昨日から雪がもつもつと降っていて、積もったのは何だか久し振りという感じ。
ここから徐々に気温が低下していくんですね。すでに街が冷えている感がありますが
帰宅時間の路面の凍結には、徒歩・車の方もくれぐれもお気を付けください。
明日の最低気温―10℃!この冬はじめての水抜き、するか・・・。
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そしてお待ちかね出張喫茶のお知らせです!
今週末の29日(日曜日)はcartaさんの出張喫茶がございます
いつもの様にコーヒー・チャイの2種類のドリンクをテイクアウトでご用意します。
寒波襲来で寒い日になりそうですが、あたたかな飲み物と湯気と団欒スペースで
ほっと一息タイムをお過ごしくださいませ。
2023/01/24 | 3:26 PM | diary
holk 501 DENIM OOE youfukuten
color RIGIT(未洗い)
price 32670-(TAX IN)
size 30 / 32 / 34 / 36 / 38 / 40 SOLD
レングスの設定は 30インチ=30 32・34=31 38・40=32 となります。
個人的にもとても楽しみにしていたデニムがholkから届きました。
展示会に足を運んだ際に、デニムが並んでいるのを見て、んっ、これは何だかおかしいぞと、、、
その理由はデザイナーの山本さんは、デニム=リーバイス以外にはないと僕の中で勝手に思い込んでいた。。
いやきっと、今でもそうであるはず。そんな風な方がデニムに手を出すと言うのは余程の事。
holkでデニムを展開した理由を恐る恐る聞くと、直ぐにその謎が解けて
そして真っ先にオーダーを決めました。悩ましいのはお店に並べるサイズをどうするか。。。。
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僕自身はデニムのマニアでもないですし、これからもそのスタンスは変わらないでしょう。きっと。
前に勤めていたお店でアメリカ製のリーバイスをセレクト・販売する事になり、その当時のオーナーに
言われるがままに年代ごとの特徴を猛勉強をした記憶があります。
古着屋で所謂ヴィンテージと呼ばれる部類に入るデニムを探し回り、比較的安価でコンディションの良いものを
手に取り穿いていた時期もありました。たまたまオーナーがサイズが小さくなって穿けなくなった
505のヴィンテージを安価で譲って頂いたものもいま考えても良き思い出。
今は滅多に穿く事はありませんが、数あるデニムの中でもとても大切な1本です。
だからと言って細部や色落ちなどにたいして興味がある訳ではなく、どちらかと言えば自分のイメージに合う
サイズ感や丈の長さ全体の雰囲気の方が気になります。
それでもやっぱりデニムは面白いなと思いますし、ここ数年は自分自身もデニムばかり穿いているので
選択肢の中の1つという捉え方でholkのデニムをセレクトしています。
山本さんから説明を聞くと、デニムの産地岡山県ではなく拠点を置く愛知県で作製していることが判明。
デニムはholkがオリジナルで作製した訳ではなく、〇〇E youfukuten というメーカーと共同開発と言えば
すんなりと分かりやすい表現になるのではないでしょうか。
〇〇Eとは「おおえ ようふくてん」という名前で、余程デニムに精通している方でないと知らないメーカー。
僕の周りで聞いても殆ど知らないと答えが返ってきたので、知る人ぞ知るデニムなんだと思います。
その中でも一人だけ聞いたことがあると言った某メーカーのY村さんは流石だなと(笑)
日本での流通量よりもデニムの聖地、アメリカに輸出している量の方が多いのではないかということで納得。
ではなぜ、〇〇E youfukutenと山本さんが、このデニムを作製したのか。。。という率直な疑問。
山本さんと〇〇E youfukutenさんはヴィンテージが好きという共通点から以前から仲が良かったそうで
そこからデニムの話が膨らんだそうです。
2人が気になっていたデニムは映画”Baby the Rain Must Fall”のスティーブ・マックイーンの穿いていた
50年代頃のリーバイスの生地感に、シルエットは60年代後半ごろの所謂”66″と呼ばれる綺麗にテーパードするもの。
実際にはそんなモデルは現存しないですし、あり得ないのですが、スティーブ・マックイーンは当時からご自身で
パンツのシルエットを調整していたそうです。そうなると50年代の生地に66のシルエット。合点がいきます。
ただただ洋服が好きという理由で、現代の二人の目に留まり、デニム作製がスタート。
そんな理由から生み出されたプロダクトは背景を聞いているだけでもロマンを感じますし、洋服への愛情と
マニアならでは視点と、複雑に面白い要素が絡み合っているのが僕にとっては堪らない。
もう既に何人かのお客様には購入して頂いていますが、洗いのかかっていない生デニムですので、
穿いて直ぐに格好良いとか、そういうアイテムではないことはご承知の通り。それでも皆笑顔。
僕は今回、自分用に38インチを購入し、出来る限り洗わずに、生の状態を楽しんでみたいと思います。
更に言えば、凄く立体感のあるヒゲとかハチの巣とかのノリの色落ちではなく、のっぺりとした印象のデニムに
仕上げてみたいなと。これは僕が宮崎で聞いた今までと違うデニムに対しての概念かもしれません(笑)
気になるサイズ展開ですが、色々と悩んだ結果。
30インチスタートで、偶数数字での展開。一番大きいサイズは40まであります!!
マニアックな視点で選ぶのも良いでしょうし、僕のように雰囲気で穿きたいというのも、分け隔てなくお勧め。
これから春に向けて、新しいデニムをというのもタイミング的にも良いのではないでしょうか。
キャンバススニーカーをスキップして穿けるタイミングに、このデニムと組み合わせて中津川沿いを
心地良く散歩して頂きたいものです。
2023/01/19 | 4:51 PM | holk・LOCALLY
明日18日(水)は定休日となります。
明後日19日(木)の10時30分よりお待ち致しております!!
2023/01/17 | 5:08 PM | diary
River C・Y CARDIGAN
color BLUE
price 39600-(TAX IN)
size 2 / 4 / 6 / 8
短い冬休みでしたが、南方面の空気を存分に感じて、吸い込んできたので
帰るときには、きりっとした空気の盛岡へ。と心してホームに降り立ったのですが・・・
新幹線のドアが開いて拍子抜け。岩手も何だか急に春のような気候でびっくりしました。
鼻の奥がまったくツンとしないとは。北も南もあまり変わらない気候にちょっと気が緩んで
薄着になってしまったことと、旅の疲れと寒さとで、体調が崩れかけましたが(笑)
なんとか土日でゆっくり回復し、お店もいつも通り開けております。
お守りの様にホッカイロを背中に貼っつけて、健康的にBLOGも今日からまた再開です。
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昨年にご紹介をしましたRiverのコットン×ヤクのカーディガン。
前回のクルーネックのスウェットに引き続き、今回もAULICOさんにお願いをしてインディゴ染を用いた
BLUEとNAVYの2色を染め上げて頂きました。
無染色のGREYはGREYで良さがあるのですが、染めるとまた違った趣が出て3色共に抜群の仕上がり。
写真で着用をしているBLUEは、地の色が消えるギリギリのラインまで染め上げたことで奥行きを感じさせる
色目で、釦はあえて白を組み合わせてみました。これからやってくる春先の何とも言えない気温と気候に
気を使わずにさっと羽織れ、更に言うとスウェットの上からでも着用が出来るパターンに落とし込んだので
寒さが厳しい地域にフォーカスした作りに感じて頂けるはずです。
フロントのブ釦は全部で5つ。
トップの釦はインナーが薄手の場合にはかけても良いですし、もし厚いものを着用した際には2つ目の釦から
すると納まり良く感じて頂けると思います。袖・裾・前立ては別にリブを作製し、特に前立てに関しては
サンプルの失敗を基に、出来る限りきりっとした表情になるように芯地を貼ることで納得のいくカタチになりました。
ポケットの有無はデザインを重視すれば付けなくても良かったのですが、そもそもスウェット生地でカーディガンを
作製する理由は、フルジップアップタイプのパーカーの代替えとして提案をしたいと思っていたので機能的な
羽織物として重宝して頂けると思います。
肩はラグランスリーブを採用することで、肩幅をいちいち気にせずに着用が可能。
袖口のリブはテンションを入れず、袖抜けの良さを重視した作りにしています。
自分の中でついつい着てしまう洋服は何か。。。というのを考えた際に、袖抜けの良さはとても重要。
インナーとの相性を考えずにストレスなく、すっと着て行けるのが理想です。
素材はコットン80%・ヤク20%を掛け合わせた、軽くヤクの糸が入ることで伸びが出難くなっています。
着用したあとも、くたっとなり過ぎずに一定のラインでカタチが保たれると思います。
裏は起毛をさせているので、じわっと暖かみが伝わってくる。そんな着心地です。
裾のテンションも抜いてあるので、リブに引っ掛かりインナーが不自然に上がってきたりする心配はありません。
カーディガン全体が奇麗に落ち感が出る様なイメージになればと想像していたのですが、理想的なカタチに
デザインに落とし込むことが出来ました。
color NAVY
price 39600-(TAX IN)
size 2 / 4 / 6 / 8
もう1色のより深くインディゴがのったNAVYも抜群の仕上がり。
こちらは釦を黒系にして、全体のトーンに合わせています。
ワンピースなどの着丈の長いものに組み合わせても、相性が良く、パーカーよりもカジュアル感が薄まり
コーディネートがし易いと思います。
少しずつですが、僕自身の日々何を羽織うろか問題。。。が解決に向かっていっているのがとても嬉しい。
こうして色々な我儘を叶えてくれる作り手の方は、本当にプロフェッショナル(当たり前かもしれませんが)
住んでいる岩手(北東北)はやっぱり、気候が当たり前に違いますし、だからこそカタチにしたいものが
ぼんやりと浮かんできたりするのかなと良い様に解釈しています。
まだまだまだ寒い日が続きますので、日々の服装は暖かく、そして気持ちの良いものを身にまとって過ごして
頂きたいなと思います。春には白いシャツにインディゴのカーディガン。いや~妄想が膨らみますね。
2023/01/16 | 4:27 PM | River