11月22日


homspun   ウールメルトンダブルポケットコート

color     グレー

price     72000+tax

SIZE     M

color     グリーン

SIZE     M


一冬一コートと決めているくらいコートという服が好きなのですが、ここ最近は年々軽くて暖かな素材の
羽織物の展開が増えてしまっています。ウールの重厚感のあるコートをオープンしてからずっと選んできたので。
というのも理由ですが、単純に迫力のある重たいウールコートを作るメーカーも少なくなったようにも感じます。
そこには様々な要因があると思いますが、やっぱり冬の川沿いを歩くのにはウール100%のコートが着たいなと
毎年思いますし、この街の景色にも似合うと思っている自分達にとっては少し寂しくもあるのですが・・。

それでもhomspunが毎シーズン大切に作り続けているヘヴィーメルトンを用いたコートだけは別物という感覚があります。
お店をはじめてすぐの頃、たまたま遠方から来てくださったお客様がhomspunのネイビーのメルトンロングコートを
とても格好良く着ていた姿は、今でもずっと頭から離れずにいます。
10年くらいは着ていると仰られていたメルトンコートは、その物の佇まいも着用していたお客様もどちらも素敵で
何年かかるか分かりませんが自分達も、これくらい格好良い雰囲気でコートを着れるようになりたいと思ったのを
今でも鮮明に覚えています。
それから勝手にhomspunがメルトン素材のコートを作り続けてくれる限りは、毎シーズン欠かさずに提案していこうと
決めたアイテムでもあります。岩手という冬の寒さが厳しい土地だからこそ道具に近い役割を果たしてくれますし
重さの事を差し引いても、ぎっしりと目の詰まったウールに包まれている感覚は、他では味わう事が出来ないと思います。
デザインは昨シーズンに引き続き、お尻がすっぽりと覆われるダブルポケットが印象的なタイプをセレクト。
ポケットの曲線的なラインの可愛らしさと、如何にもコートらしい佇まいの2つの要素をバランス良くデザインに落とし
込まれていて、時間が経過しても色褪せる事のない愛着を持って着続けられるコートになってくれるはずです。


素材は混ぜ物のないウール100%。今では殆ど見る事が少なくなった素材でもあります。
単色ではなく幾つもの色糸が混ざった味わい深さのある表情が特徴。
肩線は通常の位置ではなく落ちた位置に付ける事で、着始めは生地が硬くて動きがスムーズにいかない時もありますが
2年くらい着込んで貰うと馴染んできて、躊躇せずに気持ち良く袖を通して頂けると思います。
コート自体の仕立てが1枚なのでインナーに厚手のセーターなどは難しく、お勧めはハイゲージのセーターもしくは
中肉のスウェット、シャツにベストくらいの合わせがストレスなく着用して頂けます。
コート自身が保温効果が高いので、インナーはそこまで着込んだりする必要性はありません。
rasikuで展開するコートの中では最も保温効果が高い1枚で、長い目で見てきちんとした作りのコートとじっくりと
時間を掛けて過ごしていきたいと思っている方には間違いなくお勧めです。


首元のチンストラップは好きなディティール。
巻物要らずで首元からの風の侵入をしっかりと防ぐ役割を果たしてくれます。
使用しない時は写真の様にボタンで邪魔にならないように留めておくことが出来ます。
普段は巻物も好んで使いますが、暖かな素材のコートを着た際にはすっきりとあれこれと考えずに着たいと
思ってしまうのでチンストラップはとても重要です。


ポケットの形状も特徴的で、大きなポケットの上に小さなミトンの様なポケットが重なるように付きます。
使い方は其々に自由ですが、homspunらしい遊び心と機能性のどちらもわざとらしくなく巧みにデザインとして落とし
込んでいる辺りが、このコートの凄味でもあると同時に自然と笑顔になってしまうポイントになるのではないでしょうか。
見えない部分への拘りもしっかりと感じて頂けると思います。ブランケットステッチで生地のほつれを無くすとともに
手に取った際にも脱いだ時にもちらりと色の違うステッチが覗くだけで気分も高揚してしまうのではないかと思います。
メルトンという素材を用いてシンプルで汎用性の高いコートであるのは間違いないのですが、その中でもブランドの
イメージをしっかりと保ちながら独自の「色」や「癖」をストレートに表現している点にとても惹かれています。
色々なメルトン素材を使ったコートを展示会でも見たりしますが、homspunのものを見てしまうと何処か物足りなさを
感じてしまったり保温力に頼りなく思ってしまったりと比べる必要性は無いのですが、他には出来ない唯一無二の存在で
あるのは間違いありません。


岩手に住んでいると3つくらいの保温効果の違うコートがあると良いなと思っています。
風をしっかりと防いでくれるコート、保温効果が高いウール素材のコート、素材が軽くて暖かいダウンコート。
気温や天候に合わせて使い回して着ていると、いつも一辺倒になスタイルにならずに済みますし、インナーの着合わせや
バリエーションも其々に変えて着れるので、寒くても外に出掛ける際のモチベーションにも繋がってくるはずです。
天然素材が持っている保温性とデザインの妙を感じるコートを、是非選択肢の1つとしてお選び頂けたら嬉しいです。

11月21日


trippen   SWIFT

color    BLACK

price    53000+tax

SIZE    36    /    37    /    38    /    39


秋田・由利本荘の〈みつばち〉さんでの出張SHOPから戻り、二日間店内商品の配置換えなどでお休みしました。
出張SHOPのことなどはまた改めてBLOGに記したいなと思っていますが、先ずは何から何までお世話になりました
みつばち店主の猪股さんとご家族のみなさま、ありがとうございました。
そして今回もみつばちさんでお買い物されているお客様が、とても明るく迎えて下さり楽しい時間やじーんとなる
瞬間もあったり、お店だからこその人との会話や思いも寄らぬ出逢いなどの体験を、自分達自身が身をもって感じた
あっという間の二日間でした。
お選びいただいた服やバッグ・小物たちが、お客様の元で日常に色を添えるような役割となれたら良いなと思います。
本当にありがとうございました。

秋田の余韻に浸りながらバタバタしていたら、昨日市内には初雪が届きましたよ。
まだ寒さに慣れていない分、どことなく身体も緊張していますが、外を歩くと街の空気が一段と澄んでいる気がして
深く呼吸したり、匂いを嗅いだりしながら冬の入り口を歩いてきました。
寒さも増してきた事で、いよいよ足元にはブーツなども似合うのではないでしょうか。
少し前に定番モデルでサイズの揃ったCHELSEAとNOMADをご紹介しましたが、今シーズンは他2型、今履きたいなと
思う型をセレクトしました。
その一つがTRIPPENでも既に代表的なモデルでもある、整った美しさが際立つアンクルブーツ”SWIFT”になります。


TRIPPENを展開するようになって割とすぐの頃に、一度”FORCE”というモデルを展開したことがあります。
FORCEはSWIFTともデザインが似ていて、ソールはウェッジソールタイプでかかとの高さも6cm。
その時はどちらかと言うと、「こういった大人な靴も履いてみたい」という憧れ的な気持ちが大きく
実際には履いている方を見るととても素敵だなと思うばかりで、自分が履くとどこか背伸びをしている様に
感じていました。それから数年が経って、しばらくかかとの高い靴の展開はしていなかったのですが
今年の夏に気になっていた、ウッドソールでややヒールの高いサンダル”ORINOCO”を思い切って展開。
その時履いている自分の姿にもあまり違和感が無く、ヒール靴への慣れて無さは在るもののそれも含めて新鮮で
それでいて新しい靴によって服装も微妙にですが変えてみたりと、色んな変化を楽しむ事が出来たのです。


SWIFTというモデルは先ずそのフォルムの美しさに目が留まります。
アッパーは一切縫い目のない一枚革を使用していて、きめ細やかな肌の様につるりと滑らかな革に
足を入れると、あまりのフィット感に靴を履いているという感覚が薄くなってしまう程。
足首の後ろに配したファスナーによっての脱ぎ剥ぎなのでとても楽に履けますし、ZIPには持ち手となる
レザーが付いていて動作のし易さだけではなくデザインとしても可愛らしく、それでいてその仕草は
エレガントに映るという、どこまで計算し尽された靴なのだろうかと思ってしまいます。

ソールには「splitt sole」という内部に気室を設けることによって重さを極力軽減させたラバーを使用。
そしてソールに溝を入れる事で柔軟性を高める効果があり、歩行の際にスムーズな足の運びを促します。
路面の砂利からインスピレーションを得た、ポツポツっとした粒状の底の表面は耐滑性を高める役目があります。
適度にグリップも利き、ヒールの高さの割に足元がギュッと安定しているという点も、普段ヒールの靴を
そんなに履く機会が無い方にとっても安心できるポイントになるのではないでしょうか。
何種類ものソールを自社で開発しているTRIPPENだからこそ、靴本体のデザインの美しさを損なわずに
人体に与える影響の大きい歩くという行為に適した靴を提案し続ける事が出来るのだと思います。

すっきりとした見た目の割には程よくゆとりがあり、幅・甲・足首とそこまでキツさを感じません。
冬になるとどうしても生じるのが靴のサイズと靴下とのバランス。
靴下をどれくらいの厚さで履くかによってサイズが若干変わったりする時もあるのですが、今まで履いてきた
TRIPPENは履き始めがきゅっとしていても、次第に革が伸びるので(革によっても違いがありますが)
サイズを上げたりせずとも足の形へとフィットするので、普段通りの適正サイズをお勧めします。
今回は厚地のタイツに合わせて履いてますが、もう少し厚手の靴下でも穿けそうです。
ただ靴のデザインがモダンでミニマルなので、基本的にはタイツや滑りの良い適度な厚さのハイソックスなど
合わせていただければと思います。


思いっきりワイドなパンツに足元はヒール。
パンツスタイルが好きな方にも、足元にぱっと目を惹くようなラインの綺麗な靴を合わせると
その一カ所が変わるだけで、全体の空気というか色と言うのか印象が変わったりします。
デニムにスニーカーのラフさも好みですが、行く場所や会う人によって、もしくは気分で少しだけ
綺麗さを取り入れたい時に靴もしくはボトムの雰囲気を変えると、とてつもなく変わったような気持ちになり
ソワソワもしますが、気持ちが高鳴ります。


かかとの高さは6cmになります。
個人的に身長もあり、靴のサイズも大きい方なので今までヒール靴を履くのにも選ぶのも躊躇する部分が
少なからずあったのですが、TRIPPENの靴に出逢ってからは靴で我慢したり諦めたりすることが無くなったので
自然とヒールの靴も履いてみたいと思えるようになりました。
むしろ夏に購入したORINOCOもそうですが、そこまでヒール履いている!という感覚にならないので
勿論多少目線は変わるのですが、走れそうな安定感のあるヒール靴に背筋が伸びると同時に背中を押して
もらっている気持ちすら湧いてきています。
なので小柄な方や足のサイズの小さい方、足の形で悩んでいらっしゃる方などなど、色んな方の靴の悩みを
全部とは言えませんが、少しずつでも気持ち良く楽しく靴が履けるような提案が出来たらと思います。


足首のラインが後ろ下がりになっていて、横と後ろから見るととても素敵。
丈が短めのアンクルパンツや、スカートなどとも相性よく履いて頂けるかと思います。
素材にはとても柔らかなカーフレザーを使用していて、煌びやかになりすぎない絶妙な艶っぽさと
きめ細やかなシボ感が上品ではありますが、普段着とも合わせ易い質感に惹かれました。
雪がどっさりと積もってしまうと足元の選択肢はどうしても限られてしまいますが、北海道・岩手と北国で
10年以上過ごしてきて、冬でも洋服と合わせた靴を履いて過ごしたいと思って色々試して履いてきた先に
辿り着いたのがTRIPPENの靴でした。路面がつるつるで無理だなと履くのを躊躇するような日もありますが
毎日が決して同じような日ではありませんし、自分の中で気候によって幾つかの選択肢を持つというのが
大切になってくるのではないでしょうか。
冬の寒さから少しでも外に出掛ける為のきっかけや、明るく楽しく過ごす為に何かお手伝いが出来たら嬉しいです。

臨時休業・出張SHOPのお知らせ


BLOGでもお知らせしておりましたが、明日・明後日は秋田由利本荘市にある〈暮らしの道具と紅茶 みつばち〉さんにて
出張SHOPとして、冬を暖かく楽しく過ごすためのお洋服や小物をたっぷりご用意させていただきます。
普段はひっそりお持ちして並べている、足元から彩る靴下(みつばちさんは靴を脱いで上がるのでお勧め!)や
お世話になっている方へ、さり気なく気の利いたギフトにも良い”NISHIGUCHI KUTSUSHITA”のソックスや
“TEMBEA”のGUNTEなど。冬素材の帽子もリクエスト頂いたのでお持ち致します!
お天気が若干心配ではありますが、仙岩峠情報によると今のところ雪は積もっていない様子。
由利本荘市内そして近隣にお住いのみなさま、お時間合いましたらぜひみつばちさんへお運びくださいませ。

以下、週末から来週にかけての営業スケジュールになっております。
お休みが続き、お客様にはご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。

11月16日(土曜日) みつばち出張SHOPの為 臨時休業
  17日(日曜日) みつばち出張SHOPの為 臨時休業
  18日(月曜日) 打合せの為 臨時休業 
  19日(火曜日) 店舗復旧作業の為 臨時休業 
  20日(水曜日) 定休日
  21日(木曜日) 通常営業 10時30分~19時

11月15日


昨シーズンの秋冬からどうしても頭の中から離れずにずっと気になっている素材がありました。
rasikuがオープンしてから、どちらかと言えば強くて厚くてタフでヘヴィーな素材が好きでそういったアイテムを好んで
セレクトをしてきました。お店を続けながら様々な物と人に出逢い触れていくうちに、また年齢を重ねるにつれて
自分の心の向かう先が少しずつ変化していく中で、段々と肌当たりが良くて触れているだけで心地良く感じられる素材に
自然と興味や関心が移行してくるようになっていました。
春夏であればシルクや細番手の透ける様なコットンであったり、秋冬で言えばメリノやカシミヤと言った素材に触れて
実際に自分が身に着けてみて何が良いと感じるのかが分かると、ただ物としてというよりは自分自身にとってそれが
心を動かすものの一つとして、必要だと感じる様になりました。
そんな時にたまたま出逢ったのが「OLU NATURAL BASIC」が作るカシミヤ素材のストールやマフラーでした。

以下メーカーの資料からの抜粋
OLU NATURAL BASICは、無染色のカシミアストールを中心に展開する新しいブランド。
カシミヤ山羊の原毛そのままの柔らかさ、軽さ、暖かさを大切に、厳選した天然素材と無染色に拘った物作りをします。

寒さが厳しい高地に生息するカシミヤ山羊の細くて柔らかな産毛から、上質なカシミヤは作られます。
基本色はホワイト・ベージュ・ブラウン。
希少な黒カシミヤは、ホワイトの原毛に混ぜ合わせてグレーに仕上げました。
染色の外レスを与えずに作ったカシミヤストールは天然の美しい色合いで優しい肌触りです。

カシミヤという自然からの貴重な恵がもたらす、直感的な心地良さ。心が喜ぶものを日々のベーシックに。
私達の物作りから、あらゆる心地良さを織りなしていけるように。

OLU NATURAL BASIC  中厚 四方房リバーシブルストール

color    ライトグレー

price    30000+tax

SIZE    80×190 SOLD


1つ目にご紹介するのは4方向にフリンジがあしらわれた中肉で程よい大きさのストールタイプ。
商品名にある通りで全てにフリンジが付けられていますので、巻いた時にどこかしらで見え方のアクセントになるのが
とても面白く、プレーンな洋服に合わせた時によりバランスが取り易くなると思います。
自然光に当てると透ける様な素材感ですが、あまりに繊細という訳ではなく、織物にする事で柔らかすぎずにしっかりと
目の詰まった張り感も感じて頂けるはずです。


首元にグルグルと巻くのも良いですが、羽織ってもサマになると思います。
秋冬シーズンはどうしても暗い色目のコートを手に取る機会が必然と増えてしまうのですが、首元に白を持ってくる事で
外し過ぎずに雰囲気がガラリと変わる事に気付いてからは、紺色や黒のコートを着る際に意識して白系のストールを
合わせるようにしています。どこかに明るい色目を1つでも取り入れると全体にまとまりが出るので、マンネリ化しがちな
冬場のコーディネートに対して、とてもお勧めです。

OLU NATURAL BASIC  パネル柄バスケット織スクエア

color    ライトグレー

price    42000+tax

SIZE    145×145


2つ目は正方形に作られた表面に凹凸のあるバスケット織を用いた1枚。
正方形のストールは小さく畳んでいく事で首に巻く事も可能ですが、使い勝手からすると羽織って上半身を包み込んで
使う方が無理無駄がなく理に適っていると思っています。
ぎっしりと目の詰まった生地は間近で見ると迫力があり、それと同時に力強さも感じて頂けるのではないでしょうか。
コットン素材で風を防げるコートなどの上からばさっと羽織って頂けたら、保温性がぐっとアップして
首元に当たるカシミヤの心地良さも実感して頂けるはずです。大判のカシミヤストールは手元に持っているだけで
心が満足してしまいそうなくらいの存在になりそうです。


こちらのストールも4方向全てフリンジで処理をしています。
何度もBLOGで書いてきているのですが、下手な薄手のコートや羽織物を手にするのであれば、暖かで心地の良い肌触りの
大きさのあるストールを1枚持っている方が使い勝手も保温性も高く、冬を楽しく過ごせる道具に近い役割を果たして
くれると思いますので、羽織物というイメージで視野を広げて選んでみるのも良いのではないでしょうか。

OLU NATURAL BASIC  厚手起毛あざみ波付けストール

color    ライトグレー

price    45000+tax

SIZE    70×220

3つ目は、見るからにカシミヤの柔らかさが伝わってきそうな表面を起毛させた長さのあるフリンジ付きのストール。
どれも男性・女性に関係なくして頂けるのですが、その中でも男性が手に取り易いのがこのデザインと素材感だと思います。
ティーゼルブラッシャーという特殊な機械で引っ掻いて起毛をさせる事により、保温性を高めるという効果が生まれます。
セーターなどにも同様の加工が用いられる事があり、効率化をする為に薬品につけて起毛させるのが主流になっている中で
ナチュラルな製法で時間と手間暇を惜しまずに作製されています。それだから全て良いという訳ではないのですが、
自然を相手に物作りをするだけに保温性という部分にも影響をするので、生産背景なども含めて選ぶ上では重要な要素の
1つではないかと思います。綺麗目なスタイルにもハマりますし、ご夫婦で共有するのも良いのではないでしょうか。


自分自身の心と身体が満足したり心地良くなれるものを、日常に少しずつ取り入れていければ良いなと考えています。
今まで経験した事がない出来事や、背伸びをしなければ届かないものであったり、けれど頭の中に思っていればいつの間にか
近づいていたり手に入っていたり、そんな前向きな経験を積み重ねていきたいなと思っています。
カシミヤのストールは特別な印象がある方もいらっしゃるかもしれませんが、日常使いに取り入れる事で機能的且つ
素晴らしい素材だという事を実感させてくれるはずです。
是非冬を楽しめる道具をワードローブに取り入れてみては如何でしょうか。

「OLU」は造語で、以下のような意味があります。
O=OUR
L=LOOM(織り機)
U=UTENSILS(道具・用具)

11月14日


holk    OVER COAT

color    d.navy

price    54000+tax

SIZE    2    /    3   SOLD


いよいよ天気予報に雪マークが点灯し、夕顔瀬橋からくっきりと岩手山の頭が白く染まっているのを見ては
冬の到来を一段と強く感じた今日この頃。
寒さは正直苦手なのですが、きりっとして研ぎ澄まされたような空気は他では味わう事が出来ないので、
呼吸をいっぱいして肌に冷えた空気を浸透させながら毎日を過ごしていきたいと思っています。

愛知県の尾州地区を中心に、小さな工場と親密に連携を取りながら物作りを続けている「holk」
この地域は古くから毛織物が盛んな地域で、高速で生地が織れる機械が主流になった今現在も、
古くから使い続けている織機を稼動し、他にない手織りに近い柔らかな風合いと雰囲気の良い生地を織り続けています。
贅沢で暖かな生地を使ったコートは、holkが得意とするシンプルなショップコートの様なデザインに落とし込んでいます。
見た目の印象よりも随分と軽く、空気を多く含みながら織られる生地はとても保温効果が高く、岩手のような寒い地域でも
十分に冬を越せるだけのクオリティを兼ね備えています。
首元のデザインはスタンドカラーなので、ストールもしくはマフラーなどで防寒して頂ければ間違いありません。
着丈も膝が少し出るくらいの長さに設定しているので、普段車で移動される方にとっては、いちいち脱ぎ着せずに
動くことが出来るのでとてもお勧めです。


表地はウール100%で、じっくりと時間を掛けて織られるウールを圧縮し表面は少し起毛させています。
カラーは深みのあるネイビーで、幾重にも複雑に色が重なる事で立体的な表情に映ると思います。
裏地は総裏でキュプラの生地が張られていて、インナーとの干渉を気にせずにストレスなく着用出来るのは
コートを選ぶ上では欠かすことの出来ない重要なポイント。
「暖かさ」「軽さ」「着易さ」という3つの条件をしっかりと満たしてくれて、デザインもとてもシンプルなので
着合わせも、色々と考え過ぎずに袖を通して頂けると思います。


フロントの釦は全部で5つ。
袖口には釦は付かない作りで、もし袖丈の長さが気になるようでしたら1つ折り返して着るのも良いでしょうし
すっきりとカットをしてお直しするのもお勧めです。
ポケットは左右にハンドウォーマーポケットと内側にポケットが1つの全部で3つ付きます。


すっぽりと身体を包み込んでくれるような直線的なシルエットのコートは、素材の持っている力と良さを
活かす為に余計なディティールはプラスせずに、最大限に削ぎ落としたデザインに映ります。
尾州地区で生産されるウールの持ち味をどういうカタチで表現するのかを、モードや古着といったジャンルを問わずに
洋服に精通してきたからこそ、特別な装いというよりも日常着として当たり前に毎日でも袖を通したくなる雰囲気に
仕上げている様に感じます。サイズは2と3でユニセックスで気持ち良く袖を通せるサイズを選んで頂きたいです。


冬のコート選びは、洋服を選ぶ上でも最も楽しいと言っても過言ではないくらい大切な位置を占めると思います。
holkの最大の強みとも言える「ウール」を用いたコートは、地場産業ならではの素材に特化した素晴らしい仕上がりですし
これから先に長く気持ち良く付き合っていくのであれば、こういうコートになるだろうと想像が膨らんできます。
袖を通すと予想を超える着心地の良さと暖かさに気付いて頂けると確信していますので、冬の寒さを乗り切る為の
コート選びの1つの選択肢にして頂ければ嬉しいです。
同素材のジャケットも届ていいますので、そちらはまた後日にご案内したいと思います。

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