2月6日

FilMelange  DRAGAN2

color     BLACK

price     16000+TAX

SIZE     4    /     5     /     6

今日の朝はとても目覚めが良く、それもそのはず氷点下になっていませんでした。嬉涙
ストーブを付けて温度を確認すると室温4度。久しぶりに0度以外の数字を拝めてテンション上がりました!
外の気温も勿論寒いという他に、住居そのものが必要以上に寒いせいもあって毎日が修行の日々ですが
『五感を研ぎ澄ます』意味では、必要な事ではないかと言い聞かせ過ごしております。

まだ着るのには早いのですが、気温がプラスに転じて気分もあがっておりますのでFilMelangeから届いた
カーディガンをご紹介。毎シーズン半袖・七分・長袖で提案しているオーガニックラフィーを用いた羽織で
個人的にはシャツの上から着るよりもカットソーにラフに合わせる方がしっくりきます。
理由として身頃はある程度ゆったりと設定しているものの袖周りなどはそこまで広くないので
脱ぎ着する際にシャツなどは摩擦で若干のストレスを感じてしまう為。
今時期からの着用を考えるとサーマルなどの保温性の高いカットソーと組み合わせてインナーの意味合いとして
着用するのがベター。素材の特性を活かすのであれば実際には3月末から4月頃からでしょうか。
気温の低い盛岡ですと4月末頃から、半袖や七分袖のTシャツの上からざっくりと羽織って頂くと気持ち良く納まるはず。
あとは梅雨時期や室内や車内での冷房対策に、バッグに丸めて持っていくだけで寒さを気にせずに安心して
気持ち良く過ごせる名脇役になってくれるのは間違いありません。

今季選んだカラーはFilMelangeが最も得意とする杢調ではなく、あえて黒を。
理由はどうしても黒のカーディガンが気になってしまった為(笑)
サイズ展開も4・5・6と大き目に振っています。メンズM・L・XLと言った所でしょうか。
ディテールとしてフロントに小さなポケットが1つと、サイドにもスラッシュタイプのポケットも付きます。
釦を掛けても良いと思いますが、Vゾーンがかなり深いのでDRAGAN2に関しては前開きで着るのが好みです。

袖口・裾には小さく切り替えしが入っていて、ぎゅっと身体を締め付ける様な部分は一切ありません。
ボディに使われているオーガニックラフィーは、僕がFilMelageのカットソーに初めて触れた時から
恐らく作り続けらている生地で、何度かアップデートを繰り返しながら現在に至っていると思います。
そう考えるともうかれこれ10年以上は作られているブランドを代表する生地の1つ。
実際に着ていて感じる事としてお洗濯に強く型崩れがし難い点。
特に半袖の上から着るような季節は、着用する度に洗う事が前提になってくるはずですので耐久性という部分は
求める条件になるのではないかと。勿論カットソーなので消耗してしまうのは間違いありませんが、クタクタに
なるまで着続けた頃にはきっと価格以上の満足を感じて頂けるカーディガンになると思います。
肌に直接生地が触れる季節は、純粋に気持ちと身体が喜ぶものを身に着けて頂きたいです。

カーディガンと一言で言っても、僕自身はシャツ・カットソー(薄手)セーター(厚手)の上に着ると言った具合に
3つからイメージを膨らませてセレクトするように心掛けています。今回ご紹介しましたDRAGAN2は薄手のカットソーの
上から着用する事を想定したカーディガン。Vゾーンの開き具合などからラフな感じが春夏のイメージに合うのでは
ないかと思っています。勿論シャツの上にも着て頂いても良いですし、決めつけている訳ではありませんので
物を選ぶ上で、意図をはっきりさせておく方が提案する側も手に取って頂く側もイメージがし易いのではないでしょうか。
プラスの気温になったという事で、気持ちの高ぶりを抑えきれず薄手のカーディガンのご紹介でした。
焦り過ぎずに気分だけでも少しずつ盛り上げていきたいものですね。

12月14日


FilMelange  STARRRET

color     WHITE MELANGE  

price     38000+TAX

SIZE     3     /     5

覚悟はしていましたが、遂にきてしまったか・・・という岩手に住み始めて9回目の冬の訪れ。
真っ白な世界が一面に広がり、道路もつるっとして車のタイヤがキュルキュルと空転する音に久しぶり感もあり。
岩手ならではの冬景色に早変わりして、うっすらと積もる雪道をスニーカーで踏みしめながらお店に辿り着きました。
今週は最高気温がプラスに届かない日が続きそうですので、静かに内職?をしたりして過ごしたいですね。

こんな気候になると、ただ単純に暖かな洋服に包まれたい気持ちになります。
FilMelangeが作るニット類は、毎シーズンどれもクオリティが高く欠かさずに提案をしています。
原料から徹底的に探究して作られる天然素材の製品は、これだけ化学繊維が発展しているのにも関わらず
着心地などを含めて、それ以上の機能性や価値観を生み出しているように思います。
以前にご紹介したベストと同素材を用いたボートネックタイプのセーターは、暖かさに加えて柔らかさと軽さの
両面を持ち合わせた理想的なセーターに仕上がっています。
着用写真を撮る為に着替えてキンキンに冷えた廊下に出ましたが、上半身をウールがしっかり守ってくれているのが
伝わってきて、セーターの醍醐味を身を以て確認。北東北の寒さにも耐えられる事を証明してくれました。


素材は太い繊維のスラブ糸に南オーストラリア産のエクストラファインラムウールを掛け合わせて作製。
表面に凹凸があるニットで、何処か懐かしさも感じさせるムードではあるのですがシルエットを大胆にゆったりと
リラックスした雰囲気にさせる事によって、古臭さを一切無くしたバランスの良いセーターに仕立てています。
首元のボートネックもインナーにクルーネックを合わせた際に、綺麗な見え方になるのでインナー選びも
苦労しないはず。袖口・裾のリブのテンションも窮屈さを一切感じさせないので、身体を締め付ける部分がありません。
スウェットを着る位の気持ちで袖を通せるセーターになると思います。


厚みに関してはミドルゲージよりもやや厚手位になるでしょうか。
見た目はやや重厚なイメージですが、空気を多く含んだセーターでその軽さに驚かされます。
軽さを重視すると保温性に響いてきそうですが、素材に妥協をしないブランドだからこそ2つの要素
(軽さ・暖かさ)を見事に両立させていて、風を通さないコートをバサッと上から羽織って頂くのが理想的。
腕周りはドロップした作りで、ジャケットやコート類はアームの太いものでないと肩回りが窮屈に感じますし
セーターのバランスから見てもゆったりした雰囲気のアイテムを組み合わせるのがお勧めです。


STARRRETはセレクトするサイズを絞って展開。
サイズ5は男性のM~Lサイズ位を着用している方をイメージしています。
肩線が落ちていますので、少しゆったりと余裕を持って着るのが柔らかな質感にも合うのではないかと思っています。
提案する側の勝手な解釈になりますので、これが正解という訳ではなく其々にイメージを膨らませながら
サイズ感なども固定し過ぎに楽しんで頂けるのが理想的です。

color     NATSUMEGU

price     38000+TAX

SIZE     3


複雑に色が絡み合って生まれる”NATSUMEGU”も魅力的なカラー。
どうしても安定したネイビーやグレーなど落ち着いたカラーに手が伸びる季節に、明るい色目は見に付けているだけで
自然と元気が湧き出てきます。セーターの主力が揃ってきている方にも新鮮な感覚を持っていただけると思いますし
暖色系の色味は保温性にプラスαを与えてくれる役割も果たしてくれそうです。


FiLMelangeの製品はサイズ1が商品によりますがコンパクトに感じる部分もあったりするので
最近は女性もゆったりと着たいという要望も感じていて、サイズ3をレディースで提案したいという想いでセレクト。
程良く落ち感があって、ストレスのないサイズ感になるのではないでしょうか。
首元の開き具合も絶妙で、薄手のタートルネックなどを組み合わせるのも◎
しっかりとしたクオリティの高いセーターをお探しの方、寒さが苦手な方に特にお勧めしたい1枚です。


今までの感覚で言えば、生地のボリュームを出せば重さもそれなりに増えていくと思っていましたが
そういった当たり前に感じていた概念を変えてくれるようなセーターに出逢い、自社で原料の選定から物作りを行い
納得がいくまで自社開発にに取り組むブランドポリシーを、製品を通じて受け取りました。
暖かく軽い良質なセーターをお探しの方に、是非今季の一押しを触れて確かめて頂きたいです。

10月27日


FilMelange  STAR

color     white melange

price     32000+TAX

SIZE     4    /    5


全部が全部という訳ではないのですが、最近僕達が着たいと思うセーターは多少値が張ってでも毛の品質が良くて
軽いという2つの要素はセレクトする際に重きを置くポイントとなっています。
岩手に住んでみてはじめてセーターの本来の役割も知りましたし、中途半端なセーターは通用しないということは
厳しい自然環境から学んだことでもあり、だからこそ、自分達が好きだと思える条件や機能性の部分がくっきりと
見えてきたように思います。

今シーズン見た中ではトップクラスの暖かさと軽さを持ち合わせたFilMelangeが作るセーター。
オリジナルのレシピで作られたスラブジロンニットは、ローゲージまではいかないミドルゲージとの丁度中間位と
言えば良いでしょうか。インナーで着てもモコモコとし過ぎずに、ミドルレイヤーとしても重宝する厚み。
ざっくりとした糸から生まれるスラブがかったワイルドな表情とは裏腹に、原毛は南オーストラリア、ジロン地方で
取れる繊細なエクストラファインウールを掛け合わせて作製をされています。
エクストラファインウール自体はカシミアに匹敵する位の品質の高さでウールの中でもトップクラスの肌触り。
展示会で見た際には正直少し重たそうなのかな・・・と思って手に取った時にその軽さに驚かされました。
デザイナー自身も、重たいセーターは散々着てきたので軽くて暖かいものを作りたかったと言葉通りで
年齢を重ねて無理をし過ぎずに服を着たいというシンプルな考えに基づいた仕上がりだと思っています。
北東北の極寒とも言える冬にも間違いなく重宝する1枚になるのではないでしょうか。


昔から理由はないのですがニットベストが好きで、腕周りがすっきりとするので重ね着がし易く体感を温めると
案外袖は気にならなかったりします。着こなしもシャツに合わせる事が多かったのですが、ここ数年はサーマルの
温かみを知ってしまってからは、着写の様な着こなしがメインになっています。
カットソー1枚だと物足りなさ(保温性と見た目)を感じる時や、着こなしに清潔感を出したい際にベストを
着ると割とサマになったりするので、良いアクセントを与えてくるのは間違いありません。
着る人と着ない人とがはっきりと分かれるアイテムではあるのですが、僕自身のワードローブには欠かせないので
納得出来るものが見つかれば提案をし続けていきたいと思っています。


首元、脇、裾のテンションはきつくなく、一切のストレスのない着心地。
サイズ感は今回はあえてサイズ4、サイズ5のサイズのみを選びました。
生地感的にも少しゆとりを持って着てもバランスは崩れないですし、ジャストサイズだけが洋服の着方ではないので
窮屈に考え過ぎずに挑戦して頂ければ嬉しいです。


カラーは幾つもの糸が複雑に降り合わさる事で奥行きのある白を表現。
トップスにネイビーやブラックなどのダークトーンが増える時期だからこそ、インナーは明るめの色目を持ってくると
コーディネートがマンネリし過ぎずに楽しんで頂けると思っています。

color     GUNGYO

price     32000+TAX

SIZE     4    /    5


もう一色は悩みに悩んだ末に紺系の色目”GUNJYO”を選びました。
もしニットベストを着たことがないという方には、先ずは着回しの効きやすいネイビー系の色目がお勧め。
首元の詰まりが程良いので、インナーにシャツを組わせてみましたが窮屈さは全くありませんでした。
GUNGYOも幾つもの色糸で構成されていますので、深みのある渋いネイビーに感じて頂けるはずです。


FilMelangeはカットソーも素晴らしいですが、セーターも毎シーズン試行錯誤して素晴らしいアイテムが並んでいて
素材から妥協をしない姿勢は製品にした際に佇まいとして現れるような気がしています。
毛玉なども出来るのですが、毛の質が良いとそれさえも何だか可愛らしく見えてしまうのは私だけではないはず(笑)
お客様でもチラホラとウール素材を着ている方を見かけるようになってきましたので、そろそろ冬支度の準備を
しても良いのではないでしょうか。ベスト以外にも長袖のタイプもレディース・メンズでご用意していますので
そちらも併せてご覧頂ければ幸いです。

10月10日


FilMelange  ROLF

color     NASU KON

price     26000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5    /    6

今日はお店に来る前に、川に鮭がいるかどうか上の橋からチェックしましたが魚影は見えず・・・
他の橋の下にはもういるとか、いないとか・・・僕自身が盛岡の四季の景色の中で最も好きで感動した鮭の遡上。
この時期になると橋から川を覗き込む人の姿を見かける機会が増えるのも、この街ならではですね。
鮭の遡上→大銀杏の黄金アフロ→岩手山山頂の雪化粧→冬 自然の景色を見ながら季節の移ろいを感じる街というのは
やはり魅力的ですね。

鮭の遡上の頃になると裏起毛素材のスウェットにも手が伸びるようになってきます。
スウェットと言えばrasikuではオープン当初から提案をし続けているお馴染みのブランドFilMelange。
毎シーズン糸から開発し独自のレシピで作製されるスウェットはどれも極上の着心地で、私自身のワードローブには
欠かすことの出来ない存在になっています。その中から最近お気に入りで着ている2型を昨年に引き続きセレクト。
カラー展開を王道から変えて、発色の良い色物を今回は選ぶ事にしました。
先ずはFilMelangeの中で最高傑作と言っても過言ではない「ROLF」サイズ展開を最も大きい6まで伸ばしました。
サイズ6ですとL~XL位の体型の方にも着て頂けると思いますので、サイズ感で悩んでいた方には特にお勧めです。
※身長178CM 体重63キロ 着用サイズ5


ROLFに使用されている素材は、コットンの中では宝石とも言われる「シーアイランドコットン」を表糸に
裏糸には世界中のオーガニックコットンを集めて、贅沢過ぎる位の裏起毛素材を作製。
超長綿ならではの表面に光沢があり、繊維1本1本が長いのでキックバッグの感覚が段違いです。
他のを着比べて見て頂くと素材が持つクオリティの違いは一目瞭然で、弾力さに加えて柔らかさがあって
10年後を見据えて作製したというだけの意思を実感して頂けるのは間違いありません。
強いだけの生地は他にも沢山触れてきましたが、強くて柔らかさを兼ね備えた素材というのはモノ作りに特化し
追求出来るブランドだからこその仕上がりだと思っています。


首元はぎゅっと詰まったという印象よりも、少しだけワイドに開いたイメージ。
袖口・裾のテンションも窮屈な設定ではなく、程好く心地良さを感じるフィッティングだと思います。
今回は色をグレー系ではなくあえて新色の「NASU KON」という、あまり見かけない色をセレクト。
普通の紺色とも違うニュアンスカラーで、秋冬のコーディネートに気分を変えてくれる存在になるのではないかと。
特にベージュ系のパンツなどは相性が抜群で、黒のコートなどを合わせても重たく見え過ぎないので着こなしの幅を
出す意味でもとてもお勧めの色です。


色々なブランドのスウェットを個人的にも愛用していますが、着た時の気持ち良さと身体にかかるストレス具合は
FilMelangeのモノが長時間着ていても疲れ難い印象を持っています。吊り編み機でじっくりと時間を掛けて
編みたてられる生地は空気の分量を多く含み、見た目の雰囲気よりも軽いというのがメリットとして挙げられます。
日常着として求められる条件(着心地やタフさ)をしっかりと満たして、ヴィンテージと現代のプロダクトを
丁度足して割ったような感覚は、このブランドならではの強みだと感じています。
古臭くなり過ぎない理由は、ファッションという目線もデザイナーが敏感に取り入れながらモノ作りをしている
からこそだと思います。素晴らしい作りのスウェットですので、是非袖を通して頂きたい逸品です。

FilMelange  CAMPS

color     BOTTOLE GREEN

price     22000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5   

color     ORANGE BROWN

price     22000+TAX

SIZE     3    /    4    /    5   

もう一型は首元にVガゼットを配したデザインの「CAMPS」
僕の勝手なイメージとしてはROLFよりも、もう少しだけラフに着られるような感覚のあるスウェット。
素材はムラ感のあるリサイクルコットンと超長綿を掛け合わせて作製し、よりふっくらした表情が特徴的。
肩線などもややドロップした位置に付ける事で、生地と同様に落ち感を感じさせるのがポイントです。


昨シーズンはMelangeとNavyの王道色を展開していましたが、今季は色をがらりと変えてセレクト。
気分的に冬場になると明るい色を着たい衝動にかられるので、ORANGE BROWNはただ発色の良いオレンジではなく
ダークな色目が混じった柿のような絶妙なトーンですので、色が苦手な方にも挑戦し易いと思っています。
自分がイメージするよりも案外着れたりする事もありますので、そうするといつもと同じ服装にちょっとした
アクセントが加わる事で着こなしの引き出しが増えて、服装で気分転換も出来るようになったりするので
着た事のない色を手にするのはとてもお勧めです。あとは周りの人はそんなに何色を着ているとかそこまで
気にしていないですし見られていないと思うと、圧倒的に気が楽になるはず・・・です(笑)


縫製は極太の2本針のステッチで仕立てています。
スウェットと一言で言っても生地の段階で吊り編み、シンカーなど使う機会で全く別物の仕上がりになりますし
色々と着比べながらご自身に合うものを見つけて頂きたいと思ってセレクトする事を心掛けています。
雑多な雰囲気で格好良いものもありますし、どこを重視し切り取るかによって選択するものは変わると思うのですが
原材料、糸の部分から徹底的に拘り着心地の良さに拘り抜いたスウェットは、このブランドのクオリティを越えるのは
そう多くは出逢わないのではと僕自身は思っています。


お店に立つスタイルもクルーネックのスウェットに、もっと寒くなればインナーダウンという分かり易くて
最も理に適ったスタイルに安心感と安定感を覚えつつありますが、それ位に良いと思って頂けると有難いのですが(笑)
「ROLF」「CAMPS」共に毎シーズン色違いで集めてしまいたくなる位に、僕の中では定番化しそうなアイテムというのは
間違いありません。。其々に全く違う良さがありますので、是非着比べてみて違いを感じて頂ければと嬉しいです。
スウェットはシンプルなアイテムだけに本当に奥が深くて面白いです。
鮭の遡上と共に温かみのある裏毛素材のスウェットに切り替えてみては如何でしょうか。

10月4日


FilMelange  CLOE GL

color     brown/green

price     46000+TAX

SIZE     1 SOLD


スーパーに並ぶ果物、野菜、道端で揺れる草花などなど、目に映る景色はすっかり秋模様ですので、
自分の感覚では、これは冬に入ったんだなーとふと天気予報を見てみましたらば来週は一桁ずらり。
灯油缶、ストーブをスタンバイせねばでしょうか・・・。

そんな訳でここまでくれば、ウールのアイテムも違和感なく手に取ってお試しいただけますね。
FilMelangeより得意のニットも届いていますが、今回はレディスアイテムで気になるワンピースが
目に留まったのでセレクトしました。
FilMelangeが敬愛する、ヴィンテージのU.S NAVYのCPOを参考にして作られたベルテッドワンピースは
クラシカルでエレガントな一面と、妥協せずにとことん拘ってイメージを表現する生地の質感や風合いが
どちらかが強く出過ぎることなく、しっかりと組み合わさっていてとても格好良いし、美しいなと感じます。
ミリタリーライクなアイテムも生地がしっかりとしていれば、きちんとした装いに映ります。
一枚でワンピースとして足元にはブーツを。また今時期から重宝する軽くて暖かな羽織としても万能です。


クラシックなチェック柄を大胆に使用した前開きのシャツワンピースは、私達の提案としてはロングカーディガンの様な
室内着としても重宝するのではないかというイメージで選びました。インナーはハイゲージのセーターや中肉位の
カットソー合わせがお勧めで、冬本番になればこの上から風を通さないざっくりとしたコートを羽織るのがベスト。
Filmelangeの得意とするヴィンテージアイテムを現代の空気に合わせながらも古き良き時代の風合いを損ない過ぎずに
程好いところに落とし込まれた1枚で、何処か懐かしさを感じさせてくれるのも好みな点です。
古着などのヴィンテージアイテムで状態やサイズ感の良いものを探すのは至難の業ですし、素材感にしても
チクチクする様な肌触りは一切なく、着心地の良さはブランドがスタートした頃より貫き通している部分でもあります。


両サイドに配されたフラップタイプの胸ポケットはC.P.Oの顔とも言えるディティールで、
襟の角度や形状もセミワイドのどことなく凛々しい雰囲気を表現しています。
柔らかな曲線使いとミリタリーアイテムらしい直線的なパターンを掛け合わせていて、マニアックな視点で
作製されている洋服は、ユニセックスのブランドならではだと思います。


元々そこまで幅も広がりの無いすっきりとしたラインではありますが、同布の取り外し可能なベルトが付きますので、
ギュッと絞ってウエストマークやブラウジングでシルエットを変えられるのも小柄な方には特に着易いのではと思います。
季節の狭間の羽織物としても出番の多くなりそうな生地感に感じますし、肩線もやや下目に落ちていますので
肩回りのストレスもありません。ラインが綺麗な服を着たいと思っても肩・腕の動き易さはやはり重要ですね。
その点も含めて、FilMelangeは時代の流れに囚われずに、背筋が伸びて且つ着心地も良さも兼ね備えた独自の服を
作り続けているのだなと思うと、ただただ尊敬の気持ちです。


普段ですとFilMelangeのレディス製品をセレクトする際にはカットソーやスウェット系を中心に選ぶことが
多いのですが、このシャツワンピースは奥行きのある柄と色目にとても惹かれました。
良く見ると所々にグリーンのラインが散りばめられていて、なかなかに渋い配色なのに古さを感じさせないのは
やはり全ての製品をオリジナルファブリックで作製するブランドだからこその、技術とセンスが組み合わさって
成せる業だと思います。
少し新鮮さも感じて頂けると思いますし、お店をはじめた頃(それよりも前から着続けている)から
展開しているFilMelangeの服ですので、きっと良さは十分に伝わると思います。
季節感も出るベルト付きのシャツワンピース、ぜひお試し下さい。

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