10月21日

holk    PULLOVER SHIRT

color    NAVY

price    27500-

SIZE    2    /    3 SOLD

キーボードを打つ手が完全にかじかんでいる。今日の盛岡、最低気温6℃、最高気温12℃。
セーターを着ようか迷いましたが、ここは何となく一歩踏みとどまって起毛のスウェットを。
お昼ごはんも、急に暖かい汁物が恋しくなって、朝から鍋一杯の豚汁作りに勤しみました。
瞬く間に10月も後半に差し掛かり、見渡せばいつの間にか木々の色付きもすすんでいて
もう冬は目の前に迫っているのですね。。。

今までにお店に展開した記憶が殆どなかったウール素材のシャツ。
あまりに生地のドレープが奇麗で展開せずにはいられなかったのと、変則的なプルオーバーのカタチに
僕の中で新しい扉をノックされたような感覚になりました。
どのタイミングでどう着るかというのは、まだはっきりとしたイメージは湧いていないのですが
シンプルにチノパンに革靴を合わせて、ステンカラーコートをざっくりと羽織る。
毎日着たくなるようなコットン素材のシャツとは全くもって違いますが、艶のある大人顔のシャツは
気持ちのメリハリを付ける意味でも、何だか手にしておくと素敵な予感が勝手にしています。

素材はウール50%・レーヨン45%・シルク5%で、経糸ウール、緯糸レーヨンシルクを交織した生地。
つやつや、滑らか、トローンとする、これは間違いない生地というのを脳が瞬時に判断してしまう
holkオリジナルのファブリック。色はダークトーンのネイビー。
最近自分の中で、生地が身体に纏わりつき過ぎない素材感と、パターンがとても気になっていて
その二つの要素がバランス良く組み合わさっている点も、セレクトをした理由です。

袖先にカフスはなくシンプルな筒袖。
前回ご紹介しましたenginner jacketにも共通する、袖の太さをしっかりとキープさせている点。
くるっと捲って着用するも良し、そのままだらんとさせて生地のドレープを楽しむも良し。
作り込みをし過ぎずに、適度な距離感とラフさが所々に混じり合うのがholkの洋服の面白さだと思います。

胸にスラッシュでポケットが1つと、両サイドにもポケットが付き、全部で3つ。
ヨークなども無いので、ただ純粋に生地を纏う感覚に特化したシャツとも捉えることが出来ます。

ゆらゆらと安定しない、ウール・レーヨン・シルクの織りなすゆらぎをダイレクトに感じながら
シャツなのかどう着るのか、自分なりの落としどころを見つけて頂きたい一着です。
普段着としても勿論お勧めですが、お仕事もそれとなく自由な服装でOKという方にも良いと思います。
適度な緊張感を持ちながらも、リラックスした着心地を実感して頂けるのではないでしょうか。

PageTOP