
homspun ダッフルコート
color レッド
price 61000+TAX
SIZE M / L SOLD


思いきって選んだ赤いダッフルコート。
実際届いたコートに袖を通してみて、思いきって良かったなぁと心から思いました。
今まで赤が苦手と思っていたのがウソの様に、今となっては憧れの色でもあります。
自分でも不思議に思いますが、それはきっとお客様や周りの方の良い影響を受けて、
自然に変わってきた感覚や目線。大きく変わる事は無くても、柔軟に物事を受け止めて
あまり凝り固まり過ぎず、楽しみながら挑戦する気持ちで洋服と向き合っていたいなと思うのです。
homspunのコートと言えば定番のシングルコートを思い浮かべて下さる方もいるかと思うのですが
homspunの魅力的な所は、そこにずっと留まらない事。
自分達の気分が変われば作らない、今の気分・今自分達が着たい物、好きな形を全力で注ぎ込む。
と言ったように、その熱がむんむんと伝わってくるので、今シーズンはダッフルコートなのです。
とは言えhomspunならではの頼もしいウールの生地感や心擽るステッチワーク、大人が着て格好良くも
可愛くもあるシルエットなどは相変わらずのコートですので、ぜひ見にいらして下さい。



がしっとした肉厚のメルトン地は、雪国の冬にも動じないしっかりと目の詰まった生地で
お世辞にも初めから着易いとは言えないぐらいの固さは勿論あるので、軽くて柔らかいコートを
お探しの方にはお勧めはしませんが、そのちょっと手強そうな生地だからこその良さは、
自分達が着ているからこそお伝え出来ますし、この生地感に慣れてしまうと大抵の物は何でも
着れる様になるということもメリット?の一つかもしれません。
特に普段から歩く生活をされる方には身を守ってくれる安心感のある作りの良いコートは
一着あるととても心強いと思います。また長く着る事で生地が次第に柔らか味を帯び、
自分の身体に馴染んでくる喜びも一入、大事に育てるコートも味わい深いものがあると思いますので、
そんな楽しみ方をしたい方にはぜひ飽きのこないウールのダッフルコートを手にしてみては如何でしょう。




首元のチンストラップも頑丈。留めると巻物要らずで風も防ぎ包まれている感がぐっと増します。
フロントは、木のトグルに麻紐のループで留めます。内側にZIPなどは無しです。
麻紐のトグルを通す部分は長めのループになっているので、留めやすさを感じました。




見逃せないコートの内側。得意のブランケットステッチはコートの色によってステッチの糸の色も変わります。
これが普段は見ない部分なのですが、フードの内側からちらりと見えたり、
脱いだ時に「裏まで可愛い」というのが、自分の中で気分があがるポイントにもなりますね。
一際目を惹く赤いダッフルコートですが、展示会でデザイナーの方がモデルとして着ていたのを
その場にいた全員で見ていて、満場一致でその場には「良いね~」という空気が流れて
homspunのデザイナーさんやスタッフの方も無言で、うんうんと頷いていたのが印象的でした。
その瞬間にオーダーを心の中で決めたのは言うまでも在りません。笑
綺麗な赤は、それだけでもとても魅力的です。素敵な大人の赤を楽しんで頂けたらと思います。

color ネイビー
price 61000+TAX
SIZE S / M / L


もう一色は着ると落ち着く、万能色のネイビー。
一着目の軸となるコートとして考えている方には、先ずこちらの色からお勧めします。
サイズはネイビーはS~Lまでの3サイズでご用意しています。
シルエットは全体的にすっきりとしていて、そこまで大きめなサイズ感ではないので
中に着込む事を考えると、1サイズUPで選んで頂くのが良いかなと思います。
モデル身長166cmで、サイズL 着用しています。インナーにはミドルゲージのニットを挟んでいます。



内側のブランケットステッチは赤。外側の0番手ステッチは青。
ステッチの魅せ方にも、それとなく遊び心があって着るのが楽しくなるhomspunの服。
他には無い特別感がありながら、目立ちすぎない。そこのバランスや足し引きの部分が
気持ち良いなぁとしみじみ感じます。



ダッフルコートが多いとBLOGでも記していますが、それぞれの良さがきちんとあるからこそ
それぞれのコートが並んでいるので、決して何でも良い訳ではないのです。
自分にあったコートを、ぜひ自分の目で見て肌で触れて、選んで頂きたいなと思います。
お待ちしております。
rasiku sasaki
2015/11/29 | 7:11 PM | homspun

TATAMIZE DUFFLE COAT
color OLIVE
price 72000+TAX
SIZE 1(S) / 2(M) / 3(L) SOLD



rasikuには欠かす事の出来ない冬のコートの1つTATAMIZEが作る″DUFFLE COAT″
岩手の冬を過ごすには何となく作られたコートではなく、身を守るひとつの道具として、
永く付き合えるくコートで、自分がこれだ!と納得したものだけを展開したいなと思っています。
そんな中でもこのTATAMIZEのDUFFULE COATは何度出逢っても良いと思える素晴らしいコートだと思います。
定番の″ベージュ″と″ネイビー″の他にシーズンカラーが展開されているのですが、今シーズンは新色でもある渋めカラーの
″オリーブ″が目に留まった瞬間にオーダーする。と決めたぐらい良い色合いと存在感を放っていました。
オリーブ系のアウターやコートの選択肢の多くは所謂ミリタリー系のコットン素材のものが多くある印象ですが、
素材がウールになると表情に柔らかさが含まれて着た時の印象が、それらとはまたがらっと変わります。
ボトムスも選ばない汎用性の高さもあるので、ネイビーやベージュといった定番色に負けず劣らずの使い勝手の良さを
感じて頂けると思います。コートをお探しの方に自信を持ってお薦め出来る1枚です。


TATAMIZEの″DUFFLE COAT″の一番の特徴と言えばやはり肉厚で目のしっかりとつまった生地感。
着始めた際のがしっとした固さも重さもそれなりなのでお世辞にも着易いですよ。とは言えないのですが、
身に纏いしっかりと生地に包まれる着心地は、他ではなかなか味わう事が出来ないと思っています。
このコートが縫製する際にも、箇所によっては生地が厚くてミシン針が折れてしまう・・そんな工場泣かせな
コートだと、だからこそ仕上がった際の喜びも大きいとデザイナーの八重畑さんから聞いた事がありましたが、
自分達にとってもこうして毎シーズン店頭に並んで、お客様に手にとって頂けることが当たり前の様で
そうではないのだなと実感したりもしますし、選んで頂けるという事が心から嬉しく感じます。



DUFFLE COATの顔とも言えるフロントのデザインですが、肉厚な麻のロープに木のトグルが3つ付きます。
この麻のロープですが、その頑丈さは中々のもので慣れるまで開け閉めが難しいと思います。
あえてループの形状もギリギリ通る大きさに設定している事もあって、ちょっとコツが必要ですが
使っていくうちにどうしても緩みが出る箇所なのでそれを考慮しての事。
着ていくうちにそういった事も自然と腑に落ちていきますし、手が掛かれば掛かる部分ほど
愛着に変わってくるのではと思います。
ポケットは胸ポケット・ツールポケット・ハンドウォマーポケットの合計4つ付きます。
シルエットやサイズ感に関しては、オーバーサイズのコートという訳ではありません。
ジャケットを着るには少し窮屈さが出てしまいますが、着方としてはニットを1枚を着て丁度良いバランスになると思います。
袖に滑りの良いナイロン生地が張り付けられているので簡単に脱ぎ着する事ができます。
コートのディティールの中では重要な要素の1つで、手に取りたいと思えるかどうかはそういった小さな事だったりします。


フードはちょっとしたアクセントでパラフィン加工された別生地で作製されています。TATAMIZEらしいギミックの1つで
フードを内側に折り畳んで収納する事でショールカラーにも変更出来る仕様になっています。


前の開け閉めですがトグルとその他にもう1つ内側に付いてる釦を閉める事で、冬の冷たい風をシャットアウトしてくれる
機能があります。コートはある意味では寒さから身を守る道具の様な役割を果たすくらい重要なアイテムで、
現代ではハイテクな素材や高機能なものは沢山ありますが、僕自身はこの潔い作りや佇まいがTATAMIZEらしい
魅力だと思いますし、決して古臭い訳でも無い絶妙なバランスはTATAMIZEにしか出せない色だと思います。

コート選びは、めぐりめく冬の寒さと向き合う為に自分がどういったスタイルで過ごしたいのかを表現するアイテムです。
ある意味で出逢いが重要になってくると思っています。多少の重さを我慢してでも肉厚なウールに包まれて素材の
経年変化を楽しながら着れるものが中心です。僕も今年で3年目になるTATAMIZEのDUFFLE COAT。
これから先もじっくりゆっくりと付き合っていけるコートだと思っています。
そういった価値観でコートをお探しの方には、是非一度袖を通して頂きたい逸品です。
rasiku sasaki
2015/11/27 | 5:51 PM | diary

veritecoeur VC-1216 Melton hoded coat
color Nvy
price 32000+TAX
SIZE F SOLD


重厚なアウターは保温性はありますが着るぞ!という意気込みが必要。
出来るだけ中に暖かいアイテムも重ねて挟んで、しっかり着込んでアウターは軽くしたい。
そんな方にお勧めなのは、メルトン地の軽くて暖かいガウンタイプのウールコート。
身頃や袖にもゆとりをもたせた、たっぷりサイズのコートなので中に薄手のコートやジャケット、
インナーベストなどを挟んで着たりも出来ます。
rasikuに並ぶダッフルコートやメルトンのコートなどは、最初に記したような気合系の?肉厚メルトンで
がしっとした生地のそれはもうなかなか馴染まない、着易くなるには数年必要。
と言った様なコートが多く、そこが勿論良さとして選んでいるのですが、
人によってはヘビーになり過ぎるという方も。
このveritecoeurのコート自体は比較的薄手のメルトンで、上記のコートと並ぶくらいの保温性を
求める方には不向きかもしれませんが、中にざっくりとしたニットタートルやニットカーデなどを着た上から
羽織れたりもするので、自分で調節出来て動き易い点や、脱ぎ着が楽な事を重視する方には
こういった羽織るタイプのコートは使い易いのではないかなと思います。



大きなフードは、ショールカラーにもなります。
前を開けて着たり、また付属の紐をきゅっと結んだりと着方に変化を付ける時には
フードもしっかり整えて魅せると、コートの印象も引き締まります。

袖は長めの設定です。
生地が柔らかいので袖の先はくるっと楽に捲くれますので、インナーをちらりと覗かせて。


左右に大きなポケットも一つずつ。


フードにすっぽりと埋もれるように包まれる感じが好きです。
紐は結んでも結ばなくても、取ってしまっても良いのですが
きゅっと結んだ際に、背中部分がふっくらと膨らむのもなんだか良いんです。


雪になりそうでならずな雨がしとしと降り続けています。
店へと歩いてくる途中の景色も、少しずつ少しずつ冬を感じる色や音に変わって
些細な事でも、そんな自然の変化を感じながら人の生活も装いも変化をして
楽しんで過ごせたらいいなと、そんなことを思いました。
暖かなお洋服を、ぜひ見にいらしてください。
お待ちしております。
rasiku sasaki
2015/11/26 | 6:40 PM | diary

明日、25日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ、宜しくお願い致します。
2015/11/24 | 7:02 PM | diary
三連休最終日でもあった昨日は小雪。
ついに盛岡にも初雪が降りました。
ちらりと降った後に雨となりましたが、あ~いよいよ冬の入り口の扉が開いた様なキモチ。
自分達の装いも今まではまだ大好きな秋物で凌いできましたが、いよいよ無敵のニットやコートを
登場させる時がきました。寒くてもお気に入りのニットやコートがあるのは心強くて嬉しいものです。
店頭には定番のダッフルコート、新作のダッフルコートなど、やはり例年通りダッフルコート率高めの店内ですが
ぜひコートをお探しの方は、足をお運びくださいませ。
本日はKVIVITよりダッフルでは無いコートをご紹介です。

KVIVIT 二重織パイルメルトン ノーカラーコート ライナー付き
color ネイビー
price 59000+TAX
SIZE F SOLD


KVIVITからここ2、3年は展開され続けている二重織メルトンを使用したコート。
デザインは毎回シーズンによって異なりますが、その震える様な生地の良さと感動的なデザインの可愛さに
毎回やられた・・・という想いでオーダーに至ります。
程良い厚みがあるにも関わらずとても軽やかなメルトン地は、重いアウターを敬遠しがちな方にも
お勧めできますし、通常のKVIVITのアイテムは(アイテムにもよりますが)若干小さいと感じる私でも
このコートは楽に着られます。肩がラグランになっているという所も着易さの理由だと思いますが、
反対に小柄なお客様にご試着頂いた際も、決して大きすぎるという事無く、その方の身体に添った
シルエットで着て頂けるので、体型をそこまで選ばずに軽やかに着て頂ける、ふっくらとしたコートです。



前をしっかりと留めた状態はゆったりとした着心地に反してとてもスマートで綺麗なシルエットです。
ノーカラーのネックラインはとても美しく、タートルや巻き物なども合わせ易くて何処か上品な印象を与えます。
大きな釦に四角いポケット。
在りそうで無い、シンプルだけど独特なユニークさが含まれるKVIVITのデザインは、一度見たり触れたりすると
なんだか心に残って忘れられない、そんな魅力を纏います。



着丈は短すぎず、長すぎずの良いバランスです。
ボトムも何でも合わせられそうですし、お尻が丁度隠れる丈ですが長すぎないので
車通勤の方にもそこまで邪魔にならないと思いますし、移動が歩きの方にとっても
腰回りまでしっかりと包んでくれるので暖かいです。
案外どちらの場合にも着れるコート、いざ探すと良い具合の丈が見つからなかったり
ましてやウールになると重さなども気になります・・・などと考えるとこのコートは色々な要素を
含めてとっても優秀なんじゃないかと思います。
ただ優秀なだけでは納まらないのが、このコートなんです。



ちょっとそこまで出掛ける時や、すぐに脱ぐ時、前の釦を留めずにさっと羽織って着ちゃおうか・・・
なんて時に、ちらちらと中に見え隠れするギンガムチェック。
このチェック、コーディネートで合わせた物では無いのです。
実はこのコートに付属する取り外し可能なライナーで、外したライナーだけでも着用可能という
大サービスっぷり?に驚きを通り越して、笑がこぼれてしまう程。
その徹底した可愛さへの作り込みには洋服への惜しみない愛情を感じて、
最初に見た時はなんだか、凄さと嬉しさと色々入り混じった気持ちが込み上げてきて
じーんとしてしまいました。




中のライナーとコートを留める釦が赤だったり。
ライナーの袖は半袖で、フロントはカシュクールだったり。
サイドはギャザーがたっぷりだったり。
もう見せて歩きたいくらいですが(笑)それはそれで怪しいので、そこは気持ちだけでおさえて
時々ちらっとさせて下さい。
見えない部分にも洋服の楽しさをたっぷりと詰め込んだKVIVITのコートは、
ただ着るという行為を遥かに超えて、しあわせな気持ちを与えてくれるコートです。
どきっとした方はお早めに。お待ちしています。
rasiku sasaki
2015/11/24 | 7:02 PM | diary