6月30日


STYLE CRAFT WARDROBE CARDIGAN♯4

color     DARK NAVY

price     30000+tax

SIZE        /      /    SOLD

color     MID NIGHT

price     32000+tax

SIZE        /   Ⅱ   /    SOLD


毎シーズン欠かさずに展開をし続けている″STYLE CRAFT WARDROBE″が作るカーディガン。
この1枚があればカーディガンを探す必要がなくなる・・・と思わせてくれるくらい完成されたデザインだと思います。
今シーズンは、しっかりと目の詰まった型崩れの心配がない天竺素材とドライなタッチで夏場でも活躍する鹿子素材の
2種類でご用意しました。深すぎないVゾーンはカットソー・シャツどちらにも相性が良く、身頃・袖周りをゆったりと
させたパターンは、袖通りがとにかく良いのでインナーとの相性を気にせずに着られる点が汎用性の高さに繋がります。
天竺素材はある程度厚みのある生地感ですので、春先・秋口にかけてが一番活躍すると思います。
鹿子素材は、通気性が良いので初夏から秋口くらいまでが気持ちよく袖を通せるのではないでしょうか。


袖口・裾のリブは細く設定をし、テンションは入れずにそのままストンと落ちるようなシルエットを構築。
全体に程よい落ち感が生まれて、何処にもストレスの掛からない身体全体を包み込むような着心地で
一度袖を通すと忘れられなくなってしまうくらい、他のカーディガンにはない独特なバランスに仕上げています。
特徴的なディティールとして、前身頃のみに裏地を貼り合わせる事によって着用した際にふっくらとして
平面的ではなく立体感のあるシルエットを作り出しています。


肩口はラグランスリーブを採用しているので可動域が広く、脱ぎ着の際に一切のストレスを感じません。
カーディガンは様々な素材とデザインの種類がありますが、STYLE CRAFT WARDROBE CARDIGAN♯4は
どちらかと言えばジャケットの様な感覚で羽織って貰う方がデザインをより活かせると思いますし
ブロード素材のシャツなどと組み合わせる事で、ちょっとした食事会や畏まった場などでも重宝するはずです。
素材に関してもスーピマコットンを使用した鹿子素材は、超長綿ならではの表面に光沢があり肌当たりが滑らかで
梅雨時期の湿気があり肌寒さを感じる時に、風が身体を心地よく抜けて蒸れずに気持ち良く着て頂けると思います。
日中は半袖や七分袖で過ごせていても朝と夕方にカットソー1枚では物足りない時に、ちょっとした羽織を
バッグの中に入れて持ち歩くと安心感がありますし、この時期の羽織はなかなか良い物に巡り合えないと思うので
一張羅ではないですが、質の良いカーディガンを持っているだけで出掛ける際にあれこれと悩まずに済むはずです。


シンプルなアイテムほど、長く着れて着回しが利くというのが条件になってくると思います。
そういった条件をしっかりとクリアしているカーディガンだと思いますし、ワードローブの中心になる1枚で
お手持ちのカットソーやシャツの着こなしの幅を広げる役割も果たしてくれるはずです。
羽織物として下手にジャケットなどを探すのであれば、個人的には質の良いカーディガンを持っている方が
普段着として汎用性も高くなるでしょうし、想像以上に様々な場面で着れる機会がきっとあるはずです。
様々なメーカーの展示会でカーディガンを見る機会がありますが、STYLE CRAFT WARDROBE CARDIGAN♯4くらいに
見た目と着心地のバランスのとれたものを見つけるのは難しいと思っています。
是非実際に袖を通して実感して頂けたら嬉しいです。

6月29日


susuri    ピーテルワンピース

color     grey

price     35000+tax

SIZE     1 SOLD

color     black


susuriから届いた″ピーテルワンピース″は16世紀の農民画家が着ているスモックをイメージしたモデル。
前回の秋冬ではリネンとウールの素材で黒に白がぼんやりと混ざったような色味のギンガムチェックで仕上げた
同じデザインのものがあって、それはそれは素敵な生地で一目で気に入って着用していました。
ポワンッと膨らむ袖の形や、首元の開き具合とリボンで印象を変えられる所なども、生地の優しい雰囲気と
デザインがマッチしていて、暖かくなるギリギリまでここぞの時にたくさん着ていたお気に入り。
そんな大好きな形のスモックワンピースですが、今季の春夏では生地を変えて登場して下さりとても嬉しい気持ち。
しかも、今回の生地というのが昨年の夏にも展開された細番手のローンにチッチッチと静かな光のようなラメを
走らせた大人なラメ使いが際立つ風通しの良い生地で、好きな形に好きな生地が組み合わさったという完璧な
一枚ではないかと個人的には、ラックに並ぶ姿を見るだけでニヤリとしてしまうワンピースだったりします。


素朴なシルエットは緩さとリラックスした空気を含みつつ、繊細な生地のドレープ感が揺ら揺らと身体の動きに
合わせて美しい表情を見せたりと、緩さがだらっとならない所はsusuri特有のバランス感だなぁと思います。
首元の開きはリボンで調節が可能なので、その日の気候やインナーの具合、合わせるボトムやアクセサリーなど
自分の好みで変化させて着ていただけます。
ボリュームたっぷりの袖も、薄く柔らかな生地のためにそこまで強調されないのですが、ふわっとした袖の形が
お好きな方は画像の様に、軽く袖を捲り上げていただくと腕の部分がたふっと膨らんでほんのりと可愛い袖の形に。
袖口はゴムでやや強く絞っていて捲った時にはキュッと止まりますし、普通に下したままの姿でも袖の形がどこか
印象に残る様なデザインなのが、susuriが手掛ける服の魅力の一つでもあると思っていて、袖の形ひとつとっても
こんなにもバリエーションがあって、色んな表情をするのだなぁといつも密かに感動しています。


色は二色展開。
白みの強い明るくて優しいグレーと、陽に当たると静かな透け感にキラキラっとラメが光る黒。
どちらも微かに透ける生地なので、インナーに合わせるアンダーウェアやボトムは多少配慮が必要ですが
カジュアルなリラックス感のあるスタイルにも、綺麗目素材のパンツとヒールのパンプスもしくは革靴などの
パキっとしたスタイルにも合うので、オンとオフの間を行き来しつつ、涼しく過ごしたい日の一枚として
今時期から夏の終わりまで活躍してくれるワンピースになると思います。
薄手で柔らかな生地は畳んでも嵩張らないので、夏の旅先で着る服として持ち運びも便利なうえに、
締め付けや窮屈さが一切なく、ふわっと体を包み込むシルエットのワンピースはノンストレスでお勧めです。

susuri    フルッタ-パンツ

color     black

price     19000+tax

SIZE     1 SOLD


同じ生地で作られた、こちらでも何度かご紹介してきました素晴らしく万能なペチコートパンツ。
susuriでも継続して展開しているフルッタ―パンツですが、今までお選びいただいたお客様殆どの方から
「買って良かった!」という声をいただく折り紙付きのパンツです。
何が良いかというと、実際に探してみると完全にインナーとして見せないで穿くペチコートパンツは
あったりするのですが、ワンピースやスカートなどの裾の下から見え隠れして、むしろ少しだけ見えるように
着合わせたくなる素敵なペチコートパンツってなかなか見当たらないのです。
特に今時期は薄手で透ける素材の涼し気な服が多く並びますし、そんな時にあったら良いなぁという想いが
まさに形になったアイテムだと思います。
こちらも二色での展開でしたが、現在店頭には黒のみご用意しています。


また別のsusuriのワンピース(こちらもとても良い!)と合わせてみました。当然ながら良いバランス。
着丈の長いワンピースで裾がほとんど見えなかったとしても、中に一枚穿いてるだけで安心感がありますし
何より気軽にレイヤードが楽しくなる良さもあって、それが気分が上がる一番の要素ではないかなと思います。
ストライプのラメ糸は、透明な糸と撚り合わせる事でくっきりはっきり線が出ないようにしています。
また規則的ではなくランダムな感覚で線を配することで、その物にしかないリズムが生まれています。
目立ち過ぎないストライプなので、柄物にも合わせられるというのも嬉しいです。
気になられている方には迷いなくぜひ!とお勧めしたいフルッターパンツです。

明日の営業時間について


明日29日(土曜日)は、都合により営業時間を10:30-16:30までとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

古道具「日々」出張店の記録

先日4日間限定で開催した古道具のお店「日々」の出張店を終えてみて、はじめての取り組みや体験は
思考がぐらぐらと揺さぶられることが多いので、感じたことを書き残しておこうと思います。

rasikuの店内で使用している什器は、古い日本の家具やヨーロッパのアンティークの家具を中心に、
こんな什器がほしいなとイメージしていたものを、新たに作っていただき其々を混ぜ合わせながら並べています。
自分自身の感覚の中では古い物には古い物なりの良さがあり、新しい物には新しい物の良さがあって
どちらが良いというのはありません。古い物は年月が経って醸し出される雰囲気がある分、逆にそれが重たさにも
繋がってしまう事もあり、空間に対するバランスが重要だと思っています。
お店を始めた当初は什器の数も洋服も今程多くなく、出張に行った際や車で出掛けた時に少しずつ買い足しながら
5年くらいかけてようやくお店に必要な分が並べられる様になりました。

古い什器類をもっと気軽に相談をしながら、いつか盛岡でも選べる場所が出来たら良いなと思っていた所
道具屋さんの長沼さんご夫婦がコツコツと集めてきたものを別の場所で、古道具のお店としてオープンする。
という話を耳にして、とても嬉しく思ったものの中々店舗には伺うことが出来ず。
やっと今年になって見させてもらった日々で、ベルトを掛けるのに良いなと思った梯子を購入させてもらい
その場でトントンと話しが進んで、短い期間でしたがrasikuで古道具を販売をさせて頂くことになりました。
古道具に限らず洋服に関しても共通の事が言えるのですが、新品の洋服とヴィンテージやレギュラーと
言われる古着も全て同じ目線と価値観で物を見れるようになりたいと思っています。
他人の価値観や世の中の流れの中の価値観ではなく、自分自身の直感を信じて取り入れたり使ったりする事が
重要だと感じています。その中でも古い物に関しては新しい物と比べて同じものに出逢える確率が低くなりますし
日常の生活の中で着こなしたり使いこなしていくまでには、ある程度の失敗と経験値が必要ではないかと。
こうして古い物を空間に取り入れる事で、同じ商品を並べていてもいつも見ている景色とはまた違う空気が
流れている様に感じましたし、新しい感覚が芽生えたのは言うまでもありません。

自分だけの感性で刺激を得る事は、居場所を変えたりよっぽどの変化の中にいなければ限界がありますが
その人なりの目線で違う価値観を持っている方と一緒に空間を作り上げる事で、昨日まで見ていた景色が
がらりと変わることもあるんだなと改めて気づかされました。
話をしていると興味がある事、面白いと感じる事で交わる感覚があることが分かったり、長沼さんご夫妻は
県内外のイベント出店も多く経験していて、人の繋がりも広く、最近では海外へも足を運んでいたりするので
タイの話で盛り上がったり、とにかく仕事も含めて人生を楽しんでいる方だと思いました。
自分達も気になる場所へは実際に自分たちの足で歩いてその土地の空気や匂い、食べ物や人や景色に触れて
色々な価値観を直接肌で感じ、そこで得た経験を自分達でしか出来ない方法で表現が出来たら良いなと
ここ数年でより強く思えるようになりました。

今回の限定SHOPに関しても、古道具は機能性も勿論大切だと思いますが、それ以上に感覚的に惹かれる
部分も大きいでしょうし、その物が置かれる空間や置き方によって顔つきが変わる物もあると思います。
逆に洗練された空間に古い物を取り入れる事で空気を変えたりも出来るので、取り入れ方は無限の広がり
があるようにも感じます。
少しでも自分なりのイメージや想像力が湧いてくる、そんな機会になっていたらと思います。
実際に古道具が好きという方が、嬉しそうに物と向き合っている姿を見れたことや、日々さんを知ってて
中々タイミング合わず行けなかったという方が、この機会に古道具に触れて下さったり。
そういう場面が幾つかあったのが何よりも嬉しかったです。
僕らも4日間向き合った結果・・・下の写真の一番大きな什器を置いていっていただくことに。
元からあったようにお店の空間にぴったりはまっていて、洋服を置いた時により良い表情をしてくれたので
古い物はこれだからやめられないです(笑)
こうして近くで古道具や古家具が見れる事が何よりも嬉しいですし、メンテナンスの相談も気軽に乗って頂けるのも
安心して選べる理由になると思っています。

次回は日程はまだ決まっていませんが、テーマを決めてやるのも面白いねという話になっていますので
少し時間を空けて、古道具を展開する機会を作りたいと思います。
またワクワクするような楽しい事をお届けできるよう、自分達も日々を面白がっていきたいと思います。

定休日のお知らせ


明日26日(水曜日)は定休日となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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