEI DRESSは名前の通り台形型・・・になんとなく見えるでしょうか。(笑)
どちらもボリュームが控え目で、適度にふわりとはしますがそこまで広がったり膨らんだりしないので
特にDAIKEI DRESSの方は、パンツと合わせてカジュアルにカラッと爽やかに着ていただけるデザインです。

JUJUDHAUのこの生地の前開きのワンピースやブラウスが、特に真夏に大活躍します。
ノースリーブやTシャツ一枚だとちょっとという場合や、室内の冷房が効きすぎた部屋など
暑いけど露出は苦手だったり、温度調節が必要な場所で過ごす場合の羽織としても万能なんです。
生地自体とにかく風抜けが良くて、汗をかいてもしっとりはしますが、僅かにハリ感が残って
肌に纏わりつかずに快適に過ごせます。そして洗濯をして干せば、半日ぐらいで乾く速乾性も魅力。
着れば着るほどに生地の硬さと柔らかさのバランスが良くなって、その質感が手放せなくなるほど。
そのくらい生地が馴染んでくると、また着た際のシルエットも変わってきたりもして、
より裾に向かってのドレープも綺麗に現れるのではないかなと想像します。

小柄な方から背の高い方まで、骨格しっかりでも細身でもどういう訳か身体に沿って馴染んでしまう。
包容力なのか絶妙なパターンワークなのか、長らく提案していますがこの不思議さがずっと面白くて
ゆったりなものが多いかと思えば、肩や袖が細身な方にジャストフィットなワンサイズもあったりで
その安定しなさというか、きちっとしすぎていない部分が私たちにとってはとても大事だったりもします。
BLOGではお客様がちゃんとイメージが出来るような説明をして、お選びいただきたいと思うのですが
この何とも不思議な空気感を持つ服の面白さを、店頭でのご試着タイムで共有したいという気持ちも強く
まだ他にも届いているものがありますので、ぜひ直接見て着ていただけたら嬉しいです。

5月22日

STUFF   bucket tote No.1     /     bucket tote no.2

color    dark navy

price    19800-(TAX IN)          24200-(TAX IN)

SIZE    28×32×18             36×40×20 SOLD

STYLE CRAFTが提案する革とは違う切り口と視点で作製されている”STUFF”のバッグシリーズ。
1つの”袋”をテーマに、素材やデザインを少しずつ変化をさせつつ定番になり得る使い勝手とデザイン性を両立した
日常生活により適し、それでもSTYLE CRAFTの持つ普遍的なニュアンスはしっかりと踏襲したバッグ。
キャンバス・ナイロンとリリースされて、今季は新しい素材が加わりました。
素材にスーピマのコットン×リネンを用いて、夏のうだるような暑さに対し軽さと、一切毛羽のないさらりとした質感で
バッグを持って出掛けようという気持ちにさせられる軽快な素材感が特徴。
デザインは立体的な構造を得意とするバケツ型、蓋が無駄の無い自然美で閉じる様に設計された独自のバランス感覚と
シンプルながらも実際に実物を見てしまうと残像に残る様な、完成度の高さに目を奪われるバッグです。

サイズは3サイズでご用意していますが、一番大きいサイズはまた後日にご紹介します。
今日は一番小さいサイズと真ん中の大きさ。
真ん中でも底のマチが広く設定されているので、それなりの容量が入ります。
A4ファイルが奇麗に納まる位と思って頂ければイメージが湧きやすいかもしれません。
何気ない普段使いというのであれば、小さ過ぎず大き過ぎずで真ん中のサイズがベストに思います。
肩にかけても窮屈さはありませんし、これから服装がより軽くなった際にバッグでバランスを保つのも
夏の服装としてお勧めしたいスタイルでもあります。

中に入る荷物が少なければ、底のマチがもう少し潰れてすっきとしたバランスで持つ事が可能。
内側には吊りポケットが1つ付き、折り畳んでバッグの中に忍ばせて旅先や出張先で使うのも良いかもしれません。
STUFFのナイロンシリーズは個人的にも数年前から愛用していますが、バッグ自体の軽さ、見た目の印象も同様に
軽快な空気感というのは、年齢を重ねる毎に惹かれてしまう要素になっています。
今回選んだコットン×リネンもそういった理由が大きく、プラスで天然素材というのも肌の露出が広くなる季節だからこそ
肌当たりの面でもプラスに働くのではないでしょうか。

STUFF   bucket tote No.1     /     bucket tote no.2

color    white

price    19800-(TAX IN)          24200-(TAX IN)

SIZE    28×32×18             36×40×20 SOLD

白は当然ながら汚れが目立つ色ではあるのですが、多少の汚れもまた1つの完成形として捉えて頂けると
勇気が湧いてくるカラー。使っている方は気になっていたとしても、傍から見ると案外誰も気にしていなかったり
することが殆どなので、思い切りと大胆さがあると白に対する抵抗は少しずつ和らいでくると思っています。

必要最低限の手荷物を入れるのにベストな大きさ。
小さいサイズ感になると、持った時の印象ががらりと変わるのがバッグの面白さでもあります。

日常使いに適した素材選び、使う人との適度な距離感を保ちながらレザーとは違うアプローチ方法でも
高揚感を感じさせてくれるのは、デザインの妙があるからこそ。
レザーは興味があるけれど手が出せないという方もいらっしゃると思いますので、STUFFのアイテムから
試してみるというのも、ステップアップではないですが1つの方法として面白いかもしれません。
一番大きいサイズはまた後日に改めてご紹介させて頂きます。

5月21日

SOWBOW    蒼氓シャツG

color       DK INDIGO

price        28600-(TAX IN)

SIZE       2    /    3 

ここ数日の快適な気候と中津川沿いの草刈りがされたお陰で、川沿いの遊歩道をただただ歩くだけでも
心地良くて、こんな幸せな時間が少でも長く続きますようにと願わずにはいられませんでした。
ついこの間まで灯油を買っていて、もう間もなく5月も終わろうとしているとなると、相当気が早いですが
既に次の季節が近づいているようにも思えて、だからこそこの気持ち良さが格別なのは間違いありません。

SOWBOWから新しいシャツのデザインが登場しました。
パッと見た感じでは今までと変わらないのでは・・・と思われそうな雰囲気なのですが、細かな部分で初めて
取り入れているディテールが幾つかあります。
襟型に用いられているレギュラーカラーはシャツBというカタチで採用しているのですが、このシャツGは
ブランドとしては初めて台襟付きのカラーで、さらに前立てもプラス。左胸にポケットも付きます。
逆に言うと今までは付いていなかったというのも、珍しいと言えば珍しいかなと。
ディテールだけを切り取ってみるとレギュラーカラーのシャツですが、サイズ感・テールの長さなど
ブランドの特性をプラスした作りで、取り入れ易そうで少し捻りを加えたシャツと言った印象を持ちます。
今まで展開したシャツの中では一番ゆったりとした設定で現時点ではサイズ2・3の2サイズのみ。
僕が小さい方のサイズ2を着ても余裕を持って着られることを考えると、サイズ3は普通に考えればXLよりも
ややゆったりとした、それなりの大きさに・・・というのが何となくイメージ出来るのではないでしょうか。

襟は前述でも書いたようにレギュラーカラーで、シャツ全体のバランスに合わせてしっかりとした大きさ。
トップ釦を閉めて着れるように首周りは設定されていて、台襟が付く事で今までよりも高さがある襟元に感じられます。
釦の位置を全体的に上目に振る事で、テールの揺らぎが出るのもSOWBOWのシャツの特徴。
ブランドコンセプトにある”着流し”という独特な表現にマッチするようなディテールに思います。

素材は定番でリリースされているコットン88%×シルク12%を掛け合わせた光沢があって肌当たり抜群の生地。
真夏にいくまでの繋ぎ役として、蒸れにくく、そして染色によるブルーの透明感がプラス@となって
ついつい手にとってしまいたくなる理由にも繋がります。
ゆったりとしたシルエットを活かした着方、例えばTシャツにカーディガンの様な役割で羽織りものとしても
一役買ってくれそうな、そんなシャツに仕上がっています。

季節が完全に切り替わってしまえば、服装というのは深く考えずに着ることが出来るのですが
朝・日中・夕方~夜の3つの温度変化に対応するとなると、素材・袖の長さなど考える要素が幾つかあります。
僕自身もここ数日はカーディガンを必ずバッグに忍ばせて、夕方になると羽織ったり脱いだりしながら
ベストな温度に調整する毎日。今日の盛岡は羽織りモノは必要無さそうですが、これからの季節
特に梅雨時期を考えると半袖もしくは七分袖にプラス何か・・・というのは絶対条件。
SOWBOWのコットン×シルクのシャツは、その隙間を埋めてくれるのにとても優秀だと毎シーズン実感していますし
インディゴ染色にしか出せない魅力的な色目に関しても、差別化出来るポイントだと思います。

SOWBOW    蒼氓イージーパンツ(WIDE)

color       BLACK(YUZURIHA)

price        26400-(TAX IN)

SIZE       F SOLD

color       CHAMBRAY

price        24200-(TAX IN)

SIZE       F SOLD

SOWBOWのアイコン的な存在になりつつあるワイドシルエットのイージーパンツ。
今回ご紹介するのはこれから真夏にかけて、風がしっかりと抜けてジメジメとする気候にも対応出来る素材をと
思って選んだ”YUZURIHA”と”CHAMBRAY”
“YUZURIHA”は何度か登場している素材(半纏の表地にも採用)されている筑後地方で織られている生地。
普通に何も意識せずに見ると当たり前に黒なのですが、太陽光に当ててみると立体的に織られている部分の糸が
紺色という事実をデザイナーの藤田さんに言われて、はっとなりました。。。
コットン100%のジャガード織りで、仁平などにも使われそうな夏の生地感。
透ける感じも全くありませんので安心して着用出来ると思います。

着用しているのはコットン100%のシャンブレー素材。
今シーズンから新たに取り組んでいる九州以外の生地を取り入れながら、SOWBOWの新しいカタチを模索しつつ
どちらも同じ温度でモノ作りをするという試みのシリーズ。
勝手なイメージかもしれませんがアメカジライクな素材を、SOWBOWの持つ”和”の空気を纏わせることで
今までの直球なニュアンスとは異なる、ミックスされた面白味が生まれているのではないかと。
この辺の生地感となると取り入れやすいという方が断然増えそうですし、夏はお洒落よりも気持ち良く過ごす為の
服装という考え方の比重が圧倒的に高くなるのは必然として、素材とシルエットどちらも良い塩梅に納まっていると
個人的にはそう感じています。目の前にあったらぱっと穿いてしまいそうな、そんな印象を持っています。

あまりに固執し過ぎて変に動けなくよりも、ある程度柔軟に対応しながら自分達の表現方法を模索し続けるというのは
長く継続していく中では、どんな事にも共通する要素。
新しいシャツのデザインにしても、シャンブレーの生地も、ブランドの新しい引き出しとして、これからゆっくりと
定着していくような気がしますし、其々に違う感性を持つ二人の切り口でブランドの違う魅力を出し続けてくれる
のではないかと、勝手に期待を膨らませているSOWBOWの服をぜひお見逃しなく。

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