3月9日


susuri      ドロシーコート

color        navy

price       54000+tax

SIZE        1     /     4


susuriの服がお店に並ぶようになってから、欠かさず展開してきた代表的なコートがあります。
その名は「ドロシーコート」
コートでもあるけれど、丈の長いシャツのような、もしくはシャツワンピースのようなイメージで
着ると自然と姿勢も気持ちもシャキっとする、そんな魔法が掛けられている様な姿の美しいコートです。
今回はそのドロシーコートの全体の形や仕様をリモデルしたことで、よりアウターとしての印象が強く
中にたっぷり目なワンピースなどを着込む事も出来たり、生地にも工夫が施されコシと艶を出す加工により
ちょっぴり畏まった席にも似合うコート生地の佇まいと質感とに仕上がっています。
デザインを見て、あ!と覚えのある方も、はたまた、はじめましてな方も。
susuriが作るコートの中でも、一際雰囲気を放ち印象を残すコートだと思うので、ぜひ直に触れてみてください。


フロントには変わらずに、ずららーっと並んだ小さな包釦。
シャツのように間隔の狭い配列と、その釦の多さや仕様の細かさには毎回驚きと感動のため息です。
全部留めるか、どこまで留めるか、もしくは留めずに腰紐だけきゅっと結ぶでも良くて。
着丈の長さや裾の広がり方などの仕様も変わったことで、生地の分量が見せるゆったりとした動きや
落ち着きのあるエレガントなシルエットがとても素敵です。
そのシルエットはコートとしてももちろん映えますが、インナーパンツやスカートを組み合わせて
紐も使わずそのままワンピースのように着ていただくのも、きっとそれだけで心躍ると思います。


上衿と下襟の縫い合わせ部分を高い位置に、そしてそこの谷間の刻みを深くしたりと襟の仕様も変化を。
以前よりもしっかりと襟としての形が整い、コートらしさを強く表現した部分だと思います。
肩線もやや下がり目になり、バストや身幅のサイズ感、袖の太さなども変わりゆったりとした着心地が嬉しい。
またサイズ展開そのものも今シーズンから変更があり、1~4までのサイズ(型によりサイズ展開は異なります)
になったため、このドロシーコートもサイズ4は男性が着用可能なサイズ感になっています。
腰紐のアレンジで後ろがふわっと膨らんで可愛くもなれば、はたまたぐっと引き締まった表情も作り出すコートなので
ワイドなボトムと革靴などでぴりっと着こなしていただくのも良いのではないかなと思います。


コートは背中で語る。とはこのBLOGでも度々書いておりますが、
このコートの背中というか、後ろ姿全部がドロシーコートの真骨頂と言えるのではないかと思っています。
susuriのアイコンでもあるハンガーループのディテールも、背中に施された細やかかつ大胆なギャザーも
コシと光沢のある生地の質感がそう感じさせるのか、緊張感とともに冷たさを含んだ空気も纏っている様で
可愛らしいと感じていたデザインが、今回はとてもシックな表情に映ります。
同素材で作成したワンピースも、また素晴らしい仕上がりですので、そちらも併せてぜひご覧ください。

2月12日


susuri      ファロコート

color        sand

price       56000+tax

SIZE        1 SOLD


susuriの春服は素敵なコートからはじまります。
ゆったりとした少し大きめな肩にたっぷりと太い袖。このシルエットのコートはもう大好物です!
と、展示会でもつい口にしてしまったような気がしますが、本当のことなので仕方ないです。笑
毎回susuriの展示会行く時はどんなコートに出逢えるかなと密かにウキウキとして向かいます。
もちろんコート以外のラインナップもそれはそれは見応え十分なのですが、susuriのコート作りの巧さを
知ってしまうと期待せずにはいられませんし、特に春物のコートは東北の春の気候に合う素材で見つけるのが
意外と難しかったりするので、理想的な生地とシルエットに出逢えた時は本当に感無量の思いです。

今季一番最初に届いた″ファロコート″
仕様はシングルのトレンチコートを軸に置きつつ、女性が借り物の外套をブカブカっと着ているイメージを
パターンに落とし込んで製作されたステンカラーコート。
王道なコートの良さを残しながらも、今の気分やさり気なく独自の空気感を纏わせたコートは見た目そして
着心地ともに、袖を通した瞬間に何か絡まっていた物が解ける感覚というか、すっと心が落ち着く感覚に。
ちょっと表現が分かり辛いですが、色々な事柄を緩やかに包み込んでくれるコートだと思います。
サイズ展開は1・4(今季から表記変更しました)で、rasikuではサイズ1のみの展開です。


フロントはトップの釦以外はすっきり隠れる比翼釦の仕様。
まだ春まであともう一息という時は、きちっと前を閉めて襟を立たせて巻物もプラスして・・・
コートだけはほんの少し春に気持ちを寄せて、風を通さない目の詰まったコットン地の二重か一重の
しっかりとしたモノが気分的にも着たくなってくると思います。
ファロコートは裏地の無い一重のコートですが、高密度に織ったツイルに微起毛をかけてしっかりとした
ハリ感と柔らかさを含んだオリジナル生地に仕上げています。厚さもがしっとした肉厚な感じではなく
上品な軽やかさを感じさせるような薄地ながらハリを持つ生地感なので、春のほがらかなふわっとした日差しと
強い風の中に心地良くマッチしてくれるのではないかなと想像します。
立たせた襟の先は釦で留められるようになっていますので、風に吹かれながらささっと襟をたてたコート姿は
きっと少しずつ芽吹き始める川沿いなどを歩いていたら絵になるのではないでしょうか。


ラグランスリーブのたっぷり袖。
一重でも中にしっかり着込めて、ある程度風が防げる生地感であれば、裏地が無くても平気だと考えます。
3月中旬くらいまでは防寒対策も必要かと思いますが、今はインナーダウンなども充実していますから、
あれこれ工夫して、早く春物のコートが着たい気分になっていただけたらなと思います。
その為には肩周りが楽で、しかも袖幅もあるコートというのはとても貴重なのですが見た目的に野暮ったさが
加わる為、案外ありそうで無いデザインなのかもしれません。
個人的には手に取る機会が多いのはそういったコートばかりなので、そんな中でsusuriのコートは秋・冬・春と
3シーズン着てしまう程、重宝しています。

太い袖だと風がスースーと抜けないかと思う方。
袖口釦で絞った袖の形が、なんともかわいいですよ。風もシャットアウトですし、ぜひ絞って着てくださいな。
袖丈はきもち短めなので小柄な方にも、身頃はゆったりサイズを着ても袖はそこまで気にならないかと思います。


コートを語るうえで大事な後姿。
メンズライクになり過ぎず、可愛いとうよりはちょっと格好良い寄りなコートの佇まい。
センターベントで、バサバサッと開くのを防ぐ釦が配置してあります。
susuriのコートはユニセックスですので、今回は展開していませんが大きいサイズは女性に限らず
男性も着ていただけるサイズ感ですので、もし何処かで見かけることがありましたら試してみてください。
今季はあの定番コートワンピースも、姿を少し変えて再び展開されたりもしますし、お楽しみに。

1月7日


susuri     エクローグワンピース

color        black

price       38000+tax

SIZE        M SOLD


お正月ムードもすっかり落ち着いて街の景色も人も通常運転な月曜日。
今日から店舗のほうもいつも通り19時までの営業になります。
ぜひ、お仕事帰りの方もふらりとお立ち寄りいただけたら嬉しいです。

susuriのワンピースでご紹介していないものがまだ幾つかあるので、今日はそちらを。
ふかふかな厚みとしっかりとしたハリ感を持つ二重織の生地を使用した”エクローグワンピース”は、
胸元の深いVネックが印象的で、体をすっぽりと覆い隠す立体感と直線的なラインがどこか大人な雰囲気で
シンプルにばさっと被れば、存在感抜群の素敵なオーバーワンピース。
生地の分量・色・シルエットなど、見た目の印象からはどことなく重たいのかなと想像するかもしれませんが
実際着てみると、コットンとウールを縮絨した生地はふんわりととても軽やかで、ゆったりとした着心地ながら
素朴なシルエットが体型も問わずすっきり見せてくれるという、いろいろ嬉しい気持ちで着ていただける一着です。


以前にも展開したことのある、susuriのパストラルワンピースというモデルのデザインを踏襲しつつ若干変更して
今季新たにリリースされたエクローグワンピース。
前のデザインからすごく好きで、どちらかと言えばどこかおっとりとした空気感のあるワンピースでしたが、
着丈が長くなったりVゾーンが深くなったりと、可愛らしいイメージに大人びた雰囲気もプラスされ、
しかもボトムを気にせずに一枚でざっくりと着られるとなれば、ますます好み!と鼻息も荒くなります。
さらに素晴らしいのは、よくよく目を凝らして見ると生地がヘリンボーンなこと。
これでぐっときてしまう方は、きっと数人はいるはずと思います。


胸元のVゾーンが深く、脇も広く開くので着る人の好みにもよりますがインナーがぴったりしたものだと
やや体のラインが見えやすいので、気になる方はシャツだったり少しゆったり目なカットソーやニットを
着られると良いかもしれません。
身頃や肩回りもゆとりがある分、多少厚手なインナーでも干渉せずに着られるのでご自分の好みや気分にあった
レイヤードを楽しんでいただけたらと思います。


普段使いから、ちょっとした集まりの際のきちんと服としても。
あとは家族での行事毎の時などにも着ていただけるのでは?と思っていたところ、実際見てくださる方や前のモデルを
選んで着てくださっている方も、そういった用途でも着てくださる方が多く、ずっと思い出に残る特別な日の装いとして
rasikuに並ぶ洋服を選んでいただけるというのは、とても嬉しいなと思っています。
もし春先にそういった予定が控えている方がいましたら、候補に如何でしょうか。

10月26日


susuri     ピーテルワンピース

color       black

price       47000+tax 

SIZE        M


毎年、イベント&出張が集中する10月ではありますが、あっという間にあと残り数日になりました。
毎日が早送りの様で、なんだか日にちと曜日感覚が無くなりかけていたましたが、久しぶりに川沿いを
てくてく歩いてきたら、鉛の様だった体がすーっと軽くなったように感じて気分もすっきりです。
鮭の姿もやっと自分の目で確認出来ましたし、大銀杏の頭の色もちょっとずつオシャレになりつつあります。
忙しい時こそゆっくりと景色を見渡して深呼吸してみると、自分のペースというか感覚が正常に戻って
ふつふつと色んな欲求が湧いてきたりもしますね。
あの時オーダーして待ちわびていた靴もついに届いたので、今すぐにでも履いてお出掛けしたいです!

そうこうしていると年末の話から来年の話も耳にするようになったり・・・。
そろそろ年末にかけてイベントや飲み会、お出掛けの予定が決り始めている方もいると思います。
日常着と特別な日の装いのちょうど間、カジュアルにほんのりと古典的な美しさを上からまぶした様な、
独特な空気を纏うsusuriの服から、今シーズン惚れ込んだ生地の一つを使用した″ピーテルワンピース″
画家が着ていた様なスモックをイメージしたというワンピースは、生地の分量に対していざ袖を通すと
驚く程ふんわりと軽く柔らかく、袖口はたっぷりと丸みのあるシルエットが特徴的ですが、全体としては
そこまで大きく広がる訳でも無く、susuriらしい大胆さと潔さが随所に堪能できる一着に仕上がっています。

素材にはウールとリネンを使用していて、離れて見える大柄も近くで見るととても繊細で表情豊かな生地。
ウールの産地でも知られる尾州で織り上げられた物になります。
スモック型でデザインとしては一見可愛く映る反面、異素材のブロッキングにより素材の特性を活かした
凹凸のあるシャドーチェックの様な柄と、ふたつの素材の起毛感の違いからは、ただ可愛さや柔らかさという
表現がしっくりくるかと言うとまた少し違って、研ぎ澄まされた静けさの様な一面が交差して見えるのです。


両肩や前後の襟ぐりであったり、きゅっと絞った袖口には切り替えとパイピングで細やかな変化を付ける事で
黒に薄らと白が混じった優しい色目と少しふんわりとした空気を、その小さな変化により引き締める効果が
生まれているのだなと思うと、デザインの妙と言うか奥深さと複雑さを感じずにはいられません。


首元は紐で開き加減を調節できる仕様なので、気分によって開きを変えてみてください。
タートルを合わせてきゅっとすぼめてリボン結びは、まさに画家になったような気分ですし
開きを大きくして、インナーも開きゆったり目なものを合わせてうなじや鎖骨を見せると、
また印象が随分違います。袖口もゴムなので手首など肌をほんの少し見せてアクセサリーを添えてみたり
足元は靴下・タイツそして靴で色を足したり、バランスを調節したりするとより楽しく着られます。


ワンピースの中にはワンピースよりもやや短い丈の裏地が付きます。
裏地の無い裾の方、リネンの部分はちょっと透けて見えて生地のポコポコした柔らかい感じと
リネンのさら~と涼しげな感じのアンバランスさもとても良いなと思って生地に見入ってしまいます。
今回はインナーにモックネックのカットソーを着て、ワンピースの下には普段から良く履いている
墨黒のボトムを合わせてカジュアルに着てみました。(偶然ですが、ボトムの生地も愛知で織られたもの。)
ワンピース単体で見ると着て行く機会はあるかな・・・ともやもや考え始めてしまいそうですが、
個人的にはsusuriの服は、自分が着たい時やふつうに街の中の好きな場所に出掛ける時に着たい服ですし
着方や組み合わせやを変えることで、上品で淑やかな雰囲気で着る事も出来る服だと思っています。
あとsusuriの服を着るだけでふっと自分の中で何か切り替わったり、落ち着いたりもしますし
服を着替えることって見た目だけでは無く、内面にもずごく効果があるものなんだなと思って、
それを実感させれることが多いです。
何より秋の装いは冬よりも可能性が広がってますから、ただただ楽しんでいただけたらなと思います。

9月22日


susuri     ポエータハイネックセーター

color       ecru

price       28000+tax 

SIZE        M SOLD

color      dark navy

SIZE        M SOLD

color      khaki

SIZE        M SOLD

susuriから新作のシルクを使ったハイネックセーターが届いています。
ちょっと気が早い様に思うかもしれませんが、先日一度ぐっと雨で気温が下がった時に着用してみて
久々に身震いする様な素晴らしいセーターに出逢えた!と思うセーターですので、さっそくお披露目を。
旅する詩人をイメージして作られたセーターは、ネックの高さ、首・袖・裾の細リブ、そして身頃の太リブ、
絶妙なテンションによる心地良いフィット感。素肌に着てもチクチクしない、とろける様な生地感。
一枚で着てもサマになり、ワンピースやジャケットなどのインナーでも重宝するであろうシルエット・・・などなど、
良い所を挙げたらきりがないくらい、着ればたちまち幸福感いっぱいに包まれるセーターなのです。


色は全三色展開で、こちらはチャコールグレーにも近い″dark navy″
質の良いニットが欲しいなという方で、まず一枚目を選ばれる際には迷わずお薦めする万能色です。
美しく且つ控えめに艶感を纏っているので、フォーマルな装いにも合わせていただけると思いますし、
ワイドなデニム、ベージュやオリーブの土っぽさのあるボトム、ジャンパースカートやチェックのワンピース・・・
普段着ているカジュアルな服にも、ちょっとお出掛けの際のよそ行き服にも。
どう合わせてもしっくりとくるので、着た時のイメージも自然と浮かぶのではないかと思います。


リブの太さを変える事で、身体にストレスのかからないふんわりとした優しいテンションを保ちつつ、
袖や裾など、優しくきゅっと押さえて欲しい部分は肌にぴたっと添ってくれるという、その加減も素晴らしく。
フリーサイズなので設定としては、袖と裾のどちらの丈もやや長めになっていると思うのですが、
そのリブのテンションのお陰で、丈の位置は自分の好みで変えられますし、袖は捲くってもくしゃっとさせても
どちらでも落ち着きますし、ゆったりと余裕はあれど、決してだらしなく見せない点がsusuriらしいなと思いますし
適度に服に緊張感を持たせてくれるのも、着ていて清々しい気持ちにもさせてくれます。


もう一色、着用してみたのでご参考に。
開きが深めなVネックのカジュアルなジャンパースカートのインナーに、柔らかな色目のecru。
真っ白までいかない淡い色目なので、茶やベージュなどと組み合わせて色のトーンを合わせた
着合わせも良いですし、季節柄、黒やグレー、紺と言ったトーンの落ち着いた色目が増える中に
白や生成が一色入る事で、表情も華やぎます。


シルクと聞くと、高級素材で扱いが難しいのではないかと思われがちですが、
自分達が選ぶ物は、勿論使用頻度や洗濯方法は多少気を使いながらも、出来る限り日常使いで
親しんで着れる物を基準に選んでいます。
素材の持つ心地良さや、機能性を直接肌で感じながら、着る人の心まで満たしてくれる洋服を
手にしてみるというのも、今までとまた違った服との接点が生まれるきっかけになるかもしれません。
ぜひ一度袖を通してみて欲しい。そう思わずにはいられない、素晴らしい一着です。

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