9月19日


SUSURI    ピサントコート

color     SMOKY BROWN

price     70000+TAX

SIZE     1    /    4


今日も最高気温が25度を越えそうな盛岡ですが、良いものがどしどし届いております故、
前のめりでSUSURIから届いたウール×シルクを贅沢に用いた新型のコートと、ストレスを一切感じさせない
とろりとしたシルク素材のミドルネックのセーターをご紹介します。
秋冬シーズンのコート選びは、お客様も勿論そうでしょうが、私達自身も毎シーズンうんうんと悩んで
自分達が本当に提案したいもの、着たいと思うものを厳選してセレクトしています。
SUSURIはデザイナーさん自身もコートが好きという事もあって、春夏・秋冬どちらにおいても素晴らしい完成度の高さ。
使用する素材も殆どがオリジナルファブリックを用いられていて、唯一無二の素材感でもあり気合を感じてしまいます。
ご夫婦で世界を旅しながら、またその瞬間の繊細な感情に素直に耳や目を傾け表現される世界観は、
その旅先で触れた土地の空気を纏うような、また物語や映画を見ているような疑似体験をさせてくれる。
そんなお洋服に、自分達も含めSUSURIの服を選んで下さる方々は魅了されているのではないかと思います。

展示会に見た際に真っ先にオーダーを決めたダブルブレストのピサントコート。
ダブルブレストは見え方的にも着方的にも、どうしても重たさを感じるデザインだと思っているのですが
素材感・デザインにしても、凝り固まった概念を吹き飛ばしてくれる位に袖通りが良く重さを感じませんでした。
クラシックなコートらしい趣はきちんと残しつつも、何処に着ていっても恥ずかしくない汎用性と実用性。
きちんとした仕立ての良いコートをお探しの方にお勧めしたいと思って選んだ1枚です。
サイズはレディースサイズと男性でも着用出来る大き目のサイズ4もセレクトしました。
あえて女性がオーバーサイズでゆったりと着るのも素敵だと思いますので、サイズ感も含めてご自身の思い描くシルエット
着方に合うものをお選び頂きたいですし、折角であれば長く付き合えるコートを手ににして頂きたいです。


デザインのイメージは農業従事者などの飾り気のない実直な雰囲気を落とし込んだコート。
生地の色目は幾重にも複雑に織り上げられた深くて立体感のある表情が特徴。
見た目は重たさがあるのかなと思っていたのですが、経糸にシルク49%・緯糸にウール46%・ナイロン6%の配合で
ドレープ感ととろみのある、軽くて動きを制限させない軽快なバランスに仕立てあげています。
着丈の長さは膝がしっかりと隠れる位に設定し、見た目にも暖かみを感じさせます。
小柄な方で脛の真ん中から足首よりちょっと上ぐらいの着丈になりますが、裾が軽くフレアに
なっていますので、そこまで動き難さを感じることも無いのではないかと思います。


首元はノーカラーのクルーネックにする事でよりすっきりとさせていて、先にも記したようにダブルブレストに
ありがちな見た目の重さの部分を、巧く緩和するようなバランス。また巻物なども映えますね。
釦は上目に5つ並び、肩線は前側には付けずに後ろのみのスピリットラグランの様な仕様。
動きを制限することなく可動域をしっかりと確保。
裏地は滑りの良いコットン生地が貼られていますので袖通りも抜群で手に取ってスムーズにストレスなく
着用出来るというのは、中に着込むことを考えてしまう土地には必須条件。
そんな個人的な希望も、美しい裏地つきのピサントコートはしっかりと満たされる作りと言えます。


ポケットは玉縁タイプでフラップなどの装飾は付きません。
生地の分量はしっかりと取っているのですが、横に広がり過ぎずにダブルブレスとシングルコートの丁度間を
とったようなバランス感で、日常使いから畏まった装いにも似合う心強い一着。


コートは背中で語る・・・と言えるくらい、生地・パターン・仕立ての3つの要素が見事に組み合わさり
着易さまでプラスされた1枚は、ディスプレイしている側から凛とした雰囲気が伝わってきて、着るだけでも
高揚感を感じて頂けるはずです。
外出したい気持ちも高まりますし、寒い季節の醍醐味とも言えるコートで、先ず迷いなく着れてお気に入りの
一着がワードローブにあると、その季節が近づいてきてもやもやと悩ましく思うことも無くなると思っています。
冬を越せるかどうか・・・という事を気にされる方も多くいらっしゃると思いますし、寒い地域に暮らしていれば
それは外せない事だと感じていますが、現在は肌着のインナーも進化しインナーダウンなどのミドルレイヤー系の
アイテムも選択肢が豊富に出ていますので、組み合わせ次第では真冬にも対応出来るのではないでしょうか。
多少の肉感のあるものをインナーで着た際に、袖周りや身頃の大きさがとても重要になってきますので
コート自体の暖かさも当然頭に入れているのですが、それ以上に動き易さやレイヤードが可能かどうかなど
コート選びは様々な角度から見て、その時「これだ!」と思う物をセレクトをしています。
ただ暖かい・寒いという感覚だけでなく、総合的に判断をして自信を持ってお勧め出来る1枚です。

SUSURI    ポエータハイネック

color     OFF

price     29000+TAX

SIZE     1    

color     BLACK

price     29000+TAX

SIZE     1    

SUSURIの秋冬の定番アイテムとして定着してきた感のあるシルクを贅沢に用いたポエータハイネック。
インナー使いとメインとしても、どちらにも対応出来る万能なシルクセーターで、着心地の良さは言わずもがな。
ハイゲージセーターの気になる点として気にかかるのはシルエットだと思うのですが、ある程度身体のラインは
拾いながらも程よく余裕があるようなイメージで、見ると着るでは良い意味で大きな感覚の差があると思っています。
セレクトをして3シーズン目になりますが、毎シーズン色目を変えながらリリースされていて今秋冬は最も汎用性の
高さを感じる”生成”と”黒”が展開されていましたので迷わずにこの2色を選びました。
この手のニットは質の良さが売りなので、目立ちにくい存在ではあるのですが着る服を際立たせてくれると共に
ストレスの無い肌触りと心地良さが、値段相応もしくはそれ以上の価値観を感じさせてくれるSUSURIの中での
隠れ名品だと勝手に思っています。当たり前ですが良いニットにはそれ相応の理由がありますね。


リブは袖口、裾、共に長めに設定。首元はミドルネックで締め付ける感覚や窮屈さは殆ど感じさせない作りです。
シルクと聞くとお洗濯方法なども気になる点になると思いますが、2年間着用した感覚としては気を使えば手洗いで
生地に負荷の掛からないようにするのがベストで、干す際にはハンガー干しさえしなければ問題無いかと。
当たり前ですが繊細な生地、強い生地どちらにも、メリットデメリットがあるのは当然ですので
上手く付き合いながら自分なりの着方であったりお洗濯方法を探るのも洋服の醍醐味の1つだと感じています。
かく言う私自身も以前までは固くて丈夫な生地ばかりを好んで着ていましたが、ここ最近は柔らかくて繊細な
素材にも良さを感じるようになってきました。着てみて学ぶことが沢山ありますし、失敗も勿論あります。
体験と経験する事で見えてくる事が沢山あると思いますので、あまり見かける事の少ないシルクのセーター
是非挑戦をして頂きたいと思っています。


毎シーズン展示会に足を運ぶ度に、感性を大きく揺さぶられ刺激をたっぷりと頂けるSUSURIの洋服。
日常と非日常を行き交うようなコレクションですが、着方によってONとOFFのどちらにも着合わせが無理なく落とし込める
という点で、私たちのライフスタイルの中には欠かすことの出来ない洋服だと思っています。
デザイナーが頭の中で描いている世界観を1つ1つ丁寧に表現出来る凄味や熱量を、何度も足を運ぶ度に感じてきました。
洋服はそれが全てではないですが、背景とストーリーのある洋服はハンガーに吊るしておくだけでも、吸い込まれていく様な
不思議な感覚があると思っていて、気持ちが沈んだ時や大切な人に会う際などにも大いに役立ってくれるのではと。
他にもコートと同素材のパンツなども入荷済みですので、SUSURIの物作りに触れて何かを感じて頂ければ嬉しいです。

9月10日


SUSURI   ヘムレンシャツ

color     greenish black

price     25000+TAX

SIZE     1   /   4 SOLD

color     river blue

price     25000+TAX

SIZE     1   /   4

color     dry corn

price     25000+TAX

SIZE     1   /   4  SOLD

気温が20℃台に変わりました。まだ動けばじわりとしますが、涼しさに触れ身体もすこし楽な感じがします。
いまにも雨も降ってきそうですし、少しずつ涼しさが増していくのでしょうか。
今年は短い期間にぎゅっと濃い目に夏が詰まっていたような。後半は厳しめでしたが、畑の野菜はいまだに
驚くほど実っていて(特大のキュウリ)夏の陽射しによる恩恵をいただくことが出来ました。
欲を言えば、過ごしやすく何より洋服が楽しい秋が、ちょっと長めだとうれしいです。店内は準備万端◎

涼しくなりそうと、店内を見渡してみた時に、今ちょうどお勧めしたいSUSURIのヘムレンシャツ。
ずっと長く継続しているかたちではありますが、ここ数シーズンは同素材のワンピースを選ぶ事が多く
シャツは久しぶりに並びました。今シーズンは気分がワンピースよりもシャツがだったのと、毎回のことながら
SUSURIならではの色の表現がどれもとても良くて、フルカラー・フルサイズ揃えています。
今回のお色は、過去に展開した色を見返した中から抽出し、新たに調整した色を復刻させてとのこと。
改めて、しっかりご紹介したいなと思います。


小振りながらもこのシャツの存在感を強く印象付ける襟と、微かにドロップさせた肩のラインや
ゆったりと裾へと広がる、余白を持たせた身頃が作る柔らかな空気感。
表に縫い目の出ないフレンチフロントを採用する事で、整然とした雰囲気を匂わせつつ、先に記した
要所要所の緩やかな気配から、決して真面目なだけではない何かを秘めているのでは。と、そんな思いを
巡らせてしまうような、SUSURIが大切に紡いできたSUSURIらしい、心地の良いシャツです。
以前はワンサイズでの展開だったのですが、現在サイズは1と4の、2サイズ展開になっています。
メンズ・レディスという区分でもなく、お好みの着方によってお選びいただけたら良いなと思います。
今回は男女どちらもsize 4を着用しています。


size 4を、身長166cmの女性スタッフが着用。
肩から袖、背中から裾にかけてのドレープ感が強めに感じられます。袖はカフス釦を外すと指先にかかる
ぐらいの長さですが、釦留めるとふわっと膨らんで袖の形が可愛くなります。
どこにもキツさが無いので、ストレスなく動けるのがとても良いですし、中に薄手のニットぐらいまでは
余裕で着込めることが出来、前開きなので上からぱほっと羽織って着ても良い感じがします。
size 1を着ると着丈や袖丈などジャストなので、シャツをきちんと着る。という気分の時は1が良いかなと
思います。普段、S・M sizeをお選びの方が1を着た際は、着用画像の様にゆったりとした生地の落ち感がある。
そんなイメージをしていただくと良いのかなと思います。


シンプルに削ぎ落しているからこそ、しっかりと「シャツ」の意志を感じさせるフロントの佇まい。
そこに相反するというよりは、呼応するかの様に背面は賑やかで華やか。
細やかなギャザーは美しく、襟からヨークへと繋がるハンガーループのような、つい掴みたくなる不思議な紐。
偏屈で気難しい背中の曲がった植物学者をイメージして、背中下からお尻あたりにかけてポコっとした膨らみ。
見れば見る程にユニークで真面目で不思議で、でもそれらが全てしっかり纏まり合ってひとつのシャツの形に
なっているので着るととても素敵なんです。
ボトムはワイドなパンツ、スカート、裾が窄まった変形パンツ、それぞれマッチしますので綺麗目から
あえてラフにも、色んな組み合わせ方をお楽しみいただけたらと思います。


同じsize 4を、身長178cmの男性スタッフが着用しています。
SUSURIデザイナーと背格好が近いこともあり、袖丈・着丈に関してもピタリと合っています。
肩幅がある分、身頃は良くても肩回りが窮屈になってしまったり、TOP釦が留まらないなどシャツによって
どうしても合わない部分があったりするのですが、ヘムレンシャツは適度にドロップした肩線で動きも制限されず
袖や身頃にもゆとりがあり、また首回りも楽に着られるとの事で、今回はカラーも全て揃えましたので
今まで気になっていたけれどなかなか出逢えず・・・という方や、見た目でギュンっときた方にはこの機会に
お試しいただけたらなと思います。


生地は程よい厚みがあり、質感もサラサラというよりはどこかしっとりと柔らかなコットンブロード生地。
着用の深みのある色は”greenish black”というカラーで、薄っすらとグリーンがかった黒を表現しています。
ゆっくりと時間をかけて少量ずつ色を浸透させていくという、古い染色方法によってシャツへ乗せられた色は
SUSURIのオリジナルカラー。あまりハッキリとした色では無く、あえて曖昧なニュアンスを付くことで
定番とコレクションとの繋がりが感じられますし、シーズン毎に同じデザインでも新しく感じたりと
こういったアイテムがあるからこそ、ブランドの奥行きであったり自由さであったり、また同時に年輪の様な
どしっとした層の厚みを物作りからも感じて、そこに自分達自身も惹かれているのではないかと思っています。


毎年秋冬のオーダーを考える時は、土地柄もあってずっとコートやニットなどの冬よりな暖かな物に
気が向きがちだったのですが、ここ数年の気候の変化に伴い、北国の冬の装いにも自ずと変化を感じていて
そんな中で今年の秋冬に着たいシャツを考えた時に、一番しっくりときたのがヘムレンシャツでした。
生地感や色、着心地など様々な要素と、自分達の曖昧な気分をサッと掬うように目に飛び込んできましたので
今季はヘムレンワンピースではなくヘムレンシャツ推しです。
sizeとcolorが揃っていますので、秋の気配を感じた方からぜひご覧になって下さいませ。

7月23日


SUSURI   クラウンブラウス

color     off

price     33000+TAX

SIZE     1

color     black

SIZE     1

店に辿り着いて一汗。掃除やら何やらお店を整えて一汗。一息ついてからBLOGの撮影をし終えて一汗。
何をしても、動いたその後にぶわっと汗がとめどなく噴き出るくらい、ここ数日の蒸し蒸し具合といったら。
昨日はお店のエアコン掃除をしてもらいました。まったく今までどうなっていたのだと思う程に清々しい風が
エアコンから感じられます。(凄い汚れた水が流れているのを見て小まめにやりますと誓いました・・・)
本日から4連休という事で、お出掛けになる方もゆっくりと家で過ごされる方も、水分補給はしっかり目に
くれぐれもご自愛いただき、そして健やかな連休となりますように。
営業日程に関しまして、別途BLOGでお知らせをいたします。

SUSURIの秋冬シーズンも立ち上がり、素晴らしいルックと共にぽつぽつと届き始めています。
が、その前にまだ夏のお品物も今まさに旬で着頃のものがあるので、今日のBLOGではそちらを。
店頭では夏と秋のはじまりの両方をお楽しみください。
昨シーズンより継続で展開されているモデルの”クラウンブラウス”
フロントに並ぶ釦の多さでは過去ナンバー1ではないかと思うのですが、SUSURIの服には釦が印象的な
アイテムは他にも数多くあるので、もう何というか驚かず動じずな方も多いのではないでしょうか。
いつも素晴らしいなと思うのは、ただ数が多いことで存在感や興味をもたせているという事では全くなくて、
時に釦までもオリジナルで作製してしまうという心意気も勿論の事、デザインに相応しい形や配置や個数を
一着に配している様子を見ると、釦への愛情を勝手に感じてしまうくらい細部までの意識がなされているところに
本当にいつも感動しますし、毎回興奮してしまうのでした。


フロントには、中心にチチチチと隙間なく並ぶ釦。
よくよく見ると、袖の切り替え部分のラメ生地と同布で包まれていて一つ一つが仄かな輝きを放ちます。
首元から両サイドにタックが入ることで、胸下から裾へとややゆったりと膨らみ広がりをもたせるようにデザイン。
イメージはクルクルと躍るピエロの衣装からきています。
生地自体もとても軽やかで、動きや風に合わせて優雅に揺れ動く様子はまさに衣装っぽさが感じられます。
袖の形も丸みをもたせて袖先は窄んでポワンとしていて、全体のシルエットともリンクしていて着るだけで
ちょっと楽しい気分。
さらに袖下の半分は、ラメ糸を織り交ぜた質感も雰囲気も異なる生地との切り替えしになっていますので
一見すると薄っすらと透けるエレガントさと可愛らしい印象なのかなと思わせておいて、実はちらちらっと
見え隠れする尖った一面も。そんなギャップもユーモラスに表現されたブラウスです。


前後でタックの配置や分量を調整する事で、横からだとよく分かりますがドレープ感も見え方も違います。
裾に広がりが出るとどうしても可愛らしいという印象が強くなってしまいますが、決してそうならないのは
やはりタックの絶妙な加減で、大人っぽい上品なドレープ・シルエットに仕上げているからだと思います。
メインに使用されているのは、コットン×シルクの繊細なインドの手織り生地。
裾の広がりによる空間もありますが、肌に触れて入れても気付かない程の柔らかでエアリーな肌触りは
湿気たっぷりの今時期には特に気持ち良く着ていただけるのではないかと思います。


袖先・フロント・腕下の切り替え。要所要所に散りばめられたラメが良い仕事してます。
脱ぎ着の際はどうしても釦は外さないとならないですし、生地は繊細なので多少の注意も必要。
そういった部分をネガティブに捉えてしまう気持ちも分からなくもないですし、やっぱりばさっと一瞬で
着られるのは楽だな良いなとも思うのですが、ずっと同じですと気持ちも単調ですし浮かれる事も少ないです。
そういう服が心の落ち着きになる時もある分、ボタン一つ留めるだけで風が吹いてウキウキするような服も
やっぱり自分にとっては同じくらいに必要だと感じています。
気持のメリハリではないですが、リラックスをして着られる服装と緊張感のある洋服とのバランスを
どちらも上手に取り入れられたら洋服の面白さや奥深さがに引き込まれると思っています。

7月7日


SUSURI    ピオニーブラウス

color     off

price     38000+TAX

SIZE     1


数日前の閉店後、ちょっと寄り道をして帰ったのですが雨上がりのせいかしっとりと湿った空気の中で
わんさかと咲き誇る紫陽花の群生が目に飛び込んできました。
今年はどんな植物にしてもみどりの勢いが増しているなと感じていましたが、紫陽花もいつにも増して
葉の色も花の色も濃くてなんだか美しさに凄味も加わって圧倒されるぐらいの雰囲気で。
(そういえば、あの素敵な建物の横に咲くバラも見事に開花していたな・・・)
大銀杏の木もすっかりもりもりのアフロで、葉の量と密度が濃いです。お陰で木陰ゾーンが広くて
木の下は風の抜け方と空気が全然違いますので、暑い日はここで休憩してみてください。
ザワザワして落ち着かない心を、身近にある生き物の力に鎮めてもらっている今日この頃です。

そして本題へ。今回SUSURIより届いたブラウスの中に、牡丹(ピオニー)の花の蕾を模ったものがあります。
見るだけでも心癒されるぽわんっとしたシルエットの可愛さと、裾にゴムが入ったバルーンタイプのブラウスは
見た目も着た際の印象もまさに牡丹の壮麗な蕾そのものといった感じで、なんだか着ると言葉に表現し難いような
不思議な気持ちで、それは決して不快的なものではなくドキドキするような感じ。
ノースリーブの見えそうで見えない肩のひらりとした花弁のようなデザインも、とても印象的ですので
夏のうだるような暑さや、今時期の湿気の中で少しでも気持ちの上がる服を!という方にお勧めしたい一着。

color     black

price     38000+TAX

SIZE     1


どうしても涼しい素材感・肌触りがドライで心地良いものに気持ちが向いていた今季の春夏の服。
SUSURIの見応えたっぷりのコレクションの中でも、このシルクとリネン糸で織り上げた薄地の
細やかなチェック生地は、見た目も触り心地も文句なしに涼やかで良いなと思いました。
身に纏ってもまったく重さを感じない軽やかさで、シルエットがそう感じさせるのかもしれませんが
肌に触れている部分が少ないというか、優しい丸いものに包み隠されている感覚。
実際に袖がないので肌に当たる布面積は少ないのですが、ただそれだけでは得られないやわらかな
ドレープに肌が覆われる感覚は、素材とデザインの組み合わせが絶妙に織り成すものだと思います。


首元のラインは緩やかなクルーネックで、着方のバランスによって少し変わります。
どこが肩線という決まりも無いので、少し前下がりにするとひらりと重なり合った部分に
肩が隠れて、横から見た際にもエレガントな袖のラインが際立ちます。
肩のラインを少し後ろに下げると、きゅっと首元は詰まってそして腕もしっかり目に外に出ますし
それを左右どちらかにほんの少しだけずらせば、アシンメトリーな袖の形が楽しめます。
裾のゴムはきつ過ぎないので、個人的には伸ばして着た方が体型とのバランスは良い様に感じましたが、
ゴムの位置を上げた方が、裾の膨らみが強く出てぽわんっとした蕾シルエットが活かされるなと思います。
着丈と肩の形状などから、イメージとしては小柄な方にも試していただきたいなと思うピオニーブラウス。


背後には釦が並び、フロント・サイドとはまた違う表情を見せます。
前後共に首元に寄せられた細やかなギャザーによって、全体に流れるドレープの美しさが広がり
生地自体のシボ感と、チャーミングなシルエットの三者三様の持ち味がぎゅっと一つになった
SUSURIらしさがひしひしと伝わるブラウスではないでしょうか。
ボトムもパンツ・スカートどちらに合わせても、牡丹の花は百花の王と呼ばれるくらいですから
全てを包み込んでコーディネートの顔となってくれると思います。

SUSURI    カルマールブラウス

color     black

price     40000+TAX

SIZE     1


同素材を使用した”カルマールブラウス”は、ピオニーブラウスとは反対に、腕はしっかりと覆われて
首元まで釦を留めると、きちっとしたスタンドカラーがマニッシュな印象を与える秘書のイメージシャツ。
肩のラインもスッとしていて、クラシカルな佇まいからはSUSURIの色がふわりと薫るように思います。
フロントの胸元のデザインは、ここ数シーズンワンピースやシャツにも取り入れられているイカ胸切り替え。
同じ生地での切替なので、激しくデザインが目立つ訳でもないですが、控え目にきりっと感を主張する
イカ胸が良いアクセントになっています。


長袖ですが、肌当たりはサラサラで風抜けも良くて気持ちが良いです。
と言うのも、肩のきゅっとタイトさとは反対に袖は袖口にかけてふっくらとボリュームをもたせていて
特にカフスを留めた時の袖の形がなんとも上品で、好きです。
もっとふわっとさせて映せばよかったと思いますが、それはぜひ実際にお試しを。
胸元と袖が特徴的で身頃はすっきりですので、一枚で着るのも良いですがオールインワンや、
ジャンパースカートであったりベストなどの袖なしのアイテムとのレイヤードにもお勧めです。


後ろ姿は燕尾服を纏っているかのような美しさ。
スリットでは無いですが、腰より少し上にタックが入ることで動きがあってシルエットも綺麗で・・・。
バックスタイルだけでも面白みと見応えがあって、着てしまうと自分では見えない部分ではあるのですが
それでもきっと着て満足して頂けるシャツだと思います。
シルクとリネンの上質で気持の良い生地感と、デザインがもたらす高揚感をぜひ体感ください。

5月12日


susuri    マーシーパンツ

color     NAVY

price     29000+TAX

SIZE     1   /   4


昨日ご紹介しました、susuriのラインブラウスに合わせて穿いていた”マーシーパンツ”
ウエストはゴムと紐で、身軽に動けるイージーなパンツは昨年から続いてリリースされており、
2019SSではサーカス団の練習着から着想したパンツでしたが、ワタリの太さやウエストの仕様などを
変えまして、2020SSでは雑技団モデルとして新たな展開を見せております。
また、愛知県の尾州で作製される刺し子調に織られたドビーコットンのオリジナルの生地がとても好きで、
この一見すると道着の様な佇まいのシリーズは、susuriのイメージからは離れているようにも思うのに
コレクションの背景に想いを巡らせるととても合っているという、自分でも書いていて若干意味が分からなく
なりそうな、そんなところも選ばずにはいられない理由の一つかと思います。
今回はサイズも2サイズの展開としました。すっきりとさせても、たっぷりゆったり穿いても良いですし
性別も体型も問いませんので、ラフだけど砕け過ぎないパンツの選択肢としてぜひご覧ください。


着用サイズは4で、ハイウエスト気味の位置で腰紐をきゅっと絞って穿いています。
身長がある女性の方でしたら、だふっと緩く大きいサイズをあえて選ぶのも良いと思います。
ゆったり目なワイドシルエットですが、膝上より少し上の位置で切り替えを入れる事で
裾までのラインを緩やかにすっきりとさせて、穿きやすくトップスとのバランスも組み合わせ易い
綺麗な形に仕上げています。
凹凸のあるさらりとしたカジュアルな生地ですが、綺麗目なブラウスとのコーディネートも違和感なく
むしろそういった着用機会を見極めすぎて出番を待ちわびている服を、普段着として着られるように
良い塩梅でカジュアルダウンしてくれる役割も果たしてくれるパンツです。
見えないところのポイントとして、上にアップでの物撮りも掲載はしていますがウエストを締める腰紐が
“黒のラメ”という攻めた姿勢も素敵です。という事も、念のためここに記させていただきます。


ドビー織ならではのハリと柔らかさがあって、着用を重ねる事での生地の変化も楽しめます。
足元も気分に合わせてスニーカーから革靴まで、色々合わせたくなってしまいます。
生地感から想像すると、真夏の燃える様な暑さの日や冷房の効かない室内などでは、さすがに少し
暑いと思いますが、肌当たりはサラッと軽いので夏でも足元から冷えたりするのが気になる方には
夏場でもお楽しみいただけるのではないでしょうか。
肌にぴたっと密着し過ぎないワイドシルエットは風が抜けて心地良いですし、脱ぎ着が楽なところも最高です。
今朝は歩いていても、暑さの中にスッと涼しさがあってここ最近でも格別に気持ち良く感じる気候。
春から夏へ、季節は少しずつ動き始めています。
ご自身がリラックスをして、心地良いと感じる服装を見つけに来て頂ければと幸いです。

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