7月7日

FilMelange   KEVIN

color      black navy

price      17600-(TAX IN)

SIZE      4    /    5  SOLD

昨日の定休日は変わらずに早朝から活動をスタート。
5時を少し過ぎたあたりで急にキジが一斉に変な鳴き声で呼応したのですが、地震が起きたんですね。
人間は全く気付かなかったのですが、後になってニュースで知り、あのキジの鳴き声の意味を理解しました。
あまりに暑くて何回シャワーを浴びて、何度洗濯機を回したのか忘れる位に、汗をかいたり涼んだりを繰り返し
夜の九時になると充電が完全に切れたかのように、布団に横たわり目を閉じ、気付くと朝になっていました。
先週末に由利本荘へ出張へ行った2日間で、北東北も完全に夏へと季節が変わっていましたね。
もう完全に夏モードへ切り替えて商品をご紹介していきたいと思います。

カットソーと言えばお店をオープンから変わらずにFilmelangeのアイテムをお勧めしてきました。
定番素材とシーズン素材、どちらも甲乙つけ難いモノが多くランナップされる中で、今シーズンは久しぶりに
鹿の子素材を用いた、襟無しのクルーネックTシャツ”KEVIN”をセレクトしました。
昨年から気になっていたデザインだったのですが、踏ん切りが付かずに今季もあればやってみたいなと思っていた中で
色展開のみを変えてリリースされていて一安心。
僕自身が今まで鹿の子素材の代名詞と呼べるポロシャツを着たことがない為、自信を持ってお勧め出来ないなと
感じていたのですが、クルーネックとなるとライフスタイルに比較的溶け込み易く素材ならではの爽やかさがプラス。
Tシャツという括りであるのは間違いないのですが、所謂のと比較すると上品な空気が纏えるのが特徴的。
素肌に直接1枚で着て頂くと、鹿の子の凹凸ならではの涼しさ、素材の心地好さ直に感じて頂けるはずです。

素材は良質なオーガニックコットンを集め紡績、ブランド独自に生み出した糸を贅沢に使用。
あえて凹凸を目立たせる為に横編み機(ニットの性質)を使うことで、表情豊かな鹿の子素材に仕上げています。
糸を2本撚りにすることにより、どっしりとした安定感のある素材ながらも、風がしっかりと抜けていく感覚を
持って頂けると思います。

鹿の子のTシャツは選択肢としての幅を持たせる意味で面白い存在になるのではないかと。
軍パンや色落ちしたジーンズなどを特に古着全般を好んで穿かれている方に、ラフになり過ぎない役割として
トップスにキレイな生地感を組み合わせる。全体のバランスが一方向へ偏り過ぎずに、何となくな感覚や見た目で
納まり良い気がするのは私だけでしょうか。。(笑)
素材をイメージしながらコーディネートするのは簡単ではないですが、そういった辺りのバランス感覚が磨かれてくると
一辺倒な着こなしから遊び心がある服装へと変化をする良いきっかけにもなったりするので、
そんな風に考えて頂けると嬉しいです。
ここ数年は色の提案をし続けてきましたが、素材感の遊び方が理解出来てくると洋服はより深い所での面白味に
繋がってくるものと思います。

色は潔く一番ベターな2色(white・black navy)を選びました。
汚れが気になる方は濃い色目の方が気にせずに着れそうですし、白は紛れもない白なので汚れが出た際には
酸素系などの生地に負荷をかけにくい漂白剤を使いながら洗って頂けると、比較的手が伸び易くなる印象です。

color      white

price      17600-(TAX IN)

SIZE      4    /    5 

白いTシャツはシンプルが故に1枚で着るのにちょっとした勇気がいると思っているのですが、生地の厚みが出てくると
身体のラインを然程気にせずに着用出来るメリットを感じさせます。
シルエット自体もややゆったりとした設定なので、身体のラインを拾い過ぎないというのも着易さに繋がる理由。
白はより品のある空気を纏えるので、純白な色目に対し変に照れずに着て頂きたいです。

服装がシンプルになるのは必然な気候の中、マンネリしながらでも何処か自分自身の中での気持ちのメリハリを
持たせたいという気持ちも少なからずあるのではないでしょうか。
鉄板的な服装の他に、気分を変えられるような存在があると長い夏を過ごす上でオンとオフの切り替えが上手く出来る
1つのスイッチの役割を果たしてくれるかもしれません。
襟付きのポロシャツではなく、あえてクルーネックというのが逆に気が利いていると思いませんか。

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