6月12日


“JOJO”とは
京都・祇園の老舗履物匠「ない籐」
明治30年に開業し創業以来「その人に合うものしか作らない」という方針を変わらずに貫き、
お客様お一人お一人に合わせたお誂えの逸品を提供し、歴史を守り続ける老舗履物屋。
足の採寸を行い対話を交わして誂えた履物は「足裏が酔う」フィット感と称えられています。
長きに渡り日本の歴史ある履物文化に携わってきた「ない籐」が、現代のサンダルを新たに描き直し
今までにない新しい履物のカタチとして ″JOJO″ を作製しました。

FilMelange  HAKIMONO SP

color       melange  

price       30000+tax 

SIZE       23-23.5cm    /    24-24.5cm


昨日梅雨入りした盛岡。
これは梅雨というより冬では?と思うほど、びゅーびゅー冷たい風が吹いています。
今週は最低気温が一桁?!の予報もあり、寒暖差の激しい日が続きそうです。
うっかり薄着で出掛けてしまった日には芯から冷えてしまいそうな気候ですので、
どうぞ体調管理に十分に気をつけてお過ごしください。
こんな冷やっとした日にご紹介するのはどうかと思いつつ、それでも今日はこちらのサンダルを。
京都・祇園の老舗履物匠の「ない籐」が作り上げたビーチサンダル”JOJO″とrasikuで今週末POP UPを控える
カットソーブランドの″FilMelange″による協業商品となる『HAKIMONO SP』
日本の伝統的な履物である草履が、現代では世界中あらゆる場所でサンダルとして形を変え親しまれています。
そのサンダルの原点を見つめながらも未来への物作りへの挑戦をし続けるというコンセプトで、
ビーチサンダルのフォルムへと昇華をした鼻緒付きのサンダルは、正に新しい価値観を生み出していると言えます。


今回協業商品として作られた″HAKIMONO SP″は、鼻緒の部分が特別な仕様になっています。
極上の生地を作り上げるFilMelangeが定番のカットソーに使用している″ニューリンダコットン″の糸を使用した
″ニューリンダ裏毛″が用いられた、なんとも贅沢でそれでいて斬新な井出達の鼻緒。
履き心地と肌あたりという部分にとにかく特化したサンダルは、足を入れた瞬間何とも言えぬ新感覚を体感できますし
洋服と組み合わせた際に何処か抜け感のある、面白さという部分も表現する事が出来ます。


鼻緒の表面には人口革で作製された″ウルトラスェード″を組み合わせて、すっきりとした顔立ちのサンダルに
仕上げられています。ソールにはタイヤなどにも用いられている″SBR”という耐久性に優れた素材を使用。
適度に弾力性があって長時間歩いても疲れにくいのが特徴で、歩行する事を目的としたサンダルを実現しています。


サンダルならではのラフな印象はどこか都会的であり、それでいて日本人が古来より持ち合わせる履物文化を
ベースにしたデザインであるからこそ凛とした佇まいの両方を兼ね備え、一つのサンダルから色んな視点で
履く事を楽しめるようなアイテムにも感じます。
素足で履くのが何よりもお勧めですが、最近では足袋型のソックスも多く展開されていたりするので、
ソックス×サンダルをパンツスタイルと組み合わせるのもお勧めです。
サイズに関しても、休息用としてやリラックスして履く場合には踵を合わせるか、少しゆったり目のサイズ感を。
活動的に履く場合には少し踵が出るくらいのサイズですと、指股にしっかりと力が入り重心を下げて体が使えるので
1日歩いても疲れない履き方が可能です。そんな履き方が粋だという事も伺いました。
好みのフィッティングはあると思いますので、実際に足を入れた印象で決めて頂きたいです。


今季は今までとは異なる視点で、より夏の装いが楽しくなったり、暑い日でも開放的に元気に過ごせる様な、
服や小物を展開したいなと思っていました。
そんな想いもあり、昨年は直営店のみでの販売だったJOJOのサンダルが今季は全国展開するというのを見た時に、
「あ、これはなんだかお店に並んでいたら新鮮だし、楽しいかも!」とオーダーしたのです。
色のバリエーションや足元のバリエーションの引き出しを増やす事で、今までとは違った自分に出逢えたり
今までとは違った夏の過ごし方に出逢っていただけたら嬉しいなと思います。
夏はビーチサンダル必須!という方にも、ぜひ。気になった方のお越しをお待ちしております。

PageTOP