10月18日

SOWBOW  TRACK PANTS

color     DK INDIGO

price      37400-(TAX IN)

SIZE      F

一昨日、紹介をしましたSOWBOWのナイロン染めシリーズ。
今日は同素材を用いたパンツ2型をご紹介したいと思います。
先ずは新型でリリースをされた”TRACK PANTS”から。
トラックパンツと聞いて、最初はどういうパンツかイメージが出来なかったのですが・・・
よくよく考えれば陸上競技や体育の授業でも登場するような、はたまたジャージーにも近いニュアンスの
広域的な意味でスポーツの時に穿くような脱ぎ着がし易く動きやすいスポーティーなデザインのパンツ。
全く想像していなかったアイテムだったので、セレクトするかどうかとても悩ましかったのですが
ナイロンを染めた生地がどうしても頭から離れなかったのと、SOWBOWの二人が挑戦するモノを純粋に選んで
みたいという、勝手に気持ちに後押しされて(笑)少量のみですが店頭に並べています。

男性の主力となるパンツはデニム・チノ・軍パン、プラスするのであればグレーや黒のスラックス系が
何だかんだ言っても手に取り易いですし、それさえ押さえておけば無理に広がりを持たせる必要はないかなと
思う位に万能です。それでは満足出来ない、服装にアクセントを入れたいという方に向けて。
もしくは旅行などで締め付けがない服装で出掛けたいというタイミングで、この手のイージーパンツ類は
間違いなく重宝します。僕の中では何度かスウェットパンツに挑戦して、どうにも上手く取り入れることが
出来なかったので、それに代わるアイテムとして面白い存在になるのではと期待しています。

特徴的なディテールが幾つかあるのですが、その中でも裾口に入ったZIPはトラックパンツならでは。
メッシュ素材の総裏仕立てというのも、足を通した時にどこか懐かしさの様な空気も感じるカサっとした質感。
過去にこの類のパンツと「お逢いした事ありますよね?」と言いたくなるような微かな記憶が蘇ります。
裏地が直接肌に当たると、好き嫌いがはっきり分かれそうな素材ですので、これから寒くなる季節に
レギンスなどを合わせた時に穿く方が保温性の部分も含めてトータル的に良いのではないかと。
僕は温泉やら銭湯に行く時に、もしくは長時間の車や電車移動の時にこのパンツは良さそうだなと思ってしまいます。
軽くて折り畳んでコンパクトになるのもナイロン素材の特徴かもしれません。

サイズ展開はワンサイズでフリー。
シルエットはお尻周りから太腿にかけてはゆったりとした設定。
膝から下をきつめにテーパードをさせてZIP+ゴムの付いた裾口に納まり良くなるように作製。
ウエスト周りは総ゴム+アジャスターが付きますので、体型を問わず幅広くカバーできますし
穿いていてストレスのないパンツは、何だかんだと重宝してしまうのではないかと。

ナイロン素材100%のフルレングスパンツは、今まで殆ど展開してこなかったはずです。。。
化学繊維の面白さに興味が湧いて来たのが最近という事もあって、洋服を色々と組み合わせて着る中で
表情に軽さと天然素材の持つ魅力をより効果的に出してくれる役割も果たしてくれる存在だと思っています。
今回はナイロンを染色しているという点で、価格の部分においても多少ハードルは高く感じられるかもしれないと
思いますが、1点異素材を組み合わせただけで全く違う空気になる、その感覚を是非体感して頂きたいですね。
自分自身の当たり前と思っていることが、案外そうではないかもしれないという所に思わぬカタチで
気付かされる可能性を秘めたトラックパンツ。SOWBOWの視野の広さと真面目な遊び心を感じて頂ければ嬉しいです。

SOWBOW  EZ PANTS(WIDE)

color     DK INDIGO

price      36300-(TAX IN)

SIZE      F

color     LT INDIGO

price      36300-(TAX IN)

SIZE      F

こちらは継続的に展開をしているワイドシルエットのイージーパンツ。
SOWBOWの隠れ名品とも言える存在で、穿いた時の印象として人とモノとの距離が詰まり過ぎずに適度なラフさを
演出してくれます。こちらは仕立てが1枚なので、より軽快な印象で穿いて頂けるのではないでしょうか。
素材はトラックパンツと同様にナイロンの染色で濃い色目と薄い色目の2色でご用意しました。
薄い色目(LT INDIGO)は、デニムの様な見え方になるのが、全く想像もしていなかったバランス感で
これはこれでとても面白い着こなしに繋がると思っています。

いつもはお気に入りのデニムを穿くところに、ナイロンパンツを合わせてみると、いつものスウェットが
また違う色気を見せたりして、そんなややマニアックな素材遊びをしてみては如何でしょうか。
ベーシックなパンツとの相乗効果が期待出来ますし、服装に限らずですが何事も遊び心というのか
肩肘を張らずに心に軽やかさは持っていたいものですね。

SOWBOWのナイロンシリーズはシャツ・パンツ・キャップの3つのアイテムで展開しています。
何となく見過ごしてしまいそうな景色を、立止まってじっくりと色々な角度から観察してみると
今までとは違う新たな発見があったりします。誰にでも突き刺さるようなアイテムではないですが
やけに気になってしまうのは、1つの製品に対する奥行きとマニアック度の高さ故。
自分の直感を信じて、この新感覚を楽しんでいただけたら良いなと思います。

10月17日

SOWBOW  SHIRTS A(ONE PIECE COLLAR)

color     DK INDIGO

price      36300-(TAX IN)

SIZE      2    /    3    /    4

先日、中津川に鮭の目撃情報を聞きつけ与の字橋と下ノ橋の橋の欄干から身を乗り出して川を覗き込むも
魚影は見つからず。一人が川を覗き込むと、通りがかった人も皆、同じように鮭を探す光景は
盛岡ならではだと思っていて、一年を通して色々な表情を見せてくれる中でも一番好きな景色。
一気に気温が低くなったので、またタイミングを見計って鮭の遡上を見に行こうと思っている今日この頃です。

僕の感性を刺激し続けてくれるSOWBOWのプロダクト。
今シーズンもまた新しい試みに胸を躍らせ、製品が届くのを心待ちにしていました。
九州に残り続けている絣と呼ばれる生地を用いたシャツが1つのアイコンになっているのですが
それとは明らかに毛色の違う空気を放つ素材に目が留まりました。今回はナイロンを使ったシャツ。
ナイロン素材のシャツであれば正直そう珍しくもないですし、今までの素材感と比べたら違う切り口だというのは
理解出来たのですが、そのナイロン生地をインディゴ染料で後染めをした状態でリリースするという事・・・
率直に思い浮かんだ事は、僕に限らずナイロンという水を弾くような素材を染める事は可能なのかどうか。
それをあの手この手でどうにかして可能にする!と、意気込んでいた姿がとても印象的だったのを覚えています。

通常の工程とは少し違うニュアンスで染め上げられた生地は、色味に深みがあって触れればナイロンという事は
理解出来るものの、今まで触れてきたナイロンとは明らかに違う空気を放っている。
SOWBOWのモノ作りにおける探求心と、それを客観的に見る目線とが絶妙に交差したインディゴ染めのナイロンシャツ。
製品としても袖を通した際に格好良くて、染めるという行為そのものが独りよがりにならず純粋なプロダクトとして
完成されている事が何よりも一番の特徴なのかもしれません。

選んだシャツのデザインは、SOWBOWが一番最初に作ったイタリアンカラーと呼ばれる襟形状のタイプ。
色々と他のカタチも並べてきましたが、1周してまたこのデザインに改めて惹かれ始めています。
この時期になると、インナーは長袖もしくはそろそろ首元を覆うようなモックネックやタートルネックも
視野に入り始める頃。そういった首のあるインナーにも好相性なので、是非お試しいただきたいです。

こうして改めてシャツを見てみると、後染めにしたからこそ良く分かるのですが、シャツの縫製をする際の
運針の細かさと縫製の綺麗さが一目瞭然。
ドレスシャツを得意とする唐津の工場で生産。工場との連携を担う吉村さんがシャツに絶対的な信頼を置く工場。
個人的な感覚として後染めした後の縫製糸の色が抜けてしまうのが、デザインとしてマッチし難いものが
多いなと思う中で、逆にアクセントとして見てもらいたいと思える位に繊細さと均一的で美しいステッチが
とにかく素晴らしい。後染めのデメリットになり易い部分をプラスに変換する役割も大いに果たしていると思います。

製品の特性上、最初は白いインナーなどは極力控えて染料が落ち着いたタイミングで合わせるのがベスト。
ノンウォッシュのデニムを穿く感覚に近いかもしれません。
今回染色したシャツの元々のベースはグレーに近い色目で、深く染めることによって紫のニュアンスが混じった
ような深く立体感のある仕上がりに。ナイロン自体の暖かみは然程ないのですが、上からニットカーディガンを
合わせた時の素材のグラデーションと揺らぎによって、服装の面白味がぐっと増します。

SOWBOW  6PANEL CAP

color     DK INDIGO

price      13200-(TAX IN)

SIZE      FREE

以前から気になっていたSOWBOWの作る6PANEL CAP。
何かのタイミングでとは思っていたものの、なかなか手が出せずにいました。
理由としては被り易いというデザインではないですし、かと言って被り難いという訳でもない。
という点で、かなり悩んでいたのですが通好みな方に向けて(笑)という観点からセレクトをしました。
生地は同じくナイロンを染めた生地で、軽いタッチの被り心地も癖になるのではないでしょうか。

クラウンは浅めに設定されているのが大きな特徴。
デザイナーの藤田君がとにかく浅い方が好きだからという理由で作製されているのを聞いた気がします。
クラウンが他と比べると浅く、それが被り難さにも繋がる部分ではあるのですが(笑)
被って2週間くらい経ちましたが、これが案外癖になりますね。

SOWBOW  LONG BILL CAP

color     DK INDIGO

price      14300-(TAX IN)

SIZE      FREE

もう1つは新型のLONG BILL CAP。
ツバの長さが特徴的なデザインで、アウトドアブランドなどで見かけるシルエットではないかと。
陽射しを防ぐ役割を果たして、アクティブなシーンに用いられることが多いキャップ。
それをSOWBOWなりに落とし込んでいて、普段着にも比較的取り入れやすいデザインに落とし込まれています。
ですが、こちらもかなりの難易度高いアイテムで、軽々しくは受け入れて貰えそうにありません(笑)
服装とのギャップを出して被ると、格好良さそうなイメージが湧きますね。

SOWBOWの新たなチャレンジは、僕が勝手に想像していたところの範囲では全く納まりきらないモノ作りでした。
数シーズン前から感じていた化学繊維の可能性を広げてくれたのは間違いありませんし、天然素材と変わらない目線で
服装に取りれてもらうと、思いもしなかった化学変化が出てくるようい思います。
ここ数日でナイロンインディゴの虜になってしまったのは言うまでもないですし、いつもとは違うSOWBOWからの挑戦状を
受け取りにきて頂ければ嬉しいです。

10月16日

JUJUDHAU  SHIRTS DRESS

color     WOOL LINEN BLACK

price      33000-(TAX IN)

SIZE      F

今季のjujudhauは柄物の生地のご紹介が続いていましたが、無地でも良い出会いがありました。
WOOL50%LINEN50%の素材は昨年も展開されていたのですが、今回は質感がまた一味違っています。
リネンのザラリと乾いた素材感が表面には強めに感じられ、着るとウールの粘り気のような滑らかさも
含んでいて、冬と言うよりは秋と春に着る機会が多くありそうな生地です。
薄すぎずそれなりに厚みもあるので、シャツ型のドレスという名目ですが実際にはコートとしての
着方が一番しっくりきそうな感じがします。
今週の天気の様に暑いと寒いが急に入れ替わって、体も服装も待って待ってと戸惑うような時には
とにかく何か羽織れるものを一枚着るなり、持ち歩いておけば安心です。
この冬は特に今時期からもう少し先まで着られそうな羽織を多くセレクトしています。
素材と仕立ての違いと厚みなどなど、なるべく選択肢を広くして様々な生活スタイルに合うような
季節の変り目の服を提案出来ればと思いますので、今着るものが無い!とお困りの方には良いものが
見つかるのではないかなぁと店内を見渡しながら思っておりますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

立てても寝かせてもどちらでも大丈夫なように、わざと曖昧な大きさ?にしている襟と
肩線から身頃へ直線で繋げて、生地が身体に沿って流れ落ちるゆるやかなシルエット。
袖だけは少し細く設定されていますが、このモデルに関してはブラウスやチュニックよりは
ゆとりが感じられるので、よっぽどの厚手のものじゃなければ中に着込むことが出来ます。
前開きだからこその良さは、着方にバリエーションが出せるところ。
しっかりと釦をTOPまで留めてストールやマフラーを組み合わせても、ばさっと軽く羽織ってみても
どちらにしてもザクザクとした独特な生地の空気感が、どこかシックでそれでいて少し個性的な印象に
映してくれるように思います。

この生地に関しては元々BLACK一色だけの展開でしたが、もし色違い(生成など)があったとしたら
迷わずに選んでしまうだろうなぁと思うぐらいに、何というか北国の秋・春にあっている素材感なのです。
ウール×リネンというところがポイントで、仕立ては一枚ですがしっかりとしたハリ感と滑らかさがあって
見た目がウールっぽくないので中に着るものを変えていくことで、期間もある程度長く着られます。
一日の中でも気温差が激しかったり室内と室外でも同様に温度差があったりするので、保温性や防寒性は
もちろん必要不可欠なのですが、通気性や蒸れないというところも案外重要だったりします。
とは言え、同じ北国でも住んでいる地域で寒さも雪の量も全く違うので一括りには出来ないのですが
中間着がある事で、季節の変り目に慌てたり・悩んだりが少しは解消されますし、体調管理にも役立ちます。
それ以上に、外に出て街を歩くには一番いい季節いい気候だと思うので、これから一気に寒さが加速する前に
お気に入りの服を着て、佳い時間を過ごしていただけたらと思います。

10月15日

MITTAN    PT-38 ウールコットンワイド

color      黒

price      29700-(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3

いよいよ岩手にも冬という文字がちらつきそうな今週末。
お店の衣替えは大分進んでいるのですが、自分たちの洋服は冬モードへの切り替えがなかなか出来ず。。。
インナーを温かいものへ切り替えて何とか乗り切ろうと思っていたのですが、来週以降の最低気温を見て
戦々恐々としています。身体が寒さに慣れていないので、自分が想像するよりも暖かな服装で過ごす位で
きっと丁度良いのかなと思ったりしています。

MITTANから届いたパンツは、これからがベストシーズンになるウールコットン素材のイージーパンツ。
別のパンツに使われていた素材がとても気になってしまい、デザインを置き換えて頂いた別注企画。
太さがあるのにも関わらず何処か洗練された印象のある”亜麻苧麻ワイドパンツ”のシルエットに落とし込んで頂きました。
今回別注した理由として、生地の見え方がウールに寄り過ぎないことがとても気に入った点。
プラスしてこれから先にレギンスなどを穿いた際にも、ワイドシルエットはストレスなく合わせられて
冬の入り口から寒さの厳しい春先まで穿き回せる事をイメージしていたので、ウール×コットンというのは
自分の中では最も理に適った素材。
黒は表面がつるりとしているのに対して、紺は微起毛している点でも穿いた時の雰囲気と印象が全く異なるので
其々にライフスタイルとシチュエーションに合わせて、2色をお選びいただきたいと思っています。

先ずは黒の素材から。
ウール60%・コットン40%を使用し、経糸にウール・緯糸がコットンの斜めに走る畝がしっかりと表現された素材。
表面にうっすらと光沢が出ていて、品の良さが伺えるという点でも普段使いからトップスと靴の合わせ方によっては
お仕事用にしても大丈夫と言う方もいらっしゃるのではないか・・・という想像が膨らんで、守備範囲が広くて
多少背筋が伸びる様なきりっとした印象を持たせてくれます。

ウエストは総ゴム+アジャスターなので、完全なイージー仕様という点である事も、このパンツの穿き易さに繋がるのは
言うまでもありません。僕自身も岩手に長く住んでいるので、冬場の着こなしは出来る限りストレスが少なく
きちんとした保温性があって、プラスαとしてだらしなくなり過ぎないバランスというのが求める条件。
非の打ちどころが無いと言えば大袈裟な表現に感じるかもしれませんが、素材も打ち込みが強く見るからにタフな印象。
お洗濯なども気を使い過ぎずにご自宅で簡単に出来る点。
総合的に判断して万能さに長けたパンツに仕上がっているのではないかと思います。
冬らしいウール100%の保温効果の高いパンツも魅力的ですが、毎日でも穿きたくなる様な雰囲気を持ち合わせていて
デニムやチノなどのベーシックなパンツと同様に、秋冬~春先にかけてのメインに穿ける1本としてとてもお勧めです。

シルエットはお尻周りから太腿にかけてはゆったりとした設定。
裾にかけて緩やかなテーパードで全体を心地良いワイドシルエットに纏め上げます。
丈の設定もそこまで長くしていませんので、靴と合わせた時の印象も分かり易く革靴でもラフなスニーカーでも
相性良くマッチします。あれこれ考え過ぎずにぱっと穿けて、すんなりと腑に落ちる感覚があるのが素直に嬉しい。
サイズは1・2・3の3サイズ展開。ウエストは紐で縛られるので、ワタリ幅のバランスで決めるのが良いかもしれません。
身長178CM 体重64キロ 着用サイズ3。

MITTAN    PT-39  ウールデニムワイド

color      紺

price      29700-(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3

同じデザインで、こちらの生地はコットン52%・ウール48%で経糸にコットン・緯糸にウールを用いて作製。
ウール混デニムというと分かり易い表現になると思います。
冬場にデニムを穿くのは寒さという敵を目の前にして進んで手に取るタイミングが難しくなるので
保温効果の高いデニムとなると、話はがらりと変わるのではないかと。
表面に少しだけ起毛感があって、奥行きのあるブルーと迫力のあるワイドシルエットはコーディネートの主役に
躍り出る位に存在感のある井出達。黒とは全く異なる印象で、カジュアルな装いに抜群の力を発揮してくれます。

肌当たりに関してですが、僕は極度の敏感肌なので何かを挟まないと肌に負担が掛かってしまいそうです。
これ位であれば全然大丈夫という方もいらっしゃると思いますので、この辺りの感覚は人其々で実際に触れて頂いて
判断して頂ければと思います。

まだ急激な寒さがそこまで来ていないので、ウールの気分になりそうでならない日々が続いていますが
今週末から一転して穿きたくなりそうな雰囲気。寒さは苦手というか身体に全く馴染んでこないのですが(笑)
ウールという響きは洋服屋である以上一番の盛り上がりになりますし、服装における選択肢の幅が大きく出せる事も
楽しさに繋がります。早く穿きたいというワクワクする気持ちと、寒さに身構える自分自身の心模様の複雑さもまた
冬の訪れの醍醐味なのかもしれませんね。
少しでも心躍る様な服装で日々を過ごしていければ、いくらか心持ちも変わるのではないでしょうか。

MITTANにお願いをして作製して頂いた冬を越して春まで届くイージーワイドパンツ。
頭の中に描いていたイメージするものがこうして目の前に出来上がると、季節を楽しめる要素が1つ積み上がって
今度はこういうのがあったら良いのではないか・・・と、住んでいる街との距離感を考えながらセレクトするのが
より具体的にリアリティになっていければ良いなと思っています。
黒と紺、どちらも甲乙つけがたい位に素晴らしい仕上がりになっていると思います。
是非冬のメインになるパンツを手にして頂ければ嬉しいです。

10月12日

FilMelange   LIPTON

color      mocha

price      42900-(TAX IN)

SIZE      1

雨が過ぎ去ってまた一気に秋が深まってきました。と同時に気温が急にぐんっと下がって
スウェットを一旦通り越してニットに包まれたくなるほど。さすがに早いのでは?と思うかもしれませんが、
体感的にはこのぐらいが丁度いいと感じてしまうくらい、この季節の変り目は体調を崩し易いので
念のため早めの防寒対策を自分にも、同じようにこの時期に不調になり易い方へ向けてご提案したいです。

重たいセーターはもう着れないかもしれない・・・と感じながら、やっぱりざっくりボリューム感のある
セーターというのは見た目から暖かさが伝わってきて、毛糸が醸し出す趣ある表情は魅力があります。
そして寒さが厳しくなるにつれ、心身を優しく包み込む暖かな存在には救われることも。
見た目・着心地・重量などなどセーターにはいろんな選ぶ基準がありますが、FilMelangeが作り出す
ニットにはその基準をバランス良く備えて、心から満足出来るクオリティのものが間違いなくありますし
毎シーズン、その時の気分でオーダーをしています。
今回心惹かれたのは、カシミヤとラムウールをブレンドした糸と、ローシルク100%のネップ糸を
表側に出すことでニットの奥行きのある表情と、優しい肌触りの両面がどちらも際立つように仕上げた
FilMelange特性ブレンドのレシピで編み立てたニットシリーズ。
同素材でレディス・メンズと数型選びましたので、ひとつずつご紹介していきたいとおもいます。

上半身をすべて覆ってしまうくらい、ゆったりとしたシルエットで仕上げた”LIPTON”は
口元まで隠れるほどのハイネックに、袖・裾のリブもしっかりと長めに設定されていて
とにかくこの一枚があれば、真冬も乗り越えられそうと期待に胸が膨らむこと間違いなしのニット。
見た目がここまで覆われていて、それでいて比較的しっかりとした厚みも感じられるのにも関わらず
着心地はとても柔らかく軽やかで、しっとりとした滑らかさもあって、そこまでの重さを感じません。
ヘヴィーなニットを着ているぐらいの見た目の包容力と、ニットそのもの自体の保温性を兼ね備えながら、
理想のゲージと度目を目指して配合された糸と、そして糸量によってここまで贅沢な着心地に仕上がるのかと
これは着てみないことには想像できないかもしれませんが、その素晴らしさに感動を覚えます。

襟や裾、そして袖先はあえてロックをかけずに、ロールした状態に。
ほんの些細なくるんとした見た目の変化が、ちょっとしたアクセントにもなっていますし
ニットというどこか手強そうなイメージも解してくれているような印象です。
ワンサイズなので小柄な方ですと腰まですっぽりと隠れる着丈になりそうですが、
適度に落ち感があるので、細身のデニムやスカートに合わせていただくとバランスが取り易いかと。
中にあまり着込まずに、ニット一枚で真冬は裏地のついた滑りの良いオーバーコートを羽織って
足元はローファー、スウェードの革靴など少しだけキリっとさせてシンプルに着ていただくと
素敵ではないでしょうか。

カシミアとラムウールの素材の特徴として、特有のぬめりと保湿性と吸湿性にも優れているため
たっぷりとした分量の割には重苦しい見た目になりませんし、そして蒸れにくいというのも
冬場の衣類においては重要なポイントになるかと思います。
天然素材だからこそ、汗をかいても蒸れずに匂いなどもあまり気にならないのもニットの良さですし
お洗濯なども個人的にそこまで頻繁にする必要も無いと思っていますし、ホームクリーニングでも
案外問題なかったりするので(不安な方には信頼できるクリーニング屋さんをお勧めしています)
何事も経験として試してみるのも一つ大事なことですし、上質なカシミヤやウールはきっと季節が
巡る度に取り出すのが楽しみな存在になると思うので、ぜひお気に入りの一着を手にしていただきたいです。

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