8月15日


今シーズンから新たにお取り扱いを始めたソックスブランド″hakne”は、厳選した上質な素材を用いて
シンプルで耐久性の高いソックスを展開しているブランド。
サイズ展開はレディースのみで、殆どの製品は定番という位置付けで同じモノを毎シーズン作り続けています。
色展開にしても目を引くような色目というよりはどの色も洋服に合わせ易く、毎日でも足を通したくなるような
雰囲気を持っています。もし気に入ったソックスが見つかり履き潰してしまい買い変えたいと思った時に
同じ製品を買い足せるメリットがあり、色展開もベーシックな色目が多いのでついつい買い足してしまいそうです。
洋服で言えば最上級と言える素材を惜しみなく使っているのですが、プライスは手に取り易い価格を実現させていて
工場がメーカーを通さずに直接ブランドをやる事のメリットを最大限に発揮しているように思います。

″hakne″は暮らしに寄り添うソックスブランド。
当たり前のようなシンプルでプレーンなソックスを、自分達が本当に良いと思う天然素材を使って
最上のものづくりをしています。
一見普通のようでいて、繊細さと上質さを感じられるどこにもない定番の靴下です。
※ブランド資料より抜粋

hakne    シルクスムースソックス

color    オフホワイト     /     オートミール

price    1900+TAX

SIZE    23CM~25CM

color    モカブラウン     /     ブラック


シルクスムースソックスは、繰り返し履いても品質が維持される″ウォッシャブルシルク″を用いて作製。
シルク70%・ナイロン30%の混紡素材は、表面に程よい光沢があり品の良さを感じて頂けるはずです。
プレーンな革靴やパンプスなど、やや緊張感のある靴と合わせる事で綺麗目な表情がより活きてくると思いますし
吸湿性にも優れた素材なので、湿気のある時期などには天然素材ならではの機能がより効果を発揮して
心地よく過ごして頂けると思います。特に夏場はソックス1つで1日の疲れ方が大きく変わってくるので
素材に特化したモノを選ぶというのもお勧めです。

hakne    アメリカンシーアイランドコットンソックス

color    オフホワイト     /     アイボリー

price    2200+TAX

SIZE    23CM~25CM

color    杢グレー      /     ブラック


2つめはアメリカ産の″シーアイランドコットン″を用いたソックス。
シルクと比べるとよりしっかりとした厚みがあって、カジュアルな雰囲気が漂います。
シーアイランドコットンは、様々なコットンの種類がある中でトップに位置する″コットンの宝石″とも呼ばれる位の
高級な素材で、繊維の長さが他よりも長く短い繊維が入っていない為、着心地・見た目・耐久性どれをとっても
申し分のない素材と言えます。その素材を贅沢に使用したソックスは言うまでもなく履き心地に優れていて
手に取るだけで気持ちが上がるソックスになるのではないでしょうか。


昨日あたりからお盆で帰省された方が、ちらほらと忙しい合間を見つけてお店に足を運んで下さっていて
半年でも1年に一回でも、短い時間でもこうして顔を合わせて色々なお話を聞けるだけで嬉しさや励みになります。
毎日が当たり前に過ぎていく中で、ふと立ち止まって振り返ったり思い返してみたり、お盆や正月は自分達にとって
たくさんのご縁によって今ここに存在していることを感謝する、大切な時間になっている事は間違いありません。
岩手ではお盆を過ぎると秋風が吹くと言われていて、冷房を消して寝られる日がやってきたと思ったところでしたが
今日は再びくらっとくるような暑さに包まれています。
台風の被害もどうかこれ以上大きくならないようにと、静かに願うばかりです。
店内を見ても少しずつですが秋物も届き始めていて、今日からBLOGでコツコツとご紹介を続けていこうと
気を引き締めている所なので、どうぞお付き合いいただけると嬉しいです。

お盆期間の営業について


朝晩の吹く風が涼しく感じるようになり、過ごしやすくてうれしい反面
あっという間に訪れる夏の終わりを思うと儚くも感じます。

お盆休みに入られ帰省されているお客様もいらっしゃり、この連休中も足をお運びくださり
ありがとうございます。
今週14日の水曜日は、通常は定休日となりますがお店を営業いたします。
10:30から17:00までの短縮営業となりますが、ぜひ足をお運びいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

旅の記録 富山


旅は二日目の午後から富山県へと続きます。
金沢から富山へは高速道路を使って約1時間で到着。
お腹もすいたタイミングで先ず向かったのは、市内にある老舗のお蕎麦屋「つるや」さんへ。
あまりの暑さに迷いなく二人で冷たい蕎麦を注文。蕎麦は言うまでもなく絶品でした。
美味しいご飯に巡り合えると元気が出ますし、それだけで足を運んだ甲斐があったなとも思います。
特別感があるという訳ではなく、同じクオリティで淡々と当たり前にやり続けているお店は佇まいもそうですが
店内に入ると空気感で伝わるものがあります。次は季節を変えて温かい蕎麦を食べに行きたいです。


「つるや」さんと同じ通りで、民芸品を中心に店主の独自の目線でのセレクトされた商品が並ぶ「林ショップ」さん。
更に二軒お隣にある古本のお店「ブックエンド」さん。
「林ショップ」さんは、以前からふとしたタイミングでお勧めされていたお店で必ず足を運ぼうと決めていました。
お蕎麦屋さんを出て直ぐの向かい側、徒歩三秒ぐらいのところ。
ふぅっと深呼吸してすこしだけ緊張しながら扉を開けると、お店の隅に店主さんがいらっしゃいました。
ゆっくりと店内を見渡して、林ショップが好きだと教えてくれた人達の気持ちが分かった様な気がしました。
欲しい物があってよっぽどの物でなければ今では外に出なくても、近所にお店がなくても手に入れる事は可能な時代。
逆に言うと、この人からモノを「買いたい」とか、このお店に行ってその場で「選びたい」と心からそう思えるお店は
圧倒的に数は限られるはずです。
扱っているものが特別な物であろうとそうで無かろうと、店主の想いやスタンス提案の仕方が重要で、
国内外問わず林さんの目線で選ばれたアイテムが小さな店内に心地良さそうにディスプレイされていました。
その日は地元の作家さんが作った涼し気なガラスの器がメインに並べられ、富山の土人形に、岩手の竹細工の籠も
あったりして親近感がぐっと増したのは言うまでもありません(笑)
押しつけがましくなく、程よい距離感を保ちながら1つ1つのアイテムにきちんと自分の言葉で真摯に話をして
下さる姿は、同じようにものを販売する立場として見習うべき点や気付くことが沢山ありました。
「林ショップ」さんでは土人形や富山の家具メーカー「カキ工房」さんで作られているフォールディングチェアを購入。
並びにある、古本のお店「ブックエンド」さんでは気になった本を選んでこの場を後にしました。


車で数分の場所へ移動し、今度は富山城跡付近を散策。
こじんまりとした城跡でしたが、そのサイズ感が逆に新鮮に感じられました。
富山の街は大空襲で一度焼けてしまっていて、その後に再開発された土地という事で区画整理がきちんと
されているので道幅が広く、路面電車が通る綺麗な街並みにはとても惹かれるものがりましたし
観光客の人よりも地元の人が穏やかに生活していて、時間がゆっくりと流れている様子は盛岡に空気感が
とても似ているとも思いました。
富山に足を運んだ理由として見てみたいお店があるのもそうなのですが、一番に「人に逢いに行く」のが
目的でしたのでその場所へ向かいました。
逢いたいと思った人は、本人がまだ大学生だった頃に週末にだけrasikuで働いていた事のある「S田君」
覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、現在は地元である富山に戻って就職しているという情報を
キャッチしていましたので、いざその職場まで。気付かれないように店内に入ると、キリリと働く彼を発見。
元気そうな姿を見れて、それだけで一安心しました。(笑)
こうして人とのご縁で富山にまで来ることが出来たので、旅の目的を「場所」ではなく「人」にする事によって
何処まででも行こうという気持ちになれるのは、何だか不思議なものです。
たまたま彼が務める店内にある小さなギャラリーでは企画展「民藝の再発見 -柳 宗悦の美学を導いた南砺の土徳-」
を拝見する事が出来ました。小さな展示スペースだったのですが、昨年たまたまお客様からご案内をいただいて
仙台市博物館で観た柳 宗悦の展示や、今年に入って聞きに行った幾つかのトークイベントの内容とも
繋がる要素が含まれていて、偶然なのか必然なのか自分にとって気になっていた事がすっと解けるような感覚があって
人に逢いに行った事がプラスの方向に進む大きなきっかけになりました。


夜は市電にのって目的地に向かいます。市電が走る街はそれだけで好きになります。(軽い鉄)
おでんと魚介系が美味しい居酒屋「丸一」さんをセレクトしてくれていました。
S田君は後から合流するとの事だったので、二人で先に入って気になるものを注文。
写真はないのですが、ここの「おでん」も絶品。何を頼んでも美味しくてしかもリーズナブルな価格設定。
合流する前に食べ過ぎないようにしようと決めていたのですが、あまりの美味しさに我慢できずに親子丼まで注文し
食べ過ぎで既に大満足。仕事を終えたS田君もようやく合流。色んな話を聞かせて貰おうと思っていたのですが
ご飯とお酒の美味しさがプラスされて自分の方がテンションが上がりべらべらとしゃべり続けてしまっていたようです。
また今度ゆっくり話聞かせてね。
岩手で出逢ったのがきっかけで、未開の土地でもある富山で再会出来るのは何かの「縁」だと感じましたし、
今でも少しかもしれませんが慕ってくれている!?(笑)のは単純に嬉しいものです。


林ショップさんがある通りにある「SIX OR THITD」さんも素敵なカフェでした。
昼間にも通って気になったのですが、お昼を食べたばっかりだったので入らずにいました。
僕らが行った日がたまたま夜営業をしていたうちの1日で、たまたま居合わせた地元の方と仲良くさせて頂き
2次会も楽しい時間を過ごす事が出来ました。
こうして知らない土地に行って、偶然に知り合いになった方のお話を聞いたり、岩手の事を話したりするのは
何だか不思議な感覚があったのですが、その土地を好きになるきっかけになるのは間違いありません。
富山の方は印象として皆さんマイペースで、ゆっくりとした空気感が岩手にも通じる点に感じ肩肘張らずに
リラックスして過ごす事が出来ました。


翌朝は朝食を食べに行こうと幾つか候補があったのですが、昨日の夜に教えて頂いた「ロゼッタ オ ミケッタ」さんへ
元々はイタリア料理の「CIBO」というお店を20年以上続けていたそうですが、今年の6月にサンドイッチのお店を
オープンされたとのことで、朝7:30から開店しているので、朝派の自分にとってはこの時間からこんなに美味しい
サンドイッチを出してくれるお店が地元にあるなんて何とも羨ましい限りと思いました。
注文したサンドイッチはどれも絶品。一緒に注文をした珈琲もパンチがあってサンドイッチと一緒に合わせると
どちらもより一層美味しく感じられました。
ひょんな事から店主である森さんと話が膨らんで、盛岡の事や、共通の話題があり楽しい時間を過ごす事が出来ました。
真摯に物事に取り組んでいらっしゃる方は、どちらかと言えば商業的な発想ではなく、自分らしい表現をする為に
どうすれば良いのかを考え行動されていて、本当に短い時間ではありましたが、勝手に背中を押してもらったような
素晴らしいひと時になりました。
美味しい朝食をお腹いっぱいに食べて、帰りの車内でも美味しいパンを食べながらドライブを楽しみたいと思い、
野菜と卵のサンドイッチとブルーベリーとクリームチーズを挟んだベーグルを追加でお願いしました。
帰り際に森さんからお土産にと、メンチカツを挟んだイタリアでバラのパンと呼ばれている「ロゼッタ」を頂き、
粋な心遣いに感謝の気持ちでいっぱいになりながらお店を後に。
今度また富山に着た際には必ず行きたいお店、そして逢いたい人。本当にありがとうございました。


旅の最終目的地は移転新築したばかりの「富山県立美術館」へ
時間ギリギリまで見てみたいと思った美術館は、中に入る前からワクワクするような美しい建物。
設計は内藤廣さん。土曜日でしたが混雑することもなく時間の許す限りゆっくりと中の展示も建物そのものも
見る事が出来ました。子供も大人も誰もが其々に楽しめる空間。特に「オノマトペの屋上」という名の屋上庭園は、
訪れた人にしか味わうことが出来ない感動があります。
気温がぐんぐん上昇する中でも、言葉にして楽しめる遊具をこども達に混ざって堪能してきました。
本当はもう少し見たい場所があったのですが、その日は長岡市で行われる花火大会の日にぶつかってしまい
あまり遅くなり過ぎると渋滞に巻き込まれる可能性があったので後ろ髪を引かれつつも富山を後にしました。
車内でサンドイッチを頬張りながら、今回の旅の話を二人であぁでもないこうでもないと語りつつも9時間かけて
無事に盛岡に帰宅。旅は自分を見つめ直す良い機会でもあり、その土地の地形や文化、習慣を知る事が出来
地元の美味しい物を食べれて、生きている事をより実感する事が出来ます。
また「人」に会いに、様々な土地に足を運んで得た知識や感覚をお店に表現していきたいと思っています。
金沢・富山どちらも其々に特徴があってとてもお勧めです。ぜひ旅の候補地に如何でしょう。

旅の記録 金沢


先日まで夏休みをいただき、北陸の地へ旅に出ました。
目指すは石川と富山。行きたい場所の候補はたくさんありましたが、今回の目的は「人」に会いに行く事。
旅の目的は色々あれど、会いたい人がいるというのは良いなと思っていつも旅に出ています。
石川も富山もはじめて行きましたが、訪ねて行った友人とそして新たに出会った人のおかげで短い滞在でしたが
すごく好きな場所になり大満足の旅でした。その一部をBLOGで綴っていきたいと思います。
先ずは距離と時間ですが、盛岡から石川までは距離で約750キロ。
自宅を出発して休憩を挟みながらゆっくりとしたペースで車で走って約10時間・・・思ったより遠いですね。
東北自動車道を南下して福島県の郡山JKTまで行き乗換、磐越自動車道に乗り換えて新潟方面へひたすらに北上して
今度は新潟中央JKTで北陸自動車道へ乗り換え。最後は北陸自動車道をひたすらに西へ進んでいくと富山を抜けて
ようやく金沢に到着します。猛暑の影響もあって相当な体力を奪われました。
道中は福島では屈指のスキー場の1つ磐梯山を横切り、新潟付近では果てしなく一面に緑の田んぼが広がり
そこを抜けると日本海側に出て今度は真っ青な海が一面に。
途中知っている地名などが出てくると親近感が湧いたり、サービスエリアで美味しい物を買い込んだりしながら
長い時間ではありますが、旅の面白さと期待感を膨らませながらの道のりでもあります。


金沢にようやく着いて、丁度お昼のピークを過ぎたあたりの良い時間だったので先ず腹ごしらえ。
下調べをしておいたお店、老舗の人気洋食屋さん「 NEW 狸」さんへ。
カウンターに座って、クリームコロッケ定食と人気のヤキメシを注文。
料理を担当するのはベテランのシェフ恐らくはお父様(推測)で、盛り付けは若くて笑顔の素敵な息子さん(推測)
シェフの手際のよいフライパン捌きや、その脇でてきぱきと盛り付けをする担当の若い方の手の火傷や切り傷。
カウンター越しに勝手に頭の中で色んな背景を想像してしまい、食べる前から早くもぐっときています。
地元の方が次から次へとお店にやってきて、満面の笑みで食事をされている風景はとても心地良かったです。
味と雰囲気は言う事ありませんでした。。次は日替わりランチの「たぬき定食」も頼んでみたい。。
昔ながらの洋食屋さんは、盛岡でも食べられる場所が本当に限られてしまっているので、こうして美味しい洋食に
巡りあうことが出来て大満足の旅のスタートとなりました。


お腹も満たされて、次に向かった先は金沢を代表する場所の1つ現代美術を主に展示する「金沢21世紀美術館」
ガラス張りの建物のデザインや内装にも驚かされましたが、それ以上に感じた事は金沢市内の中心部に
このような斬新な建物が建てられている事に一番の衝撃を受けました。
美術館のイメージは街中でも少し離れた土地の広い場所に、箱型のどっしりとした重厚な建物のイメージがあったので
情緒ある街並みに対してのギャップがとても面白かったです。


前回の旅でも訪れた由利本荘にある「木のおもちゃ美術館」に行った時にも感じたことなのですが
小さなお子様から、お父さんお母さん、お爺ちゃんお祖母ちゃんまで、どの世代でも其々に楽しめる
「多世代間交流」が出来る場所が街のど真ん中にあるという事。
21世紀美術館は、自分達の様に外からの観光客や視察に来られる方も勿論多いと思うのですが
地元の方にとっても、生活しながらすぐ目に留まるところに不思議だったり面白いと感じられる作品に触れたり
見たりできる環境は年齢を重ねれば重ねる程にきっと良い影響や刺激を与えてくれるのではないかと感じました。
僕自身もつい最近まではアートに触れる機会というよりは興味があまり湧かなかったのですが、旅先で美術館に行ったり
様々な展示を見ているうちに段々と心に留まるようになってきました。
今まで無かった新しい感覚を手にすると、旅行や出張に行く楽しみが増えますし、感性が揺さぶられる事によって
また違った角度で物事を考えたり見たりする事が、自分自身の引き出しを増やすきっかけにもなると思っています。

綺麗な川が流れている街は、もうそれだけで無条件で好きになってしまうのは僕だけではないはず・・・
ちょうど鮎釣りを楽しんでいる方がいて、ただ眺めているだけで幸せな気持ちになります。
僕らのお店がある内丸周辺も裏手に中津川が流れていて、水が綺麗で穏やかな流れで、今時期は鮎が気持ち
良さそうに泳いでいる姿を上の橋付近から見るのが日課だったりします・・・
地元の方にとっては日常で当たり前の景色に映るかもしれないのですが、街中に川が流れているのは
空気の流れが良く感じますし、とても贅沢で特別な事ではないかと思ってしまいます。

今回の旅で行きたかったお店にもお伺いする事が出来ました。
古い一軒家を最低限のリノベーションで、建物の空気感を壊さずに活かした内装で
無機質な空間に器・布物・洋服が整然と並べられていて、静かに自分自身と向き合う場所に感じました。
席数は多くはないのですが喫茶スペースも確保されていて、丁度良い時間帯だったので一息つきました。
ここで注文したアイスコーヒーは「器」の持っている力と、それに負けないくらい「コーヒー」も美味しくて
心も身体も十分すぎるくらい充電が出来ました。
何か特別な体験をしたり感じる事は、旅に出たりしてその場所へ行かない限り味わう事が出来ないので
足を運ぶ事の大切さを再認識する出来事になりました。残念ながら欲しいと思った器は買えず、
次回またこの場所へ来る理由としてとって置こうと思いました。


夜ご飯は、僕が以前に勤めていた会社の頃の同僚家族と合流して久しぶりの食事会。
地元の回転寿司屋さんだったのですが、日本海が近いだけあってネタがどれも新鮮でした
今回の金沢に行こうと思ったきっかけにもなってくれた友人夫婦は、転勤でこの街で暮らしているのですが
いつの間にか二児の父と母になっていて、その姿を見れただけでもなんだか感慨深かったし純粋に嬉しかった。
昔は酷く怒ったり、暴れたり、若気の至り・・・と言えば良いのか、そんな自分だったのにも関わらず
10年以上時間が経過しても慕ってくれているのは、言葉に出来ないくらい嬉しかったりするものです。
次に逢う時はもっと電車の名前と路線、更にマニアックな情報を詰めて行こうと思いました(笑)
肝心な食事の方も人生初の「のどぐろ」は本当に美味しかった・・・
あっという間に口の中から居なくなってしまいました。北陸の海の幸も素晴らしいですね。


帰りがけに2次会と評して、金沢おでんを。
ここのお店も素晴らしい雰囲気で、地元の方に愛されている事が良く伝わってきました。
旅の醍醐味は何と言っても「食」だと思うので、美味しい物に巡り合えると、幸せな気持ちになります。
さっぱりとした味ですが出汁がしっかりと利いていて、何個でも食べられそうなおでんでした。
暑い時期に食べる熱いおでんもビールがより一層美味しく感じるのでまた良しです!!


翌朝は散歩がてら川沿いを歩いて、21世紀美術館の隣に位置する兼六園をぐるりと1周しました。
先鋭的で近代的な建物の横に、江戸時代に作られた城跡が並んでいるのが金沢の奥深さかもしれません。
歩いているだけで気持ちの良い場所でした。ここも水がポイントになっていて、この場所から城下に
水を供給していた歴史があって、市内のあちらこちらに流れる用水路は兼六園から流れていると知り
街づくりの面白さにも触れられる場所になりました。


最後はひがし茶屋街へ。
昔ながらの建物がしっかりと残されている通りで、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
ただ、あまりの気温の高さに歩いていて意識が朦朧としてきてしまったので、ここはさらりと見るだけにして
次の目的地「富山」へ向かいました。
初めての金沢は街並みと建物が古いまま残されていて、城下町らしい凛とした空気感がとても良かったです。
建物や道路が現在に至るまで残されている理由として、戦争の際にも街が空襲の被害を受けずにいられた事が
幸いしているそうです。道幅も狭く、車の運転は慣れていないとちょっと難しそう。
城に攻めて来られないように複雑に道が入り組んでいて一方通行が多く、急に専用レーンが出てきたりで
目的地まで行くまでに苦労しました。が。それも街の特色だなぁと良い思い出となりました。
高速道路を使ってお隣の富山県へ移動します。続きはまた次回のBLOGで綴りたいと思います。

定休日のお知らせ


6日間の夏休みを頂きまして、今日からまたいつも通り営業をしています。
旅先も相当に暑かったのですが、盛岡も負けずに本当に暑いですね・・・
今回行ってきた旅の記録は、また後日にゆっくりと書いていきたいと思います。

明日7日(水曜日)は通常通りで定休日となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
明後日8日(木曜日)にお待ちしております。

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