11月15日


昨シーズンの秋冬からどうしても頭の中から離れずにずっと気になっている素材がありました。
rasikuがオープンしてから、どちらかと言えば強くて厚くてタフでヘヴィーな素材が好きでそういったアイテムを好んで
セレクトをしてきました。お店を続けながら様々な物と人に出逢い触れていくうちに、また年齢を重ねるにつれて
自分の心の向かう先が少しずつ変化していく中で、段々と肌当たりが良くて触れているだけで心地良く感じられる素材に
自然と興味や関心が移行してくるようになっていました。
春夏であればシルクや細番手の透ける様なコットンであったり、秋冬で言えばメリノやカシミヤと言った素材に触れて
実際に自分が身に着けてみて何が良いと感じるのかが分かると、ただ物としてというよりは自分自身にとってそれが
心を動かすものの一つとして、必要だと感じる様になりました。
そんな時にたまたま出逢ったのが「OLU NATURAL BASIC」が作るカシミヤ素材のストールやマフラーでした。

以下メーカーの資料からの抜粋
OLU NATURAL BASICは、無染色のカシミアストールを中心に展開する新しいブランド。
カシミヤ山羊の原毛そのままの柔らかさ、軽さ、暖かさを大切に、厳選した天然素材と無染色に拘った物作りをします。

寒さが厳しい高地に生息するカシミヤ山羊の細くて柔らかな産毛から、上質なカシミヤは作られます。
基本色はホワイト・ベージュ・ブラウン。
希少な黒カシミヤは、ホワイトの原毛に混ぜ合わせてグレーに仕上げました。
染色の外レスを与えずに作ったカシミヤストールは天然の美しい色合いで優しい肌触りです。

カシミヤという自然からの貴重な恵がもたらす、直感的な心地良さ。心が喜ぶものを日々のベーシックに。
私達の物作りから、あらゆる心地良さを織りなしていけるように。

OLU NATURAL BASIC  中厚 四方房リバーシブルストール

color    ライトグレー

price    30000+tax

SIZE    80×190 SOLD


1つ目にご紹介するのは4方向にフリンジがあしらわれた中肉で程よい大きさのストールタイプ。
商品名にある通りで全てにフリンジが付けられていますので、巻いた時にどこかしらで見え方のアクセントになるのが
とても面白く、プレーンな洋服に合わせた時によりバランスが取り易くなると思います。
自然光に当てると透ける様な素材感ですが、あまりに繊細という訳ではなく、織物にする事で柔らかすぎずにしっかりと
目の詰まった張り感も感じて頂けるはずです。


首元にグルグルと巻くのも良いですが、羽織ってもサマになると思います。
秋冬シーズンはどうしても暗い色目のコートを手に取る機会が必然と増えてしまうのですが、首元に白を持ってくる事で
外し過ぎずに雰囲気がガラリと変わる事に気付いてからは、紺色や黒のコートを着る際に意識して白系のストールを
合わせるようにしています。どこかに明るい色目を1つでも取り入れると全体にまとまりが出るので、マンネリ化しがちな
冬場のコーディネートに対して、とてもお勧めです。

OLU NATURAL BASIC  パネル柄バスケット織スクエア

color    ライトグレー

price    42000+tax

SIZE    145×145


2つ目は正方形に作られた表面に凹凸のあるバスケット織を用いた1枚。
正方形のストールは小さく畳んでいく事で首に巻く事も可能ですが、使い勝手からすると羽織って上半身を包み込んで
使う方が無理無駄がなく理に適っていると思っています。
ぎっしりと目の詰まった生地は間近で見ると迫力があり、それと同時に力強さも感じて頂けるのではないでしょうか。
コットン素材で風を防げるコートなどの上からばさっと羽織って頂けたら、保温性がぐっとアップして
首元に当たるカシミヤの心地良さも実感して頂けるはずです。大判のカシミヤストールは手元に持っているだけで
心が満足してしまいそうなくらいの存在になりそうです。


こちらのストールも4方向全てフリンジで処理をしています。
何度もBLOGで書いてきているのですが、下手な薄手のコートや羽織物を手にするのであれば、暖かで心地の良い肌触りの
大きさのあるストールを1枚持っている方が使い勝手も保温性も高く、冬を楽しく過ごせる道具に近い役割を果たして
くれると思いますので、羽織物というイメージで視野を広げて選んでみるのも良いのではないでしょうか。

OLU NATURAL BASIC  厚手起毛あざみ波付けストール

color    ライトグレー

price    45000+tax

SIZE    70×220

3つ目は、見るからにカシミヤの柔らかさが伝わってきそうな表面を起毛させた長さのあるフリンジ付きのストール。
どれも男性・女性に関係なくして頂けるのですが、その中でも男性が手に取り易いのがこのデザインと素材感だと思います。
ティーゼルブラッシャーという特殊な機械で引っ掻いて起毛をさせる事により、保温性を高めるという効果が生まれます。
セーターなどにも同様の加工が用いられる事があり、効率化をする為に薬品につけて起毛させるのが主流になっている中で
ナチュラルな製法で時間と手間暇を惜しまずに作製されています。それだから全て良いという訳ではないのですが、
自然を相手に物作りをするだけに保温性という部分にも影響をするので、生産背景なども含めて選ぶ上では重要な要素の
1つではないかと思います。綺麗目なスタイルにもハマりますし、ご夫婦で共有するのも良いのではないでしょうか。


自分自身の心と身体が満足したり心地良くなれるものを、日常に少しずつ取り入れていければ良いなと考えています。
今まで経験した事がない出来事や、背伸びをしなければ届かないものであったり、けれど頭の中に思っていればいつの間にか
近づいていたり手に入っていたり、そんな前向きな経験を積み重ねていきたいなと思っています。
カシミヤのストールは特別な印象がある方もいらっしゃるかもしれませんが、日常使いに取り入れる事で機能的且つ
素晴らしい素材だという事を実感させてくれるはずです。
是非冬を楽しめる道具をワードローブに取り入れてみては如何でしょうか。

「OLU」は造語で、以下のような意味があります。
O=OUR
L=LOOM(織り機)
U=UTENSILS(道具・用具)

9月23日


K ITO     ワッフル切り替えクルーネック

color     BLACK

price     20000+TAX

SIZE     1    /    2

color     NAVY

SIZE     1    /    2

先日まで行われていましたトートーニー靴の受注会。
沢山の方に靴を履いて頂きご注文を頂きました。靴のお届けは冬の出口が見え始める来年の2月から3月頃を
予定していますので、楽しみにお待ち頂けたら嬉しいです。
今日からまた通常モードで商品のBLOGを更新していきたいと思っています。
シーズン毎に、自分のアンテナに引っ掛かるインポートやドメスティックブランドの商品を提案していますが
今季は良質なカットソーを少し捻りを加えたデザインで、面白さをプラスしている”K ITO”からワッフル素材の
クルーネックと大きく立体的な立ち上がりのフードの2型をセレクトしました。

以下ブランド資料より抜粋
“K ITO”は「糸」ファブリックの製造から縫製工程に至る服作りのノウハウに精通。
37年のキャリアで様々なコレクションブランドの生産やデザインを手掛けてきたデザイナーだからこそ可能にする
エポックメイキングなブランドです。


1枚で着た際のしっかりとした存在感が際立つワッフルクルーネック。
デザインとしてヴィンテージスウェットになどに見られるVガゼットを踏襲し、肩のラインは袖先まで切り返しを入れて
アクセントをプラス。男らしい表情の中にモードなエッセンスが混ざり合っていて、それが決して非日常的な雰囲気に
感じさせないバランスの良さに惹かれました。


糸の製造にも携わったデザイナーらしく、もっちりとした肌触りとしっかりと度詰めされた型崩れの心配のない安心感。
袖を通すと柔らかさと硬さの2つの感覚を実感する事が出来るのはそう多くはありません。
ワッフル素材は機能性にも優れていて、表面の凹凸によって肌とカットソーの間に空気の断層が生まれて温かさを
キープする事が出来ます。セーターの肌当たりが苦手な方には特にお勧めの素材で、中肉で安心感がありインナーダウン
などと組み合わせて頂けると、岩手のような寒い地域でも安心して過ごす事が出来ると思います。


サイズ展開は2サイズ。
個人的には大きいサイズは男性に向けて、小さいサイズは女性にも良いと思っています。
レディースでこれくらい強さを感じるカットソーを探すのは正直難しいので、ざっくり着るイメージでお試し頂きたいです。


大き目に切り替えられた裾リブの長さもポイント。
色の落ちたリーバイスのデニムに、くたっとよれたコンバースのスニーカー。
王道とも言える古着の組み合わせに、スウェットではなく少し違うエッセンスを混ぜると、また違った見え方がして
着こなしの深みが出せると思います。僕自身も今まで手にしてこなかった洋服なので、自分の持っているワードローブに
組み合わせる事で、また違う化学反応を想像して秋冬の服選びが楽しみになりました。

K ITO     フードパーカー

color     NAVY

price     27000+TAX

SIZE     1    /    2

もう一型は、フードのボリュームと立体的な構造のフードパーカー。
肉厚な裏毛素材を用いて、カンガルーポケットも存在感が抜群な1枚。
昨シーズンあたりまでは、気分的に首元がすっきりとしたクルーネックばかり着ていたのですが、今年は原点回帰と
言わんばかりにフードが着たい気持ちになりました。
首元全体を覆う様な立体的な構造になっているので、デザイン的な部分と機能性としては必然的に保温効果も高くなり
これから冬場にかけて出番の多くなるパーカーだと思います。


パーカー自体はシンプルなデザインだけに、個性を出すのは難しいアイテムだったりします。
王道と言われるモノが確立しているので、素材に特化するのか、奇をてらい過ぎずにデザインをプラスするのか。
素材感もしっかりとした背景のあるブランドだけに、しっかりとした厚みがあって肌触りも良く作りの良さと
デザインのバランスに惹かれて、今季のセレクトにしています。


ウールのトラウザーや着用画像のようにチェックのパンツ合わせなど、ボトムスで素材感や柄で面白さを出せるのが
冬の醍醐味でもあると思っています。いつも履いている様なデニムやチノなどにも勿論相性は良いですが、少し違う角度で
着こなしてみるとフードパーカーが、また新鮮な表情に映ってくるのではないでしょうか。
フードは今シーズンFilMelangeでも多くセレクトしていますので、そちらも楽しみにして頂ければと思います。

トートーニー靴の受注会③


今日で4日目を迎えたトートーニー靴の受注会。
残り30日(月曜日)1日(火曜日)の2日間となりました。自分の足に合った気持ちの良い履き心地の革靴を
手にする機会は、そう多くはないと思いますので新しい感覚を手にして頂きたいです。

今シーズンから新たに加わったラスト(木型)について、触れておこうと思います。
昨シーズンまではラストが1つだけでの展開でしたが、より良いフィッティングの向上を目指して
特に足のカタチが細く甲の高さが薄い方に向けて、縦の浮きが少しでも改善される事を目的として作製。
ラストを比較したり、靴の形状を見ても違いが殆ど分からないくらいミリ単位での修正を行っています。
現状で展開していたラストに対して、甲の高さを3ミリ高くするだけで履いた時の感覚は全く別世界とも
言えるくらい変化が起こります。
特に内羽式の靴は、フィッティングを調整するシューレ―スを閉める部分に構造上の限界があるので
それを解消する為に甲の高さをミリ単位で調整をする事により、靴の中での動きを制限させてくれます。


トートーニーの靴の心臓部分とも言える土踏まずを支えるフッドベッド。
硬くて厚い牛革を成型してアーチが出来るまで吊り込みを入れます。
アウトソールと組み合わせて接着をして一体化させる事で、足を入れた時に自分の足のカタチに沿うような
絶妙なフィッテングを実現。フッドベッドがある事で歩行をする際の手助けになり、長時間歩いても疲れにくい
理由にも繋がってきます。


今まで採用をしていたゴムソールは、軽くてスニーカーに近いような履き心地になります。
結婚式や入学式、卒業式などのお祝い事の場面や、出張や会議などのビジネスシーンなどハードに使用しない事を
前提に選びたい方にはこちらがお勧めです。
ソールの形状が薄くて柔らかい分、どうしても減り具合が早くなってしまうので、オールソールやメンテナンスの時期が
早くなってしまう傾向にあります。その分の履き心地の良さは抜群で、革靴を履こうという気合を入れずについつい足を
入れたくなってしまうくらいの気持ちになると思います。


今シーズンから新たに加わった”VIBRAM SOLE”は、見て目でも分かる通りで、強さと硬さ、グリップ力に優れたソール。
良く登山用のブールなどに使われているソールで、逆に言ううとプレーンな革靴に合わせるのはとても稀だと思います。
凹凸のあるソールを張り合わせる際に、直接ではなく、もう一層クッション材を入れる事によって、地面から足の裏に
伝わる距離が遠くなり、長時間歩いても疲れにくく、更に冬の地面からくる寒さという面もカバー出来る仕様になります。
新ソールのメリットとしてソールの減りがゆっくりな点と悪条件の路面にもしっかりと対応が出来る事。
デメリットとしては従来使用していたモノに比べると重さが出てしまう点、コバの張り出しが3ミリくらいあるので
見た目を気にされる方は不向きになるのかもしれません。
何を選ぶにもメリットとデメリットは必ずある事なので、ご自身のライフスタイルや履くシーンを想像しながら
選んで頂けたら嬉しいです。

トートーニー 靴の受注会②


今日も開店からトートーニーの靴を今回こそはと目掛けて来ました・・・という沢山のお客様にご来店頂き
神田さんがフィッティングをし、お客様が色々ご質問されたりしている姿を見る事が出来て、とても嬉しい気持ちで
あっという間な一日を過ごしていました。
残り3日間ありますので、今回はオーダーをするという所まで至らなくてもフィッティングだけでも試して頂き
履き心地とデザインを両立させた革靴を体感してもらえたらなと思っています。

今シーズンから新しい取り組みとして「WORK」と名付けられた、新型の底材を備えた革靴がラインナップに加わりました。
よりタフに履く事が出来、路上の条件が多少悪くても気を使わずに歩いたり動ける機能面を重視した革靴を・・・
という思いで作製された1足。1年以上前に、たまたま浅草のアトリエでお逢いした際に「WORK」のファーストサンプル
として見せて頂いた事があったのですが、その時は自分の中では正直ピンときていなかったのがリアルな感想でした。
神田さん自身もアウトソールを付ける事によって機能性は格段にアップするのですが、それと引き換えにすっきりしていた
アッパーとコバの繋ぎ目の見え方が大きく損なわれてしまい、デザイン面での落としどころの難しさを仰っていました。
僕の感想も全く同じで、華奢な革靴に強い厚みのあるソールを取り付ける事でのデメリットの方が大きすぎるのではないかと
感じていて、無理をして取り付ける必要はないのではないかと言ってしまおうかと思ったくらいでした・・・(笑)
それでも、神田さんからは機能とデザインの2つのバランスの良い落とし所を目指して改良していきますと
力強い言葉を聞けたので、新しい「WORK」の仕上がりを僕自身が一番楽しみにしていたのかもしれません。


それから細かな部分の修正を何度も何度も繰り返し行う事で、最初に見た時とは見違える程、コバの張り出しが
ギリギリの最小限の長さに抑え込まれていて、トートーニーの革靴らしさが失われずに”VIBRAM SOLE”の迫力も
すっきりと納まっていて、より汎用性の高い革靴に仕上がっていると感じました。
アッパーの素材は色々と選択肢はあるのですが、強さのある”キップ”とのコンビネーションにする事によって
冬にも対応出来る革靴になりますし、北東北のハンディギャップをカバー出来る1足になるのではないでしょうか。
ビジネスのシーンにも対応出来るように、コバの色はヌメ革からブラックにも変更も可能で
更にソールを繋ぐグレーのクッション材もブラックに統一出来るので、ワントーンの革靴にも仕上げられます。
色を統一する事でよりすっきりとしたフォルムに見えてくるはずです。


ソールに使用されている”VIBRAM SOLE”は、登山用のシューズに良く見かけるソールメーカーの1つで
凹凸がありグリップ力があり、耐久性にも優れているので、タフに長時間履く事を前提に靴を選ぶ方には断然お勧め。
昨日紹介しました今まで展開していたゴムのソールタイプを履いていて、もしソール交換したいと思った際に
今回リリースされた”VIBRAM SOLE”にも変更は可能ですので、ご自身のライフスタイルと靴との付き合い方によって
選択肢の1つとしてお選び頂きたいです。
僕自身も2足目として、冬でもガシガシ履ける革靴が欲しいと思っていた所でしたので、外羽のプレーントゥをベースに
素材はキップで¥、ソールは”VIBRAM SOLE”、コバなどを全て黒でオーダーをしようと考えている所です。
冬場の出張や旅行に行く際に、黒のオールコンフォートシューズを持っていたら洋服との合わせがより良くなるだろうと
色々と想像を膨らませています。

トートーニー  PLAIN TOE (VIBRAM SOLE仕様)

color      BLACK(キップ)

price      69000+TAX      /       74000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


トートーニー  PLAIN TOE BOOTS (VIBRAM SOLE仕様)

color      BLACK(キップ)

price      76000+TAX      /       81000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


トートーニー  STRAIGHT TIP 

color      BLACK(キップ)

price      80000+TAX      /       85000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM

価格に関しては通常のゴムソールよりも抑えれることも”VIBRAM SOLE”のメリットの1つ。
僕自身も今年で8年目の冬を迎えるのですが、雪が降り積もる道路状況が良くない地方都市できちんとした見た目で
履き心地の良いレースアップシューズタイプの革靴を探すのは至難の業だと思っています。
特に男性であればカジュアルな服装に合わすことが出来て、且つビジネスの場でもカバー出来るとなれば
ある程度の価格を出したとしても十分に満足して頂ける1足になると思いますし、アフターケアもきちんとして頂ける
作り手さんなので長い目で見て愛着の湧く革靴を手にして頂きたいです。
明日まではデザイナーの神田さんもお店に終日立たれていますので、フィッティングを含めて新しい1歩を踏み出して
みては如何でしょうか。歩くことに対しての意識が変わる革靴です。是非。

トートーニー靴の受注会①


トートーニー  STRAIGHT TIP(内羽根)

color      BLACK(カーフ)

price      90000+TAX      /       95000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


昨日からスタートしましたトートーニーの靴の受注会。
今日で2日目を迎えました。夕方くらいから作り手の神田さんもお店に立たれていて、明日28日(土曜日)
明後日29日(日曜日)までいらっしゃいますので、靴の事で気になる点がありましたら折角の機会ですので
色々と質問をしたり聞いてみてください。

トートーニーの革靴をどのようなカタチでオーダーをしていくのかをざっと説明したいと思います。
店頭にはサイズサンプルとして全サイズをフィッティング出来るように、内羽式のストレートチップ(素材はカーフ)と
外羽式のプレーントゥ(素材はキップ)がハーフサイズ毎に21CMから28CMまで各サイズ並べられています。
フィッティングをして頂く前に、先ずは足の計測をさせて頂きます。右足と左足の長さや甲の高さ、特徴などを
お伝えさせて頂きます。その後、妥当だと思われるサイズをフィッティングをして履き心地を確かめて頂きます。
モデルとサイズが決まりましたら、アッパーの素材・カラーをサンプル内からお選び頂きます。
最後に細かい部分のお色(コバ)などを決めて頂きオーダーは完成となります。
今シーズンから新たな取り組みとして、従来のソールの他に”VIBRAM社”の凹凸のあるタンクソールでの作製も可能に。
足の形状が細くて薄い方へ向けた、新たな木型も今回からオーダーが可能になりました。


個人的に一番の思い入れのある内羽式のストレートチップ。
すっきりとしたフォルムながら、足を入れると見た目では想像も出来ないくらい窮屈さを一切感じさせないフィッティング。
素材に用いられているのは生後6カ月未満のきめが細かいカーフレザーを使用。
革靴特有の硬さが苦手な方にも履き始めから馴染む感覚があり、履き心地を最優先するのであればカーフが断然お勧めです。
内羽式のストレートチップはデザインとして、正装の場に相応しいとされているカタチでスーツスタイルや結婚式などの
お祝いの場などにも間違いなく重宝すると思います。僕自身も昨年に何十年か振りに結婚式に参列した際に、この靴以外の
選択肢はないと思って履いていきましたが、見た目と履き心地も良くて心地良く時間を過ごす事が出来ました。
2次会などで少しカジュアルな服装をする際にも違和感なく溶け込むのもトートーニーの革靴の懐の深さだと思っています。
いざ・・・という時にも勿論良いですが、普段着に合わせて、足元を引き締めたいと思う日に良く履く靴です。


歩行をより良くサポートする為に、中底とインソールを一体型にしたフットベッドを採用。
人間工学に基づいた靴作りとしても有名な”BIRKENSTOCK”や”trippen”などにも使われている仕様で、トートーニーの
靴とは作りは違いますが、目的は一緒で土踏まずの形状に合わせて凹凸を付ける事で、歩き易さを向上させたり
クッション性を高めたりする役割を果たしています。
フッドベットがある事で、歩いた時の感覚は今まで履いていた靴とは全く違う印象になり、長時間歩いたりする際には
よりその効果を実感して頂けるはずです。
アウトソールはクッション性のあるゴムとレザーのコンビネーションで、柔らかさと硬さの2つの感覚を味わえるソールで
ブランドならではのオリジナリティを感じさせるディティールだと思います。

トートーニー  PLAIN TOE

color      BLACK(キップ)

price      79000+TAX      /       84000+TAX

SIZE      21CM~24CM            25CM~28CM


もう一型は、革靴の中では最も使い勝手の良いとされている外羽式のプレーントゥシューズ。
内羽式と比べるとよりフィッティングの調整がし易く、カジュアルな印象が強くなります。
アッパーの素材をキップにする事によってタフに履ける1足に。
写真ではコバが素揚げの状態になっていますが、色をブラックで統一する事によりビジネスのシーンでも
使い易くなりますし、よりすっきりとした見た目に変わります。
明日のBLOGでお伝えする予定ですが、今シーズンから”VIBRAM”のソールを組み合わせる事も可能になりましたので
外羽式のプレーントゥシューズと合わせる事で、強さと汎用性を併せ持った靴に仕上がると思っています。
雪が降って道の状況が悪くなる東北地方の冬道にも対応出来る仕様にもなるので、ビジネスを中心に履く黒の革靴という
選択肢の1つとして良いのかもしれません。


毎シーズン少しずつグレードアップしているトートーニーの革靴。
前回オーダーして下さった方が履き心地の良さに感動して、リピートでもう一足オーダーをして頂いていたりと
僕が感じたフィッティングの良さと見た目のバランスの良さを感じて頂ける姿を見ると、とても嬉しい気持ちになります。
価格だけで判断してしまうと高価な靴に感じてしまうかもしれませんが、「歩くこと」「ファッション」という相反する
2つのバランスを絶妙な落としどころにした素晴らしい革靴だと思っています。
自分の足に合った革靴に出逢える機会は沢山はないと思いますので、一度足を入れてきちんとした背景のある物作りの良さと
デザインに触れてみてください。フィッティングに関しては明日と明後日の週末が特にお勧めです。

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