7月4日


trippen    NEPAL

color      ESPRESSO

price      41000+tax

SIZE      35   /   36   /   37   /   38   /   39  

何年かおきにやってくるサンダル欲。
BIRKENSTOCKを履くのとはまたちょっと違って、夏の装いに軽快にサンダルをつっかける姿に
憧れを抱きつつ、なかなか慣れないということで時々無性にやってくるサンダル欲。
この夏は初めてTRIPPENのサンダルを展開してみました。
ビーチサンダルや指先が出ないタイプのものは持っていて、年に・・・数年に一度履くぐらい。
TRIPPENのサンダルも様々なモデルがあるので色々気になっていて、今回やっと一型ご紹介する事が出来ました。
さっと足を入れて気楽に履けるタイプのサンダルでは無いので、恐らく好みは分かれるデザインかもしれません。
このNEPALというモデルはラフな印象になり過ぎず、レザーの上質な素材感とTRIPPENらしい足のフィット感。
そして足の甲や踵のを包む美しいデザイン。
色落ちしたデニムや、涼しげなリネンのスカートやワンピース。変形のサルエルパンツなどなど
夏の装いも一段と楽しめそうなサンダルだと思います。


足を覆う素材は植物タンニン鞣しのカーフレザーで、履きはじめから程よく柔らかい素材。
履き込む事でより柔らか味を帯びていきます。履いていくと多少伸びる革でもあるので、
TRIPPENの様々な素材の中では、足幅がある方でも比較的痛くならずに履ける素材かと思います。
落ち着きのある濃い茶色のESPRESSOカラーは、素足の肌色にも良く馴染みますし
洋服との合わせもあまり難しく考えずに、濃い色・薄い色・鮮やかな色などそれぞれに相性良く
組み合わせて履いて頂けたらと思います。


足首の裏から交差させて前へ持ってきて、ギボシで留めるストラップ。
三段階で調節ができますので、足もしっかり固定され安定感があって良いです。
このストラップがあることで、カジュアルさも若干抑えられるように感じます。
綺麗目とまでは言いませんが、見た目も幼くなり過ぎず、足首がきゅっと見えるデザインが
個人的にはとても気に入っています。
脱ぎ履きに一動作入りますが、それでも履いた時のウキウキ感が上まって決して苦にならないのです。
楽に履ける靴の良さと、デザインで選ぶ靴の良さ、気分や体調に沿った靴の良さ。
靴を選ぶ視点は色々あるのが普通だと思うので、全部を埋める靴との出逢いはなかなか難しいです。
特にサンダルは履く時期の限られる靴ですし、履く頻度もそうそう多くは無いと思うのですが、
ヒール無しで、ペタペタっとラフになり過ぎず、ちょっとばかり大人なデザインで履き心地の良いサンダル。
そんなイメージで選びましたので、雰囲気が合いそうな方にお試し頂けたらと思います。


馬の蹄型のPamirソールは、レディースの靴に用いられるソールで軽快に歩けます。
濡れた地面では少々滑りやすいのですが、ソール交換も可能なので最低限のケアと
数年に一度の補修をきちんと行えば、長くお付き合いいただく事が出来るサンダルです。


その物だけで見るより、洋服と合わせると、より靴のデザインがしっかりと映えるように思います。
東北の夏はとても短いので、その一瞬を楽しむために!と以前は夏物もはりきっていたのですが
無理やり詰め込むのもどうなんだろうかと思う様になり、ここ数年は本当にスポット的に少しだけ
夏めいたもの?や陽気な感じの?服や小物を展開したりしています。
その方が自分達も純粋に着たり身に着けたいと思い、季節を楽しめる様な感じがしたのです。
店内には、そんな様子で夏を彩るあれやこれやが並んでいますので、ぜひ見つけにいらしてくださいね。

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