12月13日

MITTAN   PT-36 ウールブランケットパンツ

color     

price      29700-(TAX IN)

SIZE     1    /    2 SOLD

昨日の夜からニュースを見て覚悟していましたが、やっぱり寒かったですね。
目が覚めて早々に4台ある家のストーブに火を灯し、冷え切った身体にはお風呂が一番と思い湯に浸かり
ようやく正気を取り戻しました。これが盛岡が誇る冬の感覚です。間違いありません(笑)
今までが少し優し過ぎた!?訳ではないと思うのですが、この痺れる寒さ。暖かな服装を心掛けましょう。

こうなると服装も完全に真冬仕様。上も下もウールで固め、ホッカイロを背中に貼り、完全防備。
MITTANのウールパンツは今シーズンも続けてセレクトしています。
別注でお願いさせて頂いたウールコットンワイドも先週頃から急にお客様に手に取って貰う機会が増えて嬉しい限り。
素材感的には冬から春先(3月下旬4月頭頃)までで、今日ご紹介するウールブランケットパンツは今時期から
2月末頃までの真冬をメインにするイメージ。
インナーパンツ(スパッツ)を冬は毎日履くので、ウエストがイージー仕様で身体の締め付けがなく
ワイドシルエットのモノが何だかんだと一番手に取り易いのではないかと思っています。
そして、純粋にその製品自体が暖かいというのは無条件に嬉しい。MITTANが手掛けるウールパンツは間違いありません。

ウールブランケットパンツの一番の特性は、やはりこの独特なシルエット。
お尻周りからワタリにかけてのゆったりと設定されたバランスに対して、裾口にかけてのテーパード具合に
最初は驚かされます。ですが、時間の経過と共にこのシルエットが癖になってしまうのだから不思議なものです。
飛び込む勇気さえあれば、自分が想像するよりも遥かに穿き易いパンツになると思っています。
パンツの主張(素材感と切り返し)がそれなりに強いので、パンツをメインにコーディネートするのもお勧め。
トップスはスウェットなどラフなアイテムで合わせると、MITTANの独特な空気が程よく中和されて
無国籍な雰囲気に包まれるのではないかと。。。そのブランドらしさを表現するのも格好良いのですが
少しお茶目というのか隙がある方が、話しかけやすさが生まれるのではないかと思っています・・・が
どっちに振っても面白いので、見た目以上に振り幅のあるパンツに感じて頂けるのではないでしょうか。

素材は混ぜ物はなしでウール100%。
オーストラリア産のラムウール、SUPER100を縮絨させた柔らかさと暖かみが抜群の素材。
MITTANのアトリエがある京都も盆地で底冷えする地域だとお話を聞いた事があるので、中途半端なウールでは
きっと寒さに耐えられないのではないかと。だからこそ、身体の芯から暖かみを感じられる素材を生み出し
それが現代のライフスタイルに直結するようにデザインまで落とし込まれています。
ブランドのアイデンティティは入れつつも強く違和感を持たせ過ぎずに、都会の雑踏や田舎街の景色のどちらにも
溶け込むような機能性と美の両立をバランス良く取り入れているように思います。

サイズ展開は1と2の2サイズ。
イージーパンツでざっくりとしたシルエットで、ウエストも総ゴム+アジャスターで調整が可能。
ワタリの幅とお尻の弛み具合がどれ位欲しいかで選んで頂くのが良いと思います。
穿いた際の着丈の長さも変わるので、その辺りもサイズ選びの基準するのも良いかもしれません。
※身長178CM 着用しているサイズ2

color     茶

price      29700-(TAX IN)

SIZE      1    /    2 SOLD

色の展開は深みのあるグレー”灰”と、少し明るい印象のある”茶”もご用意しました。
MITTANの製品は殆どが性別に関係なく着用が出来ますので、心の赴くままにお試し頂ければ嬉しいです。

女性の場合にはトップスにワンピースなどの着丈のあるモノを組み合わせて。。。というのも裾の納まりが良いので
全体の統一感が出やすいパターンになるかと思います。
※身長166CM 着用サイズ1 裾の長さは9分丈位のイメージです。

ウールパンツと一言で言っても、暖かさやシルエットなど種類は様々。
岩手の冬を過ごす上で一番重要な事は、とにかくストレスがない穿き心地とマイナスの温度に耐えられる保温力。
更に言えば、あまりに機能性に特化し過ぎない服装として見た場合の服と人との距離感。
冬を少しでも気持ちを前向きにさせてくれる、そんなパンツになって頂ければ嬉しいです。

12月6日

MITTAN   JK-38 中綿刺し子織ジャケット

color     

price     42900-(TAX IN)

SIZE     2   /   3  SOLD

今シーズンのMITTANはこれまで定番で作り続けられてきたものと、新しい風を吹き込むような新作と
さらに引き出しが増えたラインナップで、少し前にご紹介したブルゾンJK-39DCもその一つでした。
もう一型、とても目を惹いたのがこの織りで表現された刺し子の表情が豊かなジャケットとコート。
MITTANオリジナルの生地で仕立てたそれぞれの羽織物は、見た目的には何となく秋と春頃に着るような
素材感かなとイメージしますが、袖を通すとじんわりとあたたかくて、冬場でも思いがけず手に取って
さっと着てしまいそうな、と言うよりも、ぜひ着ていただきたいと思う優れもの。
キルトの様な雰囲気も持つ素材ですが、経糸にコットンを使用して、緯糸を表面はウールの梳毛糸で、
裏面の方にはシルクの糸でそれぞれ織り上げています。
さらに見えない真ん中の層には、硬くて太めのウール単糸をそのまま緯糸で渡すようにすることで、
糸の膨らみが中綿のような役目を果たしていて、全部で三重構造という仕組みになっています。
言葉だけで一瞬で理解するのは自分達でもなかなか難しいものですが、手で触ってみるとそれぞれ素材の
感触の違いや、生地の膨らみや凹凸などなど、とても情報量が多いことに気付きます。
天然繊維だけを用いて、化繊の中わた生地に引けを取らないくらいの防寒性と快適性を目指して企画したという
だけあって、素材の可能性をダイレクトに感じていただけるアイテムでもあると思います。

先ずはジャケットタイプから。
襟元は緩やかな立ち襟で、内側でも外側でも好みでストールやマフラーを組み合わせていただけるように
ゆとりを持たせていて、TOP釦を留めても全く苦しくありません。
フロントはスナップ釦で開け閉めをする仕様ですが、全体としてそこまカジュアルな印象にならないのは
釦がむき出しになっていない事や、前身頃のしっかりとした重なりなど、機能性を意識して考えられた
デザインの美しさが凛と際立っているからでしょうか。
表地は特に細くてキレイなウールの糸を高密度に織り上げた生地なので、良く見てみると光沢感があって
みっちりしています。さらにその上に織り重なる刺し子に関しても、シルクの糸を使うことにより
もう一段階強くなるというか、素材だけではなく表情まで引き上げているような感じがします。

着用サイズは3でサイズ感は、レディスのLからメンズのMサイズぐらいをイメージしていただけたら。
ゆったりとワンピースに羽織ったり、中に多少厚手のものを挟むことを考えると個人的には3が理想的。
インナーを着込まずに見た目もスッキリと、ジャケットとして着るのであれば2でも。といった具合です。
3にすると袖丈がやや長めの設定になっていますので、その辺りは捲ったり、気になる気にならないなど
個人差がありそうですので、あくまでも目安にしていただいて、ご自身のイメージする着合わせ方や
住む場所の気候や季節、どんな景色に合わせたいかなどを大事にお選び頂くのが良いと思います。

裏側はシルクならではの柔らかでしっとりとした肌当たり。
素材の特性上しっかり吸湿してくれるので、室内に入ったときなども冬のアウター特有の熱がこもるのを
防いでくれる快適な心地良さは、着る程に肌で感じていただけると思います。
素材の特性を理解して魅力を引き出し、それでいてしっかりと機能性が感じられるMITTANの新しい羽織。
人それぞれ選ぶ際のポイントも違いそうですし、着こなしによって雰囲気が変わるのも面白いところです。
自分達としてはこういった季節の狭間を埋めてくれる羽織は、実は着る機会も頻度も沢山あると思っていて
特に北国の春先には確実に必要な瞬間があると思います。
まだ冬の先を意識するには早いかもしれませんが、ある程度冬物をお持ちの方にはぜひお勧めしたいです。

MITTAN   CT-18 中綿刺し子織コート

color     

price     48400-(TAX IN)

SIZE     2   /   3  SOLD

同素材のロングタイプもご用意しました。
ロングと言ってもお尻が奇麗に隠れる位の長さなので、車移動が中心の方にもきっと気にならないはずです。
天然素材のキルティングジャケットやコートを羽織るような感覚なので、見た目の格好良い雰囲気とは裏腹に
普段の何気ないシンプルな装いにも馴染む素材感には、何処か親しみを感じて頂けるのではないかと思います。

肩はやや落したラインで見た目以上に袖を通した際の程よいゆとりと、可動域の広さを感じます。
このコート自体にそれなりの保温効果がある分、インナーにはそこまで厚地のアイテムを組み合わせなくても
良いなと感じるので、あたたかで気持の良いハイゲージニットなどの組み合わせなどが最高ではないでしょうか。
中に着込んでモコモコさせるのではなく、すっきりとした見た目で保温効果を感じられて、尚且つ軽やか。
大人になるとはこういう事かと、つい思ってしまう人も少なく無いと思います。(笑)

いつもBLOG用の着用写真を撮影をするのが、朝の自然光で撮りたいので窓辺に立つのですが、
この時期はとにかく修行の様な寒さで、撮る方も撮られる方も必死。(夏は夏で・・・)
ですが良い素材を用いたニットやコート類を着ると、寒さからしっかりと身を守ってくれる感覚があるので
人体実験にもなっていますし、瞬間的なストレスは大幅に軽減します。
今回も着ているうちにじわじわと暖かさが増してきて、想像以上に服の素晴らしさを噛み締めました。
温度調整がし易く、何よりも軽くてあたたかみのある素材の魅力が堪能できるジャケットとコート。
ミドルアウターをお探しの方に是非袖を通して頂ければ嬉しいです。

11月6日

MITTAN   BA-09 レイヤードバッグ

color     深緑

price     20900-(TAX IN)

SIZE     42×35×13 SOLD

MITTANの商品ラインナップの中では隠れ名品の様な存在で作り続けられているトートバッグ。
今まで展開していたものは一人の職人さんの手によって作製されていたのですが、様々な要因が重なり
今季からは工場生産のラインにのせて、より気軽に手に取り易い価格設定と安定的に供給が出来るタイプが登場。
僕自身の正直な感覚としては、説明されなければどっちが工場生産で・・・というのは分からない位に
甲乙がつけ難い同等のクオリティに仕上がっているように思います。

タイプライタークロスを幾重にも重ね合わせ生地に厚みを持たせる事によってバッグとして耐久性をカバー。
裁断に関して、今までは手で裂いていたのを機械を使っての裁断に変更。
雰囲気で言うと機械がどうかは正直見分けがつきませんし、背景を気にし過ぎると本来の目的とは違う目線で
モノを見る感覚が変わってしまう可能性があるので、1つのプロダクトとして客観的に見て貰うと面白い気がします。
自分達でも実際にサンプルを見た際には、その違いに気付きませんでしたし、三谷さんから説明をされてようやく
価格の部分や生地の違いに気付いたので、フラットな目線で使い心地や大きさ用途で選んで頂ければ嬉しいです。

color     濃紺 SOLD

先染めの糸を用いて生地にし、製品に仕上げてからしっかりと洗いをかけることで、既に何カ月か使っているかのような
くったりとした良い風合いに。工場生産のタイプには後染めしたカラー展開はなく先染めのみの展開。
この辺もとても潔くて、選ぶ楽しさをプラスする要素になっているのではないかと。
セレクトした深緑・濃紺どちらも甲乙つけ難いナイスカラーで、MITTANらしくどちらも渋い色目。
このバッグの一番の特徴とも言える持ち手部分のステッチと、手に触れた際の力強さには驚かされます。
そして厚みがあって一筋縄ではいかない布を縫ってくれる工場があるというのにも、案外というか良く良く考えると
凄いことだと感心してしまいます。ミシンが悲鳴を上げると仰られていたのを何となく思い出してしまいますね(笑)

昨日のご紹介しましたカシミアのカーディガンではないですが、素材=バッグ自体の軽さもポイント。
小さく折り畳めるのでバッグの中に忍ばせておくことも出来ますし、見た目と重さの部分での2つの軽さが
両立されているのも、バッグ選びの重要な要素。
アウター類を着て肩掛けは正直難しいのですが、服装に合わせてバッグを変えるのも僕らが提案し続けたい
スタイルなので、季節や気候によって使い分けて頂けると嬉しいです。

リバーシブルの仕様で、内側にはポケットが2つ付いた面と逆側にはポケットが1つ付いた面で合計3つのポケット。
機能的にも申し分ないと思いますし、スマートフォンやお財布を所定の位置におけるのはとても心強い。
私のようにあちらこちらにモノを置いてしまって大騒ぎする方には、心強いディテールになるのではないでしょうか。

MITTANの既存製品に対する新しいチャレンジ。
価格の面でも手に取り易くブランドを知るきっかけとしても良さそうですし、何よりもラフに使えて他にはない
空気を纏っているバッグだと思います。

10月15日

MITTAN    PT-38 ウールコットンワイド

color      黒

price      29700-(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3

いよいよ岩手にも冬という文字がちらつきそうな今週末。
お店の衣替えは大分進んでいるのですが、自分たちの洋服は冬モードへの切り替えがなかなか出来ず。。。
インナーを温かいものへ切り替えて何とか乗り切ろうと思っていたのですが、来週以降の最低気温を見て
戦々恐々としています。身体が寒さに慣れていないので、自分が想像するよりも暖かな服装で過ごす位で
きっと丁度良いのかなと思ったりしています。

MITTANから届いたパンツは、これからがベストシーズンになるウールコットン素材のイージーパンツ。
別のパンツに使われていた素材がとても気になってしまい、デザインを置き換えて頂いた別注企画。
太さがあるのにも関わらず何処か洗練された印象のある”亜麻苧麻ワイドパンツ”のシルエットに落とし込んで頂きました。
今回別注した理由として、生地の見え方がウールに寄り過ぎないことがとても気に入った点。
プラスしてこれから先にレギンスなどを穿いた際にも、ワイドシルエットはストレスなく合わせられて
冬の入り口から寒さの厳しい春先まで穿き回せる事をイメージしていたので、ウール×コットンというのは
自分の中では最も理に適った素材。
黒は表面がつるりとしているのに対して、紺は微起毛している点でも穿いた時の雰囲気と印象が全く異なるので
其々にライフスタイルとシチュエーションに合わせて、2色をお選びいただきたいと思っています。

先ずは黒の素材から。
ウール60%・コットン40%を使用し、経糸にウール・緯糸がコットンの斜めに走る畝がしっかりと表現された素材。
表面にうっすらと光沢が出ていて、品の良さが伺えるという点でも普段使いからトップスと靴の合わせ方によっては
お仕事用にしても大丈夫と言う方もいらっしゃるのではないか・・・という想像が膨らんで、守備範囲が広くて
多少背筋が伸びる様なきりっとした印象を持たせてくれます。

ウエストは総ゴム+アジャスターなので、完全なイージー仕様という点である事も、このパンツの穿き易さに繋がるのは
言うまでもありません。僕自身も岩手に長く住んでいるので、冬場の着こなしは出来る限りストレスが少なく
きちんとした保温性があって、プラスαとしてだらしなくなり過ぎないバランスというのが求める条件。
非の打ちどころが無いと言えば大袈裟な表現に感じるかもしれませんが、素材も打ち込みが強く見るからにタフな印象。
お洗濯なども気を使い過ぎずにご自宅で簡単に出来る点。
総合的に判断して万能さに長けたパンツに仕上がっているのではないかと思います。
冬らしいウール100%の保温効果の高いパンツも魅力的ですが、毎日でも穿きたくなる様な雰囲気を持ち合わせていて
デニムやチノなどのベーシックなパンツと同様に、秋冬~春先にかけてのメインに穿ける1本としてとてもお勧めです。

シルエットはお尻周りから太腿にかけてはゆったりとした設定。
裾にかけて緩やかなテーパードで全体を心地良いワイドシルエットに纏め上げます。
丈の設定もそこまで長くしていませんので、靴と合わせた時の印象も分かり易く革靴でもラフなスニーカーでも
相性良くマッチします。あれこれ考え過ぎずにぱっと穿けて、すんなりと腑に落ちる感覚があるのが素直に嬉しい。
サイズは1・2・3の3サイズ展開。ウエストは紐で縛られるので、ワタリ幅のバランスで決めるのが良いかもしれません。
身長178CM 体重64キロ 着用サイズ3。

MITTAN    PT-39  ウールデニムワイド

color      紺 

price      29700-(TAX IN)

SIZE      1    /    2    /    3 SOLD

同じデザインで、こちらの生地はコットン52%・ウール48%で経糸にコットン・緯糸にウールを用いて作製。
ウール混デニムというと分かり易い表現になると思います。
冬場にデニムを穿くのは寒さという敵を目の前にして進んで手に取るタイミングが難しくなるので
保温効果の高いデニムとなると、話はがらりと変わるのではないかと。
表面に少しだけ起毛感があって、奥行きのあるブルーと迫力のあるワイドシルエットはコーディネートの主役に
躍り出る位に存在感のある井出達。黒とは全く異なる印象で、カジュアルな装いに抜群の力を発揮してくれます。

肌当たりに関してですが、僕は極度の敏感肌なので何かを挟まないと肌に負担が掛かってしまいそうです。
これ位であれば全然大丈夫という方もいらっしゃると思いますので、この辺りの感覚は人其々で実際に触れて頂いて
判断して頂ければと思います。

まだ急激な寒さがそこまで来ていないので、ウールの気分になりそうでならない日々が続いていますが
今週末から一転して穿きたくなりそうな雰囲気。寒さは苦手というか身体に全く馴染んでこないのですが(笑)
ウールという響きは洋服屋である以上一番の盛り上がりになりますし、服装における選択肢の幅が大きく出せる事も
楽しさに繋がります。早く穿きたいというワクワクする気持ちと、寒さに身構える自分自身の心模様の複雑さもまた
冬の訪れの醍醐味なのかもしれませんね。
少しでも心躍る様な服装で日々を過ごしていければ、いくらか心持ちも変わるのではないでしょうか。

MITTANにお願いをして作製して頂いた冬を越して春まで届くイージーワイドパンツ。
頭の中に描いていたイメージするものがこうして目の前に出来上がると、季節を楽しめる要素が1つ積み上がって
今度はこういうのがあったら良いのではないか・・・と、住んでいる街との距離感を考えながらセレクトするのが
より具体的にリアリティになっていければ良いなと思っています。
黒と紺、どちらも甲乙つけがたい位に素晴らしい仕上がりになっていると思います。
是非冬のメインになるパンツを手にして頂ければ嬉しいです。

9月28日

MITTAN   JK-03 ガラ紡ロングジャケット

color     黒

price      56100-(TAX IN)

SIZE      3    /    4 

今日の朝は相当に冷え込んでいましたね。起きて直ぐにストーブを点火してしまうくらいに寒かった。
こうなってくると布団の温もりに打ち勝てるかが、これからの季節の一番の悩みになるかもしれません。
いよいよ本格的に保温効果のある秋の羽織物も視野に入るタイミングで、MITTANの優れものジャケットをご紹介。

ブランドが立ち上って間もない頃から定番で作り続けられているコットン×シルクを用いたガラ紡ジャケット。
季節の狭間にざっくりとしたイメージのカーディガンとして、もしくは冬に入るまでのコートの代用品としても
その機能を大きく果たしてくれるオールマイティな存在。
素材の持つ変幻自在な保温効果と、ある程度厚みのあるインナーを着用しても肩回りが窮屈になり難くく
先ずは長袖のカットソーあたりからスタートして、気温が徐々に低下するのに合わせて厚みのあるものへと
シフトして最終的には中肉のセーターまで合わせられる懐の深さと着合わせのし易さに心を奪われています。
タフな生地感も手伝って普段使いは勿論ですが、旅行や出張に行く際にも汚れなどを気にせずに着用出来るので
事ある毎に着て出掛けたりしているので、私達自身のライフスタイルにしっかりと溶け込んでいる頼りになる羽織物です。

今季選んだのはショートとロングがあるのですが、ロングジャケットのタイプで色は”黒”
黒は恐らく初めての展開になると思います。昨年の8月に行いましたMITTANのイベントの際に黒は
店頭に並んでいましたが実際にセレクトするのは恐らく初めて。
こうだからという明確な理由はないのですが、ここ数シーズンは濃藍を中心に展開をしてきたこともあって
その反動かどうか分かりませんが、きりっとした色目を打ち出してみたいなと思いました。
迫力のある生地に黒を落とし込むことで、捉え方によっては鋭い印象にも感じたり映ったりもしますが
僕はブランドの持つ印象をストレートに表現するよりも、ちょっと拍子抜けした着方に惹かれてしまいます。

リバーシブルで着用が可能で、片面に大きなハンドウォーマーポケットが付きます。
肩の作りはラグランスリーブを採用。
首元はショールカラーの様な襟の形状で保温効果を高める役割も果たします。
フロントに釦や紐などは一切付かずに、動きのあるジャケットですがパターンの特性で前が綺麗に閉じる
仕組みというのもMITTANが得意とする機能と美を両立したデザインに思います。

MITTANのCOLLECTIONの中では春夏・秋冬とどちらのシーズンにも登場するガラ紡シリーズ。
何度かBLOGでご紹介してきているので、いつかは着てみたいなと思わせるジャケットではないでしょうか。
これさえあれば良いというような洋服は存在しないと思うのですが、万能な素材のジャケットが1枚手元にあるだけで
移り変わる季節や気温の上下に対してのストレスが大きく軽減されるのは間違いありません。
昨年のイベントでガラ紡シリーズはとても人気で手にした方がお店に来て、その良さを語りつくして下さる姿を見ていて
純粋に嬉しかったですし、僕だけではなく万能な素材でありデザインというのを裏付けてくれたような気になりました。
目先に囚われ過ぎずに、着続けたいと思うジャケットやコートをお探しの方に是非一度袖を通して頂きたい
長年に渡って今現在もブランドを代表するアイテムの1つです。

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