定休日のお知らせ

明日から11月がスタートですね。
1日(水)は定休日でお休みとなります。
Riverの新作パンツとウールベストが想像していたよりも早く届いて、気持ちが上がっております。
明後日2日(木)10:30よりお待ち致しております。

10月24日

holk    CARDIGAN

color    OYSTER

price    27500-

SIZE    2    /    3  SOLD

太陽の光と暖かさが戻ってきてくれて、マイナスになりかけていた気力がチャージされました。
週のはじまりに、この秋晴れの爽やかな開放感のある気候は、ありがたいですし嬉しいです。
お店にいる時も暇を見つけては、陽の当たるところで体を伸ばしたり曲げたりしています。
体と気候が馴染むのが難しい時期ですが、無理と我慢をせずにあたたかくして
季節の美味しいものを食べて、10月も日々、元気に過ごせますように。

カーディガンという存在を意識する様になってから、良さそうな形と素材のカーディガンに出会うと
オーダーをせずにはいられず。
今シーズンholkで展開されていたのも、見てしまったが為にこうして店頭に並んでいます。
自分の理想とする形にぴったり当てはまらなくても、それぞれにブランドの特性や色があるので
あとは実際に着る方のイメージにしっくりくるのであれば、それがベストだなと思います。
まだまだ、奥が深いカーディガンの世界です。

素材はextra fine woolという超極細のウールを使用。
カシミヤにも近い風合いと軽さが特徴で、それでいて密度と伸縮性がしっかり感じられます。
Vネックラインも広く深く開きすぎず、シャツでもTシャツでもどちらにも合わせられる良い塩梅です。
前立てはリブ編みで、大きめのボタンも相まって、キリッと整った表情がとても潔く感じられます。
ポケットを付けていないところも、意外と見える印象が変わってくるところ。

アームの太いシャツを着ているので、少しだけ袖のバランスが合わず着る際にモゴモゴしましたが
それでも袖口まで通してしまえば、すんなりと収まってそれ以上の違和感は感じませんでした。
身幅も適度にゆとりがあり着丈はあまり長くなく、裾と袖口のリブのホールド感がきゅっとしていて
そのちょっとした引き締めが、良い緊張感というかメリハリにもなりますし、ベーシックな服の
安心感や服装の軸の部分にも繋がるのかなと言う感覚がありました。

肩は柔らかに曲線を描いたラグランスリーブで、つなぎ目のリンキング処理のみで仕上げる
ニットならではの着心地。厚みも中肉よりはやや薄いぐらいの肉感ですので、寒くなってから・・・
というよりは、少しだけ先取りをしてTシャツに羽織る。などという事もしてみても良いなと
思う様な、ウールでありながら、とても軽やかな生地感と佇まいです。

様々なカーディガンを着る様になると、そのカーディガンに合うインナーを探す様になり
久しぶりに?シャツを着る日々が続いています。
形は少し特殊ですがブロードのシャツも、気持ちがいいですね。
こうしてカーディガンと何か。を組み合わせた装いが引き続きブームとなりそうな秋、そして冬へ。
衣替えと冬支度の合間に、ぜひお運びくださいね。

定休日のお知らせ

明日25日(水)は定休日となります。
明後日26日(木)10:30よりお待ち致しております。

10月21日

holk    PULLOVER SHIRT

color    NAVY

price    27500-

SIZE    2    /    3 SOLD

キーボードを打つ手が完全にかじかんでいる。今日の盛岡、最低気温6℃、最高気温12℃。
セーターを着ようか迷いましたが、ここは何となく一歩踏みとどまって起毛のスウェットを。
お昼ごはんも、急に暖かい汁物が恋しくなって、朝から鍋一杯の豚汁作りに勤しみました。
瞬く間に10月も後半に差し掛かり、見渡せばいつの間にか木々の色付きもすすんでいて
もう冬は目の前に迫っているのですね。。。

今までにお店に展開した記憶が殆どなかったウール素材のシャツ。
あまりに生地のドレープが奇麗で展開せずにはいられなかったのと、変則的なプルオーバーのカタチに
僕の中で新しい扉をノックされたような感覚になりました。
どのタイミングでどう着るかというのは、まだはっきりとしたイメージは湧いていないのですが
シンプルにチノパンに革靴を合わせて、ステンカラーコートをざっくりと羽織る。
毎日着たくなるようなコットン素材のシャツとは全くもって違いますが、艶のある大人顔のシャツは
気持ちのメリハリを付ける意味でも、何だか手にしておくと素敵な予感が勝手にしています。

素材はウール50%・レーヨン45%・シルク5%で、経糸ウール、緯糸レーヨンシルクを交織した生地。
つやつや、滑らか、トローンとする、これは間違いない生地というのを脳が瞬時に判断してしまう
holkオリジナルのファブリック。色はダークトーンのネイビー。
最近自分の中で、生地が身体に纏わりつき過ぎない素材感と、パターンがとても気になっていて
その二つの要素がバランス良く組み合わさっている点も、セレクトをした理由です。

袖先にカフスはなくシンプルな筒袖。
前回ご紹介しましたenginner jacketにも共通する、袖の太さをしっかりとキープさせている点。
くるっと捲って着用するも良し、そのままだらんとさせて生地のドレープを楽しむも良し。
作り込みをし過ぎずに、適度な距離感とラフさが所々に混じり合うのがholkの洋服の面白さだと思います。

胸にスラッシュでポケットが1つと、両サイドにもポケットが付き、全部で3つ。
ヨークなども無いので、ただ純粋に生地を纏う感覚に特化したシャツとも捉えることが出来ます。

ゆらゆらと安定しない、ウール・レーヨン・シルクの織りなすゆらぎをダイレクトに感じながら
シャツなのかどう着るのか、自分なりの落としどころを見つけて頂きたい一着です。
普段着としても勿論お勧めですが、お仕事もそれとなく自由な服装でOKという方にも良いと思います。
適度な緊張感を持ちながらも、リラックスした着心地を実感して頂けるのではないでしょうか。

10月19日

River    PLAIN CARDIGAN

color    DARK NAVY

price    30800-

SIZE    4    /    6    /    8   

昨日の定休日は朝早起きをして、夏服をせっせと洗い、この眩しい日差しを逃すまいと
1階2階の窓辺にハンガーをかけられるだけ目一杯干してから、いつもの温泉へ直行ー!
の手前でピザを頬張り、帰りにはソフトクリームを食べて家に戻れば、カラっと乾いた
洗濯物が太陽の匂いで、何とも言えぬ充足感でいっぱいに。
試合開始直後から、うとうとしながらクライマックスシリーズを観戦。最高の休日になりました。
オリックス・・・強い!!

Riverの新作はずっと頭の中で思い浮かんでいたイメージを、ようやく具現化したカーディガン。
店頭に並ぶまで紆余曲折あり、一時はどうなるかと不安がよぎりましたが、無事にこうして
ご覧いただくことが出来て、ホッとしています。
デザインとしては、とにかくシンプル。その一言に尽きます。
とにかくシンプルなカーディガンを、肌当たりが良く適度なウェイトで春・秋・冬の3シーズンを
違和感なく着用出来るような万能な1枚を目指しました。
先ずはメインとなる素材ですが、コットンとウールを半分ずつ位の配合が使い勝手が良いだろうと思い
そのイメージで探していると、目に留まったコットン52%・ラムウール38%・カシミア10%の編地。
ボリュームも良さそうで、肌当たりも抜群。作り手の方と打ち合わせをする中でラムの質が抜群との事。
素材はこれで決定し、次はデザイン案に移ります。

前立てを無くし、さらにポケットの付属も付けない究極にシンプルなデザインを目指しました。
機能性をプラスするのであればポケットは必要かなと思ったのですが、シンプルさを際立たせるために
あえて機能性は求めずに、ただただ羽織って心地良いことを一番に考えました。
袖と裾のテンションは緩く、そして設定を短めにするというのだけは頑なな姿勢で組み立てていきます。
着る地域によってかもしれませんが、岩手に住んでいると寒さというキーワードは付いて回るので
スウェットの上からでもストレスなく着用出来るように、肩の仕様はラグランスリーブに。
肩回りから袖にかけても適度なボリュームを保つように心掛けました。

ニットの自然な揺らぎのある表情。生地がべたっと身体に密着し過ぎずに適度な空間を保ちながら
時間を過ごすことが出来るのは、布帛にはないニットの特権ではないかと。
編地ならではの動き易さは、当たり前に着る日常着としての機能性をしっかりと満足させてくれると共に
身体を包み込んでくれる、ほんのりとした暖かみと軽さは長時間着用していてもストレスになりません。
今回で二度目のニット作製でしたが、前回よりもニットの面白さ・深みに気付けたような気がしますし
素材同士の組み合わせ方で無限に世界が広がるような、大袈裟かもしれませんがそんな感覚を覚えました。

Vゾーンは深過ぎず浅すぎずの設定。
ボタンは丸みが特徴の山高タイプで全部で5つ。素材は本水牛を贅沢に使用しました。
良い素材のニットを羽織ると、インナーにブロード素材のシャツが着たくなってしまい
急遽Riverの新作としてPOシャツを作ってしまった経緯があります。
それ位にニットが持っている魅力というのは、計り知れない事にも気づかされました。

color    APRICOT

price    30800-

SIZE    4    /    6   /    8   

カラー展開は2色。間違いない色とそうでもない色をどうしても作りたいと考えていました(笑)
色見本の中から3色に絞って、最後は僕の独断と偏見で。羽織るだけで嫌でも元気になりそうなAPRICOTを。
秋冬は自然と色のトーンが落ち着いてきてしまうのは必然ですが、それ一辺倒だとマンネリしてしますので
ぱきっとした空気を纏えるカラーは、想像しているよりも案外ハマってくれると思います。

サイズ展開は3サイズ。
サイズ4=レディースLからメンズM位まで
サイズ6=メンズL~XL 
サイズ8=メンズXL~XXL位まで

※サイズ8はXL体型の方がゆったりと着れる位の大きさがあるので、ある意味では希少なサイズ感。
※身長178cm 体重62キロ 着用サイズ6

ニットという存在に僕自身が魅了され、織物と編み物の違いに俄然興味が湧いてきました。
編み物の不安定さに翻弄された場面もありましたが、難しさも含めてカタチになった際の喜びは
また一塩で、手前味噌ですがこの土地に合うニットカーディガンが出来上がったと思っています。
僕達も朝と晩はこのニットが手放すことが出来ず、寒暖差の大きな季節でも温度調整が可能な
心強い一着になってくれるのは間違いないはずです。
既にサイズ欠けが出ていますが、ニットの魅力を知るきっかけになって頂ければ嬉しいです。

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