11月5日
holk LODEN COAT
color BLACK
price 68000+TAX
size 2 HOLD
割と毎日掃き掃除はする方ではあるのですが、昨日は余裕が無いとしない部屋の片付けを進める事が出来て、
それだけで何だかとてもスッキリとした気分。だいぶ積み重なってきていた雑誌やら本の仕分け。
そういえばこんな本を買って読んでいたなぁと・・・そこで開いてしまうと時間が止まってしまうので(笑)
懐かしさや恥ずかしさの余韻に薄っすら浸りながらも、サクサク片づけました。
次の休みは物置状態になっている押し入れを・・・。やる気が出たらやろうと思います。
変わらない部分や残しておきたい物もたくさんありますが、常に自分の感覚の部分はアップデートと言えば良いのか、
ワクワクする様な事を考えながら日々を過ごしていきたいものです。
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愛知県尾州地区で地場産業を活かした質の高い素材を作り続けるholk。
その中でも薬品を使用せずに本来持っているウールの特性を活かしたコートやジャケット類は毎シーズン完成度が高く
更に保温性も抜群で寒さの厳しい地域に暮らしていても、しっかりと冬の寒さを凌ぐことが出来ます。
今シーズンはよりクラシカルな雰囲気のコートをリリース。
LODEN COATはオーストリアの貴族が着ていたとされる狩猟用に作られた防寒用のハンティングコートで
良く見かけるチェスターフィールドコートよりも、より趣があり着丈も長く設定されています。
ご用意出来るサイズは2のみで着丈113CMあります。
足の動きやしゃがんだりした際には多少注意が必要な丈感かもしれません。
縮絨したウールの生地は保温性が抜群で、この見た目のコートに対する軽さにも驚かされます。
古い織機を用いて作製されるウールは空気を多く含んでいて、それは生地の軽さに繋がる部分で
通常の織機と比べて時間は掛かるのですが、軽くて暖かいという理想的な素材に仕上げる事が可能。
長時間着用していても疲れにくく、パターンもゆったりとしているので動き難さは皆無です。
肩の作りはセットインスリーブ。
フロントのデザインはラペルがさり気ない大きさで付くのですが、完全なテーラーの作りではないので
ラペルを立てて表情を変化させて着るのも勿論◎
伝統的なコートをモチーフにしていますが、holkらしい抜け感のある表情とクラシックで重厚な雰囲気を
両立した見事なデザインだと思います。ジャストサイズではなくざっくりと羽織る方がこのコートのイメージに
合いそうですし、生地自体に暖かみがしっかりとあるので、そこまでインナーを着こまずに冬でもすっきりとした
着合わせをお楽しみいただけると思います。
男性・女性に関係なくサイズ感やシルエットを気に入っていただけた方にお勧めです。
裏地は総裏で滑りの良いキュプラの生地とのコンビ―ネーション。
コートに求められる条件の1つ、脱ぎ着のし易さと2枚仕立てにする事で保温性に関しても圧倒的に変わってきます。
ポケットは左胸の内側に3つ完備されていて、右側にも1つで内ポケットだけで合計4つ。
表側には大きなハンドウォーマーポケットと左胸に小さな箱ポケットが付く仕様。
作り込みも申し分ないと思いますし、手の込んだ縫製を可能にするのも近くに工場がありデザイナーの意図を
しっかりと伝える事が出来、それぞれの役割を持って連係を図る事が出来るからこそだと感じています。
バックスタイルはセンターにスリットが入ることで、着丈が長くても動きを制限されずに歩くことが出来ます。
保温性を重視して且つ街歩きを出来るコートをお探しの方にお勧めの1枚で、クラシックなデザインのコートは
個人的には車移動の際にも良いとは思うのですが、基本的には外を歩く時でも寒さからしっかり身を守るために
着る方が本来のコートの役割を果たしてくれて、尚且つ街の景色にも映えると思います。
特に盛岡の街は冬の寒さは本当に厳しいのは確かですが、個人のお店があちらこちらに点在していて街歩きが
楽しめるので、防寒性のあるコートを颯爽と羽織って冬を楽しむのも良いのではないでしょうか。
holk MAC COAT
color NAVY
price 53000+TAX
size 2 SOLD
もう一型はハーフコートを少し短くしたようなデザインの”MAC COAT”
素材はつるりとした毛足の短い質感のウール100%で、癖が少なくシンプルなデザインで上質なウールの質感が
画面を通しても伝わりそうなコート。トップ釦のみ剥きだしで、それ以外は比翼で隠れる作り。
肩のラインはラグランスリーブを採用し、こちらもキュプラの裏地を張り合わせた総裏2枚仕立て。
本格派のコートをショート丈にアレンジしたようなオリジナリティが溢れるデザインに仕上げています。
車移動中心の方や自転車で行動される方には、使い勝手の良い1枚に感じて頂けるのではないでしょうか。
このコートを見た時に袖は結構太めの設定なのですが、ラインがすっきりと納まっていて、昔ながらのコートの
ざっくりとした野暮ったさを感じさせながらも、どこか綺麗に見えるように絶妙に調整している様に感じました。
脱ぎ着はとてもスムーズですし、保温性に関しても冬を越せる位のクオリティの高さを実感して頂けるはずです。
色は濃紺で組み合わせのし易さと汎用性は言わずもがな。
少し前まではロング丈のコートが断然格好良いと、固定概念の塊でしたが(笑)
最近は短い丈のアウターやコート類も格好良いなと思い始めて、少しずつですがセレクトするようになりました。
温暖化の影響も多少なりともあるのかもしれませんが、行く場所や天候などによって素材違いや長さの違う種類を
幾つか使い分けられるのが理想です。
とっておきの1枚だけで冬を過ごすのは出来ない事はないと思うのですが、温度差や気候が目まぐるしく変わる地域に
暮らしていると正直難しいような気がしています。天然素材で味わいのある洋服と、動き易さと暖かさを重視したものとを
バランス良く着こなしながら、更に言えば年齢や気分に応じて買い足しながら過ごせるほうが良いと思っています。
冬のコートは大きな買い物になるのは間違いないのですが、それこそ最低でも3年から5年位は着る事を想定しながら
選ぶと今現在と3年後に着ているイメージがあるかどうかなど、選ぶ基準がある程度定まってくるのではないでしょうか。
ご用意出来るサイズは2のみで、大よそのイメージでメンズのMサイズ~細身の方であればLサイズ位でしょうか。
ブルゾン感覚で羽織れて、着合わせも深く考え過ぎずにさらりと羽織れるのが良さだと思っています。
普段穿いているデニムやチノに、足元は革靴で引き締めるも良いでしょうしスニーカーでトップスの重たさを
軽減するのもバランスが取り易いはずです。冬の寒さから身を守るコート。折角であれば自分が納得して気持ち良く
袖を通す事の出来る1枚を手にしてみては如何でしょうか。
どちらのコートもハンガーに吊るしておくだけでも佇まいが素晴らしいですよ。
2020/11/05 | 4:10 PM | holk・LOCALLY