6月11日

SEASALT    SLIPOVER DRESS

color      F.BLUE(デルフィニウム)

price      39600-(TAX IN)

SIZE      2

color      BLACK(ログウッド)

SIZE      2 SOLD

color      PINK(シャクヤク)

SIZE      2 SOLD

今日もぐんぐん気温が上がり、30℃に届きそう&既にぐったりとけてしまいそうな予感。
日の出時刻よりも早く目が覚め(正確には起こされ)て、ゆっくり身体を伸ばしたり本を読んだりした後
なぜかスイッチが入ってしまって、あれこれといつも以上に動き過ぎて燃え尽きました。(苦笑)
涼しいと身体が動いて良いのですが、余力を残さないとこの暑さにバテてしまいますね。
昨日もなんだか頭がボーっとしていて、忘れ物をしたりガラスを割ったり何かと上手く回らず・・・
暑さのせいかは分かりませんが、ひとまず気温差も15℃近くありますし、十分な水分補給と
身体の冷やし過ぎにも気を付けつつ、無理せずいきましょう。

さすがに30℃を越えると、真夏の服に気持ちが揺らぎます。
Tシャツも並んでいますが、自分達が実際に暑くてどうしようもない日に着用しているのは半袖よりも
長袖の涼しい&気持ちが良い素材のシャツやワンピースだったりします。
お取り扱いしてから、どの季節にも欠かさずオーダーしているSEA SALTの”SLIPOVER DRESS”
この形がとても好評で、生地違いで手にしてくださる方も多いのですが、中でもシルクとコットンで織り上げた
SEA SALTのオリジナル生地を用いたシリーズは、個人的にも夏の定番でここ数年まさに大活躍の一着でした。
今回は色のセレクトに悩みましたが、明るい~爽やか~落ち着きの三段階で選べるような3色を。
どれもボタニカルダイで染められ、目にも心にもキラキラと輝きと彩りを与えてくれる様な鮮やかで
発色のよい色目が新色として展開されています。
今回テーマカラーとしても一押しなのが、芍薬を原料としたフューシャピンク。
淡くない大人なピンクは身に纏うだけでもパワーが漲りそうで、夏気分を盛り上げてくれることと思います。

首元はクルーネックで、胸元には三つの釦が隠れた比翼型のプルーオーバードレス。
サイズは1・2で展開となりますが、rasikuでは大きい方の 2のみをオーダーしています。
袖幅や身頃などそこまで大きい作りでは無いので小柄な方でもほんの少しゆったりという感じで着られます。
肩のラインも微かにドロップしていますし、生地も柔らかいためオーバーサイズにならずスッキリ見えます。
デザイン自体はシーズン通して継続のモデルですが、ウールメルトン・シーチングなど他の生地でも展開があり
それぞれの生地によって印象は違うので、一着購入して下さった方が生地違いで欲しくなってしまうのが
深く深く頷けます。なんなら全素材で欲しいくらいです。
細く繊細な生糸で織りあげた生地は、しなやかさと光沢感が際立ち、肌を優しく美しく包んでくれます。

素材はコットン70%・シルク30%を掛け合わせていて、繊細な生地な事は確かですが透ける様な薄さの割に
耐久性も持ち合わせているのも日常着として求める条件としては必要不可欠。
SEA SALTの洋服と出逢ってからは肌が透ける様な生地感に抵抗を感じなくなり、季節を楽しむ為のアプローチ方法の
1つという事に気付かされましたし、お客様にも少しずつ浸透しているのがとても嬉しい。
リラックスしたムードの中に漂う程よい緊張感。
SLIPOVER DRESSを着て、近場で最高の自然を感じられる中津川沿いを歩いて頂きたいですね。

ボトムには同じくリラックス感のあるイージーパンツや、テーパードの効いた細身シルエットのパンツに
足元だけ少し引き締まる要素のあるものを。
ワンピースのイメージで着たいという方には、インナーパンツやフレアスカート、キュロットなどを
組み合わせていただくのも良いと思います。
太腿が隠れるぐらいの着丈と曲線的な裾のラインが、どんなパンツにも相性良く綺麗に合わせられるので
気兼ねなく着る日常着よりも、ほんのちょっとだけ特別感のある日の服のイメージでお選びいただけたら。
色や素材によって、暑い夏の日の大人の過ごし方を知ることのできたSEA SALTのSLIPOVER DRESSを
ぜひ体感していただきたいです。

5月18日

SEA SALT   EGG LINE DRESS

color     BLACK

price     37400+TAX

SIZE     2 SOLD

昨日からお店も通常運転しています。
リハビリではないですが、今回は本当にのんびりと過ごしたお休みだったので色々と通常モードになるまで
昨日一日はあたふたしていましたが、なんとか今日位からは、リズムを取り戻せそうな感じがしております。
お休みの間に季節もすっかり春から夏に変わっていて、それは草の匂いや川の色、街に流れる空気までもが
今まで違うように感じるのは、いつも当たり前にその景色を見続けているからなのかもしれませんね。
という事で、昨日・今日は朝早くお店に来て、慌てて夏物を店内に出しました(笑)
とは言え、朝方はまだストーブを点けつつ窓を開けていて、謎に贅沢気分を感じる日々なのですが、
半袖と長袖と七分袖が混在する面白い売場になっていますので、ゆっくり慌てずに今の気分に合う服を
探していただければ嬉しいです。

これからの時期はSUNSHINE+CLOUDやSEA SALTの洋服がより一層気候にマッチしてくるので、
なんとなく悩ましい服装から抜け出して、涼しい服が着られるのをとても楽しみにしていました。
2つのブランドと出逢ったことによって、自分達の夏の装いが変化したのは間違いありません。
夏に着る”黒”を強く意識したのは3年位前からでしょうか。それまでは黒というと単純に視覚的に重たいイメージがあって
展開してもTシャツ位だったのですが、上質で気持ちの良い素材に出逢い、エレガントな透け感や軽やかな井出達の洋服に
触れるようになってからは、自分達の意識も変わり少しずつ店内に並べるようになってきました。
今季のSEA SALTの黒は、見ているだけでうっとりとするような素晴らしい素材。
コットン53%・麻47%を掛け合わせているのですが、経糸にボイル糸を使用し強撚糸特有のシャリ感が生まれます。
自然光に当てると透ける位の生地感で、触れると繊細さよりも先に強さを感じる事に正直驚かされてしまいました。

ワンピース自体に癖はなく、首元に深くスリットが入りギャザーで綺麗に寄せて釦で留める仕様。
身頃に対して直線的に付けた肩位置から、袖口にかけてこちらも同様にギャザーを寄せてぎゅっと絞りを入れて
ゆったりとした部分に所々に緩急を付けて、メリハリのあるバランスに仕上げているのが心地良く感じさせてくれます。
夏には嬉しいリラックスした着心地でも、だらしなく見えずに程よい緊張感をミックスしてあるのが、
もしかすると日々の生活にもプラスの影響を与えてくれそうな気がしています。

日常着と言うにはやや繊細さもあり、かと言ってよそ行きかと言えば、そういう訳でもない。どちらも行き来するような
生地感でもあり、肌が透けるような部分も含めて、年齢を重ねていくに連れてそういった服が放つ良さや意味を
少しずつ理解出来るようになってきました。
気温の高さも相まって涼しい素材を求める方が増えているのは確かで、そんな中でここ数年は女性ならではの
曲線的なラインを洋服で表現するというのも、それはそれでとても格好良く感じられ、季節に逆らうことなく
自然な流れで肌が心地良くて、且つ美しく見える服の提案もしていけたらと思っています。

黒という色目に対して、凛とした部分を引き立てるというだけではなく、シルバーやゴールドもしくは赤など
パワーのある色を組み合わせる事によって表情が柔らぎ、そしてお茶目な空気がプラスされるように感じて
お互いを引き出し合う、見事な関係性にあるのにも気づかされます。

夏の装いは、いくら頑張っても何かを重ねたりするのは熱帯のような気候に変わりつつある現代ではとても難しく、
であれば、理に適った素材感でお洒落をすることに意識を向ける方がよっぽど気持ちにも余裕が生まれて良い循環に
なるのではないかと思っています。心地良い素材を一度身につけると、それだけでその日1日が前向きな気持ちに
なりますし、春夏はダイレクトに肌に触れる部分が確実に多くなってきますので、素材とデザイン、機能的な要素と
3つのバランスとご自身のライフスタイルをイメージしながら、最適な1枚をお選び頂きたいと思っています。

1月26日

SEA SALT   boys pullover

color     GREY

price     18000+TAX

SIZE     1    /    2    /    3  SOLD

春の洋服が少しずつ届きはじめると、やっぱり自然と心が駆け足になって先の季節を想像してしまう。
景色や手足の感覚はまだそんなつもりでは無かったはずなのに、カラフルで楽し気な色を目の前にすれば
早く店頭に並べてお見せしたいなぁという気持ちが沸々と湧き上がってきます。
今週は半分お休みをいただいて、商品の入れ替えと同時にレイアウトも大きく変更する予定。
2月はまた寒さが戻ってくるそうなのですが、気分だけでも先にきゅるんと春めいていただけたらなと思います。

1月2月はほぼ毎日ざっくりニット×パンツか、ハイゲージのニット×ワンピースといった組み合わせで
ワンパターンな着こなしに自分でも飽きてしまうのが毎冬の悩みだったのですが、この冬現在も大活躍なのが
SEA SALTのboys pulloverです。
昨年の秋に入荷し、BLOGでもご紹介してからすぐにサイズが欠けてしまって、追加してなどとても好評いただいてました。
私自身もこの数カ月本当に良く着ていて、寒すぎてウールが手放せない中で、唯一スウェットだけでいても
ほんわかと暖かく過ごせて、またニットとは違ったラフな着こなしが出来て、それが気分転換にもなったり
想像を遥かに超えて出番が多く、この冬買ってよかったなと思える一着でもありました。
そんなイチオシのスウェットですが、春先まで着ていただけると思い、少量ですが再入荷しましたので
改めてこちらでプッシュさせていただきます。

着用機会が多くなる理由の一つとして、着ている時の心地好さは外せないと思います
ざっくりとした柔らかな風合いも勿論の事、首の詰まりや袖の幅、また袖口や裾のリブのテンション。
どこをとっても締め付け感が無く、ふっくらと身体を包むシルエットの優しさにただただ甘えたくなります。
数種類のコットンの落ち綿を再利用した混紡糸は一本一本が太く、それを吊り編み機でゆっくり時間を掛けて
編みたてられる生地は、空気をたっぷりと含む為、その分保温性もあがります。
ムラ糸ならではの素朴な表情が味わい深くもあり、柔らかい雰囲気を持つスウェットは意外とお店に並ぶと
新鮮に映るので、女性だけではなく男性でも気になって下さる方が多いのも印象的です。

シルエットはゆったりとしていますが、その分着丈が短めに設定されたボックス型なので、
スカートやワイドパンツなど様々な種類のボトムも合わせ易く、ジャストサイズを選ぶのも良いですし
ワンサイズアップで中にシャツなどを着られるぐらいの大きさも違和感なくお楽しみいただけると思います。
また、両サイドにポケット付きなのもポイント。
クルーネックのスウェットですが、なんだかパーカを着ているような感覚もあって面白いですね。

スウェットと言えばな杢調のグレーは、まさに王道の色。
白シャツや白Tに並ぶくらい汎用性が高く、素材やデザイン違いで何着か持っていても良いと思う位に
自分達のライフスタイルにも、変わらず提案し続けたい装いにも欠かすことのできないものです。
今まではユニセックスのブランドからセレクトする事が多く、どのブランドにもそれぞれに得意な事があって
全て良いなと思って選ぶのですが、まさかと言うのは失礼かもしれませんがSEA SALTのスウェットを
ここまで着てしまうとは自分でも予想だにしなかったので驚きでした。
秋冬ではウールを使用したアイテム、とくにニットはここ2年ぐらいで数型展開してきましたがどれも質が高く
またデザインも大人っぽさと可愛さの塩梅が絶妙で、そういった部分を少しずつ知っていく過程の中での
このスウェットとの出逢いだったので、まだまだ気付けていない魅力があることにもワクワクしますし
そんな発見を通じて、お客様へと素晴らしい物をお届けできるようにしたいなと改めて思います。

内側は太い糸の編地がよくわかります。微起毛しているので着はじめは内側に着たインナーや合わせたボトムにも
摩擦によって生じるふわふわっとした裏毛が付き易いです。
数回洗濯をしていただくと落ち着きますので、最初だけ裏毛が付いても気にならないような色目の服に
着合わせたり、ネットに入れて単独でお洗濯して頂くのがいいかと思います。
冬の装いの中でもニットは好きで着るのですが、ここまで寒いとニット以外の服になかなか手が伸びず・・・
まだしばらくはそんな日々が続くと思うので、自分の中で気分が少しでもリフレッシュ出来るアイテムを
取り入れていただけたら、残り数カ月もなんとか穏やかに気分よく過ごせるのではないでしょうか。
もう一色のO.WHITEはsize 2のみ入荷していますので、そちらも気になる方はぜひ。

1月16日


SEA SALT    SLIP OVER DRESS

color      F.BLUE

price      26000+TAX

SIZE      2 SOLD


いつぶりかの雨の音。
解けかけの雪と雨が混ざり合って出来た大きな水溜まりが、今夜どうか凍りませんように。。。
ここ最近、気温がプラスの日があって嬉しいなーと思う反面、ふっと気が緩むとまた直ぐに現れる
極寒の日が一段と寒く感じられて、ちょっと複雑な心境です。そして今年は特にしっかり防寒している割に
何故かしもやけになり易くて、それにもまた悶々としたり。
気付くとモヤモヤしてるのは心身に良くないなと思って、今日は明るい色の服を着ました。
それだけでも気分がちょっと晴れやかになるのでお勧めですよ。

一昨日のBLOGでご紹介した、SUNSHINE+CLOUDのCLASSIC CREW
早速反応をいただいて嬉しいです。そのSUNSHINE+CLOUDから派生するレディースブランドの”SEA SALT”も
着実に私達のお店にも、お客様にも馴染んできて、入荷を楽しみにしていただける事が増えてきました。
中でも欠かさずにセレクトしているモデルのSLIP OVER DRESSは、いつもご紹介前に完売することも多く
今回のオーダー分も残すところあと一色のみとなり、実際にメインで着るのはもう少し先かなとは思いますが
必ず訪れる春を見据えて、明るい気分をもたらしてくれる服をご紹介しようと思います。


SLIP OVER DRESSは名前の通り、頭からバサッと被るタイプのワンピース。
ワンピースと言っても着丈はそこまで長くはないので、小柄な方でもひざ下からスネに掛かるぐらいかと。
形がシンプルな分、様々な種類のボトムを組み合わせてみたり、インナーを変えてみたりするだけで
見た目の印象も変わりますし、一着とは思えぬ広がりをぜひ体感していただけたらと思います。
フロントの上部分には比翼釦が配されていて、先に書いたようにとてもシンプルではあるのですが、
要所要所にちゃんときちんと締まりを感じられるようなディテールが含まれていて、その塩梅が丁度良い。
ラフになり過ぎないで、リラックスして着られるSLIP OVER DRESSは、それこそ生地違いで展開されるので
夏用・春秋用・冬用と揃えたくなってしまう程、手に取ってしまう頻度はとにかく高い一着です。


肩はさり気なく落としつつ、シルエットがあまりにゆったりとなり過ぎないように袖はスッキリ目に設定。
タイトという訳でも無いですが、中にたくさん着込むイメージよりは、生地感的にも薄手のカットソーか
タンクトップなど肌着がベストと思いますし、もし今時期に着るとなればシャツやハイゲージのタートルなどの
上に被ったさらに上から何か羽織れば、なんとか寒さにも対応出来るのではないかと考えたりもしますが
個人的には強くお勧めはしません。
今は暖かい場所での服装の感覚が薄れてしまっていて・・(笑)偏った目線の提案になってしまいますが
生地もそこまで薄くないので、今からでも着られるという方には遠慮なく手を伸ばしていただきたいです。
素材はコットンのシーチングを使用してますので、着始めはぎゅっと詰まったタフでしっかり目の生地感が
次第に柔らかさが出てきて、肌馴染みもどんどん良くなっていくことと思います。


SEA SALTを代表するアイテムで、海ではなく綺麗な川の流れる盛岡の街並みにも自然と馴染む1枚ではないかと。
もう少し季節が進んでアスファルトが綺麗に見える頃にはコート代わりに大判の肌触りの良い大判のストールを
ぐるっと巻いて、足元はAURORA SHOESで軽快に街歩きを楽しんでみては如何でしょうか。
何とも言い難いこの色味がブランドの持ち味でもあり、気持ちを明るく前向きにしてくれる効果もきっとあるはずです。
まだまだ春という言葉を出すには早いのですが、柔らかな日の光が感じられる頃に合わせて頂きたいです。

11月3日


SEA SALT   KATA-AZE HIGH NECK PULLOVER

color     GREY

price     30000+TAX

size      2 SOLD

color     BLACK SOLD

color     YELLOW SOLD

午後には雨マークが出ていますが、今のところさわやかな青空が広がっている盛岡。
街中の木々や道草の紅葉もすすみ、大銀杏のてっぺんも黄金色の面積が大きくなってきました。
のんびりと歩きながら色彩豊かな街の景色を眺めたり、途中温かい飲み物で一息ついたり。
そんな過ごし方がとっても良さそうな、そんな文化の日です。

すでにニットにも手を伸ばしている方も多いと思いますが、冬に近付くにつれてより着たくなるのは
色が鮮やかなニットだったりします。そして年々惹かれつつある、柔らかさとふわっと風の様な軽やか。
そんなイメージから選んだ今季のニットの中でよりイメージに近かったのがSEA SALTのアイテム。
カラフル&ベーシックをテーマカラーにしたラインナップの中から、まさに花の色のような輝きを放つ
“YELLOW”を挿し色に何にも捉われずに手に取ることのできるBLACK・GREYの色展開で、素材はどちらも
素晴らしい肌触りのSuper Fine Woolを使用した2つのモデルを選びました。


一型目はネック部分の幅が広くゆったりとしていて高さも絶妙な”KATA-AZE HIGH NECK POLLOVER”
シンプルな形だからこそ、どうしても画像だけでは伝わり難い部分も多いのですが、ウールの上品な質感と
タイト過ぎずゆる過ぎずに絶妙なタッチで綺麗なシルエットを構築。
袖を通せばチクチクなども一切せずにノンストレス。また野暮ったさも無くウールなのに着ていないかと
思うくらいの軽さに驚きます。
そんなSEA SALTらしい、街でも自然の中でも似合う大人がリラックスして着られる冬の服を纏えば
厳しい冬の入り口で弱気になってしまいそうなときも、どこかホクホクとした気持ちでいられたり
明るい色に元気をもらえたり、冬の楽しみになってくれるのではないかと思います。


原料にはオーストラリア産のメリノウールを使用。
メリノウールと言っても毛糸の品質によってグレードも異なってきますが、SEA SALTが使用したウールは
よりバランスの良い糸を目指して、数種類の毛をブレンドしてメーカーが開発したものになります。
細番手の糸でありながらも弾力性に富み、ハリとコシ、そしてソフトな肌触りを有したウールは
柔らかくて強いという感覚。良い素材の特徴として「相反する質感が同居する」というのはここ数年で
知り得たことなのですが、このニットにもその両者の顔が見え隠れしました。
そして、やはり着た瞬間に身震いする様な気持ち良さがあります。


ニット自体はそこまで厚地ではないのですが、その分首・肩回りや身頃など余裕を持たせた作りになっていて
インナーにもう一枚、カットソーからつるりとしたブロード地のシャツぐらいまでは、重ね着出来ると思います。
室内でしたらニット一枚でも十分過ごせると思いますし、もう少し調整が必要な場合はゆったり目な羽織か
ベスト、ストールなどがあればある程度どの様な場所でも対応出来るのではないかでしょうか。
片畦編みのリブが綺麗なニットなので、ボトムの合わせもシンプルにスカートや少し光沢感のある生地のボトムが
相性が良いと思います。そこまで気張らずともちょっとお出掛け着の雰囲気も出ますし、あとは靴や小物次第で
ぐっと印象も変わります。特に何でもない日に着たい場合は、あえてワイルドな生地感や土っぽいメンズライクな
パンツなどを合わせてみるのも個人的にお勧めです。足元は革靴できゅっと引き締めて。
質の良さを最大限に活かして、シンプルな着こなしをお楽しみいただけたら嬉しいです。

SEA SALT   FRILL RIB CARDIGAN

color     GREY

price     30000+TAX

SIZE     2 SOLD

color     BLACK SOLD
※本日完売となりました。ありがとうございます。


もう一型はやや変形のカシュクールタイプのカーディガン。
前を何も留めずにシンプルなインナーにさらりと羽織れば、それだけでサマになってしまう至極の一枚。
こちらも先ほどのハイネックニット同様に、空気を纏っている様なまるで着ていないかの様な軽やかさで、
けれどそれだけじゃなく、触れるとしっかりとしなやかさがあって手や肌から上質さを感じ取ることが出来ます。


左脇下の内側に釦があるので、右前身頃に付いているループで留めます。
交差するように重ね合わせて、右脇下の釦をループで留めます。
袖はすっきり目で、身頃はややゆったりなシルエット。釦を留めてもそこまでタイトな感じはしませんが
中に着込むというよりは、シャツや薄手から中肉ぐらいのカットソーに合わせて着るぐらいがベストかと思います。
首元の開きの具合も程よく、柔らかにラウンドしたシャツの襟がちらっと見えても可愛いですし
クルーネックやタートルネックのシンプルなカットソーを合わせれば、Vのネックラインがくっきりと浮かび
顔周りもすっきり整った見え方になるでしょうし、小ぶりなモチーフのネックレスなどをひとつ添えれば、
より大人な着こなしに映るのではないかと思います。
袖と裾のリブは密かにフリルのようになっていて、それもきっとコーディネートの中のアクセントとして
楽しめると思うので必見です。


SEA SALTの展開をはじめて3回目の冬を迎え、ラインナップも決して多くは無い中でウールの質の高さや
デザインの面白さというか、時間が経つほどに良いなぁと思わされる拘りに気付くばかりで、まだまだ自分達が
伝えきれてないなと思う事もしばしば。。
既に展開して良さを知って毎回欠かさず選ぶアイテムもありますが、ちょっとずつ新しい形や色や素材に
挑戦したいと掻き立てられる感覚があって、今回はニットを多めにセレクトしてみました。
際立った何かというよりは、とにかくじわじわと後を引くアイテムが多いので、目に留まりましたら
とにかく先ずは考えずにお試しになっていただきたいなと思います。

PageTOP