7月1日

ASEEDONCLÖUD   SAKURASHI BLOUSE

color     WHITE

price     28600(TAX IN)

SIZE     S    /    M

臨時休業と定休日を挟んで、月が替わり今日から7月。
昨日は太陽がひと際眩しくて、一日のはじまりとおわりの空の色が其々にとても印象的でした。
あとはグランド、畑、川沿いの道など、ゆく先々で夏の虫たちが一斉に目覚めたような気配もあって
生き物も光や気温・湿度などを感じて、はっ!となって芽吹いたり花開いたり動き出しているのでしょうか。
一年の半分の節目のような日に、身近な景色からふとそんな事を想ったのでした。

今朝の通勤路でもとにかく虫が多かったので、そんな日に相応しい?ASEEDONCLOUDのブラウスを。
春先にご紹介した野ウサギのプリントシリーズと共に、BLOG内でも少しだけ触れていたお勧めのもう一型が
昆虫柄を刺繍した生地を用いたシリーズになります。
この刺繍の型は5年前の16S/S COLLECTIONの中で、ASEEDONCLOUDがオリジナルで作製したもの。
当時初めてこの刺繍柄を目にした際の衝撃や懐かしさが蘇りましたし、時を経て改めて見ると柄の細やかさ美しさ
その時はまだ半分くらいしか分かっていなかった作り込みの素晴らしさが、やっと理解出来たように思います。
よくよく見るとしっかりと昆虫柄なのですが、纏うとレースの美しさが際立つ生地。
様々なギャップが上手く中和されたブラウスは、男性女性問わず手に取っていただきたいと思います。

大道芸人と桜師、今と未来の人の心に花を咲かせる「心師」という仕事を職業に持つ主人公。
人見知りでフェミニンな要素がある主人公が似合うメンズ用のブラウスをイメージした開襟シャツは
首元のVネックも大きく開き過ぎず、すっきりとした印象で着て頂けます。
またブラウスのトップ釦まで留めていただくと、シャツのようにカッチリと着る事が出来ます。
サイズに関してはSサイズが完売となっていますので、Mサイズのみですが普段M~Lサイズを着られる
女性で丁度良いサイズ感。レディスのMサイズがジャストという方でも、ちょっとゆったり目のサイズは
落ち感があってシャツジャケットのような雰囲気で格好良く着られます。
袖の設定もやや長めになっていて、そのまま着ると肘が隠れる5~6分袖ぐらいの長さ。
そのままでも良いですし、袖口を捲って着るとゆったりの加減がバランス良く見えます。
そして袖の裏側には隠れている虫が・・・

生地はコットン100%の少しだけ厚みも感じる綺麗なブロードの生地を使用。
レースの繊細さがより鮮明に伝わる生地は、真夏の晴れの日にはやや暑く感じられるかもしれませんが
身幅や袖幅に余裕があって風抜けが良いので、タンクトップやキャミソールなどの涼しいインナーに
軽く羽織る様な組み合わせは、居る場所にもよりますがかえって適温になるような気もします。
また涼しさを求めると、どうしても選ぶ服が薄手で柔らかくリラックスムードが強くなってしまうので
時々こういった張り感のある生地に袖を通してみることで、急に体幹を意識した動作になりますし
力を抜くとはまた違った心地良さが感じられて、とても良いなと思います。

袖裏の秘密をこっそり載せちゃいます。
白地に白の刺繍は遠目だと何の柄かはっきり分からず、近づくと人によってはわっ!となる昆虫柄刺繍。
昆虫が好きだという小さな子は身近に何人かいるので、着ていれば何かしら話題にもなりそうですし
決して虫が好きと言う理由に限らず、絶妙なバランスでエッジが効いた服をワードローブに取り入れると
ベーシックな服がまた違う表情に映ったり、装いが固まってきちゃったな・・・という停滞感のある時に
こういった存在感のある服がパワーを注入してくれたりもするので、ぜひ挑戦していただけたら嬉しいです。

5月20日

ASEEDONCLOUD   HW WIDE TROUSERS

color     INDIGO

price     26400-

SIZE     XS    /    S    /    M    /    L

定休日の昨日。ぐんぐん早まる日の出前からグッドコンディションのグランドで良い汗をかき、
午後は今年の畑に植えるサツマイモの苗を買いに産直まで。
狙っていた産直は既に完売と聞いて、心配していましたが無事に別の場所で手にすることが出来ました。
まだ植える前ですが、既に秋への期待が膨らみますね。
更に今年は里芋にも挑戦しようと意気込んで種芋を沢山購入しましたが、ちらっと調べるとサツマイモとは
特性が異なり日陰と水分を好むとのことで、畑のプラン修正を余儀なくされている状況です。
毎年少しずつですが畑をやるようになって分かったのは、はじめから上手くいくことのほうが珍しですし、
今年良くても次の年はあれ?っていうことも多いので、初めて育てる物は先ずはチャレンジという気持ちで
やってみようと思います。こちらも秋に自作の芋の子汁が出来るか楽しみです。

ASEEDONCLÖUDから春先にもご紹介しました”HW WIDE TROUSERS”ですが、サイズ欠けしていた分が再入荷し
さらに同素材で新作のショートパンツが加わりました。
着用の写真は私物のモノで、約2カ月位経過したもの。穿いたら毎日洗濯をしたい方なので結構洗っていますが
だいぶ青味が強くなってきているように思います。納品は未洗いの状態で糊が付いていますのでぱりっとした質感で
それもまた良いのですが、洗って生地が柔らかく肌当たりが良くなってくるのがデニムの醍醐味の1つ。
素材はコットン70%・リネン30%の混紡生地を使用し、ライトオンスで夏場でも風が抜けて心地好く穿いて頂けると
思いますし、通常のデニムと比べると随分とゆったりとしたシルエットなので、生地が肌に纏わりつきにくく
ストレスにならずに暑い季節でも進んで手に取って頂けると思います。

自店のワイドパンツの中でも1番か2番か位に太いシルエットですが、フロントにタックを入れたりお尻回りは
フラットに作製する事で、作り込まれたワイドシルエットを構築。横幅にはそれなりに迫力を持たせていますが
後ろから見た際には洗練されたバランスに仕上がっていて、足し引きの上手さと落し所の妙を感じるパンツ。
毎シーズン、岡山で織られている備前壱号(生成・濃紺)の帆布素材は定番で、その他にシーズン素材として
毎回異なる生地での展開を続けています。
今回のリネンデニムは春夏らしい軽快な素材感で、様々な装いに違和感なく溶け込んでくれそうです。
初回分は、今までワイドシルエットをあまり穿かないという方にも手にして頂けたり、挑戦してみたいという方が
多くいらっしゃって、自分にとってはとても嬉しい反応でした。
トップスのバランスが自然と軽くなる季節に移行してきましたので、逆にパンツにボリュームを持たせた着こなしが
スムーズに出来るのも、これからの時期ならではかもしれません。

水を通すと着丈が3~4CM位は短くなりますので、その分を考慮して丈詰めはされる方が確実。
裾口のボリュームもかなりのもので、着丈の長さによっては重さが気にかかる際にはすっきりとした長さに
カットをして穿くのがお勧め。
ちなみに身長178cm、着用サイズMでギリギリカットしなくても履けるというイメージ。
カットするか迷いましたが・・・小さな違いが大きな見え方の差になってくるのも洋服の面白さでもあります。
季節的にもサンダルなどの足元も視野に入るタイミングで、心地良いバランスを見つけて頂けると
欠かすことの出来ない1本になり、夏用デニムとしてワードローブに定着する存在になってくれるはずです。

“HW WIDE TROUSERS”は性別に関係なく、選んで頂いている印象があります。
店頭に穿いてきてくださるお客様の確率が高いパンツで、中には素材違いで購入される方も何人かいて
きっと普段から穿き込んでいて出番も多いのかなと想像すると、何だかとても嬉しい気持ちになります。
各サイズ1本ずつのストックになりますので、以前から気になっていた方や夏用のパンツをお探しの方に
手に取っていただけたらと思います。

ASEEDONCLOUD   HW SHORTS

color     INDIGO

price     20900-

SIZE     S    /    M    

そして、何年ぶりかに展開するショートパンツ。
ここ最近は全くショーツのセレクトをしていなかったのですが、太さと長さに惹かれてオーダー。
着用写真が肌が真っ白でイメージが湧き難いかもしれませんが(笑)長袖にショーツは贅沢な着合わせです。
寒いんだか暑いんだかという6月初旬頃までの2週間位はマッチする服装ですが、よくこのスタイルをして
高確率で風邪を引いて怒られるというパターンを繰り返した為、封印していました。
こうして改めて見ると、何だか良い感じがしますね。
素材はHW WIDE TROUSERSと同素材ですので夏場にピタっと当てはまり、ショーツも同様に作り込まれた
デザインからなのか、ショーツ特有の少年っぽさを感じさせないのがセレクトした理由でもあります。

大きくデザインを変えている訳ではないのですが、ウエストの両サイドにゴムを入れて伸縮性を持たせて
よりリラックスした穿き心地に。ベルトで調整するも良いでしょうし、ジャストサイズで煩わしさを無くすのも
夏ならではかもしれませんね。完全な夏仕様というショーツではなく、シャツを合わせたて革靴を履いたり
スタイルの幅が出せるのもこのショーツの特徴になるかもしれません。

長さに関しては、しっかりと膝が隠れる位の大人が照れずに穿ける設定。
海や川へ・・・という様なアクティブな意気込みではなく、どちらかと言えば普段着としてお洒落をして街を歩いて
喫茶店でコーヒーを飲んだり、美術館に行ったりして、その際には白いリネンやブロードの長袖のシャツをぐるっと
捲って、頭には涼し気な素材の麦藁帽子を被ってというスタイルの方が似合いそうなショーツ。

僕自身も夏にショーツを穿くことは殆ど無かったので、もうセレクトする事はないだろうと勝手に決めつけて
おりましたが、そういった気持ちを軽く飛び越えてくるものに出逢えて、自分自身を反省するばかりです。
あとは中津川沿いの雑草が伸びすぎて、足のスネに当たるのが嫌で穿かないというのも理由の1つではありますが
そんな小さな理由ばかり並べず気にせず、夏らしく大胆かつ爽快に穿いて頂ければ嬉しいです。
フルレングス・ショーツ共に夏の装いを彩るワードローブに是非加えてみては如何でしょうか。

4月27日

ASEEDONCLÖUD   MAP SHIRTS

color     NATURAL

price     37400(TAX IN)

SIZE     S SOLD

昨日友人から中津川で山女魚目撃&釣った情報を聞いて、今日はそそくさと溜まり場になっている場所を観察。
小さいながらもお腹に綺麗な模様を纏った山女魚の稚魚が、気持ち良さそうに泳いでいる姿を発見出来ました。
今日は太陽も降り注いで水温が温かいのかなぁ、なんて思いながら川のせせらぎに耳をすましていると
何時間でも居られそうなくらい心地良くて、後ろ髪を引かれながらなんとかお店へ辿り着きました。
こんな風に街中(中心地)で美しい光景を見られるというのは中々無いよね。贅沢で最高過ぎるねと。
いつも歩きながら話しているのですが、盛岡という街に住むからこその特権でもあると思うし、自慢です。

workpermit 23 -shinshido-
心師とは人の心に花を咲かせる職人のこと
大道芸人と桜師の仕事をしている者
この仕事は代々続く仕事である

パフォーミング(大道芸人)は今の人の心に花を咲かせ
木こりとして桜を育てる(桜師)のは未来の人の心に花を咲かす
今回はその中でも人見知りだった心師のお話
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ASEEDONCLÖUDから、今シーズンの数ある生地の中でもサンプルを見た時に一瞬で心を奪われたプリント柄。
モチーフは野ウサギ。躍動感があって、ウサギの動きや身体の特徴を細やかな描写でしっかりと表現されているので
可愛らしくもあるけれど、格好良さが圧倒的に上回っていて完全に一目惚れ。
動物モチーフでプリントのウィークポイントである子供っぽく見えないか。という部分を軽々とクリアした生地は、
袖を通す度にニヤニヤしてしまうのは間違いないでしょう。
シャツのデザインも全体的にはゆったりとした設定ですが、すっきりとした着丈の長さであったり、袖のバランスで
メリハリを効かせているので、案外難しく考えずに取り入れて頂けるのではないかと思っています。

“MAP SHIRTS”と名付けれたアイテム。通常であれば表側に付く胸ポケットが内側に隠されていて
主人公の桜師が必要とする道具の1つでもある鏡が入るように作られています。
面白いのはポケットへのアクセスの位置。上からではなく、こそっと横から手を入れるカタチ。
1つ1つのディテールに意味や機能性を持たせているのもASEEDONCLÖUDの洋服の特徴になるのかもしれません。
COLLECTIONラインのアイテムに潜むユニークなデザインの数々は、実際に使う使わないは別として
細部にまで想像力を働かせ、徹底して作り込まれている洋服はそれだけで気持ちが高鳴ります。

オリジナリティ溢れるプリントをじっくりと見てみると、桜の花を加えて颯爽と駆ける野ウサギや
好物であるクローバーの群生があったり。そうかと思えば、桜の天敵とも言える鷽(ウソ)の鳥の足跡が
残されていたりと、自然界の生き物の繋がりがダイナミック且つ繊細に表現されています。
個人的には口に桜の花を加えたのと、ぐーんと伸びをする野ウサギがとても気に入っています。
生地はナチュラルベースでコットン85%・リネン15%を掛け合わせた綿麻素材で、しっかりとした厚みがあり
粗野な空気を纏っているのもプリントに相まって雰囲気を盛り上げてくれているように思います。

感覚としてアロハシャツとかに近いのでしょうか。
そこまでの開放感はありませんが、着方というのか取り入れ方としては普通の穿き込んだデニムなどに
考え過ぎずに合わせて貰う位が自然なのかもしれません。パワーを感じるシャツですので、その力を良い意味で
中和してくれる位の抜け感のあるアイテムを組み合わせる位が心地良く感じて頂けると思います。
私達もCOLLECTIONの洋服を其々に愛用していますが、気分がマッチする時としない時とがはっきりとしていて
機能的な洋服の概念とは異なる、心の満足度(作用)というのも、このシャツを纏うと自然とついてくるはずです。

ASEEDONCLÖUD   SAKURASHI BLOUSE

color     NATURAL

price     31900(TAX IN)

SIZE     S    /    M SOLD

今まで殆どセレクトする事がなかった半袖のシャツもセレクトしています。
オープンカラーの衿元とたっぷりとした袖の太さと長さ、直線的なボックスシルエット。
半袖シャツとして着るのもありですが、生地の厚みもそれなりですので長袖や七分袖を合わせて
シャツジャケットの様な捉え方をするのも面白いと思っています。

デザイナーの玉井さんが数年前におっしゃられていた、何年先か分からないけれど古着屋さんに僕の作った洋服が
並べられていたら嬉しいなという言葉が、このプリントのシャツを見ていて思い浮かんできました。
売れる・売れないを判断するのも大切ですが、作り手の気合い!?というのか志を感じる洋服を目の前にしてしまうと
例え販売するのが難しそうだなと思ってしまっても、こちらもその心意気を買いたいという気持ちにさせられる事があって
今回のウサギモチーフの生地はまさにそれでした。心に突き刺さる忘れられないファブリックの1つになりそうです。

例え出番が多くはなくとも、洋服で気持ちを上げてくれるような存在にきっとなってくれるであろう
カタチの異なる2つのウサギ柄のシャツ。自分達としてはまたとない出会いのような気がして、
今回このプリントの生地で作られたモデルはほぼセレクトしました。
店内にディスプレイするだけでも目に留めて下さる方も多く、ここに在るだけで良いと思える服を
展開出来るだけでも幸せなことだなと思います。
今季のASEEDONCLÖUDのCOLLECTIONでは、このプリントの他にも素晴らしい刺繍のシャツも届いています。
気になる方はぜひ店頭で、じっくりとご覧になって下さい。

4月2日

ASEEDONCLÖUD  Classic one-piece

color     BLACK

price     35200-(TAX IN)

SIZE     F SOLD

ASEEDONCLÖUD 2021 S/S workpermit 23 -shinshido-

心師とは人の心に花を咲かせる職人のこと
大道芸人と桜師の仕事をしている者
この仕事は代々続く仕事である

パフォーミング(大道芸人)は今の人の心に花を咲かせ
木こりとして桜を育てる(桜師)は未来の人の心に花を咲かす
今回はその中でも人見知りだった心師のお話


ここ数日の春の陽気に、梅の花も勢いよくほころびはじめて、通りすがりの人々の足を止めます。
桜前線もスピードあげてあっという間に北東北に届きそうそうです。妖艶な桜色に包まれる季節ももう間もなく。
お花見をすることも叶わなかった昨年の春の訪れの中で構想をスタートさせた、-shinshido-という名のCOLLECTION。
社会の混沌とした雰囲気の中で少しでも明るい未来を描きたいと、人から人へと心に花を咲かせる職人像を
花咲か爺さんのイメージから派生させて、桜の花を咲かす事が出来ず大道芸や喜劇を追求する子孫として描きました。
繊細で好奇心旺盛な探検家のようなデザイナーである玉井さんの思考から作製された、今季の春夏の服たちは
誰しもが想像していなかった世界の中でも、だからこそ何か明るい気持ちや人が楽しくなるような事を想像して
生まれたものではないかと思います。

先日ご紹介しました”HANDWERKER”の黒のHERBALIST COATとはまた違った雰囲気の羽織にもなるワンピース。
この形は元々はブラウスとして作製されたものがとても人気で、そこから形を変えてワンピースとなってから
ここ数シーズン続けて展開されているものの一つ。
ブラウス時代から欠かさずオーダーしていてますし、とにかく形が絶妙にロマンチックなところや着るとたちまち
心が躍る服なので、洋服で気分を上げたい時や気合を入れたい時には、このワンピースを着て欲しいと思います。
シャツ型で下部分は比翼釦になった前開きワンピースなので、着方も好きなように楽しめる一着。
今回は無地2色(黄色と黒)と、得意のオリジナルの総柄の全部で3つの色柄の中から、無地の黒と柄をセレクト。
既にプリントの方は完売となっておりますが、同じプリントアイテムは他のモデルでも入荷していますので
ぜひ店頭でご覧ください。

ピシッと見える襟ではなく柔らかな印象に映る微かにラウンドした襟の形や、肘が隠れる6分ぐらいの袖丈で
ほんの少しだけ膨らんだ袖と袖口のプリーツ。この可愛さと甘さのさじ加減が特に素晴らしい。
ウエストの位置にランダムなタックを配することで、きゅっと引き締める部分とふわっとした部分のバランスが良く
さらに両サイドにはゴム素材の紐が付きますので、前と後ろどちらかで結んだり、そのまま垂らしたりと
シルエットを気分で変えながら着て頂くのもお勧めです。
個人的には前開きにして、Tシャツとデニムに合わせてラフに羽織るぐらいの着合わせが好きですが、
釦をきちんと留めて可愛い靴下と、バッグと靴もちょっとよそ行き感のあるもので組み合わせる日も
あると良いなぁと思います。

生地は緯糸に綿シルクの糸を打ち込んだ、肉厚の綿シルクタイプライター。
物語の主人公が作業着としてアウターやボトムにも使える様な生地感をイメージして、一般的なものよりも
より強くぎゅっと詰まった質感のタイプライター生地に仕上げています。
適度な厚みとさらさらっとした質感は、作業着仕様と言えどもとてもしっかりしていて上品な肌触り。
ワンピースとして綺麗な印象で畏まった場に着る分にも、違和感なく取り入れて頂けるのではと思います。
真っ黒だからこその美しさと、アクセサリーなど他の部分に華やかな色を添える事で、それぞれの良さが輝き
際立つのではないでしょうか。
なかなか状況は変わりませんが、季節の移り変わっていく美しい瞬間をそれぞれに心寄せ合って楽しんだり、
そんな空気になったら良いなと思います。

3月21日

ASEEDONCLÖUD  HW HERBALIST COAT

color     BLACK

price     36300-(TAX IN)

SIZE     F SOLD

今日は朝から厚い雲が空一面にびっしりと敷き詰められて、大きな雨粒が屋根を鳴らしています。
無理に出掛けることせず温かな飲み物を片手に、静かに溜め込んでいた本を読み進める日曜日も最高です。
冬から春にかけては天候が良いと意識せずとも活動的になりますが、毎日がそういう訳にはいかないですし
こう心落ち着かない時などは気持ちを切り替えて、心と身体をゆったりと整える日を設けるというのも、
当たり前に日常を過ごす上では大切な事だと思います。

ASEEDONCLÖUDのコレクションラインとは別に、普遍的なワークウェアをイメージして作製される”HANDWERKER”
ドイツ語で”職人”を意味する言葉で、2018年秋冬から其々の全く異なる分野で活躍されている本当の職人の方に
スポットを当て、デザイナーのイメージと擦り合わせながら実際の作業着として具現化するシリーズを継続して展開。
今回はセラピスト・フレグランスコーディネーターで、”fragrance yes”の名前で植物療法をベースに活動されている
“山野辺 喜子”さんのユニフォーム兼、店舗でも着用出来るアイテムとして前後の両面で着られるワンピースコートを作製。
デザインソースはヨーロッパの医療着のイメージとメディカルコートから取り入れ、一見するとスモッグの様な
クラシカルなワンピースの面と、前開きでさらりと羽織る春コートとしての機能性も兼ね備えた機能美に溢れる仕上がりに。
女性らしい可愛らしさがありつつも背筋がきゅっと伸びる様な緊張感も持ち合わせていて、オンスタイルとしても
活躍しそうですし、お休みの日にお気に入りのデニムにTシャツを着てさらりと羽織る位でも十分だと思います。

先ずは表面ワンピースとして着用した場合に、首元の立ち上がる襟の美しさが目を惹くポイントに。
ベルトを使って緩やかに広がるAラインにメリハリを付けて着ると、見た目の印象ががらりと変わります。
ASEEDONCLÖUDが以前から得意とする前後ろの無いデザインが見事にマッチしていて、選んだリネン100%黒の生地も
アンティークドレスの様なクラシカルで奥行きのある雰囲気をより一層引き立ててくれる効果があります。

肩のラインは少しだけドロップした位置で、腕周りから袖口にかけて綺麗に納まり良く設定。
作業する際にも動きやすく邪魔にならない様に工夫されていて、袖口はキツさを調整出来るように2つの釦が付きます。
山野辺さんが良く使う道具(ガラス棒・ヘラ・ペン・精油をふき取る為のティッシュ)を無理なく収納する事が
出来るようにと配されたポケット位置や大きさも、実際に使う人の意見を取り入れることで仕上がった服は
いざ袖を通した際に、あ!という閃きがありますし、細部に心配りが感じられて嬉しくなりますね。

活動のシーンによって切り替えが出来るようにと、前後で異なる着こなしが楽しめるのですが
後ろ釦のディテールがお好きな方には、この背面の見え方はぐっとくるのではないでしょうか。
釦の数が多いので、この着方で脱ぎ着する際はちょっと大変かもしれませんが、釦を幾つか外して
頭から被って頂くと楽ですし、ボトムにパンツを合わせるのであれば、裾の部分の釦を全部は留めずに
動き易さを重視して着たりなど、いろいろな着方が出来る服の特性が最大限に発揮されて良いと思います。

実際にこのコートを羽織った時に、あまりにもリネンの生地の雰囲気が良く着た瞬間にオーダーを決めました。
また、色に関してもこのリネンは黒との相性が抜群に良いような気がして、黒一色で。
生地面積も大きくて、これからの季節には少し重たい印象になるかと思いきやそんな事はまったく無く、
光に当たると薄っすらと透けるぐらいの軽い生地感なので、和らいだ黒には仄かな清涼感が漂います。
シャツ型の前開きのコートワンピースを持っているのですが、今時期の様に暑かったり寒かったりで
微妙な温度調整が必要な時や、半袖やシャツだけではちょっと物足りなさを感じる時の羽織として
とにかく重宝しています。着丈も同じくらいで羽織る事が多いですが、時々釦もぴしっと留めて腰紐も締めて
ワンピースとして着ると、同じ服とは思えない印象の違いが出せるのも着ていて楽しいところです。
HERBALIST COATはさらに前後でも着られるという、バリエーションが一段と広がるコートですので
ぜひインナーやボトム、さらにはバッグやアクセサリー、靴下や靴などを季節や場面で変えたりしながら、
色々な着合わせを試してみていただけたら嬉しいです。

しっかりとワークウェアとしての機能性を持ち合わせながら、美しく品のある凛とした佇まいの両面を
こうも絶妙なバランスで表現できるのは、ASEEDONCLÖUDだからこそ。
実際にお仕事の場面でこのHANDWERKERの服を着て下さっている方もいますし、先日ご紹介しました
WIDE TROUSERSも実際に履き心地が良くて・・・と生地違いでも選ばれる方がとても多いです。
普段着として気を使い過ぎずに着れて、カジュアル過ぎない服装という絶妙な塩梅のコートワンピース。
陽射しが気持ち良く感じられる気候に、黒の引き締まったリネンの心地好さを体感して頂ければ嬉しいです。

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