
MITTAN 大麻パンツ
color 墨黒
price 22000-(TAX IN)
SIZE 3 / 4

color 泥染
price 35200-(TAX IN)
SIZE 3 / 4




昨日は一度岩手を離れたお客様との嬉しい再会があったり、盛岡から転勤で片道数時間のところに
住むお客様が昨日、別の方が今日来てくださったり、縁の大切さに改めて気づかされる今日この頃。
目の前に現れた時は一瞬、幻かと思うのですが、繋がる人とは繋がるし、逢える人には逢える。
気負わず、流れるまま自然に身を任せるくらいが丁度良い。
そんなことを想う1日になりました。
・
MITTANから、3シーズン続けて展開をしている涼しいパンツの代名詞的なアイテム”大麻パンツ”
ここ何年かの気温上昇によって、夏の涼しいパンツの需要はぐっと増えたように感じています。
ショーツという選択肢もあるのですが、冷房の寒さや服装のバランス感を考慮すると、
どうしても長いレングスのパンツに行きついてしまいます。
今シーズンから昨年まではサイズ3が最も大きなサイズだったのが展開がもう1つ増えてサイズ4が新たに仲間入り。
身長の高いお客様には朗報ではないでしょうか。
更に、展開色に新色として奄美大島で染色を施した、濃い赤茶色が特色の”泥染”がリリース。
2017年に訪れた奄美大島の記憶が鮮明に蘇るとともに、年月が経って改めて見ても
やっぱり素晴らしいなと感じさせる独自の色目に惹かれました。



デザインはMITTANでは馴染みのあるお尻周りからワタリにかけてゆったりと設定。
膝から裾口にかけてきつくテーパードをさせた纏まりのあるシルエットを構築。
股上は深く可動域もしっかりと確保された作りで、ウエストは総ゴム+アジャスターのイージーパンツの
仕様ではあるのですがラフさが際立たない、パンツとしての完成度の高さを感じて頂けるはず。



サイズが4まで増えたことで、レングスの長さにも自由度が増したように思います。
身長178cmでサイズ3を着た際には踝がしっかりと見えていたのが、ギリギリで隠れる長さに。
個人的にはレングスの長さをより意識するので、選択肢の幅が増えたのがとても嬉しい。




展開カラーは化学染料の墨黒、天然染料の泥染。
どちらも甲乙つけ難いのですが、穿いた時の奥行きのある立体感は泥染ならではで他にはない空気感と
高揚感を纏えると思います。
何も変わらないようで、小さな変化と進化を繰り返しているMITTANの洋服。
暑くて長い夏の主軸になるパンツをお探しの方に、一度試して頂ければ嬉しいです。
2023/06/09 | 4:59 PM | MITTAN

MITTAN SH-72C 竹一枚布シャツ
color 蓬
price 28600-(TAX IN)
SIZE 2

見渡すと緑の色がいっそう濃くなり、木漏れ日の輝きや風が鳴らす木や葉っぱの音に
耳を澄ませながら、深呼吸するのが最高に気持ちの良い季節ですね。
ちょうど一週間前ぐらいから、伸び伸びだった川沿いの原っぱの草刈り作業がスタートして
今朝はちょうど家の前周辺を、人と草刈り機と総出で刈ってくれていたので
夕方は川からの良い風が家まで届きそうで、うれしいです。
・
昨日の休みでしっかり体も休めて、今週はのんびりいつも通りお店をオープンしています。
来週6/1(木)〜6/3(土)は店頭でもお配りしたり、チラホラお問い合わせいただくことも多い
旧石井県令にて開催する “entwine”(エントワイン)があります。そちらはまた改めてお知らせを。
そろそろ出番を待ち侘びている夏の服のことも、お伝えしたいところですので
本日はMITTANから届いた、一枚布で仕上げた形のかわいいシャツをサラッとご案内いたします。



前立て部分と襟以外は、一枚の布を折り紙のようにして縫い合わせているシャツ。
そうすることで余分に残る生地が無く、平面的なパターンは着物と同じように
肩線などに制限されず、ゆったりと着る人の体型に自然に沿って馴染むかたち。
かなり太い袖幅の設定になっていますが、腕を下げているとそこまでに見えません。
腕を横に広げてみると・・・結構インパクトありますが、かかし気分というか羽が生えたような
袖のバサッと感がとても良いです。袖丈が少し短めになっているので、煩わしさも感じません。



身幅に袖は袖口までしっかり幅を広くとって、ゆとりをもったシルエット。
体と生地との間に空間が生まれ、何のストレスも無くとてもリラックスした気持ちで
着られるシャツになっています。
綿と植物繊維(竹)の混紡糸で織り上げた生地を使用(竹55%・綿45%)
適度な厚みとハリ感がなんとも安心感もありますし、素肌に触れた際にも密着感がなく
サラサラと心地良く、このところの、朝の寒さや日中の暑さや、急な雨など不安定な気候で
服装に迷う日にも手元にあったら良いなと思える服だなぁと思います。
湿度が上がってくると、どうしても暑く感じてしまうかもしれませんが
前開きなのでノースリーブやタンクトップに羽織っていただくのも良いですし
風抜けの良いデザインですので、自分なりの適温を見つけながら夏から秋頃まで
長くお楽しみいただける一枚です。





庭の畑に数種類の野菜やハーブを植え、元気そうな姿を見ながら水をあげたり
今年はついに実が?と期待高まる無花果の木と、日陰で静かに顔を出していた茗荷たち。。。
を眺めながらホッとする暇もなく、日に日に雑草たちが家の周りを覆い尽くそうとしていて
隙を見て草取りをするも、植物の成長の勢いには敵いません。
蓬も庭に生えているのをお風呂に入れてみたり、MITTANの染色に使われたりしているのを見ると
何だかそれだけで嬉しくなってしまいまうし、この柔らかなグリーンのトーンはとても好きです。
今シーズンは新色の蓬を中心にセレクトをしていて、他にも幾つか夏物中心に入荷済ですので
またコツコツとご紹介をさせて頂きます。
2023/05/25 | 3:53 PM | MITTAN

MITTAN PT-55 竹パンツ
color 墨黒
price 22000-(TAX IN)
SIZE 2 / 3 / 4



黄砂やら花粉やらで相当に悩まされていましたが、身体が順応し始めたからなのか、
それとも飛ぶ量が減ったからなのか、幾分ですがコンディションが良くはなってきました。
それでも龍角散のど飴もしくは、ユーカリミントキャンディは必須アイテム。
一時、龍角散のど飴が店頭から姿を消して、本当に県外でもどこにも無くて驚きましたが
今はまた安定して陳列されるようになったので、ほっとしています。
・
しばらくイベントや出張SHOPなどで商品の紹介を全くもって出来ていなかったのと
この先も何かとイベントが続いていくので、ゆっくりマイペースにお知らせも挟みながら
商品のご紹介が出来ればと思います。
MITTANから春夏の定番アイテムとして定着している竹55%×綿45%を掛け合わせた生地を
用いた”竹パンツ”が入荷しています。
リリースされた当時はサイズ2のみの展開。昨シーズンに遂にサイズ3が出て喜んでいたのですが
僕が穿きたいと思う丈のバランスにもう一歩届かない。。。
そしてそして、遂にもうワンサイズアップしたサイズ4がリリースされました。
申し分のない丈の長さ、そしてお尻周りからワタリにかけてのボリューム。
僕が身長178cmで理想的な丈の長さ(踝くらいまでくる長さ)になっているので、恐らくですが180cm位の方まで
気持ち良く穿いて頂けるのではないでしょうか。色展開は昨年も人気の高かった化学染料染めの”墨黒”を選びました。



ウエストは総ゴム+アジャスターの仕様。
裾口までに2カ所の切り替えが入るデザインで、パンツをメインにしたコーディネートが
自ずとしたくなる存在感と雰囲気を纏っています。
トップスの比重が自然と軽い方向へ進むタイミングで、全体のバランスをパンツ中心に
組み立てていくという考え方も、すんなりと受け入れ易く、更に肌と生地が触れ合わないことも
涼しさという機能的な面においても、プラスの方向に働くと思います。



シルエットはお馴染みになりつつある、お尻からワタリにかけてしっかりとしたボリュームをキープ。
裾にかけてきつめにテーパードをさせていますが、サイズアップすると緩やかに感じますね。
デザイン性と生地の持つ適度なラフさも含めて、穿いているだけでぐっと奥行を出せるパンツ。
トップスは逆にさらりと纏める方が、竹パンツの特異性を活かすには丁度良いと感じています。





今日はえ!っと声が出るほどに気温が低く、厚手のニットカーディガンを
再び引っ張りだしてきましたが、ゴールデンウィーク辺りには毎年気温がぐっと上がって
薄手の服装に変わるタイミングは、もうすぐそこまで来ていると思います。
涼しいパンツを毎シーズン試行錯誤しながら展開してきましたが、竹パンツは素材のメリットとして
厚すぎず薄すぎずで安心して穿けるという点も、人気の理由なのかなと想像しています。
そしてサイズ4は、僕と同様に丈感が気になって手を出しずらかった方にも
朗報だと思いますので、前のめり気味に挑戦をして頂ければとても嬉しいです。
2023/04/17 | 4:20 PM | MITTAN

MITTAN SH-69C 大麻シャツ大
color 蓬
price 30800-(TAX IN)
SIZE 1 / 2 / 3 / 4

3月11日。
色々と感慨深い1日であることに間違いはなく、それでも淡々と変わらずに過ごしていくことで
新しく見えてくる景色や感情があるのではないかと僕自身は思っています。
岩手に来てから迎える3月11日は、いつも偶然なのか必然なのか横殴りの雪が降っている様子を
窓の外に見ているという印象があったのですが、今日は春らしい柔らかで暖かい太陽の陽射しが届き
花粉症と黄砂の影響さえなければ、間違いなく心地良く過ごせる1日になりそうです。
・
MITTANから春夏シーズンではお馴染みになりました大麻素材を用いたシャツシリーズ。
今季は新しいデザインのシャツがリリースされました。
コンパクトな襟はカディシャツにも似た雰囲気があり、大きく変えた点はシルエット。
大幅にイメージチェンジし、身体から生地離れし易くなったことで清涼感がアップした印象を受けます。
染色に関しても新色として加わった”蓬”
強すぎない柔らかな色目の天然染めならではのグリーンを表現。
お餅屋さんで見つければ必ず購入する”蓬餅”好きな人間として、お店に並べない訳にはいかない
言い換えれば使命感にも似た感覚でセレクトをしました。



トップ釦が全くストレスなく閉められる大きさに設定されたことで、着こなしに変化を付けられるように
なったのが個人的にはとても嬉しい。夏場は釦を1つか2つ開けて開放的に。
まだ気温が落ち着かない時期はトップ釦を留めてニットカーディガンを羽織るスタイルがぼんやりと頭に浮かびます。
一番上の釦を留めることでちゃんとした印象にも見えるので、カーディガンとの組み合わせは好相性。
湿度が上がってくる時期には、大麻の素材が持つ機能性をより実感して頂けると思いますし
旅先などで洗って干しておくと、次の日にはぱりっと着れるのもこの素材ならでは。
下手にコットン100%のTシャツを洗って次の日にもと思っていると、大抵は生乾きになる確率が高く
大麻の速乾性は素晴らしいと実感して頂けるはずです。旅もそろそろ気兼ねなく行けそうですし。




着はじめはどちらかと言えばかりっとした質感。そこから少しずつ繊維が解れていくのが良く分かります。
時間の経過と共にとろみのような柔らかく肌を包み込むような生地に変化。
余程の暑さでなければ長袖でも十分に夏を越せますし、これから太陽の陽射しが強くなる季節に
肌を守ってくれる役割も果たしてくれるので、僕と同じように敏感肌な方にも自信を持ってお勧め出来る1枚。
冬に身体を守ってくれるセーターを着るのと同じように、夏場に涼しい素材のシャツを羽織るという
サイクルが出来上がると、夏の困ったらこれを着る。。。というルーティーンの様な軸が出来て
そういう服装が季節毎に何パターンが出来上がると、洋服を着るリズムが生まれる気がします。
定番という言葉が正しいか分からないですが、ある一定の角度からMITTANの大麻シャツシリーズを見た際に
定番として着たくなる雰囲気を持ち合わせていると思います。



今まで展開されてきたMITTANのシャツは、どちらかと言うとしゅっとしてそれはそれで良かったのですが
新型の大麻シャツ大は、特に肩回りがゆったりとしてよりストレスフリーな着心地に感じました。
今まで体型とマッチせず断念されていた方にも、きっと今までとのフィッティングの違いを感じて頂けるのでは。
サイズは1・2・3・4のフルサイズでご用意、あまり決め過ぎずに心地良く着れる1枚を見つけて頂きたいです。
大まかなサイズ感としてメンズS・M・L・XLと思って頂けると、ほぼ間違いないはずです。
※サイズ2は完売です。ありがとうございます。
2023/03/11 | 5:48 PM | MITTAN

MITTAN CT-19 半纏コート
color 灰
price 47300-(TAX IN)
size 3


2022年も自分なりに色々と考えながら、考えてもしかたないなと思いもしながら
でも出来るだけ最善を尽くして、日々を過ごせたような気がしています。
今日も何も変わらずに、足を運んでくださるお客様と他愛のない話をできたこと
笑えたこと、それが出来て良かったです。お運びいただきありがとうございました。
また明日もcartaさんの出張喫茶・お振舞の甘酒もご用意がありますので
初詣の前に後に、ふらっとお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
・
今年最後のBLOGを更新したいと思います。
MITTANの定番的立ち位置で提案されているふかふかのウール素材が身体全体を包み込む半纏コート。
毎シーズン、デザインは変わらずで素材に若干の変化を付けながら展開されているアイテム。
着丈の長さが2種類あるのですが、今回は短いタイプでセレクトをしました。
サイズはゆったりとさせて生地のドレープ感を感じて頂ければと思い、一番大きいサイズ3を
色は灰・茶とどちらも甲乙つけ難い2色を並べています。



素材は尾州産のウールモッサを使用。
縮絨させて作られる生地で、メルトンと比べると軽くて保温力もありカーディガン感覚で羽織れるコート
と思って頂けるとイメージがし易いのではないかと。
仕立ては1枚ですが、ウール自体の保温力がしっかりと確保されているので、余程の日でなければ
岩手という寒さの厳しい地域でも十分に真冬のアウターとして機能すると思います。
MITTANが拠点としている京都も盆地で冬の寒さは厳しいと聞いているので、寒さに対しての感覚は
北東北と似ているのかなと、勝手に親しみを感じています(笑)





デザインはブランドとしてのアイコンにもなりつつある半纏をベースに、フロントにパーツが一切付かない
流れるようなシルエットを構築。首元もしっかりと覆ってくれるので、袖を通すと毛布にくるまれているような
幸せな気持ちにさせてくれるコート。冬アウターの選択肢は多種多様ですが、軽くて暖かいウールに包まれる
感覚はやっぱり特別なものがあります。そして寒い地域に住んでいるからこそ佇まいも含めて風情を感じられるのが
とても好きです。




フロントに抑えが欲しい場合にはピンや、付属で釦を付けて対応するのも良いでしょうし自分なりの
機能性をプラスしていけるのも、カタチが決まり過ぎていないコートならではの魅力かもしれません。
因みに自分達は大きなスナップ釦を1つ取り付けて着ているのですが、釦があると中の暖かな空気が
逃げていきにくくなるので、保温力が俄然アップしてデザインと機能の心地良い落としどころに
納まった気がしています。

MITTAN 半纏コート
color 茶
price 47300-(TAX IN)
size 3


当然ながらデザイン的にもユニセックス対応のコート。
女性ですとワンピースなどのトップスの長さがあるものと組み合わせた際の、バランスの良さがポイント。
これにストールをぐるっと巻くと、寒い日でも外に出る勇気が少しだけかもしれませんが漲ってきます。
首元のショールカラーに巻物の合わせは、どちらも主張が強く出過ぎずに気持ち良く納まるので
試して頂きたい組み合わせです。大判のストールだとより相性が◎











今シーズンはコートの展開を控え目にしていたのですが、MITTANが提案し続けているウール素材のコートは
寒い地域でも十分に活躍しているのを自分たちでも実感しているので、少量ですが並べています。
サイズ3の着丈で約93cmなので、車移動中心の方でもドアに生地を挟む心配は殆どないでしょうし
本格的なコートともまた違う視点で、着こなしの面白さとマンネリしがちな冬のコーディネートに
一躍買ってくれる、そんな存在だと思います。冷たい風が吹きつける春先まで着られますよ~と
自信をもってお勧め出きるので、焦らずじっくりとお選びいただけたら嬉しいです。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
2022/12/31 | 4:25 PM | MITTAN