6月29日

River    PLAIN SHIRT S/S

color    BEIGE

price    24200-

SIZE    2    /    4    /    6    /    8

昨日は朝からざぁざぁ、いや、ざぁぁざぁぁ降りで、降り止まぬ雨の1日。
夕方頃に雨はやんで、少し風が涼しくなり、どんよりとした空気が洗われているような気がしました。
雨上がりの後の晴れ間は、当たり前ですが清々しくて心地が良い。
本日、6/29(土)最高気温27度。曇りから晴れになる予報の二宮。
湿度はありますが半袖のシャツが丁度良く感じられそうです。
・ 
Riverから、昨年リリースした半袖シャツ。
張り切った感じの半袖シャツは自分自身が着ないので、こういう感じだったら着るな
着たいな。と思える形と雰囲気を落とし込みました。
ある程度、きちんと見えることを裏テーマに作製した1枚。
トップ釦を留めた際の見え方、着用をしている本人が窮屈にならないことを考えつつ
襟元の形状と首周りの設定をあれこれと試した結果、ギリギリ良いラインに落とし込めました。
夏場、カットソー一辺倒になりがちな着こなしに、適度な距離感で着用して頂けるのではと想像をしていますし
ちょっとした会食などにも着ていける、表面に光沢のある綺麗目な生地を採用しました。

脱ぎ着がし易いように深めに設定をした4つの釦。
襟を前側に倒すことによって、トップ釦を留めた際にも窮屈さを軽減すると共に
襟が強調され過ぎずに適度な抜け感のある表情に。
昨シーズンはリネンのラフな素材感を使いましたが、今シーズンは気分をがらりと変えて
テンセル75%・リネン25%の中肉な素材感を選びました。つるりとした質感で着心地は抜群。
シルエット自体も身体に密着しにくい、空間を大きく取ったバランスに仕上げているので
夏場の暑さも多少は和らぐことでしょう。

大きな特徴として前丈と後丈の前後差(約6~7cm)を付けています。
前から見た際にはスッキリと、後ろはお尻が隠れるくらいに、ちょっとしたアクセントになる部分。
僕のイメージとしては、布帛素材のポロシャツを着るような感覚。
いつかポロシャツを格好良く着てみたいという願望はあるものの、実現には至らず。
その練習を含めて、シャツのような・・・ポロシャツ。ポロシャツのような・・・シャツ。
そんなニュアンスも落とし込めたかなと思います。

そしてお得意の。。。同素材のパンツとのセットアップ。
もちろん、変わらずにやっております。
パンツは後日にご紹介しますが、セットアップで着るとコーディネートを考えずに済むという
メリットがあるので、これが案外良かったりします。
ベージュのセットアップは難易度高めですが、洋服好きな方には挑戦のし甲斐があるのかなと思います。

color    NAVY

price    24200-

SIZE    2    /    4    /    6    /    8

サイズ展開はいつも通りの4サイズ。
サイズ2は少し小さめの設定なので、小柄な方にもお勧め。
大まかな目安は
サイズ2=レディースS~M
サイズ4=レディースM~L
サイズ6=メンズM
サイズ8=メンズL~XL

全体的な印象として身幅は大き目に設定、着丈はすっきりとしたバランス。
ハンガーに掛かっている状態で見ると大きそうに見えますが、着ると案外そうでもないはずです。

ネイビーは鉄板中の鉄板カラー。
セットアップもネイビーですと手が出し易いですし、其々に単品であっても着用し易く
合わせが難しいという事は、ほとんどありません。恐れずに着ていただけます。

color    BLUE

price    24200-

SIZE    2    /    4    /    6    /    8

最近気になっているブルー。
作業服のようなムードを逆手に、面白がって貰えると嬉しいです。
パンツはベージュのチノとか、デニムに組み合わせて頂けると、すんなりと納まるはず。
ベーシックなカラーの洋服をある程度持ちつつ、色のある物を着たい~という方に
ぜひ選んでいただきたい色。なんとも優しい気持ちになります。

以前は、夏でも薄手の長袖シャツをぐるぐると捲って着ていましたが、ここ数年の暑さにより
半袖シャツを着たいと思うようになり、実際に着てみて涼しさを知ってしまってからは
身も心も一段と開放されて、夏はやっぱり半袖。と、あっさり改心しております。
きっと半袖シャツへの偏見もあっただろうし、食わず嫌いではないですが、自分が素直に納得して
着たいと思えるものがカタチとなれば、それは純粋に嬉しいものです。
でも決して張り切った半袖シャツではないと思うので(笑)ぜひ、試してみていただけらと思います。
セットアップで着用した同素材のパンツは、また後日にご紹介させていただきます。

6月21日

River    BOAT NECK S/S

color    WHITE

price    19800-

SIZE     2    /    4    /    6    /    8

昨日は岩手に住む友人が二宮に遊びに来てくれたので、越してまだ4カ月足らずの僕たちですが
思いきり得意げに町をご案内してきました。
先ずは大磯駅で待ち合わせ。
ちょっとノスタルジックな駅の佇まいが、より旅の空気を盛り上げるのではないかと思って
個人的にお気に入りの待ち合わせ場所。
ちょうどお昼時の到着だったので、お話を聞いて気になっていたご飯屋さんへ友人と一緒に初訪問。
1つ1つ丁寧に作られた食事を頬張りながら、岩手の様子を聞きつつ、美味しい・・・美味しいと
静かに連呼するしあわせな時間。また1つ好きな場所を見つけられました。
おやつにケーキと紅茶を買って、行きたかったパン屋さん、お花屋さんにも寄れて、
最後にお気に入りの魚屋さんに立ち寄って夕飯の食材を調達。
大磯も二宮も小さな町で、何でも手に入る訳ではないのですが、自分たちが欲しいと思うものは
十分過ぎるほど気持ち良く見たり買える環境なので、それも町の魅力だなと感じます。
まだ行ってみたいお店が沢山あるので、お休みを使って少しずつ開拓していこう。

梅雨明けの情報もちらほら流れてくる中で、今夏の盛りに向けて少しでもリラックスして過ごせる
良いTシャツを作りたいと思っていました。さらに言うと、首元の形はボートネックのモノが着たい。
自分の中で苦手な課題をクリアしたい。そんな2つの理想をイメージして作製はスタート。

先ず、ボディになる素材。
涼しさを追い求め過ぎると繊細なタッチに振りすぎてしまって耐久性が落ちてしまうことも考慮。
適度な強さと清涼感、出来れば表面に光沢が出るようなリッチな空気を纏えるような生地を探しました。
幾つか候補がある中で、目に留まった「ビスコース」という文字。一昔前に良く聞いた素材。
シルクの代用として使われていたことを思い出して何だか良い予感が湧いてきます。
他に組み合わせているのは、リネンとポリアミド。この3つの混紡素材で
涼しさ・耐久性・光沢のある素材感、思い描いていた生地に出逢えました。
※配合はビスコース50%・リネン35%・ポリアミド15%

次にデザイン面。僕自身の中でボートネックの何が苦手なのか。。。
首から鎖骨辺りのラインがびしっと綺麗に見えない。タンクトップとの相性が定まらない。
薄手なので中にTシャツを合わせることはないので、とにかくタンクトップを着た際の
首元の見え方を一番に考えました。丁度良いバランスに、どうにかならないものなのか。。。
1STサンプルは鮮やかに失敗。タンクトップの見え方をものすごーく意識し過ぎて
首元の幅を小さく設定したため、当然ですが、先ず・・・頭が通らない(汗)
なんとか入ったは良いが今度は抜けない。(笑)洋服としては致命的なミス。
これがカットソーであれば伸縮性があるので、ある程度融通が利くのですが
布帛だと伸びが一切ないということを、すっかりと抜け落ちてしまっていました。
洋服ってシンプルだけど適度な塩梅があることを実感。

color    BLUE

price    24200-

SIZE     2    /    4    /    6    /    8

被り口を広く設定すると、タンクトップが見え過ぎたり、バランス良く着られなくなり
理想とするカタチとはかけ離れていくので、問題を解消する為に首元を前下がり気味に設定。
そうして首元の幅を横に広げ過ぎずにギリギリに抑え、脱ぎ着する際のストレスを軽減します。
2回目のサンプルで想像していた首元に無事、なってくれました。
安心してください!!普通に脱ぎ着できますからね。

もう1つのクリアすべき課題が、1STサンプルはセットインではなくラグランスリーブで作製。
その仕様の方が着易いし、他で見たことがないから面白くなりそうだなと思っていたのですが
縫製面でとにかく縫うのが難しい。あぁ~なるほど。皆さんがやらないのにはちゃんと理由があるのですね。
その辺の感覚が素人同然なので、またしても仕様の変更を迫られ、着易さと作り易さの心地良い落し所を模索。
肩線は身頃に対して直線的に付ける仕様に変更、腕周りも出来る限り肌と生地が接触し難いシルエット
袖の長さは肘が隠れるくらいの5分丈にして、全体のバランスとして優雅な空気を纏えるようにしました。

サイズ展開はユニセックス。2・4・6・8の4サイズをご用意しました。
大よそのイメージで
サイズ2=レディースM~L
サイズ4=レディースL~メンズM
サイズ6=メンズL
サイズ8=メンズXL

となります。上記は目安にしていただき
着られる方の体型、お好みの着丈やゆったり具合でお選びください。

※身長178cm 体重62キロ 着用サイズ6 L体型です。

color    NAVY

price    24200-

SIZE     2    /    4    /    6    /    8

※7月1日 NAVY全サイズ再入荷いたしました。

色はWHITE・BLUE・NAVYの3色展開。
BLUE・NAVVYはAULICOさんにお願いしてインディゴ染めを施して頂きました。
発色の綺麗なブルーは夏の装いを盛り上げてくれそうですし、ダークトーンは使い勝手が◎
白はギリギリ肌が透けないくらいの色目なので、着易さに繋がると思います。
インナーはやはり、AULICOの布帛素材のタンクトップと組み合わせて頂けると
夏の装いに新たな風が吹くはずです。AULICOのタンクトップは後日入荷予定。
どうですか、この絶妙な首元の見え方。理想としていたカタチが出来て僕は大満足。

BLUEとNAYの染色分に関しては、現在店頭にあるだけですが
染め上がり次第、順次入荷を予定しております。
コットン100%の天竺Tシャツ以外の選択肢として、生地がゆらゆらと揺れて風が抜ける
布帛のTシャツシリーズを、毎シーズン何かしらご提案していければと思っています。

11月9日

River    VEST

color    NAVY

price    35200-

SIZE     4    /    6    /    8

日中の暖かさのおかげか、昨夜は電気を消すと耳元にやってくる蚊に悩まされて
なかなか熟睡出来ずに朝を迎えました。
立冬を過ぎたのに蚊がいるという、今まででは考えられなかった出来事。
かと思えば、朝方の急な冷え込みに猫が布団の中にダイブしてきたり・・・
寒暖差の幅もいよいよ週末には縮まり、最低も最高も一桁の日の幕開けとなりそう。
とにかく自然の流れるままに身を委ねて暮らしていきたいと思います。

とある古着屋さんで手にした(重たい)中綿入りの恐らくライナーのベスト。
色が抜群で、ヨーロッパのワークジャケット(インクブルー)を色落ちさせた雰囲気がびしびしと
伝わってくる1枚。但し、重たいのと脇下のカマが浅くてインナーとの相性を考えると手が伸びず。。。
何となくずっと手元に残しておいたので、いつかこのベストを使って何か作れれば良いなと
頭の中でぼんやりと考えていました。最初はニットベストでと思っていたのですが、色々と条件が
厳しいことが分かり断念。たまたまSOWBOWの展示会で見かけていたウール100%の生地がとても良かったことを
思い出し、Riverを企画して下さっている吉村さんに唐突に相談。
そしたら、気になっていたウール生地を大量に買っているとの事で、ベスト案件が動き始めました。

僕自身が室内で過ごす事が殆どなので、ベストの使い勝手の良さとレイヤードした時の暖かさは
素晴らしいなと思いながら、その中で自分がより良いなと思うバランスについて色々と試しながら
考察していた部分が結構ありました。
気になるポイントとして、挙げるのは以下の3つ。

先ずはベスト自体の着丈の長さ。
→シャツを合わせた際に、裾の納まり具合に戸惑う場合がある。

次に、脇下のカマの深さ。
→スウェットの上から重ねたい派なので、脇下に生地が引っ掛かるのがストレスになる。
 動き難さに繋がる。

最後にVゾーンの深さ
→シャツ・スウェットのどちらを組み合わせても、心地良く納まるバランスが案外無く
 Vネックだと深く、詰まる雰囲気だとクルーネックのアイテムが多い気がしています。

サイズによって着た印象が変わります。
ジャストサイズで着て頂くとインナーとして所謂ベストの雰囲気に。
ワンサイズアップで、アウター要素が高まります。
サイズ展開は3サイズ。
サイズ 4=レディースL~ メンズSサイズを想定。
サイズ 6=メンズM~L 
サイズ 8=メンズL~XL

※写真の着用はサイズ8 アウターライクな印象で着てみました。サイズ6でも問題なく着用出来ます。

用いてる素材はウール100%で、毛玉にならなそうな表面がつるっとした肌当たりが抜群。
重さは少し感じますが、許容範囲内だと思います。
ボタンは本水牛を使用し、大き目のパッチポケットを左右に付けました。
アウターライクなベストで素材をウール100%で作製しているのは、正直あまり見たことがないので
個人的にはとても新鮮に映りますし、どのタイミングで着ていくかをあれこれ考え中です。

当たり前ですが、サンプリングで使ったベストとは全く異なる表情をしているのがとても面白い。
古いモノは古いモノにしか出せない滲み出てくる空気はあるのですが、段々と暖かさと軽さに
勝るものはないなとしみじみと感じてしまう年齢に差し掛かってきました。
そうは言っても結局古いモノも好きですし、こうしてまた新しい価値観として生まれてくるものの良さの
どちらも理解しつつ、今の気分とライフスタイルに合うものを自分自身で選択していきたいなと思います。
明後日からの秋田への出張SHOPにもお持ちしますので、楽しみにしていてくださいませ。

10月19日

River    PLAIN CARDIGAN

color    DARK NAVY

price    30800-

SIZE    4    /    6    /    8   

昨日の定休日は朝早起きをして、夏服をせっせと洗い、この眩しい日差しを逃すまいと
1階2階の窓辺にハンガーをかけられるだけ目一杯干してから、いつもの温泉へ直行ー!
の手前でピザを頬張り、帰りにはソフトクリームを食べて家に戻れば、カラっと乾いた
洗濯物が太陽の匂いで、何とも言えぬ充足感でいっぱいに。
試合開始直後から、うとうとしながらクライマックスシリーズを観戦。最高の休日になりました。
オリックス・・・強い!!

Riverの新作はずっと頭の中で思い浮かんでいたイメージを、ようやく具現化したカーディガン。
店頭に並ぶまで紆余曲折あり、一時はどうなるかと不安がよぎりましたが、無事にこうして
ご覧いただくことが出来て、ホッとしています。
デザインとしては、とにかくシンプル。その一言に尽きます。
とにかくシンプルなカーディガンを、肌当たりが良く適度なウェイトで春・秋・冬の3シーズンを
違和感なく着用出来るような万能な1枚を目指しました。
先ずはメインとなる素材ですが、コットンとウールを半分ずつ位の配合が使い勝手が良いだろうと思い
そのイメージで探していると、目に留まったコットン52%・ラムウール38%・カシミア10%の編地。
ボリュームも良さそうで、肌当たりも抜群。作り手の方と打ち合わせをする中でラムの質が抜群との事。
素材はこれで決定し、次はデザイン案に移ります。

前立てを無くし、さらにポケットの付属も付けない究極にシンプルなデザインを目指しました。
機能性をプラスするのであればポケットは必要かなと思ったのですが、シンプルさを際立たせるために
あえて機能性は求めずに、ただただ羽織って心地良いことを一番に考えました。
袖と裾のテンションは緩く、そして設定を短めにするというのだけは頑なな姿勢で組み立てていきます。
着る地域によってかもしれませんが、岩手に住んでいると寒さというキーワードは付いて回るので
スウェットの上からでもストレスなく着用出来るように、肩の仕様はラグランスリーブに。
肩回りから袖にかけても適度なボリュームを保つように心掛けました。

ニットの自然な揺らぎのある表情。生地がべたっと身体に密着し過ぎずに適度な空間を保ちながら
時間を過ごすことが出来るのは、布帛にはないニットの特権ではないかと。
編地ならではの動き易さは、当たり前に着る日常着としての機能性をしっかりと満足させてくれると共に
身体を包み込んでくれる、ほんのりとした暖かみと軽さは長時間着用していてもストレスになりません。
今回で二度目のニット作製でしたが、前回よりもニットの面白さ・深みに気付けたような気がしますし
素材同士の組み合わせ方で無限に世界が広がるような、大袈裟かもしれませんがそんな感覚を覚えました。

Vゾーンは深過ぎず浅すぎずの設定。
ボタンは丸みが特徴の山高タイプで全部で5つ。素材は本水牛を贅沢に使用しました。
良い素材のニットを羽織ると、インナーにブロード素材のシャツが着たくなってしまい
急遽Riverの新作としてPOシャツを作ってしまった経緯があります。
それ位にニットが持っている魅力というのは、計り知れない事にも気づかされました。

color    APRICOT

price    30800-

SIZE    4    /    6   /    8   

カラー展開は2色。間違いない色とそうでもない色をどうしても作りたいと考えていました(笑)
色見本の中から3色に絞って、最後は僕の独断と偏見で。羽織るだけで嫌でも元気になりそうなAPRICOTを。
秋冬は自然と色のトーンが落ち着いてきてしまうのは必然ですが、それ一辺倒だとマンネリしてしますので
ぱきっとした空気を纏えるカラーは、想像しているよりも案外ハマってくれると思います。

サイズ展開は3サイズ。
サイズ4=レディースLからメンズM位まで
サイズ6=メンズL~XL 
サイズ8=メンズXL~XXL位まで

※サイズ8はXL体型の方がゆったりと着れる位の大きさがあるので、ある意味では希少なサイズ感。
※身長178cm 体重62キロ 着用サイズ6

ニットという存在に僕自身が魅了され、織物と編み物の違いに俄然興味が湧いてきました。
編み物の不安定さに翻弄された場面もありましたが、難しさも含めてカタチになった際の喜びは
また一塩で、手前味噌ですがこの土地に合うニットカーディガンが出来上がったと思っています。
僕達も朝と晩はこのニットが手放すことが出来ず、寒暖差の大きな季節でも温度調整が可能な
心強い一着になってくれるのは間違いないはずです。
既にサイズ欠けが出ていますが、ニットの魅力を知るきっかけになって頂ければ嬉しいです。

10月1日

River    PLAIN SHIRT L/S

color    MULTI STRIPE 

price    25300-

SIZE     4    /    6    /    8  SOLD

暑い暑いと言い続けていた夏もようやく落ち着きを見せ、ここ数日は猫も積極的に布団に
INするようになり、心地良く眠ることが出来ています。
服装も薄手で風が抜ける素材から、オーソドックスなシャツ素材に移り変わり、ブロード類にも
自然と手が伸びるようになってきました。それに合わせてインナーはタンクトップから半袖Tシャツに。
小さな変化にも思えますが服装にバリエーションが生まれてきているのがとても嬉しい。

今年の春先頃から、急にブロード素材のストライプもしくはチェックのシャツが着たいという気持ちが
沸々と湧き始め、それならば自分が着たいと思う形・柄をという事で作製したRiverのプルオーバーシャツ。
夏にリネン×和紙で作製した半袖シャツのデザインを、細かく修正を入れながらアップデートしました。
大きく修正した箇所として、半袖は着丈の前後差を大きく取っていたのを長袖バージョンは緩やかに設定。
トップ釦を閉めた際に、浮きが出ないように首周りのぐるりの大きさを変更。
選んだ生地は3種類。MULTI STRIPE・LONDON STRIPEは定番的なブロード素材。
GINGHAM CHECKのみ、ややウェイトがしっかりとした濃い色目のネイビー生地で作製しています。
3種類全てコットン100%。
1枚で着用した際にも納まり良くしたつもりですが、もう少し気温が低くなったタイミング頃に
ウールカーディガンを組み合わせて着て頂きたいなと思っています。

Riverシャツのデザイン的な特徴として、襟がきりっと前面に主張が強くなり過ぎないように
前側に振りつつ、大きさも控え目に。
シャツらしいシャツというイメージよりは、休日にリラックスして手に取れるような適度なラフさと
表現すると難しいですが、シャツを着ている感覚の薄いニュアンスになればという思いでいます。
身頃と肩幅はしっかりと出しつつ、袖口のカフスにぎゅっと絞りを入れて、シャツ全体の雰囲気が
整い過ぎずアンバランスな空気になるような、袖を通した時にも、何処か抜け感のある表情に
見えていることが理想です。

着用サイズは、一番大きい8というサイズ。身長178cm 体重62キロ L~XL体型。
サイズ4で女性のM〜Lサイズを想定。
サイズ6で男性のM~Lサイズのイメージで、ゆったりと身体と生地の間には空間があって
心地好く袖を通して頂けるはずです。
サイズに対しての概念も、きちっとし過ぎずにご自身が着たいと思うサイズをお勧めしたいです。

今までも相当な数のシャツを着て、そして持っているにも関わらず、まだ着たいと思うシャツが
自分の中に生まれてくるのが不思議な気持ちにもなります。
当たり前ですが、自分の体型を元に頭の中にある理想のシャツをカタチにしているので、
袖を通した際のフィッティングが、最高に心地良い。
前開きと比べてプルオーバータイプは手持ちのシャツでも多くはないので、これから徐々に
着こなしの面白さが湧いてきそうな予感がしています。
何てことのないブロード素材も今の自分にはとても新鮮に感じるのもポイントで、良い意味で
そこまで特徴がある訳ではなく、着こなしがフラットになるのも何だかとても嬉しい。
いつものデニムにスニーカー、全体のバランス感だけ何となく気にしながら着ていただけると
自分が想像しているよりも、何だかちょっと良い感じに見えて、にやりとなりますよ。

color    LONDON STRIPE 

price    25300-

SIZE     4    /    6    /    8  SOLD

ロンストは、正統派な太さのストライプで色はブルー。
捻りはなく、もう何も言う事がないストライプです(笑)
自分もそうだったのですが、今の気分に合うバランスとサイズ感でのロンストのシャツは
意外と持っていない。。。のかもしれません。マルチも良いけど、正統派も実に気になります。

color    GINGHAM CHECK

price    25300-

SIZE     4    /    6    /    8

写真ですと黒に見えてしまっていますが、ダークネイビーのギンガムチェック。
この素材のみ、少しがしっとした質感でストライプと比べると迫力があります。
着用を繰り返すと柔らかな質感になるのは間違いなさそうで、王道の空気をしっかりと纏えます。

一昨日から店頭に並べていますが、なんだかちょうど良いタイミングで来てくださった方が
早速選んでくださって、この産直のようなやり取りが出来るのがとても嬉しいです。
季節もまさに移ろいの時期ですし、10月のはじまり。
スイッチを切り替える様に、ぱりっとした質感のシャツに袖を通すのも良いのではないでしょうか。
僕も早速昨日から着始めていますが、とにかく気分が上がって早くウールのカーディガンを羽織りたい。
そんな気持ちになりました。

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