7月14日


nisica    ガンジーネックシャツ半袖

color    ブルー

price    15000+TAX

SIZE    1    /    2    /    3    /    4 

nisicaのアイコンとも呼べるディテールの1つ。
首元がスタンドの形状のカタチをした″ガンジーネック″と呼ばれている、英国のガンジー諸島で作られている
伝統的なフィッシャーマンセーターからデザインを踏襲したもの。
ガンジーセーター自体は男らしいクラシックな佇まいですが、nisicaが作るガンジーネックのアイテムは
何処か抜け感のある表情が好みで、着る人の個性をそっと引き立たせてくれる存在に感じています。
前回は長袖を紹介しましたが、素材とブルーの色目がとても気に入ったので半袖バージョンもセレクトしました。
半袖のシャツは今まではあまり展開してこなかったのですが、ここ数年のあまりの暑さに必要不可欠に感じ
インナーにタンクトップやノースリーブを合わせると、風が身体を心地良く抜けてより涼しく着られるので
種類は多くないですが、気に入ったものが見つかれば提案をしていきたいと思っています。


デザインの一番の特徴と言える″ガンジーネック″は、ワイドに開いた首元にスタンドになった衿元が
オリジナリティに溢れる表情を生み出します。見た目はどちらかと言えば柔らかな雰囲気に映るので
パンツはあえて土臭い軍パンやチノなど男らしいものと組み合わせると、シャツとのバランスが取り易いと思います。
足元はビルケンシュトックのサンダルやキャンバス素材のスニーカーなどの力の抜けた靴との相性が◎


夏場は″ブルー″が特に映える季節で、1枚で着た際のシンプルになり過ぎない所が気に入っています。
ブルーといっても青が強く主張していない、ちょっと変わったくすんだ色目がなんとも″nisica″らしい所。
色のあるものを少しでも取り入れると新鮮な感覚になりますし、ベーシックなアイテムの着方も変わってくるはずです。
最近は色のはっきりとしたアイテムも展開しているのですが、取り入れ易さでいうと落ちつきのあるブルーは
ワードローブにすんなりと受け入れてもらえるのではないでしょうか。


特別な雰囲気や非日常に着るのではなく、あくまでも日常着として、ベーシックな雰囲気を持ちつつも
デザイナーの癖やイメージがきちんと洋服に表現されている事が良いなと思っています。
毎シーズン素材を変えながら同じものを変わらない温度で作り続けている姿勢も今では希少な存在に感じます。
気に入ったアイテムをシーズン毎に提案し続けられるというのも、時代の変化やスピードに流され続けずに
自分達のペースでやれるという安心感にも繋がります。

ohh nisica  ヘンリーネックシャツ半袖

color     ブラック

price     14000+TAX

SIZE     2    /    3    /    4 SOLD

もう一型ご紹介。ohh nisicaから布帛素材を用いたヘンリーネックシャツ。
コットン80%・シルク20%を掛け合わせた着心地抜群の素材で、ゆったりとしたシルエットの
ヘンリーネックシャツに仕立てています。
カットソーではない所がポイントで、夏場の単調になりがちな着こなしにアクセントになる1枚。
ワイドシルエットのパンツやショーツに合わせて、ざっくりと着て頂くのがベストです。


釦は全部で3つ。
ネック周りを白でパイピングし、アクセントを持たせています。
細い糸を使い透けるくらいの生地感なので、風が心地よく抜けていきます。
シルクが20%入る事で、生地の表面にうっすらと光沢が出てカジュアルな中にも上質な雰囲気をプラス。
リラックスした着心地ですが、布帛で仕立てる事で崩し過ぎない半袖シャツに仕上がっています。
シャツとカットソーとの丁度間を取ったようなアイテムは、コーディネートの隙間を埋めてくれるような
いぶし銀な活躍をしてくれると思います。


年齢を重ねるにつれて、夏の服装にも引き出しが増え、以前よりもずっと夏という季節がより楽しく
感じられるようになってきました。
特に今暮らしている土地では夏がとても短いからこそ、その一瞬をどう過ごすかをより考えるようになって
その時の気候と街の景色、今の自分が気になったり好きだなと感じるものを、素直に身に着けて毎日を
楽しく過ごしたいという気持ちが大きくなりました。
今までは長袖を捲っていれば良いかなという気持ちでいたのですが、半袖のシャツを着てみると涼しさの感じ方が
別物だという事に気付かされて、それから少しずつ夏らしいアイテムを増やすようにしています。
これから梅雨が明ければ夏本番です。
季節に合った服装を心掛ける事で、毎年来る″夏″がより楽しくなるかもしれません。
ぜひ涼しい服装で短い夏を過ごしてみては如何でしょうか。

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