12月4日

FUJITO    MOUNTAIN PARKA

color     CHARCOAL

price     57200-(TAX IN)

SIZE      2    /   3 SOLD

いつもより1時間早く閉めると、家に帰ってからあれこれ整えたり修繕したりして、最近は気になっていた
水の流れが良くなって少しずつですが調子が上向きでとても嬉しい。寝る時間も早くして、とにかくこのまま
健康に家もお店も、自分自身にも何事もなく年末まで乗り切っていければ良いなと思っています。

FUJITOの作るマウンテンパーカーは、シーズン毎に細かな点をアップデートをしながらリリースされている
定番アイテムの1つ。今秋冬はメインにオリジナルファブリック(コットン)とナイロンの切り替えしを入れて
着丈を長く設定する事によって、よりクラシックな空気を纏う仕上がりに。
スタイリッシュな趣ではなく、どちらかと言えば野暮ったさがあり、スポーティーやアクティブ系の洋服特有の
飽きやすさを和らげてくれる作りになっていると思います。
ゆったりと設定したシルエットは、インナーに薄手のダウンやフリースなどを挟み込んで頂ければ
真冬でもしっかりと対応出来るだけのスペックが備わっていて、山に振り過ぎず・都会感にのまれない心地好い
塩梅ではないかと。気軽に着用出来るZIP付きのアウター類はワードローブに1枚は持っておきたい必需品です。

フロントのデザインはダブルジップ+スナップ釦。
個人的にはスナップ釦が付く事で、着方にさり気ないアクセントを出せるのがとても重要だと考えています。
ZIPだけだとどうしても単調な着こなし一辺倒になるので、スナップ釦の上部だけを留めてAラインのシルエットを
出して着ると、インナーの組み合わせ次第で着こなしに奥行きが出てきます。
あまりピンと来ないかもしれませんが、僕はこのバランスがとても好きです。
あとは旅などにも出番が多いのですが、いちいちZIPを開け閉めする必要がないのも機能的に感じて頂けるはずです。

フードは収納が可能。
袖口はスナップ釦で2段階調整、肩回りもゆったりしているのでストレスなく袖抜けも抜群です。
ボディのメインに使用されている素材は、FUJITO独自に作製しているオリジナルファブリック。
迫力あるオックスフォードは凹凸があるのが特徴的。冬用の生地として頼りがいがありますし
色目も落ち着いたトーンで、冬のアウターと想定した場合に日々の服装に万能に応えてくれると思います。

ハンドウォーマーポケットの内側には暖かな生地が張られていて、雑誌を入れる為に設けられたポケットは
移動が多いデザイナーならではのディテール。雑誌や単行本などを収納する為に付けられていたのですが
現在のライフスタイルを考えるとタブレットなどを持ち運ぶのにも実用的ではないでしょうか。
FUJITOの貫く機能美は、派手さはないものの着用すると気の利いたデザインとバランスに時間の経過と共に
少しずつ納得してしまう、瞬発的ではないですがじわじわと心地良さを理解出来る洋服だと思っています。

すっぽりとお尻が隠れる着丈の長さ。
シャツを着た際にテールが出ないのが理想だと思っているのですが、サイズ3で着丈84CM。
この丈感であれば、余程の事がない限り大丈夫なはず。
総裏仕立てなので、これ1枚でもそれなりに保温性というのか寒さから身を守れますが真冬はそれ自体に温かみのある
インナーを組み合わせて頂けると、クラシックなコーディネートを楽しんで頂けると思います。
盛岡もまだ雪が積もらないので、普段の移動が自転車中心の方にもお勧めしたいですね。

FUJITO    B.B CAP

color     OLIVE GREEN

price     12650-(TAX IN)

SIZE      FREE

color     CHARCOAL SOLD

ほぼ毎日と言うと大袈裟かもしれませんが、それ位に欠かさずに被り続けているFUJITOの8枚剥ぎのCAP。
被り易いというのが愛用をしている一番の理由ですが、服装に合わせると程よくリラックスしたムードを
演出してくれるのも、自分にとっては心地良い。今シーズンは4色2素材での展開。
“OLIVE GREEN”と”CHARCOAL”はマウンテンパーカーと同じくオリジナルのファブリックを使用。
どちらの色も被り易い色目だと思いますし、FUJITOのCAPを被ってみたいという方には特に良い素材感なはずです。

内側はスレーキのライニングが付く2枚仕立て。
この仕様が案外他にない点だったりします。レザーのベルトでサイズを調整、約58CM~60CM位まで対応。
ツバはやや長めで、浅すぎず深過ぎずで野球部所属しています感も全くなく被る方に寄り添ってくれるような
優しさに包まれているような感覚のキャップです。

color     ROYAL NAVY

price     11550-(TAX IN)

SIZE      FREE SOLD

color     BROWN GOLD

もう1つの素材は冬の代名詞とも言える存在のコーディロイ。
中畝位の生地と言えば分かり易いでしょうか。素材で季節感がぐっと深まるのでプラスのアクセントとしてもお勧め。
“ROYAL NAVY”と”BROWN GOLD”の2色で、どちらも甲乙つけ難い色気のある素材と色目。
小物を取り入れるだけで、服装の空気が変わる事があるので是非挑戦をして頂きたいなと思っています。

11月5日

FUJITO    Cashmere Cardigan

color     HEATHER GRAY

price     50600-(TAX IN)

SIZE     2    /    3  SOLD

ここ数日間の暖かさに油断したのか、今日はやけに薄着でお店に来てしまい寒さに耐えきれずに
インナーをタートルネックに着替えました。。。11月に入っている状況で、このような穏やかな
気候になっていると、それはそれでリズムを掴むのが難しいなと感じています。

そんな時に・・・という訳ではないのですが、インナーにもなりアウターとしても着られるシンプルな
カーディガンは間違いないアイテムの1つ。そして自分の中で辿り着いたカシミアという素材の魅力。
これまで色々と無理矢理にチクチクする様なウールを着ていた時期もあったのですが、
とにかく肌がデリケートなために、カシミアという素材を一度纏ってしまうと、なかなか他に戻ることが
出来ないという事を実感してしまいました。
軽くて暖かく、そして肌当たりが良いという何とも魅惑的でリッチで心を満たしてくれるカシミア。
その分の価格という面にも影響は当然にあるものの、着用していての満足度の高さと使い勝手の良さを
一度でも体感してしまうと、中途半端に選ぶのであればという気持ちにどんどん傾いてしまいます。

デザインはFUJITOらしく削ぎ落された5つ釦のVネックで、首の深さも丁度良い塩梅に感じます。
やや上目の位置にパッチポケットを配しているのが唯一のポイント。
僕自身がとても気になる袖と裾のテンションもきつ過ぎずに、気持ち良く袖を通す事が出来るのはとても嬉しい。
ウェイトで言えばミドルゲージ位になるでしょうか。昔は何事もなく重たいセーターを着ていた時期もあったのですが
ここ数年は長時間着続けていると、ストレスに感じたり酷い時には頭痛の原因にもなってしまったりもするので
素材の軽さというのは、ここ最近の自分にとって洋服を選ぶ上での大切な要素にしています。

シルエットとしては、クラシックな空気を感じつつも現代のバランスに沿うように作製。
インナーに中肉のカットソーもしくはシャツを着て、程好く空間が生まれる位のフィッティング。
選んだサイズは2と3で、一般的なMとL位のイメージで間違いないと思います。

カシミアと聞くと物凄く丁寧に着なければいけないのではないかとか、高級素材だから何となく手を出すのはやめようとか
そういった感覚を持っている方が圧倒的に多い印象を受けますし、数年前までは自分自身もそんな感じでした。
その当時は生地が出来るだけ強くて暖かい素材ばかりをセレクトしていた気がしますし、それはそれで沢山手にして
着てみたことで素材の特性や特徴を理解出来た事が多くあります。
その経験を踏まえたうえで、カシミアという素材の持つ魅力や特徴、ライフスタイルに合うものをという感覚で、
少しずつですがラインナップにも変化が出てきたように思います。

color     BLACK

price     50600-(TAX IN)

SIZE     2    /    3 SOLD

色違いのBLACKは雰囲気がよりぐっと深くなる印象。
ブロードのシャツと組み合わせて頂ければ、打ち合わせやちょっとした食事会などにも対応してくれそうですし
ラフ過ぎないオンスタイルにも質の良い素材を使った黒のカーディガンは様々ある選択肢の1つとしてお勧め。
春先のまだ寒さがしっかりと残る時期に着る羽織物としてもカシミアという素材はとても便利で
懐の深さも実感して頂けるはずです。

気持ちの良い素材を纏うというのは、年齢を重ねる毎に自然と移行していったように思います。
数を多く持つ事よりも、気に入ったものを出来る限り長く着続けたいという気持ちが大きくなった事と
今まで触れてこなかった素材への探求心と好奇心も組み合わさり、カシミアの持つ機能性や使い勝手の良さに
ようやく気付き始めたところでもあります。
勿論ウールと比べると価格だけで比較してしまえば約2倍位してしまいますし、思い切りが必要なのは間違いありません。
物事の損得勘定ばかりに気を取られ過ぎずに、自分自身が身に着けてみたいと思うものを素直に手にしてみるという
シンプルな気持ちで、見て頂けると嬉しいですしカシミアの魅力に一人でも多くの方が触れて頂ければ幸いです。

9月14日

FUJITO    SHIRTS COAT

color     NAVY

price     33000-(TAX IN)

SIZE      2    /    3 SOLD

夜寝る前に飲むミント入りの紅茶が日に日に美味しさを増しているような気がします。
窓を全開にして畳でゴロゴロしていると、足元から少しずつ寒さが忍び寄ってきてストーブのスイッチと
睨めっこしますが、流石にまだ早いなぁと寸前の所で思いとどまりながら秋の夜長を楽しんでいます。
それでもここ数日は1日を通して何処を切り取っても過ごし易く、草刈りを終えた中津川の澄んだ風が
お店にも心地良く届いている状況で、この短くて最高の気候を思う存分身体に感じたいと思います。

まだタイムリーではないのですが、それでもそろそろ、この手の羽織も視野に入ってくる頃ではないでしょうか。
ここ数シーズン殆どセレクトをしてこなかったショップコート類の羽織物。
今シーズンFUJITOからリリースされた”SHIRTS COAT”は、コート程重苦しくなく、パターンとしてはシャツに
近いニュアンスがあちらこちらに見えるのですが、選んだ素材感が季節を包み込んでくれそうな雰囲気に。
インナーに温かくて優しい素材感のセーター類を着てしまえば、冬コートへの繋ぎとして十分な活躍をしてくれる
潜在能力の高さと、あまり深く考えずに着用出来るユーティリティーな側面もこの手のコートの大きな特徴に
なるのかもしれません。サイズは2と3の2サイズで、M~L、L~XL位のイメージになると思います。

先ずはネイビーから。
綾目の組織がくっきりと表面に出たコットン100%のヴィンテージツイルを用いて作製。
生地にヴィンテージという名が付くだけに、着古したような風合いのある生地感。
柔らかくて肌馴染みが良く、躊躇なく手に取りばさっと羽織りたくなる空気を醸し出しています。
身頃や肩回り、袖にかけてもゆったりとした設定で、肉感のあるものをインナーに合わせたとしても
可動域を妨げずにストレスのない着心地を実現。1枚仕立ての羽織物を選ぶ際には、先ずは袖抜けが
良いかどうかを重要視していて、それがそのまま着用頻度と長時間着た際のストレスに直結してくるので
このコートに関しては、僕自身が気になる機能性をしっかりとクリアした作りになっています。

フロントのデザインは3パッチポケット、両サイドに小さなスリットを入れて、背中に細かくギャザーを配する事で
背中から腕にかけての可動域を広げる役割を果たしています。このコートはFUJITOが絶対の信頼を置いている
佐賀県唐津市にある縫製工場で作製。ドレスシャツを縫える技術を持ち合わせた工場だけに所謂のショップコートの様な
ワークスタイルのイメージよりも、どちらかと言えばエレガントな仕立ての匂いがするのも洗い込んだ生地との
ギャップがあって洋服の2面性を垣間見れる面白さがあると思います。着てしまえばそんな事は全く気にしなくなるのは
当たり前なのですが、背景を知ると着こなしにおける工夫や深みがプラスされるのではと考えてしまいます。
インナーにスウェットを着ると雰囲気はきっとアメカジライクで、それをあえてコットンニットにすると・・・
と言う様な自分にしか理解出来ない、捉え方に自由度が出てくると洋服と人との間に小さな化学変化を生むと思います。

後ろからみるとテールの長いシャツの様な雰囲気にも感じて頂けるのではないでしょうか。
前から見た際のインパクトのある表情と、後ろ側のさらりと流れるようなシンプルなバランスが
このコートの最も魅力を感じる部分ではないかと思っています。

FUJITO    SHIRTS COAT

color     GRAY CHECK

price     33000-(TAX IN)

SIZE      2    /    3

色違いで選んだチェック地は、がらりと印象が異なる渋みと着こなしのユーモアが試される1枚。
この配色は苦手な方はきっと手をださない色目で、渋みという言葉がメリットにもデメリットにも感じさせると共に
2つの側面を自分自身でコントールできるかどうかがポイントになると思います。

素材はネイビーと同様にコットン100%。
ですが、厚みはチェック地の方が薄くて軽い着心地。
ヘリンボーン柄にチェックを組み合わせていて、クラシカルな印象が7割位の確率で前面に出てくると思います。
如何にも秋冬らしいトーンになるのがメリットの部分で、ウール地やウール混ではないことがこの生地ならでは。
全体に落ち着きが出過ぎるというのも隣り合わせに潜んでいる事も、この柄とこのトーンを着る時には
意識しなければならない点になるのかもしれません。

どちらも甲乙つけがたい位に好きな生地感でした。
何を着るのか、微妙なタイミングに選択肢に入る1枚になるのは間違いありません。
きっと実際に心地良く感じるのは10月に入ってからだとは思うのですが、喉の調子が気になりタートルネックが
登場する11月頃の気候にも、すんなりと溶け込めそうな事も嬉しくなるはずです。
シャツとコートの良い部分を掛け合わせた羽織物。本格的なコートまでの小さくて大きな隙間を埋めてくれる存在が
心を落ち着かせてくれるのは間違いありません。

6月8日

FUJITO    B.B CAP

color     LIGHT BLUE

price     11550-(TAX IN)

SIZE     FREE SOLD

個人的に一年を通して素材違いで被り続けているFUJITOの8枚剥ぎのベースボールキャップが
今シーズンもカラーバリエーション豊富に届きました。
ブランドとしてもアイコンになりつつあるキャップですが、自分でも他にも色々と帽子を被る中で何でこんなにも
ストレスなく被り易く、更に見た目のバランスが良いのだろうと考えていました。
他との決定的な違いとしては、通常のCAPは大抵が6枚剥ぎが殆どですがFUJITOの作るキャップは
8枚剥ぎという点。細かく生地を繋ぎ合わせる事で、より頭に沿うようなシルエットになり被った際に何処にも
浮きがなくフィットする感覚を知ってしまうと、色違い・素材違いでどんどん集めたくなってしまいます。
プラスして内側にスレーキが貼り付けられていて、仕立てが2枚という点もポイント。
これは見た目にも大きく関わってくるのですが、生地と生地の間に空気が入る事でふんわりとした質感になり
エレガントでカジュアルに振り過ぎない仕上がりになります。

color     BROWN

price     11550-(TAX IN)

SIZE     FREE SOLD

color     SAX

price     11550-(TAX IN)

SIZE     FREE

このCAPに関して言えばファッション性という部分も勿論あるのですが、ツバの長さがあるので陽射し避け対策としても
効果を発揮してくれます。通年被れる素材感と、今季は涼し気なシアサッカーの3種の生地でご用意しました。
先ずはという方は通年素材がお勧めですし、2個目とか季節感が欲しいという方はシアサッカーはとてもお勧め。
特にこれからの季節はTシャツなどのさっぱりとした服装がメインになってきますので、CAPでアクセントを入れたり
コーディネートの寂しさを埋めるのにはとても便利なアイテム。
ここ数年の夏の暑さは身体への負荷が大きくかかるので、体調をコントロールする意味におていも帽子は必須。
そんな時に1つでもお気に入りのものがあればあれこれ考えたり悩んだりせずに、すっと出掛けられると思っています。

通年素材としてお勧めなのが”LIGHT BLUE”
コットン100%の中肉よりもやや薄手の素材感で、癖が少なく季節に関係なく被って頂けると思います。
白やグレーの何てことのないTシャツに合わせて頂けると、シンプルな着こなしに色がプラスされて
キャップが全体を上手く纏める役割を果たしてくれるので、個人的にとてもお勧めしたいスタイルです。

シアサッカーは夏に登場する涼し気な素材ですが、洋服となると取り入れるのが案外難しかったりします。
実際に僕もシアサッカーの洋服は持っていないので、帽子であれば取り入れやすいのではないかと。
当たり前ですが理に適った清涼感のある素材なので、被っていても蒸れにくく季節の表情を
出すのには打って付け。これは勝手なイメージですが、何となく心に余裕を感じる素材ですね(笑)

FUJITO    Panama Hat 

color     BLACK

price     27500-(TAX IN)

SIZE     FREE

昨年に引き続き、今シーズンは色目を”NATURAL”から変更し”BLACK”で登場の”Panama Hat”
より季節を感じる素材でもあり、パナマ草100%を用いる事での高級感と機能性は間違いありません。
そしてこのハットの一番の特徴でもあるクラッシュをして持ち歩く事が出来る点。
もう少し柔らかく細い繊維でペーパーハットと呼ばれるものはクラッシュがし易く持ち運びに便利なのは確かですが、
FUJITOが作るハットは、このボリューム感で折り畳みが可能という点が素晴らしい。
私も夏場に旅に出る際には必ず持って行くアイテムの1つで、B.B.CAPを被って、現地に着くとPANAMA HATで
過ごすというのが定番スタイルになっています。バッグに丸め込んで持ち歩けるのはとても心強くそして機能的。
天然素材が持っている特性を実感出来るのは間違いありません。

頭周りの大きさは大よそで58CM位でしょうか。素材の特性上、多少の伸びはあると思います。
カラーがBLACKになると、服装と合わせた際によりクラシックな印象が強く感じます。
1つ目というよりは、複数個持ちたいという方にお勧めしたいカラー。

洋服もそうですが、身に着ける帽子やバッグ、足元の靴もいよいよ夏らしいものの出番が増えてくるようになりました。
その日の気候に対して、服装や身に着けているものがマッチした時の快感と心地良さは何とも言えない喜びがあります。
帽子は被る被らないが分かれるアイテムではありますが、ここまで気候が変化して鬼気迫る状況になると話は別。
似合うかどうかも重要ですが、それで少しでも暑さから身を守る事が出来、身体の健康が保たれるのであればという
気持ちもありつつ。これなら多少値段が高くても被っても良いなと思って貰えるものを自分でも着用をして
セレクトしている自負はありますので、少しでも興味や被ってみたいという気持ちが湧いて頂ければ嬉しいです。

3月13日

FUJITO    C/N KNIT SWEATER

color     BLACK

price     25300-(TAX IN)

SIZE     2    /    3  

FUJITOらしいアイテムとは何か・・・と考えた時に、日常着の中でも奥行きがあり、そして一貫してどの服にも
エレガントさというか、美意識が注ぎ込まれた服というのが頭に思い浮かびます。
特にそんなブランドの芯が投影されているようにも思うのが、継続して展開されるニット。
秋冬シーズンであれば保温性という機能的な部分で手にする方は多いと思いますが、春夏シーズンとなると圧倒的に
少なるなるのではないでしょうか。コットンニットは、どちらかと言えば着心地の部分での贅沢さと見た目の美しさに
比重が置かれているので、同じ位の保温性を持つカットソーと比べると取扱いにも気を使うので手が出難いのも事実。
FUJITOに限らずに他のブランドでもコットンニットをセレクトしてきましたが、正直そう簡単に売れるかと言うと
難しいアイテムではあるのですが、シャツでもスウェットでも無く・・・という時の隙間を埋める服ですし
お仕事で会議や人と会って打合わせなどの機会があるなど、服装でメリハリを付けたりその場に合わせて
あえてニットを選びたいと、そんな風に思って下さる方に手にして頂ければ嬉しいです。

言葉は先ず置いておいて、頭と袖を通して見てください。と言わんばかりの
とてつもなくシンンプルな井出達のクルーネックタイプのセーター。
素材はコットン75%・シルク25%を贅沢に配合したハイゲージとミドルゲージの丁度中間位の厚み。
シルエットは身体のラインを拾い過ぎない設定で、今から慌てて身体を鍛えなおす必要はありません(笑)
インナーはシャツを挟むというよりも、クルーネックのTシャツで潔く着るというのがベターではないでしょうか。

一切の誤魔化しが効かなそうなブラックという色目、もし味付けをするとすれば自分自身が醸し出す雰囲気や色気・・・
とでも言ったら更にハードルが高くなりそうですが、実際にはそんな気もしたりしています。
着合わせとしては古着のミリタリーやハンティングなどの野暮ったさの残るジャケットをさらりと羽織ったりすると
ニットの綺麗な部分と程よく中和されて、まとまりが出てくるのではないでしょうか。
カジュアルな中にも”色気”というスパイスを自然と纏える服装。
単純な見た目だけで判断されない服装は40代になって挑戦したいと思っていた所でしたので、板につくまでは
まだまだ経験が必要で時間が掛かりそうですが、こんなニットを自然と感じ良く見えるように着こなせたらいいですね。

身体の何処にもストレスを感じず、シルクが25%配合される事で艶と着心地の良さをアップさせている事は確か。
日常と非日常とを行き来するようなFUJITOらしいどちらにも振り過ぎないバランスで作製されていて、
いつもの定食屋さんで決まったメニューを食べる時にも、イタリアンで美味しいワインを飲みながら・・・という
どちらのシチュエーションにも違和感なく溶け込んでくれる1枚になると思います。
着こなしに確実に深みと渋みを増してくれるのは間違いありませんので、ご自身のライフスタイルを思い浮かべながら
気持の良いコットンニットをワードローブにプラスしてみては如何でしょうか。
僕もこの春はこのニットを着て、軽やかな足取りで街歩きを楽しもうと思っています。

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