3月17日
DOEK BASKET
color ECRU
price 12000+TAX
SIZE 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28
DOEKから今シーズンの新作″BASKET”が入荷しました。
アッパーに使用されている生地は福岡県の久留米市で200年以上続いている織物″久留米絣″を用いています。
しっかりとした太い糸で打ち込みされた素材は、タフさを求められる靴にはうってつけの素材です。
長年に渡り作り続けられ受け継がれていくモノは、手に触れた時に何らかの違いや雰囲気の良さをしっかりと
感じて頂けると思います。どことなく懐かしさを感じる佇まいは福岡県にある100年以上スニーカーを作り続いている
″ムーンスター″の工場で、現代では希少になりつつあるヴァルカナイズド製法によって生産されています。
僕自身は必至でアメリカ製のスニーカーを探し回っていた頃のものと同じような感覚や匂いを″DOEK”からは感じています。
現代のプロダクトではありますが、伝統として残る職人の技とデザインを上手く融合させる事によって、
旧くて希少価値のあるヴィンテージとも異なる、新たな価値観と視点で人を感動させるブランドになっているのでは
ないかと思っています。
靴の周りをぐるりと巻かれたテープはやや太めに設定をされています。
写真では伝わり難いのですが、アッパーに対して巻かれているテープのバランス感が何とも言えず好みです。
インソールは天然素材のコルクを敷き詰めて通気性と履き心地を高めています。
スニーカーでここまでのクオリティを出しているモノはなかなか見た事がありません。
ソールはグリップ力があり、落ち着いたカラーリングも見事にマッチしています。
ジャングルファティーグに白いローテクスニーカー合わせて。これが春から夏にかけて良くする装いです。
何という事の無い普遍的なスタイルですが、こういったスタイルがすとんと馴染むように着れていたら
良いなと思います。個性が無いようで個性がある。
丈の合わせ方やサイズ感、ソックスの見せ方によってその人なりの色を出せる点がシンプルなローテクスニーカーの
醍醐味でもあると思っています。
くたびれた軍パンに新しい白のスニーカー。
ロゴやブランドを象徴するようなラインなどは一切ありませんが、シンプルで潔いスニーカーをどう履きこなすかを
考えたり試行錯誤する事が楽しくて、お客様にも少しでもそういった事が伝わればと思っています。
こういった服装でも、足元が新しく雰囲気の良いモノを合わせるだけでたちまち良く見えてくるから
洋服と靴の関係は不思議で面白いなと思ってしまいます。
DOEK COURT
color ECRU
price 12000+TAX
SIZE 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28
DOEKのファーストモデルでもある″COURT”も再入荷してきております。
外羽式のクラシックなテニスシューズをデザインに用いたこのモデルは、すっきりとしたシルエットが特徴。
このタイプは秋冬より春夏の方がより映えるデザインだと僕自身は思って展開をしています。
夏にはショーツなどの短い丈のボトムスに合わせて、女性は柄のワンピースやスカートなど軽くて柔らかな素材との組み合わせが
スニーカーのイメージに合い易いのではないでしょうか。
DOEK COURT
color NAVY
price 12000+TAX
SIZE 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28
色違いの″NAVY”はインディゴを用いている為、天然染料ならではの深みのある色合いが特徴。
少しずつあたりが出て色が抜けていく感じも、スニーカーを履く楽しさに繋がってきます。
懐かしさと新しさの両面を感じる事の出来る″DOEK”のモノ作りは、世代を問わずに履ける新しいスタンダードに
なり得ると思っています。たとえ履き潰れたとしてもまた同じデザインのモノを買う事が出来るというのは
スピード感があって流行り廃りが早い世の中では、簡単そうに見えて実は難しい事でもあると感じています。
これがずっと無くならないという事は断言できませんが、好きでしょうがない。やっぱりこれが良い!と思って
選んで頂ける物があるっていうのは単純に嬉しいですし、自分達も長く提案して居たいなと思います。
僕自身も″DOEK”のスニーカーは今や欠かす事の出来ないアイテムの1つになっています。
数ある選択肢の中から、普遍的な価値を見出せるスニーカーをぜひ選んで頂ければ嬉しいです。
rasiku sasaki
2016/03/17 | 4:05 PM | Season Select