3月28日
ここ数日の幸せを感じずにはいられない程の気温上昇により、街行く人の装いも軽やかになり
rasikuでも薄手の羽織りモノを気にされる方がちらほら。
店内には素材の異なる、薄手の羽織りモノを幾つか揃えていますが、その中でも個人的に
今季手にしたいなと思っている、homspunのコートをご紹介致します。
homspun C/Lウェザー ショールカラー CO
color ベージュ
price 42000+tax
SIZE S / M SOLD
素材は綿麻ですが、手で触れた感触はハリがあり程よく柔らかく上品な生地感。
これからの季節には相応しい、高密度に織られたウェザークロスは多少の雨風には負けない、
耐久性にも優れた丈夫な素材です。
王道と言われるトレンチコートとはまた違った良さがこのコートにはあり、特に衿元のショールカラーは
大人な要素も残しつつ、肩ひじ張らずにオンオフ問わずに着られる”柔らかさ”を演出します。
機能性に特化したトレンチコートは憧れでもありますが、いざ着るとなるとそれに見合った装いと
着ていく場所が必要です。自分自身の生活に当てはめてみても、なかなか着る機会が無いのも正直な所。
ですが、いざ綺麗な装いで出掛ける機会が出来た時に羽織るコートが手元に無く、困っていました。
程良くカジュアルで、普段の着こなしにも合わせる事が出来、素材は上品さと耐久性の
両方を兼ね備えたコート。この春・・・だけに留まらずこれからの自分にとって永く愛用出来て
何よりいざと言う時に活躍してくれる一枚になりそうなです。
ウエストのベルトは締め付けすぎず、あくまでも無造作に。を心掛けながら
結び目を少しずらしたところに位置すると・・・それなりに、落ち着きました**
リボンの結び方一つでも、大分印象が変わるので色々お試し頂けたら。
サイドにひれの様にはみ出しているのは何かと思えば、ポケット!
一見デザインが主張しすぎるのかなと思いましたが、手を下していても全く気にならず。
こういった独特なデザインはhomspunらしい部分でもありますし、見た目から惹かれ
着てみたらどうなるのだろうと、想像を掻き立てられます。
一言でベージュと言っても、砂の様な白っぽい色や、濃くハッキリとした強さの感じる色
くすんだ渋さの漂う色など、本当に様々でベージュを選ぶ時には凄く考るのです。
今回のhomspunから生まれたベージュはややグレーがかったような、とても優しい色で
このお色なら飽きずに、そして後悔せずに着て頂けるのでは・・・と思いました。
そしてもう一色セレクトしましたが、またこちらも、とても素敵なお色です。
color ネイビ-
price 42000+tax
SIZE S / M
この色を表現するのに相応しい言葉は無いかと、色に付いて調べていたら行き当ったのが
鳩羽色という色。鳩の羽の様なわずかに青味の灰紫に用いられるそうです。
青味よりも、紫味が強くそして灰色が混ざり合ったとても深みと落ち着きのある
美しい色だとおもいました。
グレー系や潔い白をインナーに合わせると、より大人っぽい印象になりますし、
鮮やかな色や柄のワンピース等に羽織っても、しっとりと合いそうな気もします。
至る所の縫製に用いられた0番手のステッチも、やはりここでも良いアクセントになっています。
暖かくなった事で、ついつい軽装で出掛けてしまいそうになりますが
夕方になるとまだまだうっすらと寒さを感じます。
道路の雪もあっという間に姿を消し、街へ歩いて出やすくもなりました。
さっと大人なコートを羽織って、春の街歩きは如何でしょうか?
ぜひご覧頂けたらと思います。
rasiku sasaki
2014/03/28 | 5:05 PM | homspun