2月25日

<INFO>
rasikuで初となる書籍の販売をさせて頂く事になりました。
定期的にという訳ではなく、セレクトしているブランドに携わる方がリリースされた場合のみで
今回はCALICOを主宰されている小林さんがインドでの物作りを始めたきっかけから現在に至るまでを纏めた
「CALICOのインド手仕事案内」が出版され、僕自身もまだ全部は読みきれていないのですが、
最初の3ページを読んだだけでも、内容の濃さと小林さんが綴る文章に引き込まれていく素晴らしい内容でした。
僕らも世の中が落ち着いて安心して旅が出来るようになったタイミングで足を運びたい思っている土地”インド”
様々な体験を通して取り組んでいる事やこれからやっていきたい事など、洋服に関係する事の記事が多いのですが
人生観や生きることにも繋がる内容で、こんな風に言葉を伝えられたり紡いでいけたら良いなと感動してしまいました。
異国の地で何かをする事はとてもパワーがいりますし、上手くいかないことも必ずあると思うのですが
創意工夫と他者を想う気持ちが写真と共に描かれています。
読み応え十分だと思いますので、何かを感じたり考えたりするきっかけになりそうですし
僕自身もワクワクする気持ちやCALICOの取り組みを深く改めて知る1冊となりました。
少量ですがご用意がございますので、是非手に取って頂ければ幸いです。
価格¥2530- 

2月25日

MAKU TEXTILES   BAOBAB 

color     DARK NAVY

price     63800(TAX IN)

SIZE     M

前回のBLOGに引き続きMAKUから届いた見惚れるようなスペシャルな一着を。
このロングドレスは”be here”という世界の絶滅危惧種をテーマにしたコレクションで作製され
“BAOBAB”というサバンナなどのアフリカ地域に多く生えている大木の名前がついています。
亜熱帯地域に見られる幹がどしっとした木で、大きいものは高さは30メートル・直径も10メートルを越すものも。
木の幹ががしっとして神がかった印象を受ける”BAOBAB”の木。それに負けず劣らずの魂が宿っているかのような
柔らかさと強さの2つの相反する雰囲気をこのドレスは併せ持っているように感じます。
以前に鎌倉で行われた展示会の際にCALICOを主宰する小林さんが着用されているのを見て、一瞬で目を奪われたのを
今でも鮮明に思い出す事が出来ます。繊細な素材を使用しているので、デイリーウェアの様には着れませんが
先日のBLOGでも書いたように行事や食事会などの、いつもとは雰囲気の異なる服装でお出掛けする際に
袖を通すだけで気持ちが華やぐ1枚になるのではないでしょうか。

ドロップした肩線に膨らみのあるパフスリーブのデザイン、それに対して袖口はぎゅっと絞りをいれて。
このドレスの一番目を惹くディテールでもあり、女性らしい曲線美とメリハリを感じる部分。
ウエストは同生地のベルトでマークをしてラインを変えるのも良いでしょうし、せずにAラインでゆったりと見せるのも◎
表地・裏地ともにコットン50%・シルク50%で手紬の糸で織られていて、透ける位に繊細な生地を用いているのですが
身体全体を優しく包み込んでくれるような柔らかさと高揚感に包まれるのは間違いありません。
BAOBABだけでなく他の製品にも共通するのですが、布の持つパワー、手仕事にしか出せない表現力に
改めて感動を覚えてしまいます。

袖以外の部分は仕立てが2枚でストライプ地の生地を組み合わせていて、たっぷりとボリュームがあるように
思われるかもしれませんが素材がコットンシルクという事もあって、見え方・重量の部分でも重さやストレスは皆無。
手仕事であったりクラフトの製品というのは、それだから良いという見解や捉え方ではなくデザイン・機能性・価格と
世の中の流れにある程度沿っていくことが重要ではないかと思い、フラットな目線で物を選ぶように心掛けています。
其々の分野にスペシャリストを置く事により、洋服で言えば糸を紡いで生地に仕立てる人。その生地を見て想像力を
働かせてデザインをイメージしてカタチに落とし込む人、製品をお店からお客様へと伝え届ける人。
1つの製品に携わる人は多岐に渡る訳ですし、多くの要素の濃度が濃くなればなるほどに、人は惹きつけられたり
魅了をされるのではないかと思っています。

背中と袖に付けられたチラチラっと鈍い輝きを放つ真鍮製の釦。
1つ1つの形も歪で不均一なところも良く、小さなパーツですが生地にも負けない位に存在感があります。
普段使いで着るとすれば、何となく気力が湧かない時などに洋服に元気を分けてもらう事も方法のひとつで
機能と作用のどちらもカバーしてくれる様なとびきりスペシャルな1枚を、ここぞの時の為にワードローブに
備えておくのも良いなと思います。
私達も元気が出ない時は食べること・着るもので気分を変え、温泉などに浸る。そんな風に気持ちの切り替えを
する場合が殆どです。

MAKE TEXTILESの商品は、他にも多数入荷済みで着れる季節は夏に近いシーズンの薄手のものをご用意しています。
丁度式典が近い季節でしたので、スペシャルファブリックのドレスを2型ご紹介をさせて頂きました。
誰にでも気軽にとか、毎日のように着回せるという訳ではないのですが、私達なりのハレの日に着たいと思える
装いの提案で、もしタイミングで探されている方がいましたら、是非一度袖を通して頂きたいと思っています。

2月22日

MAKU TEXTILES    VELKA

color     DARK NAVY

price     61600(TAX IN)

SIZE     L

今日も朝からの暖かな気温に誘われるように、春物を探しにいらして下さるお客様がいて本当に嬉しい限り。
お店に並びはじめた春物の洋服を見たり触れたりして、自分達もそうですがようやく服装のイメージが出来るようになり
店内も見応え十分の内容ではないかと思いますので、ふらりと足をお運び頂ければ幸いです。

スペシャルピースという位置付けでセレクトしたMAKU TEXTILESのワンピースを2型ご紹介。
これからの時期は本来であれば入学や卒業式などの式典が行われるはずだと思うのですが、そんな時に緊張感のある
スーツとは違った選択肢の服装を提案出来ればと考えていて、いざという時に着れるアイテムを少量ですが
セレクトしています。その場限りで終わってしまう洋服を買うのは何だか気が進まないですし
折角であれば気持ちの高まるモノに袖を通す方が、時間や空間をより楽しめるきっかけにもなるのではないかと。
そんな中でも気合が入り過ぎずに肩肘張らずに心地良く着れるというのが、私達がイメージをしているハレの日の
服装になるのかもしれません。

“VELKA”と名付けられた深くて吸い込まれそうになる位の藍色の布に、ジャムダニ織りでランダムに様々なモチーフが
散りばめられた、遠目からでも生地の持つオーラや凄味を感じさせるロングドレス。
コレクションのテーマである本生譚(ジャータカ)は、仏教でいう前世の物語を指す言葉。
釈迦がインドに生まれる前に人や動物として生を受けていたとされる前世の物語からインスピレーションを湧かして
インドに伝わる伝統的な織り物や染色方法を深く掘り下げ、現代にブラッシュアップをし表現をしています。
贅沢過ぎる位の生地は表地コットン50%×ウール50%、ストライプ地の裏地はコットン50%×シルク50%
上半身の部分にのみ裏地が張られていて、ギャザー部分から下は1枚で構成をされています。

このドレスの顔とも言える首元のVゾーンは和装を彷彿とさせ、見覚えや親しみを感じるデザイン。
開き具合が控え目なので、インナーの見え方が余程首の詰まったものでない限り納まりが良いと思います。
丁度この時期は、まだまだ寒さが厳しくコットン×ウールの生地が心地良く感じて頂けるはずですし
着丈がドレス丈(123cm)あるので、暖かみのあるタイツなどで合わせて頂くのがベター。
着用写真ではSUSURIからリリースされているフルッタ―パンツを組み合わせましたが、アクセントが欲しい場合や
寒さ対策という意味でインナーパンツをプラスするのもお勧めです。
※身長166cmで着丈に余裕がありますが、裾を引きづらずに綺麗に着用するのであれば目安として
150cm後半位の身長の方が良いかもしれません。
丈に関しましてはご希望がありましたら、お直しの相談も承ります。

ウエストから背中にかけて綺麗にボックスプリーツで寄せられていて、インドの縫製技術の高さを感じさせてくれます。
自然光に当てるとジャムダニ織りの模様がはっきりと見えて幻想的な世界観に引き込まれます。
刺繍ではなく織りで表現されている事も、高度な技術と伝統が息づいていることを実感し、岩手で言えばホームスパンにも
似たような感覚があり、別の角度で捉えるとアートとしての要素や意味合いもこのドレスには含まれているように思います。

毎日スペシャルな服装をするのは、余程のライフスタイルでない限りないとは思うのですが、感性が刺激されたり
圧倒的な存在感のものに触れるだけで、今までにない感情が芽生えたりする可能性もあるのではないでしょうか。
MAKU TEXTILESの洋服が届く度に、触れた事のない感覚や卓越した職人技でしか実現出来ない技術などを
目の当たりにしてフワフワとした気持ちにさせられてしまいます。
特別なハレの日の服装にインドで作製されるスペシャルなドレスを纏うのは如何でしょうか。
もう1着スペシャルなドレス届いているのですが、今日は時間切れの為、また明日にご紹介したいと思います。

2月20日

CALICO   0カウントカディ スタンドカラーコート

color     生成

price     41800(TAX IN)

SIZE     L

今日からまたいつも通りに、自分達のペースに戻ってBLOGを更新していこうと思います。
CALICOから届いた新しい試みで作製された見るからに雰囲気抜群のスタンドカラータイプのコート。
今まではどちらかと言えば、1枚仕立てのさらりとした洋服をメインに展開していたブランドでしたので
セレクトするのが春夏中心で、寒さから身を守るようなアイテムは殆どありませんでした。
構想から4年の月日をかけて出来上がったコートは、表地に0カウントカディ・裏地に総柄プリントの生地を
贅沢に用いた袖を通すだけで気持ちが上がってしまいそうな位に、しっかりと作り込みがされた1枚。
仕立てが2枚という事で、厳しい寒さが残る春にも相応しく、着る機会が自然と増えるのが想像出来ます。
何事にも共通する部分だと思うのですが、異国の地でトライ&エラーを繰り返しながら着実に1歩ずつ
イメージを実現する為に、コミュニケーションを取りながらお互いの持つ良さを最大限に引き出した
CALICO渾身の素晴らしい作りのコートだと感じました。

フロントは比翼タイプで釦が全て隠れる仕様。
ウエスト部分に切り返しを入れて、ブラウジング出来るように同素材で作製されたベルトが付きます。
肩のラインは身頃に対して直線的な位置に肩線が付きますので、自然とドロップするようなデザイン。
生地を無駄に使わずに作れるパターンでインドやネパールの洋服などに良く見られ、肩回りが窮屈にならずに
しっかりと可動域も確保していますので、インナーに多少厚みのあるものを合わせても全く問題ありません。
私達がコートを選ぶ際に大切にしている部分で、ざっくりとストレスなく脱ぎ着が出来るというのは
長く着続けられるとても重要な要素だと思っています。

表地に用いられている0カウントカディは、ザクザクとワイルドな表情ながらしっとりと柔らかな
肌触りがとても心地良い生地。CALICOでは定番で使用されている生地でもあります。
実は以前お店の改装をする際に、フィッティングルーム用に良い雰囲気の生地を探していて、
その時に選ばせて頂いたのもCALICOの0カウントカディでもあり思い入れのある素材。
太くて均一ではない糸をじっくりと時間を掛けて平織にするのですが所々にムラがあったりして
凹凸のある感じが逆に好みだったりします。
日本の生地やヨーロッパで続いてる老舗の素晴らしいファブリックメーカーは、それはそれで繊細で
着心地も抜群ですが、同様にインドで作製されるカディコットンも負けず劣らず素晴らしいと思っています。
この土地だからこその生命力を含む空気感があるようで、それは文化であったり宗教であったり、
そこに暮らす人が生産性や利便性のみを追求したりし過ぎずに、その土地と人々にとって無くてはならない仕事を
淡々と営みとして続けているからこそではないでしょうか。
いつか自分の目で肌で、カディコットンの生地が生まれる所を見てみたいですね。

ポケットはしっかりと完備。
前を閉めての写真だけになってしまいましたが、カーディガンを羽織る位のイメージで前開きで
インナーの美しいブロックプリントをちらりと覗かせる着方も◎
その際にベルトでサイドのみを留めてきるとメリハリの着こなしになると思います。

バックスタイルもセンターベントが入るので、コートらしさがぐっと増します。
この時期になると何を着て良いのか分からない・・・という方が多くいらっしゃると思うのですが
個人的には絶対条件として仕立ては2枚。素材感はコットンもしくはコットンに化繊を掛け合わせたもの
もしくは化繊でしっかりと風を防げるもの(高機能素材でなくても良い)が間違いないですし、季節感も的外れではなく
日々移り変わる景色や風景にもマッチしていると思います。毎年必ずこの時期は嫌でもやってきますので
冬物ではない春と秋の両季節に兼用出来るコートに、もしビビっとくる出逢いがあれば先を見越して思い切って
選んでみるのも良いのではないでしょうか。きっと季節の狭間をより楽しく過ごせるようになるはずです。

CALICO    ラリーキルトスクエアバッグ

color      A 

price      7590(TAX IN)

SIZE      30×23×4.5 SOLD

color      B

color      C SOLD

color      D SOLD

個人的にとても楽しみにしていたラリーキルトを用いた大き目のポーチ!?バッグ!?
着古したサリーなどを繋ぎ合わせて作製されるラリーキルトですが、一針一針力強いハンドステッチが魅力的で
日本にも刺し子の文化があって、それともまた違う面白さがあります。
ポーチを店頭に置いておくと何を入れますか??と聞かれる事が多いのですが、想像をし過ぎると手が出難くなるので
持っていると何かしら使う機会があるのでは・・・とお伝えするようにしています。答えになっていませんが。。
自分自身が結構そんな感じで、目的を持たずに購入した袋やポーチが思ってもいなかった場所や活躍をした時に
妙に感動してしまって、そんな感動を味わって頂きたくポーチは好きなカタチや生地があると展開するようにしています。
バッグを持ち歩きたくないという方にもお財布と携帯とリップとハンカチ位を入れて、さっと持ち歩くのにも良さそうで
容量が大きいというのもポイントで小さなものにパンパンに詰め込むよりも、余裕がある方が見た目も美しいです。

ZIPの開閉はL字に開き、全種類同一の裏地が付きます。
手仕事のアイテムはオーラと雰囲気が抜群なので、全体の足し引きとバランスがとても重要。
くどくなり過ぎないように、軽めの服装やバッグインバッグなどにして持つとより良いかもしれません。

毎シーズン、どんな生地や新しい試みがあるのだろうとワクワクするような気持ちにさせてくれるCALICOのプロダクト。
今回のコートは全くイメージしていなかった別次元での製品に感じましたし、インドらしい細かなステッチワークや
染色技術などとは良い意味で一線を画す、シンプルな縫製で純粋に格好良さを感じられるさらりとしたコートに
仕上がっているのではないかと思います。来週位からは春物のコートがようやく本格的に活躍する気温に
なりそうですので、気持ち良く袖を通せる長く着続けられるコートをお探しの方にお勧めです。

1月22日

CALICO   デニムカディ サスペンダーワイドパンツ

color     ブラックブラック

price     20000+TAX

SIZE     S    /     M

この冬は意識して「無理をせず、春へのエネルギーを溜めておく」という心持ちでいる様にしたり
少しでも異変を察知した時の自分なりの対処法を幾つか持っておくようにしたら、例年に比べて
調子を保ちながらご機嫌に過ごせているような気がします。
大寒が過ぎ、ほのかに寒さのピークも緩んだ・・・と思いたい。こういう時程、案外気は抜けませんが
少しずつ少しずつ春っぽさを感じられる日が訪れるのを待ち侘びながら、店内にも移ろいを表現させて
いこうと思っています。

CALICOが定番で作っているサスペンダーワイドパンツは、お取り扱いがスタートしてから欠かさずに
オーダーしているアイテムの一つ。適度な厚みがあって、それでいてしっとり柔らかな肌触りの良さが特徴で
カディという素材の魅力がストレートに肌で感じられるのが、このパンツの何よりもの魅力ではないでしょうか。
ウエストは後ろ部分のみゴム仕様で、きつ過ぎずゆる過ぎずの絶妙なフィット感。
ゆったりとしたシルエットではありますが、腰回りはすっきりとさせ、ワタリから裾に掛けてはワイドに。
そして裾の部分が少しだけ絞った形になっているので、案外と言って良いのか分からないのですが
やや変形ではあるものの、とてもバランス良くあれこれと組み合わせ自由に楽しめるパンツでもあります。

簡単に取り外しの効くサスペンダーが付いていて、その時の上物と気分によって肩に掛けたり垂らしたり。
肩に掛けると気持ちパンツもハイウエスト気味になるので、シンプルなカットソー合わせてトップスをイン。
その上にショールカーディガンやロング丈の上着などを羽織ったりする着方もお勧めです。
今ぐらいの時期でしたら、紐は垂らしてざっくりとしたニットなどと組み合わせても可愛いですね。
サスペンダーは二段階の長さ調節も可能。垂らして穿く方が多いと伺っていますが、紐が細い分邪魔にもならず。
かえってコーディネートの中のアクセントになって良いなと思うサスペンダー付きパンツです。

今までは藍やシャンブレーなど、明るくて柔らかな色目の展開をしてきましたが、ブラックブラックは新色で
どことなくマニッシュなスタイルにも合う様な感じがしたので、あえてメンズサイズのシャツと合わせて
足元にはヒールのあるブーツを。デニムの柔らかい素材感とはギャップがあるものとの組み合わせも
キリっとした黒が上手く調和してくれます。
所謂のデニムとは印象も穿き心地も全く異なるので、身体に無理なく心地好くデニムを穿きたいという方に
ぜひお選びいただき、軽やかにCALICOの洋服とインドの手仕事を楽しんでいただけたらと思います。

素材感は柔らかくてシルエットにしても身体を締め付けるような部分が殆どありませんので捉え方によっては
ナチュラルなテイストの様にも感じてしまいそうですが、デザインソースになっているのはドイツのワークパンツ
という点において、サスペンダーであったり直線と曲線のバランスに私達は惹かれているのだと思います。
柔らかな素材感とぴりっとしたムードのアイテムを組み合わせるのが好きで、1つのテイストで纏めるのも良いのですが
意外性であったりそのブランドの世界感とは違う部分をミックスさせると洋服はより面白さが増して
また良い意味での違う側面が垣間見えると、ワクワクするのではないでしょうか。

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