11月28日


nisica     ベスト

color      BLACK

price      26000+TAX

SIZE      1    /    2    /    3    /    4  

とうとう街中にも正真正銘の雪が、一瞬でしたが積もりましたね。
冬のスタートを感じさせる朝でした。
数年前までは寒くても心と身体にムチを入れて色々と動き回っていた気がしたのですが、ここ最近は余程の事でない限り
無理をし過ぎずに、日常を極力浮き沈みのないようにフラットな気持ちでお店を開け続ける事を優先するようになりました。
忙しさや何かに追われないという事が案外大切で、小さな心掛けを意識していると心の余裕が生まれてくるのでは
ないかと最近になってようやく気付かされました。

nisicaのお二人が作りづけている洋服は、時代の流れを完全に無視するのは難しいですが
自分達の軸を崩さずに独自の空気をしっかりと纏わせながらマイペースでやり続けている事に感銘を受けます。
今シーズンは定番アイテム以外に、新作としてリリースされた商品が多くラインナップされていたのですが
その中でも新しい感覚のあったベストと、以前から得意とするデザインのコート2型をセレクト。
どちらのアイテムも共通の素材(ウール90%・ナイロン10%)で作製をされています。
※コートは明日ご紹介致します。


今シーズンのnisicaを象徴するデザインで、ハンティングやフィッシングと言ったような機能的なポケットを配して
見た目にはややオーバースペック気味なベストが、妙に惹かれるのは私だけではないはず。
見るからに重たいしっかりと目の詰まったメルトンは中肉よりもやや厚みがあって、
着始めは若干ですが固さを感じる生地感。
その分の暖かみは抜群でインナーにしても良いですし、サイズを上げてシェル系のアウターを着用した上に
重ねる着方も、このベストであれば中々サマになるのでは無いかと想像します◎
それ以外にも何やら色んな着こなしの想像を掻き立てられる1枚だなと感じます。


トップ釦のみ剥きだしで、残りの釦は比翼になり隠れるデザイン。
Vゾーンは浅く設定する事により、カットソーは勿論ですが個人的にはシャツとの合わせが抜群に感じます。
インナーダウンなどの軽量で暖かな素材感も良いですが、クラシックなウールの雰囲気漂う生地感も負けず劣らずで
着用した際のがしっとした雰囲気は重厚さがプラスされます。
機能性に傾き過ぎると着合わせがさっぱりとし過ぎますし、かと言って重厚な生地感ばかりを着ていると
疲れてしまったりするので、その日の気分によって素材を使い分けられるようになると洋服の着こなしに
奥行と異素材同士を組み合わせる面白さが出てくるはずです。


今までのnisicaのイメージからすると、少し指向を変えたように映るベスト。
どちらかと言えばオーセンティックなアイテムをありのままを崩し過ぎずに、けれども抜け感というか軽さも
持ち合わせているのが流石と思わせてくれる絶妙な匙加減。
気合を入れ過ぎずに袖を通せるのは着易さにも繋がり、日常着として違和感なく景色にも溶け込む理由かもしれません。
らしさを感じながらも、いつもとは明らかに雰囲気の異なるベスト。是非お試しください。

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