11月7日

AULICO   WOOL JACKET

color     BROWN

price     41800-

SIZE     S    /    M    /    L SOLD

11月に入ってからもどこか北国の本気を見せていない気候が続いていますが
週末頃からはちゃんといつも通りの冬予報。こちらはストーブも灯油も準備万端!
そんな週末は由利本荘への遠征を控えているので、ゆっくりと安全に峠を越えて
冬物をお届け出来れば良いなと思います。
そんなタイミングでAULICOの不思議な魅力が詰まったジャケットが届きました。

数年前のちょうど秋頃だったと思います。
都城のお店にお伺いした際に、角が全くない1枚のジャケットを手にしました。
それは生産から上がってきたばかりのタイミングで、気持ち良さそうにサイズ毎にラックに下がっていました。
表地がヤクウールで染色していない深いブラウン。モコモコとしていて厚みがあって
ぬいぐるみのような可愛らしさが優先しながらも、何処か背筋が伸びるような感覚もあって
色々と他にも目移りする中で、真っ先に購入を決めました。
ボタンはスナップ釦が2つだけのシンプルな仕様。何かに当てはまるようなモノがないので
僕は勝手に丸いかたちのジャケットと命名してしまっているのですが、押しつけがましくなく
大袈裟になり過ぎずに、身体のラインを隠して包容力に長けたジャケットです。

表地は所々にネップのあるウール100%に、白の裏地(滑りが比較的良いコットン)の総裏2枚仕立て。
パッチポケットが2つと、スタンドカラーの襟、特筆するディテールはないのですが、主張がないところに
主張を感じるという、何処か矛盾したものを感じるのは僕だけでしょうか。。。

一足先に昨年自分用に購入をして冬を過ごしてみましたが、盛岡の様に寒い地域でも十分な保温性を確保。
袖周りもゆったりとした設定ですので、それなりに厚みのあるインナーを着用しても問題ありません。
サイズ感はユニセックスで表記通りのS・M・Lで間違いありません。
※BROWNのSとMサイズは有難いことに完売しております。

素材の雰囲気も含めて、揺らぎのあるジャケットだと思います。
コートの様に捉える方もいれば、ジャケットの延長線上というイメージも湧いてきます。
何かに限定することなく、自由な意思を持って着て頂ければ、時間の経過とともに着るタイミングと
イメージの輪郭がはっきりとしてくる、そんな風に思っています。
かく言う僕も、まだ昨年の冬のみだったので、凄く親しい関係にはなっておらず、今年はもう少し距離を
縮められたら良いなと、楽観的な気持ちをもって袖を通したいです。

ある程度、冬用のコートをお持ちの方も多いと思いますので、それとは少し角度を変えたジャケットは
車移動中心の方には、裾のいちいちを気にせずに手に取っていただけると思います。
モコモコとした感覚も全くない訳では無いですが、ストレスにはならないと思いますし
ふわっと暖かくて軽いので、どちらかと言うと癒されるのではと思います。

※身長178cm 体重62㎏ 着用サイズL

color     BLUE

price     41800-

SIZE     S    /    M    /    L

BROWNの選び難いようで不意に惹かれる良さと、BLUEならではの組み合わせの面白さ。
昨年まではBROWN一択だと思っていたのが、今年はBLUEが可愛いく見えてしまう。。。
この揺らぎが良いのですよ。だから洋服は楽しいですし、明日になったらやっぱりBROWNだよねって
言っている可能性もある訳です。今週末からこの辺のウールの温もりを自然と欲する予報ですので
ぜひお選びいただけたらと思います。

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