4月30日

4月の後半は久し振りにがっつりと体調不良で、完全にダウン。。。
お店と自宅の引っ越しやら、慣れない環境での生活などなど、ここまで駆け抜けてきた分
身体が一度しっかりと休みなさい~と言っているような時間でした。ようやく復調の兆し。

毎日のように通っていた海も山も行けずにいたので、今日はやっと海まで散歩。
波は穏やか。しばらくボーっとしながら、たくさんの釣り人の姿も横目に見るけれど・・・
いつか釣れるところを見てみたいな。。。
身体もリセットされたところで、5月のはじまり。
いよいよ新章が動き出すような気配もしますし、引き続き、焦らずのんびりと
この土地のリズムに合わせて、準備をすすめていこうとおもいます。

明日は友人が自宅に遊びに来るとのこと。
美味しいお菓子を準備して待つことにしよう。

4月16日

先週末(土・日)は二日間ともに天候が良く、桜も満開を過ぎ花吹雪と芽吹きが楽しめる
まさに気持ちの良いお出掛け日和でした。

今回は前々より両親と約束をしていた、なつかしの鎌倉散歩に出掛けることに。
待ち合わせ場所は「北鎌倉駅」
いや~久し振り。この感じこの感じ。(どの感じ)
ホームを降りて反対側に渡るのには、改札を出る前に踏切を越えていかないといけなくて
子供の頃は理由は分からないですが、とても興奮したのを覚えています。
変わらないようで変わっているような、まだ記憶がどこか曖昧。
駅前に鳩サブレでお馴染みの”豊島屋”さんのお店が出来たのは、ここ最近でしょうか?

今回の散歩ルートは、頭の片隅に残っていた家族との恒例行事のを思い出しながら
両親と相談し決めました。
北鎌倉駅をスタート地点にして、この辺りの地域の小学校の遠足と言えば。。。の
『源氏山』でお弁当タイム。(ここが一応本命)
その後は観光名所・銭洗い弁天でお金を洗って、鶴岡八幡宮もしくは別の何かを目指して。
という目的地を完全に決め過ぎない、無理をし過ぎずなルートをということにしました。
前日、登山用に購入していたザックを久しぶりに引っ張り出し。
当日、朝5時起きでお弁当をせっせと作り、山で飲むビールはきっと美味しかろうと思って
500ml×2 と保険に350ml×1 お茶500ml×2を背負って、いざ出発。
姉と姪も加わるとの連絡があり、お弁当は6人前。そしてビール。想像以上の重さにびっくり。
自宅から二宮駅まで歩いたところで、既に登山モード。源氏山まで登り切れるのかな・・・と
修行のような荷物を抱え、第一目的ポイントの源氏山頂上を目指します。

北鎌倉駅から鎌倉駅方面に向かう途中にある踏切の手前に、源氏山に通じる山道があります。
てくてくと舗装された道を歩いて余裕の感じでいく訳ですが、途中から山道に切り替わり。
あれっ、こんなにちゃんとした山道だったっけ???と、幼少期の思い出(約30数年ぶり)を
昨日のことのように言っていた自分が何だかとても恥ずかしい。
記憶が入れ替わっている部分もあるのか、山頂まで2キロの表示をみて、
それ位は余裕だろうと思っていたのが、所々崖っぷちだったりもしてちゃんとした山道に
この荷物・・・結構しんどい。

登り始めて45分。ようやく源氏山山頂に到着。
以前よりも整備が行き届いていて、テーブルやベンチがあったりトイレも奇麗になっていました。
ここで背負っていたお弁当とビールを下ろして、みんなで昼食タイム。
小学校の頃に遠足で、みんなでお弁当を広げたことをなんとなーく思い出しつつ
朝5時に作った韓国ご飯(キンパ・チキン・ホウレンソウのナムルなど)が想像していたよりも
家族に好評だったのがとても嬉しかったな。
父は張り切ってビールを持ってこようとしたようだが、母にストップをかけれていたようで
それを息子が補う構図になって、食事はそこそこにビールを美味しそうに飲んでいました。
重たい荷物を背負ってきた甲斐がありました。

お昼ごはんを済ませて、次の目的地「銭洗い弁天」を目指します。
ここも幼少期に良く両親に連れられて行った場所の1つ。
その当時は歩くのが本当に苦痛で、嫌々ついて行っていたのですが
こうして大人になって訪れると、また見る角度や感じることが違って面白い。

僕は張り切って5000円札を洗いました(笑)
外国人観光客の方も沢山足を運んでいて、お金をザルに入れて湧き水で洗うという光景は
きっと脳裏に焼き付いて、これはこれで良い思い出になりそうだと感じました。
妙にワクワク感を掻き立てる、銭洗い弁天での一通りの参拝を終えると充実感もあり
実際に自分も幼少期の思い出として、ここでの記憶ははっきりと覚えていたので
こういった色褪せない文化は、出来れば継承し続けて欲しいですね。

銭洗い弁天を後にして、次に向かったのは長谷の大仏。あの大仏で有名なところ。
この場所から、大仏ハイキングコースで約2キロ。
再び想像以上の山道を登って下って、約1時間。
途中で逗子の海岸線が見えたり、ロープを使って降りるような急傾斜な箇所があったりで
標高は低いものの、こんなにも近場で自然をダイナミックに感じられたのは新鮮でした。
そして、そんな山道を自力でしっかり歩ける両親の足腰にも驚愕でした。。。

長谷の大仏から鎌倉駅まで歩いて、途中に幾つか気になっていた和菓子屋さんに遭遇。
献上文化のある街は誘惑がいっぱい。お土産に豆大福とわらび餅、どら焼きもあったけど我慢。
人気のクレープ屋さんには姪と一緒に並んで、レモンシュガーをチョイス。お腹いっぱい。
歩いた距離は合計で、約10キロ。
帰りの二宮駅から自宅までは股関節に力が全く入りませんでした。。。
久し振りに家族との想い出を振り返りながら、他愛のない話をして過ごす時間。
ただあまりに古い思い出(30年前)を最近のことのように持ち出すのは、流石に違うなと思いました(笑)
オーバーツーリズムの問題など色々と言われているようですが、鎌倉を久しぶりに歩いてみて
魅力のある街だと改めて感じましたし、所謂の観光名所もちょっとルートを変えてみたり
一本路地を入れば人混みを避けれたりも出来たので、十分に楽しめました。
また季節を変えて行ってみたいなと思います。

4月13日

昨日は展示会の為、東京へ出張。
出張と言っても二宮からだと東京がぐっと近くなったので、出張という言葉が当てはまるのか
どうか不安になりますが・・・いや、東京に来た~!という感じは毎回あるので、出張ですね。
お昼前に待ち合わせをして、吉村さんおすすめの中華料理屋さんへ。

ここ数年で東京のイメージが昔よりもかなりポジティブに変換されてきている。
自分の趣味嗜好が以前よりもはっきりしたことや、色んな方々のおかげもあって
好きなお店を見つけられるようになってきたからだと思う。とてもありがたいし、うれしい。
とても良いお店で、頼んだ”里麺”は美味しかった。今度は定食を食べにこよう。

もう一軒、お勧めしたいパン屋さんがあるとの事でお土産を買いに寄り道。
ここのお店の佇まいも好きだったし、日々坦々と当たり前のことをこなしている感じが良かった。
久々のパン屋さん、ついつい欲張って買い過ぎてしまったな。

コーヒーを飲みたいのリクエストに、幡ヶ谷と言えば。。。のお店へ久し振りに足を運び。
その後、場所を移動して、ここも20代から通っていた古着屋さんへ。
迷ったシャツは一度保留をしたものの、どうしても気になってしまい展示会後に、また逆戻り。
こんな風な買い方をするのは久しぶりだ(笑)
お店に入る際に、どんな表情で入って行けば良いかを迷ったけれど
店員さんが笑顔で迎えてくださったのが何だか嬉しかったな。
今日も今日でとても良い1日だった。

4月11日

桜の季節になりました。先週行ってきた九州(鹿児島・宮崎・熊本)は散り始めていました。
今日は富士山がうっすらと。
自宅でコーヒーを淹れ水筒に忍ばせて、頂上で飲むのとまた格別。
スーパーで買った韓国産のチョコ菓子も、自分達好みでそれも良かった。
吾妻山に向かう際には頂上で何を食べるのかを考える楽しみがある。
ストイックにただ登る日とバランス良く使い分けながら。
帰り道(特に中里口)は個人店の誘惑が沢山あるのも、それもまた良し。

今日は海に潜って何かを獲っている人がいたけど、籠の中には魚らしい影は無かった。
いつか連れている魚を見てみたい。釣りを始めるのも時間の問題かな。
明日は東京へ展示会へ行くので、それはそれでとても楽しみだ。

九州の旅 Ⅲ

鹿屋ではaraheamの店主・たくちゃんが予約をしてくれた「KOTOBUKI HOTEL」に宿泊。
クラシックな外観と、中はフルリノベーションされていて快適な空間に。
しかも、スタッフさん達のユニフォームは吉村さんが担当されたということで
色々と忖度があって、ここのホテルを予約してくれたのかは分かりませんが(笑)
本当に心地良く、朝までぐっすりと眠れました。

旅をする時に必ず考える、どういう塩梅の宿泊施設を予約するか。。。
最近は古い建物の内装を変えて、クリーンなホテルが少しずつ増えているので
安眠を求める若干ナイーブなタイプにとっても、とても嬉しいことです。
朝食は付ける事もできますし、隣の建物にパン屋さんが併設しているので
朝から焼きたての美味しいパンを購入して、ホテルで食べることも可能。
他にもBARやお花屋さん、コワーキングスペースもあり、ホテルのコンセプトが
「この街と⾷と⼤地とつながるホテル」ということもり、ただ泊まるだけじゃなく
楽しみ方であったり、気の利かせ方が丁度良く、また鹿屋に来た時にはここに泊まりたいな
と思わせてくれる、そんな場所があるというのは、旅をする人にとってもその街にとっても
良いことだなと感じました。

AULICOの平原さんから鹿屋の”よかお土産情報”が入ってきたので、寄り道を。
かるかん饅頭の中でも、餡なしがお勧めとのことで、お伺いした「青柳」さん。
“かるかん”というお菓子は、原材料に自然薯を使うそうで、聞くとその自然薯が
天候に左右されて入荷せず作れないとのこと。あらら、まさかの。残念ですが仕方なし。
帰り道に寄ったサービスエリアで、かるかん饅頭が売っていたので試しに購入してみると
原材料の欄には”ヤマイモ”と書いてあり、なるほど~っと。
今度は自然薯入りのかるかんを食べに来ようと、また九州へ行くための口実が出来ました。

恒例となった朝の打ち合わせを終えた後、吉村さん・たくちゃんとお昼をする事に。
吉村さんがどうしてもとお勧めして下さっていたとんかつ屋さんがまさかの臨時休業。
急な方向転換にも瞬時に対応出来たのは、地元の方がいるからこそ!
僕の、定食系というリクエストにも120点の回答が返ってきました。
お伺いしたのは「この路」さん。

お世辞にも行きやすい場所ではないのですが、お客さんが次々と入ってきます。
何を頼んでも間違いなさそうですが、チキン南蛮があると、その引力に逆らうことは出来ず。
3人ともチキン南蛮をオーダー。そして、ご飯もおかわり。
旅中は車移動が多く身体を動かすことが殆ど無いため、食事はとり過ぎないように心掛けるのですが
あまりの美味しさに、禁じ手のご飯おかわりまでして無我夢中で食べてしましました。
地元の方が紹介して下さるので、美味しいだろうなとは思っていたのですが
そんな想像をも軽く飛び越えてくるので、本当にありがとうと幸せな気分でいっぱい。
お腹も心も満たされて、鹿屋を後にしました。

araheamのスタッフ、初めましてのFKDMさんも素晴らしい人柄。
良いお店というとおこがましいですが、建物の佇まいや置いている商品と
さらには提供する食べ物の美味しさは勿論のこと、何よりも働いている方がいきいきと
しているのは、良いお店の絶対条件かもしれません。
朝早くからお店に来て、植物に水をかけている姿はとても楽しそうで
こちらまで爽やかで幸せな気持ちになりました。
またどこかの機会に、お食事をご一緒出来れば嬉しいな。

最終日は鹿屋から熊本へと戻り、吉村さんファミリーと夜ご飯を一緒した後にホテルへ。
翌朝は熊本空港まで送り届けて頂き(行きも帰りもありがとうございます!)
3泊4日の九州旅は、一先ず無事に終えることが出来ました。
季節も暖かな空気に包まれるタイミングで、九州の地にただ降り立つだけでも心地が良かった。
より温暖な場所へ行ったので、戻ったら二宮がとても寒く感じたのも面白い。
旅を続けながら、人に出逢い、その土地の美味しいものを一緒に食べて、景色や地形を見て
文化に触れる。まだまだ自分の知らない世界をこれからも探し感じ続けていきたいと思います。

旅ブログおわり。

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