10月28日


個人的にとても楽しみにしていた革靴が届いています。
rasikuでは初めて展開する英国ノーサンプトンで135年の歴史を持っている実力派メーカー″SANDERS”
グットイヤーウェルト製法による質実剛健な作りは、世界各地の軍や警察などタフな場面で履かれるシューズの生産を
請け負っていて、現在では30か国以上の国と地域で愛用をされています。
英国国内においても、国防総省に支給されている革靴の殆どがSANDERS製です。
100年以上も靴を作り続けている実績と信頼、生産背景などを含めてモノとしてのコストパフォーマンスや完成度が
評価されているからこそ、現在においても英国を代表する革靴メーカーとして広く認知されています。

SANDERS   MILITARY CHUKKA(別注)

color       WAXY LEATHER BLACK

price       53000+tax 

SIZE      (UK) 5  /  5H  /  6  /  6H  /  7  /  7H  /  8  /  8H  /  9
日本表記で約24.5~28.5位までご用意がございます。 


今回セレクトしたモデルは″MILITALY COLLECTION″と呼ばれるライン。
自分自身が冬場に多少の雪が降っていたとしても、気にせずにガシガシと履きたいと思える革靴をという思いから
雪に強さを発揮するミドルカットタイプ″MILITARY CHUKKA″を選びました。
本来アッパーに使用される革は光沢があって手入れ要らずの″POLISHED LEATHER″なのですが、経年変化を楽しめる点と
カジュアルな服装の際にマットな質感の方が汎用性が高いと思い、表面に光沢の無い″WAXY LEATHER″に変更。
もう1つ、雪道を想定した際にソールの重要性が増してきますので、レギュラーラインではダイナイトソールの組み合わせ
だったものをグリップ力に富んだ「リッジウェイソール」に変更をして作製して頂きました。
正直届くまでは不安もありましたが、頭の中にイメージしていたカジュアルな服装からビジネスシーンにまで対応出来
岩手の冬場の雪道にも負けない1足に仕上がりました。


ラストは20年以上前に英国国防省向けに作られていた木型を復刻させたものを使用。
ミリタリーラストと呼ばれるウエストが広く設定しているのに対して、ノーズにかけてはシャープなラインを描きます。
アイレットは6つ。シューレースは蠟引き平紐が付きます。(変え紐としてグリーンのタイプも付属)
アッパーに仕様されているカーフは中肉で、程良い硬さがあり表面にシボは殆どありません。
馴染むまでに少し時間が掛かりそうですが、その過程も革靴の楽しさと思って頂けたら嬉しいです。
綺麗な革靴というよりは、軍物のブーツを履いているくらいラフな気持ちで丁度良く感じるのではないでしょうか。
普段使いは勿論ですが、ビジネスシーンにおいても雨や雪の日などの路面状況が悪い日にセカンドシューズとして
持っておくのも心強いと思っています。


ソールはグリップ力の高い「リッジウェイソール」を採用。
「畦道」を意味するソールで、特徴として線で足を支える構造になっています。
様々な形状をした大きな凹凸が10個あり、更に1つ1つの凹凸に対して縦と横の細かな溝が掘られていて
着地すると接地面に噛んで、特に悪路に強さを発揮する仕組みです。
見た目は少しカジュアルな雰囲気になりますが、冬道を想定した場合に気象条件の厳しい地域においては
理に適ったソールと言えます。早速ですが、試運転がてら家から店までの雨に濡れたでこぼこのアスファルトの道を
歩いてきましたが、しっかりと地面を掴んでいる感覚があり、とても安心感のある履き心地に感じました。


グットイヤーウェルト製法は当然ながらソール交換も可能で、過敏になり過ぎずに丁寧に履いて貰えれば
長く付き合える靴になってくると思います。
僕自身も久しぶりに革靴らしい革靴を手にしましたが、最近はスニーカーばかり履いていたせいもあり
久しぶりでぎゅっと足を包み込む様な感覚とソールの硬さが心地よく感じられました。
正直まだ足にフィットしていないので靴擦れもありますが、そんな事も含めて革靴の良さかなと実感しています。
数年後くらいには、自分にとって手放せない1足になっていれば良いなと想像を膨らませてしています。


ミドルカットブーツの特徴を活かして、ワイドパンツの裾をロールアップしてソックスが見えるか見えないか位で
合わせる履き方が好みです。これから冬になるとトップスのボリュームが出てきますので、足元を少し軽く見せると
バランスが取り易いと思います。季節的にはウールのスラックスパンツやコーディロイ素材なども相性がいいのでは
ないでしょうか。


革靴を履くと何だか自然と背筋が伸びる感覚があります。
足元を引き締めるだけで、着ている洋服全体がすっきりとまとまりが出てくるのも何だか嬉しいです。
冬場は足元の選択肢が必然的に減ってきてしまうので、気持ちが上がったり、履き心地が良かったり
出掛ける事が楽しくなる様な、そんな靴の選択肢を増やすことができたら良いなと毎シーズン考えます。
冬の厳しい環境下の中でも、場面によっては防寒靴以外のバリエーションが必要な時もあるかと思います。
オンオフで万能なSANDERSのブーツ、ぜひご覧ください。

PageTOP