定休日と臨時休業のお知らせ


明日31日(水曜日)は定休日となります。
明後日11月1日(木曜日)は出張の為、臨時休業とさせて頂きます。
直前のお知らせになってしまい、来店をご予定されてましたお客様にはご迷惑をお掛けいたします。
二連休となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

10月30日


AURORA SHOES    MIDLE ENGLISH

color        BLACK

price        27000+tax 

SIZE        5H    /    6    /    6H    /    7    /    7H


今シーズンからお取扱いが始まったアメリカのニューヨーク州にあるオーロラ村で作られている″AURORA SHOES”
ぽってりとした愛嬌のあるシルエットが特徴的で、スニーカーに近い履き心地とシンプルなデザイン。
脱ぎ履きがし易いスリッポンタイプの″MIDLE ENGLISH″は、AURORA SHOESの顔とも言える一足で
一年通して愛用して履いている方もいるくらい、履き易くそして親しみ易い革靴と言えます。
紐靴には紐靴の良さがありますが、スリッポンにはスリッポンにしか出せない独特なフォルムがあるので
どちらにも偏り過ぎる事無く、洋服との組み合わせやその日の気分で靴を選んで頂けるのが理想です。
今まで″MIDLE ENGLISH″に関してはブラックのみの展開でしたが、ブラウンも入荷致しました。
冬になるとどうしてもトップスが暗くなりがちなので足元を少し軽く見せたいという時に、茶系の靴があると
重たい印象を程よく中和させてくれるので、一足でもワードローブにあると足元のコーディネート事情も
幅が広がったり、楽になったり、面白くなったりするのではないかと思います。
裏張りの無い1枚革で茶色の革靴は、時間の経過と共に色の変化が楽しめる点が愛着にも繋がってきるはずですし
新品とは全く異なる表情に変化を遂げるので、長い目でじっくりと付き合って頂きたいと思います。

color        BROWN

SIZE        5H    /    6    /    6H    /    7    /    7H   /   8


2枚の革で構成されていて、ストラップでフィッティングを調整が出来ます。
甲は低く設定されていて、横幅はDウィズで広めの作りになります。
土踏まずをサポートするようにアーチ型の設計で、ソールはVIBRAM社のスポンジ素材で長時間履いていても疲れにくく
普段使いは勿論ですが、旅行や出張などにも重宝する靴になると思います。
縦伸びは然程ありませんが、横幅は履いているうちに足のカタチに馴染んできますので少し窮屈に感じるくらいが
後々丁度良いフィッティングになるはずです。
表側にたっぷりとオイルが含まれている革を使用しているので比較的水にも強く、雨や水にあたってしまった際には
乾燥させると最初は少し固く感じるかもしれませんが、オイルをつけると直ぐに元の状態に戻りますので
気を使い過ぎずに、最低限のメンテナンスをしながら上手に革靴と付き合って頂けたらと思います。
スリッポンタイプは、大き目のサイズを選ぶと時間が経って革が馴染んできた頃に踵が抜けてしまう恐れがありまので
店頭でしっかりとフィッティングする事をお勧め致します。


きちんとした畏まった井出達のある革靴とも違い、どこかのんびりゆったりとした懐広めな革靴。
どうしてもスニーカーだとカジュアルに見えて、ほんの気持ち足元はかっちりさせたいという方にとっては
まさに痒いところに手が届く、無い部分を埋めてくれる1足だと思います。
革靴を手にした事が無いという方にも、メンテナンスのし易さや履き心地などを含めてお勧めです。


当然ながらソール交換も可能。
普通に履いた場合に大よそ2年から3年くらいでソールが減ってきてしまいます。
靴全体の型崩れも原因にも繋がりますので、こまめにチェックしながら気になる事があればご相談頂ければと思います。
当店でお預かりしてオールソールが可能です。


デニムやチノなどのカジュアルな服装には言うまでもなく相性が良いです。
秋冬になるとウールのスラックスなど、季節を感じさせる素材の出番が多くなるので外しとして合わせるのも◎
ソックスは色のあるもので組み合わせると、ちらりと見える色目がアクセントになるのでお勧めです。


夏に裸足やアンクルソックスで足首出して穿くのと、どんな靴下を合わせようかなと考えて穿くのとは、
また気分も違いますし、見た目の雰囲気も秋冬仕様に変わりますね。
ふわふわ厚地のウールソックスを穿くか、それともデザイン・柄優先にするかでサイズ選びも若干ですが
変わる事もあるので、先ずは店頭でフィッティングされるのが良いと思います。
どうぞお気軽にお声掛け下さい。

10月29日


SEA SALT    FULL SILHOUETTE COAT

color        NAVY

price        48000+tax 

SIZE        2 SOLD


葉山発信のブランド″SEA SALT″より、こっくりとした色合いと艶が上品さを物語るラムウールを使用した
前開きのコートが届いています。
先週の水曜日展示会で訪れたばかりの葉山は、10月も後半だというのに「夏!」と感じるほどの気候で
太陽はキラキラというかジリジリ・・・。この土地に冬は来るのだろうかと思ってしまう程の暑さでしたが、
スタッフの方によれば「昨日まではずいぶん寒かったんですよ。」とのことでちょっと安心?しました。
ほんの数分ですが、ほぼ貸切に近い海にも立ち寄って波の音を聞いたり、身体を伸ばしたりして色々解放!
毎回行く度に人と土地の空気や景色から元気を分けてもらえる、そんな場所だなーと感じています。
自分達がSEA SALTの服に魅力を感じたのも、シンプルだけどきちんと丁寧にデザインが成されていて、
野暮ったくならずに肩の力を抜いてリラックスして着れる大人の服が、在りそうで無いなと思っていたのと
街の中でも自然の中でも違和感無く溶け込むイメージがしっかり湧いたからです。
今季の冬物は多くの展開は無いのですが、少しずつ知っていただいて、色んな方の生活の中に馴染んでいく
そんな服になったら良いなと思っています。


フロントは留め具が一切付かない前開きタイプで、秋から冬の入り口まで着れるコートでもあり
さっと羽織って脱ぎ着も楽なカーディガンとしても着ていただけるアウターニットです。
厚みは程よく中肉で室内で着ていたとしても、そこまで大袈裟に見えないコートだと思います。
華美な装飾は無いですが、だからこそ何色かのブルーが混ざり合った深い糸の色目と艶やかさが際立ちます。
素朴で控えめな羽織ですが、シャツやブラウス・ワンピースなど見た目にも気候の面でも一枚ではちょっと
心もとない時に、こういった何気ないけれど着ると存在感を放つ羽織は一着あるととても頼りになります。


肩や身頃は着る人の身体に柔らかに添うようなデザインで、ゆったりめのサイズ感ですが
生地がとろんと滑らかなので、自然なAラインで裾まで流れるようなシルエットになります。
その分袖口は極端に細い訳では無いですが、バランスを整えるためにすっきりさせてますので
中に厚手の物をどんっと着るというよりは、インナーに薄手のタトールやシャツにニットベストなどなど
薄手で且つ保温性のある物を、何枚か重ねる事でより保温性を高めたりするような着方をイメージして
コーディネートしていただけると着る機会や頻度は長く多くなるのではないかと思います。


素材に使用しているラムウールは、産地としても有名なオーストラリアの中でも特に高品質と評価される
ジロン地方で産出されるメリノ種の生後6ヶ月以内に採取した子羊の毛です。
「エキストラファインラムウール」と呼ばれ、使用しているのはその原料の中でも18、5~19micと厳選したもの。
きめ細やかで繊細、そして何よりも軽く、保温性と保湿性に優れたウールの肌触りは、纏った瞬間ぞくぞくっと
震えるほどしっとり気持ち良く、着ているだけで気分が高揚するかもしくはよしっ!と気合が入るか。
上質な素材による特別な着心地は気分だけでは無く、着る人の空気までも変える様な気もします。
色んな驚きを体感していただけたらなと思います。


今まではベーシックなアイテムを生地や色で変化をつけながら継続して展開してきたSEA SALTですが、
この秋冬からは、継続型に加えてよりデザイン性を意識したコレクションを作りました。そのコレクションでは
ギャザーやリボンなどの「チャーミング」なエッセンスを加える事で、思いもよらなかった新たな発見になったり
今までの服が新鮮に思えたり、より楽しく着られる様なブランドへと進化している様に感じました。
自分達がこれから先を思い描く理想像と素敵だなと憧れに思う人の姿のイメージと、どこか通じ合う部分があって
だからこそ今、手繰り寄せられる様にSEA SALTの服に惹かれていったのかもしれません。
もし店頭で目に留まりましたら、ぜひ袖を通してみてください。

10月28日


個人的にとても楽しみにしていた革靴が届いています。
rasikuでは初めて展開する英国ノーサンプトンで135年の歴史を持っている実力派メーカー″SANDERS”
グットイヤーウェルト製法による質実剛健な作りは、世界各地の軍や警察などタフな場面で履かれるシューズの生産を
請け負っていて、現在では30か国以上の国と地域で愛用をされています。
英国国内においても、国防総省に支給されている革靴の殆どがSANDERS製です。
100年以上も靴を作り続けている実績と信頼、生産背景などを含めてモノとしてのコストパフォーマンスや完成度が
評価されているからこそ、現在においても英国を代表する革靴メーカーとして広く認知されています。

SANDERS   MILITARY CHUKKA(別注)

color       WAXY LEATHER BLACK

price       53000+tax 

SIZE        6  /  6H  /  7  /  7H  /  8  /  8H  /  9
日本表記で約24.5~28.5位までご用意がございます。 


今回セレクトしたモデルは″MILITALY COLLECTION″と呼ばれるライン。
自分自身が冬場に多少の雪が降っていたとしても、気にせずにガシガシと履きたいと思える革靴をという思いから
雪に強さを発揮するミドルカットタイプ″MILITARY CHUKKA″を選びました。
本来アッパーに使用される革は光沢があって手入れ要らずの″POLISHED LEATHER″なのですが、経年変化を楽しめる点と
カジュアルな服装の際にマットな質感の方が汎用性が高いと思い、表面に光沢の無い″WAXY LEATHER″に変更。
もう1つ、雪道を想定した際にソールの重要性が増してきますので、レギュラーラインではダイナイトソールの組み合わせ
だったものをグリップ力に富んだ「リッジウェイソール」に変更をして作製して頂きました。
正直届くまでは不安もありましたが、頭の中にイメージしていたカジュアルな服装からビジネスシーンにまで対応出来
岩手の冬場の雪道にも負けない1足に仕上がりました。


ラストは20年以上前に英国国防省向けに作られていた木型を復刻させたものを使用。
ミリタリーラストと呼ばれるウエストが広く設定しているのに対して、ノーズにかけてはシャープなラインを描きます。
アイレットは6つ。シューレースは蠟引き平紐が付きます。(変え紐としてグリーンのタイプも付属)
アッパーに仕様されているカーフは中肉で、程良い硬さがあり表面にシボは殆どありません。
馴染むまでに少し時間が掛かりそうですが、その過程も革靴の楽しさと思って頂けたら嬉しいです。
綺麗な革靴というよりは、軍物のブーツを履いているくらいラフな気持ちで丁度良く感じるのではないでしょうか。
普段使いは勿論ですが、ビジネスシーンにおいても雨や雪の日などの路面状況が悪い日にセカンドシューズとして
持っておくのも心強いと思っています。


ソールはグリップ力の高い「リッジウェイソール」を採用。
「畦道」を意味するソールで、特徴として線で足を支える構造になっています。
様々な形状をした大きな凹凸が10個あり、更に1つ1つの凹凸に対して縦と横の細かな溝が掘られていて
着地すると接地面に噛んで、特に悪路に強さを発揮する仕組みです。
見た目は少しカジュアルな雰囲気になりますが、冬道を想定した場合に気象条件の厳しい地域においては
理に適ったソールと言えます。早速ですが、試運転がてら家から店までの雨に濡れたでこぼこのアスファルトの道を
歩いてきましたが、しっかりと地面を掴んでいる感覚があり、とても安心感のある履き心地に感じました。


グットイヤーウェルト製法は当然ながらソール交換も可能で、過敏になり過ぎずに丁寧に履いて貰えれば
長く付き合える靴になってくると思います。
僕自身も久しぶりに革靴らしい革靴を手にしましたが、最近はスニーカーばかり履いていたせいもあり
久しぶりでぎゅっと足を包み込む様な感覚とソールの硬さが心地よく感じられました。
正直まだ足にフィットしていないので靴擦れもありますが、そんな事も含めて革靴の良さかなと実感しています。
数年後くらいには、自分にとって手放せない1足になっていれば良いなと想像を膨らませてしています。


ミドルカットブーツの特徴を活かして、ワイドパンツの裾をロールアップしてソックスが見えるか見えないか位で
合わせる履き方が好みです。これから冬になるとトップスのボリュームが出てきますので、足元を少し軽く見せると
バランスが取り易いと思います。季節的にはウールのスラックスパンツやコーディロイ素材なども相性がいいのでは
ないでしょうか。


革靴を履くと何だか自然と背筋が伸びる感覚があります。
足元を引き締めるだけで、着ている洋服全体がすっきりとまとまりが出てくるのも何だか嬉しいです。
冬場は足元の選択肢が必然的に減ってきてしまうので、気持ちが上がったり、履き心地が良かったり
出掛ける事が楽しくなる様な、そんな靴の選択肢を増やすことができたら良いなと毎シーズン考えます。
冬の厳しい環境下の中でも、場面によっては防寒靴以外のバリエーションが必要な時もあるかと思います。
オンオフで万能なSANDERSのブーツ、ぜひご覧ください。

10月27日


SUNSHINE+CLOUD   COZY CREW

color       SAGE

price       8000+tax 

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

color       M.GREY

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

color       CHARCOAL

SIZE       S    /    M    /    L SOLD

セーターまではまだ早いタイミングかなという季節に、ふわふわとした裏起毛素材の即戦力になる
クルーネックタイプのスウェットが届いています。
今までrasikuで展開をしてきたスウェットは王道のカラーが中心でしたが、SUNSHINE+CLOUDが提案する色目は
どれも珍しくて新鮮でここにしか出せない色目に惹かれ、その中で自分が気になった3色を選びました。
何色とも言い表せられないニュアンスカラーは普段手にしない色だけに、実際に着た時にどう映るのだろうかと
イメージがなかなかし難いかもしれません。
案外どの色目も明るい服・暗めな服どちらとも組み合わせし易い淡い色で、特にはっきりとした色のパンツとの相性は
間違いありません。他にもデニム・チノ・軍パンなどのベーシックなパンツは言うまでもなく合わせ易いですし、
グレーやネイビーといった定番色のスウェットを既にお持ちの方などは、こういったさり気なく差し色にもなるトップスは
気分が変わるきっかけにもなるのではないでしょうか。
シルエットも全体的にゆったりとした設定で、身体にストレスのない着心地はお休みの日などに、
ゆったりリラックスして普段着を楽しみたいという方にお勧めです。


ネック周りは詰まり過ぎず広めの設定で、肩はラグランスリーブを採用。
袖口・裾のリブは細く、テンションが無いので身体を締め付けるようなディティールは一切ありません。
身頃もBOX型なのでインナーにBDシャツなどを組み合わせて着るのも良いですし、ラフに着れるサイズ感は
とにかく手が伸びてしまう一着にきっとなると思います。
僕自身も早速購入して着ていますが、暖か過ぎず寒過ぎずのどうにも微妙な気温に対応出来る洋服は
気に入ったものがなかなか見つかり難いので、色目やパターンなど総合的に見てもとても気に入っています。
完全に季節が変われば服装も決まり易いのですが、この曖昧な時期に何を着ようかと考えるのは楽しい反面
難しくもあると思うので、隙間を埋めてくれる洋服として重宝するはずです。


洋服に携わるからには格好良く洋服を着れる事が大前提ですが、僕自身の今の気分はどちらかと言うと力が抜けていて、
けれど雰囲気良く見えるという事を大切にしたいと思うようになりました。
自分が自然体で居る事が心地良いと強く感じられるようになってきた事もあり、背伸びをし過ぎず無理をし過ぎずに、
自分自身と、他の人から見ても「なんか素敵だよね」と思ってもらえるような洋服に袖を通すことが出来る場所を
作っていきたいですし、本当に気に入った洋服を着てその人の為の時間を過ごして貰えたらと思っています。
SUNSHINE+CLOUDが作る洋服は、山と海に囲まれた葉山という場所だからこそ生まれる心地良さを追求したアイテムが
多く並んでいて、そういった背景や空気感も自分なりに一緒に提案していければと感じています。


パンツの太さなどもあると思いますが、サイズ感はゆったりとしたバランスで着るのが格好良いと思います。
勿論好みもあると思いますが少し身頃に余裕があるくらいの方が、見た目においても緩やかな雰囲気が伝わりますし、
着ている本人も気持ちが良いのかなと思います。
足元は今ならスニーカーやサンダルなどがしっくりとくると思いますが、コートなどを羽織る場合にはあまりキメ過ぎず
ちょっときちんと見えるスウェードの革靴などがバランス良く合わせられるかなと思います。
最近は何となくですが今までぼんやりとして分からなかった事が少しずつ理解出来たり、良さに気付かされたり。
服装に関して言えば、年齢を重ねるにつれてどうしても固く決まった思考になりがちだった部分が、
生活の中で人の心を豊かにする「色」に出逢えたということは僕自身にとっては物凄く大きなことで、
無いと決めてしまっていた事を一度有るにしてみて挑戦していく事の大切さ、今までとは違う着方を試してみると、
歳を重ねたからこそ見えたり出来ることが一段と広がって、それがまた新たな出逢いにも繋がってくるなと思います。


メンズ・レディースに関係なく作られているブランドですので、Sサイズなどは女性がゆったりと着るのも素敵だと思います。
お気に入りの穿き古したジーンズにコンバースのスニーカー。それだけで様になるはず。
人其々に様々な恰好良さがあると思いますが、リラックスした着こなしの格好良さを少しでも伝えていければ良いなと
思っていますし、色への憧れや苦手意識を和らげる着方を勧められればと思います。
先ずは、試すことから。ぜひ。

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