7月22日

ASEEDONCLÖUD  Prayer smock dress

color     Witch violet cloth

price     49500-(TAX IN)

SIZE     F SOLD

今朝久しぶりの朝活!森の中にひっそりとあるグラウンドには、まだ昨日の雨の余韻が残っていたけれど
身体を動かしたくてウズウズしていた人たちは早朝の5時に集い、構わず芝生の上を右に左に駆け回るのでした。
雨で一段と濃く香る森の匂いも、ミストのような霧雨も、芝生ににょきっと生えているキノコもありのままで
すべてがあたりまえのようだけど、今、この瞬間の出来事。なんだということをとても感じた朝でした。
今日も良い1日になると思います。

自然に触れたので、今日は小花モチーフのものを選びました。
あえて強めに透ける生地でジャガード織にすることで、モチーフである小花の陰影が動くような面白い見え方に。
そこに目を留めてくださる方も多い、ASEEDONCLÖUDらしい物語を秘めたsmock dressのご紹介です。

素材、デザイン、小花モチーフは何のお花で、どんなテーマからなどなど、何からお伝えしたらいいかなと
書き出しまでとても時間がかかりましたが、このsmock dressに関しては先ずは素材感からかなと思います。
綿54%、絹38%、そしてポリエステル8%の配合で、薄く軽やかに仕立てた生地。
透けることを前提としているので、セットでペチコートの用意があります。こちらの素材はキュプラ×綿。
どのくらい透けるのかなと思い、試しにペチコートを使用せず、インナーにトップスは白のキャミソールと
丈が短めのチャコールのボトムを合わせています。光の当たり方や、インナーの色にもよるかと思いますが
ものすごく透けるとかではなく、生地自体も淡いグレージュのような色味があり薄ら透けるという感じでしょうか。

デザインには修道士がお祈りをするときに服の上に着るスモックを元にしています。
そのスモックをあまり肌の露出を好まない性格の登場人物(COLLECTIONには物語があります)に
合わせて、着丈を長く設定したdress仕様にしています。
厳かな空間にも合うきりっとした立ち襟。その襟元から細やかに密に入ったギャザーの波が
胸下へと綺麗に広がります。
フロントは前開きで、釦はギボシ型。ぽちぽちとした留め心地が珍しくもあり面白くもあり
釦を留めずにノースリーブなどに軽く羽織って着るのも良いなと思います。
同布のリボンは後ろに結んでも良いですし、シルエットをさらりと流したい時は外しても。
両サイドにベルトループがあるのですが、上下に二か所付いていてベルトを通す位置で
ウエストマークの印象を変える事も可能です。ささやかな変化をお楽しみいただけたら。

モチーフのお花は”ツルニチソウ”
よくよく見てみると全て同じかたちの柄ではなく、葉と花のかたちや位置が異なる10パターンの
ツルニチソウが散りばめられています。こちらも物語の登場人物の性格を表現したモノ。
ヨーロッパでは魔女のスミレとも呼ばれ、繁栄と幸福をもたらすとも言い伝えられているツルニチソウ。
COLLECTIONの中だけに留まらず、どこか今の時代へのメッセージも込められたような
ASEEDONCLÖUDのsmock dress。
とても涼しくふわりと軽やかで、纏えば足取りも軽くどこかへ羽ばたきたくなるような一着です。
夏のお出掛けに、いかがでしょうかか。

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