1月27日

ASEEDONCLÖUD   Kiokushi pull on knit

color    GRAY

price    33000-(TAX IN)

size     M

こちらのBLOGを昨日ご覧くださった方に、小さくご報告を・・・〈お湯、無事にでました〜〉
昨日帰宅してすぐ、祈る様な気持ちで蛇口をひねると、流れてきた一筋の糸の様なお湯の輝かしさ。
お風呂にもしっかりと浸かれて、それで安堵したのか、昨日は早めの21時就寝。水抜きは怠らずに。
今日の朝も相当に冷え込んでいましたが、あの極寒を味わった後だと何だか優しく感じるのは
きっと気のせいではないはずです。人間の耐性や慣れの感覚はある意味で素晴らしいと思ってしまいました。

ASEEDONCLÖUDから、見ているだけでも圧巻の細やかな柄をニットで表現した1枚。
機能的な暖かさも重要ですが、それと同様に着たいと思わせてくれる衝動や心を動かす純粋な気持ち。
アームの太さ、リブのテンション、着丈のバランスと、あえて全体を整え過ぎず適度なラフさがあって
そしてどこか懐かしい感情も呼び起こす柄や配色など。心と身体にもじわじわとぬくもりが伝わって
着ているだけで良い時間を過ごせそうな、そんな雰囲気のニットです。

襟元から、肩・胸・胸下・胴まわりとお腹、そして裾リブまで・・・。
一体幾つの編み模様が一着の中に入っているのだろうと、段々に入った柄を数えたくなるほどですが
この柄のベースになっているのは、マジャルという遊牧民族が着ていた刺繍のブラウスだそうで
それでこの細やかさ!と頷けますが、それにしても複雑で繊細で素敵な模様は見入ってしまいますね。
さらに、当時の遊牧民族は移動しながらの生活を送っていたため、ブラウスの刺繍の模様や色によって
身分が分かる様にしていたとのこと。昔の漁師さんの伝統的なセーターとも通ずるものがありますし、
よくよく見ると形はまさにセーラーセーターだったりもして、様々な点と点が繋がるコレクションに
毎回のことながら、感心しきりです。

肩はわりとしっかりドロップしているので、着心地もシルエットも緩やかです。
アームも適度に太くてゆったり、袖先のリブまで絶妙なテンションに仕上げていますので
少し厚手のインナーに重ねても、もしくはシャツの上にニットを着てもそこまで窮屈には
感じなさそうですし、厚みもそこまで肉厚では無いですし素材もウール・コットン・アクリルの
混紡素材なので春先にも、さらっと気持ちよく着られるニットだと思います。

カラーは二色展開になっていて、サイズは大きい方のMサイズをオーダーしましたので
ゆったりでも、ジャストサイズでもお好きな着方で男女問わずに選んでいただけたらと思います。
カラーGRAYは、灰色をベースに雪の結晶のような模様がまさに雪国の冬の空のイメージ。
差し色のオレンジがどこかノスタルジックな空気を醸し出しているところもポイント。
春先はデニムやチノと合わせて軽やかに着ていただいて、まだ寒さの底は迎えていないであろう
真冬の間は、暖かなインナーとウールのパンツなどと合わせてしっかり防寒もした上で
ニットの柄で気分を上げて、雪ん子スタイルをお楽しみください。

color    OFF WHITE

price    33000-(TAX IN)

size     M

色違いのOFF WHITEは、白黒を軸にグレーが混ざった様なブルーが差し色の綺麗な配色。
色が変わると、視覚的に浮き出てくる柄にも違いあって面白いですね。
色合いとしてはOFF WHITEの方がどちらかと言えばクールな印象で、柄もキリッと見えます。
柄自体はASEEDONCLOUDがオリジナルで作り上げたものですが、モチーフの選び方や配置や分量など
本当に絶妙な匙加減だと感じます。古いクラシックな柄のセーターが欲しくて毎年探すのですが
状態・価格なども含めてなかなか出会うのは難しいなぁと思っていたところ、
こんな目の前にその願望を叶える良いニットがありましたね。(笑)
保温性はインナーで調整は可能ですし、ウールに対して扱いが難しいのではと感じている方にも
コットン・アクリルが含まれることで、しっかりと弾力があって軽やか。そして型崩れもそこまで
気にせずに着られるところも良いと思います。

ここ数年はニットを選ぶ優先順位が、とにかく暖かくて軽くて肌触りの良い素材。に傾いていて
柄や色に惹かれて選ぶニットは、本当に久しぶりという感覚ですし、実際に着ると勿論保温性は
どうしても他で補わないととは思うものの、それ以上に気持ちの高鳴りが違います。
形の可愛さに着るだけでウキウキしますし、ベストを合わせたり、コーデュロイのパンツ・スカートも
合いそうだなぁと、コーディネートをイメージするワクワクも再浮上。
寒さを乗り越えるための何かをお探しの方に、ぜひ手に取っていただきたいニットです。

12月6日

ASEEDONCLÖUD  kiokushi blouson

color      BEIGE

price      79200-(TAX IN)

SIZE      S SOLD

寝不足と悔しさとおつかれさまと寒さとで、なかなか思う様に動けなかった朝ですが
今日も自分の出来ることを真剣に尽くして、1日を楽しく過ごそうとおもいました。
再びやってきた強い寒気が、すでに本気の雪を降らせている午後13時すぎ・・・
屋根は瞬く間に真っ白になり、静かな時間が流れていますが、それはそれで事務仕事が捗ります。
気になっていたところを片けたり、体を伸ばしたり、お茶もできるので良いこととします。
知らず知らずのうちにグッと肩や頭周りに力が入ってしまう時期ですし、今日はいつも以上に・・・
だと思うので、みなさま深呼吸をしながら腕を回して血流を良くしましょう〜〜〜

ASEEDONCLOUDの総柄ベストに次いで、同じ柄を用いたこのブルゾン・・・もれなくオーダーは
即決定でしたし、リバーシブルあるあるの片側しか着ないという定説?も軽く振り払うであろう、
両A面間違いなしの可愛さ&格好よさ。。
そういえば今季は別のメーカーでも素敵なブルゾンに出会ったので、ショートアウターに惹かれる年
なのかなと勝手に思っています。
ASEEDONCLOUDのkiokushi blousonは、恐らく文章では伝えきれないほどの凝った仕掛けが
表にも裏にも詰まっています。
それらには後から気付くぐらい、見た目と着た時のサイズ感が気に入って決めてしまったので
その仕掛けもおまけの様な(失礼)こんなにあれこれ細かな作りでラッキーという気持ちです。
ぜひ実際に着用しながら、驚いていただけたら嬉しいです。

裏・表のないリバーシブルで着用出来るブルゾンは、コレクションの中で描かれている登場人物
記憶の地図を作る職人が移動しながら、記憶を拾い集める時に着るために作られたかたちで、
大まかにいうと、とにかく収納ポケットがたくさん!
そのたくさんのポケットひとつひとつにも、其々に意味があって、記憶の地図を作る職人たちが
何を持ち歩いていたり、このポケットはだからこのかたちになっているのか、などを考えたり出来るのも
丁寧に描かれた物語をもとに、意味を持って構成されるASEEDONCLOUDの服だからこそ。
ですので、その意味を知らなくても服そのものの完成度に先ず気持ちが掴まれてしまうのだと思います。

首元は襟を立ててスナップを留めると、しっかり首が覆われて防寒対策もばっちりです。
Sサイズですが、腕周りや身頃もゆったりとした設定。
中に真冬用のニットを着ても無理なくキツくなく、楽に着込める点も嬉しいです。
袖口は折り返しになっていて、見た瞬間に何かがありそうな袖の作りですね。(笑)
通常は折り返したままですが、ループを外して袖口を伸ばし、そのループに指を引っ掛けると
アームウォーマーになるという仕掛けになっています。
さらには、外で地図を記録する際に手が汚れない様に、小指の側面をカバーするために
袖口の形も変形しているという、細やかな配慮。

同じ生地を用いたベストのBLOGでも各動物モチーフのアップ画像を載せてしまうほどに、
心惹かれたオリジナルのゴブラン織ですが、何度見ても素敵です。
生地面積が広くなっている分、さらに動物モチーフのそれぞれの印象がはっきりと見えて
正直目立たないとは言いませんが、ですが、強くて迫力があるという感じはしないのです。
薄めのベージュを基準に、緻密で繊細な多色のゴブラン織。
美しいタペストリーを全面に纏うのも良いですし、内側にして密やかに楽しむのもそれもまた
ちょっと良い感じの着方ではないかと思います。

総柄の冬の星座ブルゾンを纏えただけで、個人的に満足してしまうところでした。
リバーシブルなので、もう片方の面もご紹介していきます。
ひっくり返すとがらっと雰囲気の変わる、落ち着きあるダークグリーン。
実はこちらもとても好みの色目で、素材はベンタイルコットン100%。
高密度に織り上げた平織の生地は、水を弾き風を防ぐ機能性の高さを持っていますので
北国の冬そして、長らく冷たい風の吹く春先まで活躍すると思います。
真冬は中の保温性をなるべく高める必要がありますが、外出先が屋内でダウンは暑かったり
車移動で外に出ることがほぼ無い場合など、私たち自身も冬のアウターも場所や環境によって
幾つかパターンを持っていると過ごしやすいなと感じています。
ベンタイルを表側にすることで、雪の日でも安心というポイントもありますね。
雪かき用とは言いませんが、外に出る際の気分がちょっと上がるアウターだと思います。

フロントのポケットのデザインは、それぞれの面によって異なるので好きな仕様や機能性で
どちらを表にするか、裏にするかを決めるのも面白いかもしれません。
袖口は同じく折り返しに。
そして同じく袖先を伸ばしてアームウォーマー・ハンドカバーの役割をはたします。
このベンタイル生地を表面にしますと、伸ばした袖先にはゴブラン織がちらっと覗きますし
襟元も立てずに寝かせると、ゴブラン織が襟として顔を出しますよ。
総柄をアクセントとして見せるのもとても良いなと思いますし、その際はボトムはデニムスカートで
足元はレースアップのブーツも合いそうだなと、着合わせむくむくと湧き出てきます。

そして最後にベンタイル生地だからこそとも言えましょうか、自分では見ることのできない背面。
そこにあるのは、集めたものをしまうための大きなポケットにもなり、スナップとジップを外すと
背面の生地がぺろっと剥がれて、野外で座る時の敷物の役目を。
ここまで盛りだくさんの仕掛けがありながらも、見た目にはそこまで過剰だと感じさせない
デザインの収め方が素晴らしいですし、実際に普段着として自分の持っている服と合わせる際にも
違和感だったり、テイストの差を感じずに着ていただけると思います。
着こなそうと思わずに、冬ですし12月なのでアドベントカレンダーをめくる様に、
着用をしていくうちに少しずつ着方を掴んでいっていただけたら嬉しいです。

11月26日

ASEEDONCLÖUD   Hiraeth waistcoat

color     Beige(Constellation cloth)

price      38500-(TAX IN)

SIZE      S    /    M 

一昨日のBLOGに由利本荘での思い出日記をアップして、ようやく気持ち的にも一区切りというか、
楽しく美味しく温かかった思ひでを胸に、今日からまたコツコツと冬のおすすめ服や小物類を
ご紹介していこうと思います。
オンラインショップの方もお問い合わせ含め、たくさんの方にご覧いただいたり、お選びいただき嬉しいです。
そちらも少しずつ商品を更新していますので、お時間ありましたら、ご覧になってお気に入りを探してみてくださいね。

店頭でも、由利本荘でも見た人を惹きつけていたASEEDONCLOUDのベスト。
ベストが好きで、動物モチーフも好き。となればオーダーしない理由がないですよね?
モチーフになっている動物も、このベストは真ん中に木の横に佇む一頭の馬の姿がありますが
その周囲に居るのは馬だけじゃ無く様々な動物や生き物たち。
生地の使う部分によって見え方は変わってきますが、実はモチーフとなっている動物や生き物は
とあるモノの位置を表現しているのですが、それはいったい何でしょうか?
ヒントは色名というのか生地名を見てみるとすぐに答えが。(急なクイズ形式)

ベスト自体のデザインイメージになっているのは、馬に乗って移動をする時の防寒のための服。
内側は中綿のキルティングになっていて、適度な厚みが着ていても安心感をもたらしてくれます。
寒さを防ぐだけではなく、大事な物をしまいこんだバッグを保管庫まで無事に運び届けられるように
そのバッグをベストの中に入れられるかたち・・・また作業をする時にはエプロン代わりにもなります。
というストーリーが込められていますが、実際にベストの汎用性というか実用性は着てみると想像以上で
一度着慣れると、色んな素材や形で欲しくなってしまうんです。
中綿のふっくら感でアウターっぽさもあるにはありますが、着方としては室内に居る時に
ワンピースやニット一枚では若干心許ない時、または服装に面白み・インパクトが欲しい時や
ここぞという時の自分の気分を上げるための一着として、お勧めしたいベストです。

今まではプルオーバータイプのベストが形としてはベーシックで、少しデザインが入ると肩釦や
両脇にZIPが付いて脇下半分くらいまで開いたりというのもあったりしました。
今回のベストは両サイドにスナップ釦が4つずつ付いていて(画像では見えないですが内側にあります)
ボタンを外せば脇は全開になりますし、スナップを留める位置で幅もアジャストが可能です。
中に着る服の厚みがあればゆったり目に、シャツやハイゲージのニットの場合はすっきり目に
ボトムのバランスとも合わせて着方を変えたり出来るのも便利です。
また左肩にもスナップ釦が付いていて、それは片側だけですがすっかりオープンになるので
被るのではなく、スライドさせる感覚で着るタイプは、恐らく初めて出会ったと思います。
ベスト自体は昔ながらというか、ややクラシックなイメージを持たれる方が多いのも頷ける中で
このデザインは不思議と脱ぎ着する際に、物凄く画期的だと感じる自分がいます。
柔らかい柄ですが、装備するような雰囲気も持ち合わせているところが不思議で面白いです。

後ろ側も当然、総柄です。背中の中心には、木と麒麟。
馬の姿が多く見えるので、お客様からも「あの馬のベスト」と聞かれることが多いですが
よくよく見ると、実は馬以外の他の動物たちも描かれているのです。

肩の釦のかたちも、さり気なくアクセントになっています。
両サイドのスラッシュポケットの内側は起毛した生地が張られていて、見えない部分にも
寒さを凌ぐための工夫がなされています。手が冷えた時はポケットに手を入れて温めてください。
表地はコットン50%ポリエステル%を使用した、ゴブラン織の生地。
動物たちの表情や毛の質感などを、くっきり強くなり過ぎず、柔らかにしっかりと表現するのは
とても難しいと思うのですが、ひとつひとつの柄の繊細さを丁寧に映し出した生地は素晴らしいです。

それぞれのモチーフにクローズアップをしてみました。惹かれる動物はいましたか?
描かれているのは、冬の時期の空に見える星座とその並びも星座の位置になっているとのこと。
物語に登場する記憶の地図を作る職人たちが、星座を見ながら位置を確認して地図を作る際に
その星座と位置が分かる様に、こうして動物のモチーフの織物として残し記録していた。
その説明を聞いた時に、目の前にはこの生地そのものがタペストリーの様に飾られていて
ただただ驚き、大きな一枚の生地が突然冬の夜空と重なり合うのを想像すると言葉が出ませんでした。
そのイマジネーションと、それを服として実際に形にすること。それも人の生活との距離感やバランスも
ある程度考慮された服としてちゃんと落とし込むことが出来るのが、ASEEDONCLOUDが作り出す服の魅力。
このゴブラン織の”Constellation cloth”を纏う際は、この服が目印もしくはアイコンになること前提で
ぜひベストを主役にしたコーディネートをお楽しみいただけたら。
真っ黒なワンピースもしくはシャツ・パンツと合わせたりなんて素敵では無いでしょうか。

color     Beige(Hiraeth wool heringbone)

price      35200-(TAX IN)

SIZE      S    /    M 

極力シンプルで着回しやすく、それでいて温かみと安心感のあるベストをお求めの方には
同じデザインのウールヘリンボーンの生地をお勧めします。
ASEEDONCLOUDがニットにも用いることの多い、イギリスのMOON社のツイードは糸の表情が
柔らかくそして色合いにも深みがあります。
グレーの単色ではなく杢調の糸と、所々に散りばめられた色糸がアクセントのヘリンボーンは
じいっと見入ってしまいたくなる様な、どこか懐かしい気持ちにもなる生地です。

着用サイズはどちらもSサイズで、脇のボタンも奥の方で留めているので中に着ている服が
厚みのあるものだと体にぴたりとフィットして、これはこれで保温性がアップする感じがします。
きっとMサイズをゆったりと着るのが合っている感じもするので、サイズのイメージとしては
MサイズはレディスのM/L〜メンズS・細身のMぐらいの方。
SサイズはレディスのS・M、中にそこまで着こまずスッキリ着るのが好みでしたらLの方も。
という感じです。身幅も脇下も広いので、決してタイトなシルエットでは無いですし
初めは生地に張りがある分、見え方にもまだどこかよそよそしさが感じられるのですが
もうちょっと馴染んでシワや柔らかさが加わると、より味わいも出てくるのではと思います。

ワイドなパンツや変形パンツ、ギャザースカートにベストはもはや鉄板の組み合わせ。
体幹が温められて、腕周りが窮屈ではなく動かしやすいというのは、室内で何かしら作業をしたり
仕事をする人にとっては、ものすごく理にかなった服だと思うのです。
先にも書きましたが、本当にエプロンや作業服としてユニフォームのように着られるようになると
中を変えるだけで良くて、あまり服装について深く考えずにサクッとまとまるのでそんな良さも
知っていただけたら良いなと思います。
2カラー2サイズの展開、色んな方にお試しになっていただけたらと思います。

11月6日

ASEEDONCLOUD   HW WIDE TROUSER

color     起毛デニム

price     27500-

size      XS    /    S    /    M    /    L    

今日はお店の前でcartaさんのコーヒーとチャイが飲める、ちょっとした露店スタイルでの営業。
屋台ではないですが、屋台文化がとても好きなので個人的にとても楽しいです。
今週の13日(日曜日)も今回と同じく暖かいドリンクを提供して頂けるので、散歩の途中にぐいっと
飲んで他愛のない話や世間話をして、少しの時間かもしれませんが笑って過ごして下されば嬉しいです。

ASEEDONCLOUDの定番アイテムとしてリリースされ続けている”HW WIDE TROUSER”
もうかれこれ何シーズン展開したのか、覚えてないくらい継続して置き続けている気がします。
展示会で見た際には普通のデニム地かなと思いつつも、むむっ。いつもとは違う何かを感じる。。。
秋冬用という事で、裏起毛されたデニム生地が新素材として登場。起毛したデニム。。。
仕立てを二枚にしたりして保温力を上げたりは見た事があったのですが、デニム自体に暖かみを持たせる
というのは記憶になかったですし、びっくりでした。
コットン100%を用いているので、お洗濯は普通に出来ますし、ウール程ではないですが
暖かみをしっかりと感じて頂ける、万能さを兼ね備えたパンツになると思います。

デザインは変わらずに、しっかりと太さをキープしたフロントにタックが入るトラウザー。
お尻周りはどちらかと言えば平面的に、ワタリから裾までボリュームを持たせています。
良く考えられたデザインで、最初は太さに戸惑いつつも整えられたシルエットに徐々にですが
慣れる感覚が芽生えると思います。何シーズンも販売をし続けて、自分達でも相当に愛用をしていて
履いているのを良く目にしてくださっていると思うのですが、太さに対して一歩目を踏み出せる勇気と
似合わないのではないか・・・という小さな不安を取り払うことで、すっかり愛用中な方が
何人もいらっしゃるので、その履き心地と合わせ易さに関しては自信を持ってお勧め出来ます。

HW WIDE TROUSERの一番の特徴と感じているバックポケットの形状と大きさ。
手拭を後ろポケットに入れて持ち歩いているのですが、このパンツが最も取り出し易く機能的。
ベイカーポケットのような形状ですが、とても良く考えられているポケットだと感心しています。

前から見た時の印象も大切ですが、個人的には後ろからの見え方をより重視しています。
お尻周りにはそれほどボリュームがなく、ワタリから一気に太さを出すという点がとても面白い。
自分の中ではワークパンツとして日常生活に溶け込んで、手放す事の出来ない愛着あるパンツに
なってしまっています。素材も定番でリリースされている備前壱号の他にも、その時々のシーズンで
選べる生地が何種類か出ているのも楽しさがプラスされている印象を持っています。
今回の起毛デニムは恐らく今シーズンのみの生地だと思うのですが、汎用性の高さなども考えて
初めての方にというのもお勧めです。

秋冬はウールを中心とした暖かみのある素材が中心となりますが、気兼ねなく穿けて暖かみのある生地の
パンツは特に重宝すると思います。通常のデニムと比べると多少の厚みはありますが、それほど気にならないと
思いますし、デニムの唯一の弱点とも言える保温性をカバーしているのは個人的にも新鮮な感覚。
そろそろセーター類も躊躇なく着れるタイミングになりましたので、発色の良いニット類などを合わせて
秋冬ならではの着こなし、お出掛けを楽しんで頂ければ嬉しいです。
サイズはSサイズのみ完売でその他3サイズご用意がありますので、サイズ違い等でも試して頂きたいです。

9月18日

ASEEDONCLÖUD  Hiraeth work coat

color      Light green

price      52800-

SIZE      F

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workpermit 26 -Kiokushi-

ある地域には記憶の地図を作る職人がいる

この地域の人々は
お金や土地など自分が何を持っているか物質的な豊かさより
心や知性などの実体の見えないものへの価値が高まり
所有欲から解放され皆が移動をしながらの生活を送っている

彼らには定住居が無く
地図という概念も時間という概念も無い
彼らは豊かな生活を送っているが
特別な日を思い出したい時 特別な場所を思い出したい時がある
そんな時は記憶の保管庫に向かう

保管庫には人々が捨てられずにいた思い出の品々が並んでおり
いつどこにあったものか記された地図と共に保管されている
人々はそこで思い出の品を探し
地図を手掛かりに思い出の地を訪れる

思い出の地を訪れ 一度記憶の原点に戻ると
彼らはまた移動生活を送る

どの土地にも遠い太古からの記憶が幾層にも折り重なっている
いまもなおそこにはっきりとあるもの
人々によって受け継がれているもの
既に何者かによって奪われ失われているもの
今回は、各地に落とされた記憶を丁寧に紡ぎ記憶の地図を描く職人のお話

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薄らと霧がかかった森の中、美しい真っ白な馬とひとりの女性の姿
馬を降りて立ち止まり、ゴロっと草っぱらに寝転んで休んだり
手に持っていた一冊のノートを開いてはメモをしたり、何かを探している様子

今季のコレクションテーマ”Kiokushi”の物語に沿って作製されたルックブックと共に届いた
ASEEDONCLOUDの秋冬を彩る服。少しずつご紹介していきたいと思います。

見た目はワンピースで、ベストのようでもあり、しっかりとした厚みや着心地はコートそのもの。
まだコートが暑く感じる、これから訪れる秋と冬の間の季節には、合わせるインナーの厚みや素材で
体温調節が出来ますし、冬のはじまりにも冬物のコートだと重たくなってしまう時など、中にニットを着たり
内側を温かくすることで、ミドルアウターとしてお召しいただける変幻自在な一着。
勿論ワンピースのように着ていただくのも問題ありませんし、生地の色味や光沢感、凛とした空気を放つ襟の形
細やかに配されたタックから、フォーマルな場に着てもとても素敵だと思います。

素材にはウール×ビスコースを用いて、手で触れた感覚も微かな毛羽立ちは感じるものの、
それ以上にしなやかで密度のある独特な質感と、玉虫色の艶と陰影がとても際立って見えます。
生地だけに焦点を当てれば、それこそ上質なスーツやコートの生地感をイメージしていただくと
よりニュアンスが伝わるかと思います。

フロントのディティールは、とてもASEEDONCLOUDらしいなと感じる凝ったデザインで
他にもまだ気付いていない仕掛けや、隠された何かがあるのでは?と隅々まで探してしまうほど。笑
画像の通り構造は見た目よりもシンプルで、前見頃を重ね合わせるようにして着ていただく仕様です。
着方はそこまで複雑では無いのですが、やはり纏った際にはとても守られているような重厚感に包まれて
この感覚はコートを着ている時に近いものがあります。
特にウエストのベルトの締め具合で、体への密着感も違いますし、シルエットの変化も付けれるので
ぜひ実際にご試着して、ご自身でどのような着合わせのイメージが湧くかを体感していただきたいです。

フロントの合わせ部分に関しては、スナップボタンでほぼ裾付近まで閉じた状態ですので
ワンピースとして着る場合にもボトムを穿かずに、タイツやインナー用のスカートやキュロットでも
安心して着用いただけます。内側にはスカート部分にコットン×キュプラの裏地が付くので、より心強くて
そして高揚感のある着心地を感じていただけると思います。

今回のコレクションでは、他にも、わぁぁ・・・と見入ってしまうような生地で手掛けたお洋服が
届きますので、どうぞお楽しみに。

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