12月18日

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FUJITO   HOOD COAT

color     NAVY  

price     48000+TAX

SIZE     M   /   L   /   XL
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FUJITOの秋冬展示会を見た際に、コートやジャケットの完成度がどれも高くどの部分を切り取って提案しようかと
悩みに悩んだ結果、3シーズン対応可能な今シーズン新たにリニューアルされた″HOOD COAT″を展開する事にしました。
ビジネスにもカジュアルにも着れる懐の深いコートは、ワードローブの主力になる1枚として自信を持ってお薦めさせて頂きます。
冬場はインナーに暖かな素材のウールや薄手のダウンを着て頂ければ十分に冬を越せますし、少し季節が進んだ冬と春との
何を着ようか迷ってしまう境目に一番活躍するのではないかと思っています。寒さのピークを越えても、北東北は
そこから春の暖かさを感じられるまでが相当に長いので、張り切って薄地のコートを着るという訳にはなかなかいきません。
しっかりとした張りと肉感がある2枚仕立てコートは、クラシックなステンカラーコートをFUJITOらしいアプローチでポケットの数や
取り外し可能なフードなどオリジナルのディティールを付け加えています。今シーズンから着丈の長さも膝が隠れるくらいの
長さに設定した事によって、よりコートらしい見た目になったと思っています。
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素材はコットン63%・ナイロン37%の超高密度に織られた混合素材を使用。60・40クロスをイメージして頂くと分かり易いと思います。
スーツスタイルに合わせてもマッチする落ち着いた質感に落とし込んでいる辺りも、着る人にとって汎用性や利便性を
大きく広げてくれていると思いますし、中途半端にスーツ用を考えるのであれば断然こちらをお勧めします。
コートをセレクトする中で重要視するポイントが、肩がセットインスリーブではなくラグランスリーブというのが僕自身は好みです。
セットインスリーブでも着易くゆったりとしていれば良いと思うのですが、シルエットを綺麗に見せるが故に袖と肩周りが
細目に仕上げていると、どうしても中に着込む事は難しくなるので出番が限られるのが難点だったりします。
ゆったりとしたラグランスリーブなので、ジャケットを着た上からでも対応出来ますし、厚手のニットなども問題ありません。
フロントにある2段式のポケットは人其々によって使い方は異なると思うのですが、1つはハンドウォマーポケットとして
もう一方はスマートフォンや小銭入れなど普段身に付けている細々した物を入れておくのに良さそうです。
大きさは1段目よりも2段目の方が深く大きめに設定をされています。
機能と美しさの両方を兼ね備えた洋服を作るというコンセプトにもしっかりとマッチしたディティールだと思います。
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商品名の″HOOD COAT”にもある通り、ステンカラーコートには珍しく釦で取り外しが簡単に出来る大き目のフードが付きます。
北海道や岩手に住んでみて気付かされた事なのですが、雪がしっかりと降っている日は意外とフードが活躍して
被って傘をささずに歩けたりして、僕自身はコートについてるフードを冬場は多用してしまうので重宝するディティールだと
思っています。フードの内側もキュプラの生地でしっかりと作り込みされているのも◎です。
首元の簡易的なチンストラップも、軍モノのコートなどに良く見かける仕様でするとしないとでは保温効果が大きく違って
きますので、小さな部分ですが実用的なスペックが詰まっています。
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内ポケットは左右に付きます。
裏地は前・後身頃は茶系の生地、袖はグレーのストライプの生地で、どちらも贅沢にキュプラ100%を使用しています。
滑りの良い生地なのでストレス無く袖が通りますし、フックなどにかけておいても裏地や縫製がとても綺麗なので
置いておくだけでも十分に様になります。コートは外見の部分もとても大切でハンガーに掛かっている状態なども含めて
手に取りたいと思えるか、思えないかで出番がだいぶ変わってくるとも思っています。
何処に着ていくのにも恥ずかしくないコートだと思いますし、出張や旅行などに行く際にも脱ぎ着がスムーズで
動きの制限もされにくく重宝するのではないでしょうか。
サイズ展開はM・L・XLの3サイズで、ジャストサイズで合わせるのも良いですが、オーバーコートをイメージしてセレクトをしているので
ゆったりとしたサイズ感での着用をお勧めしています。
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color     CAMEL  

price     48000+TAX

SIZE     M   /   L   /   XL SOLD
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もう一色の″CAMEL”は濃いベージュの様な色目で、のっぺりと見えてしまいがちなベージュのコートが得意ではない
という方にも購入して頂いたりしていて、色での着難さは殆ど感じないのでは・・・と思っています。
サイズがMのみでしたので、メンズライクなコートをお探しの女性でも着て頂けると思って着用写真を撮った次第です。
しっかりと作り込まれていてるので、お仕事用としてもお勧めですしレディースブランドではサイズ感が合わない
という方にもお試し頂ければと思っています。
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冬場は極端に寒くなる日もあれば、今日のように肩をすくめずに過ごせる日もあります。
どちらの気候にも対応できるコートの選択肢があると、出掛ける際に1つを酷使する事がなくなり物が長持ちするのと同時に
冬の洋服を着る楽しみが出てくると思います。ウールのしっかりとした保温効果があるコート、セーターなどで暖かさを確保し
冷たい風を防ぐ為の薄くてもしっかりと目の詰まった生地感のコート。
どちらのコートも僕にとっては冬を過ごす為に欠かせないアイテム。
FUJITOの″HOOD COAT”も皆様のワードローブの中心で活躍する1枚になって頂けたら嬉しいです。
このクオリティと価格設定。FUJITOはとてつもなく素晴らしいコートを生み出していると僕自身は思っています。
是非、店頭で袖を通しにいらしてください。

rasiku   sasaki

12月17日

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HARLEY     CREW NECK CHUNKY KNIT  

color       TUDOR              /             OXFORD   

price       16800+TAX

SIZE       38  /  40  /  42                38  /  40  /  42
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color       FOREST              /             NEW NAVY   

SIZE       38  /  40  /  42                38  /  40  /  42      

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朝起きてすぐと、夜家に帰ってきてすぐ。毎回、水道管が凍っていないかドキドキしながら蛇口を開き、
ボ、ボ、ボボボ・・(あ、やばい。。)ジャー!!(出た!!)っと凍らずに水が出る事に喜びを感じます。笑
そろそろいい加減に水抜きをしないといけないです。それぐらい、冷え込んでいます。
朝起きて何を着ようか困った時にぱっと手に取ってシャツを合わせても良し、クルーネックのカットソーを合わせても良し、
保温性もあって、軽くてデイリーに着る事の出来るシェットランドセーターは毎年欠かさずに展開をし続けているアイテムの1つ。
今シーズンは1929年に創業したスコットランドの老舗ファクトリー″HARLEY”のシェットランドセーターをセレクトしています。
僕自身も毎シーズン何かしらのシェットランドセーターを購入していますが、薄いのであまり着膨れせず、色展開が豊富で
価格帯もセーターの中では比較的手に取り易い設定になっているので、自然と買い足したくなるセーターでもあります。
唯一のデメリットとして保温性に少し物足りなさを感じる事も・・・
薄手は薄手なりの良さがあって、着る時に何を求めるか(暖かさや動き易さ)で選ぶモノは変わってくるのですが、
たまたま展示会で目に留まった少し厚手のシェットランドセーター。聞くと通常1本の糸で編み上げる所、2本の糸を1本に撚って
編み上げる(2PLAY)という製法によるもので、今回は迷わずに2PLAY(糸を2本撚り)にしてオーダー。
通常のタイプと比較すると倍くらいの厚みと暖かさを兼ね備えたシェットランドセーターになります。
思っていたよりも肉感が出過ぎずに納得の仕上がりでどの色を購入しようか僕自身も迷っている所です。
定番色を2色(チャコール、ネイビー)外しの色を2色(レッド、グリーン)の4色での展開で、ワードローブにあるセーターをイメージしながら
意外と普段選ばないビビットなカラーで遊んだりしてみるのもお勧めです。
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カタチはシンプルなクルーネック。
首元も詰まり過ぎていないので、着ていて窮屈な感じや肌に触れるとチクチクするといった事は殆どないと思います。
一切繋ぎ目のないシームレスな作りなので身体を包み込んでくれるような感覚があります。着始めは少しきつかったり窮屈に
感じる部分があったとしても徐々に馴染んでくる感覚を持てるセーターになると思います。シームレスだから全て良いという
訳ではないのですが、シームレスによって作られているセーターから得られる着心地や感覚という部分においては、
上記の様なメリットがあるように僕自身は思っています。
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シェットランドセーターの一番の特徴は豊富なカラーと発色の良さだと思います。
コットンの場合はここまで色が綺麗に染まるという事は出来なくないのですが、それなりのコストと時間が掛かってしまい
難しくもあるとお聞きしました。素材に対する知識を深めたり知る事により、動物の毛を原料にしているセーター
だからこそ実現できる色合いというのも洋服を着る上で面白さに繋がってきます。
どうしても着合わせ的に全体のトーンが落ちる時期に、目の覚めるような色目のセーターをコートの隙間から覗かせていたり
パンツの裾からウール素材の鮮やかな色のソックスを挿している人を見ると、洋服の着方が上手だなぁと目を追ってしまいます。
着用している″FOREST″はネイビーやブラックなどのコートを着てちらりと色が覗くだけでも十分にインパクトがありそうですし
同じグリーン系でもオリーブとはまた違って、全体を綺麗なバランスにまとめてくれる効果がありそうです。
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サイズ展開に関してですが、38・40・42の3サイズをご用意致しました。
大よそ38=S~M 40=M~L 42=L~XLを目安にお選び頂ければと思っております。
セーターなので、多少の伸びはありますが僕自身はジャストサイズで選ぶよりも少しゆとりを持ったサイズ感を推奨しています。
伸びが多少出たとしてもお湯で洗うと元通りに近いサイズ感になりますし、ご試着をして頂き少しだけ余裕を感じる
くらいのバランス感がお勧めです。サイズ42は他ではあまり展開していないと思いますので、大き目のセーターを探されいる方に
是非一度お試し頂ければと思っております。
※身長178CM  体重63キロ  着用サイズ40 
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つい先日まではコットンの洋服に身を包んでもギリギリ過ごせていましたが、ここ最近の冷え込みの厳しさに素材を完全に
ウールへ切り替えをして保温効果の違いを実感しております。セーターの種類は多種多様あって、何を重視するかによって
選択するモノが其々に変わってきますが、その数ある中でもシェットランドセーターは「軸」になるアイテムとして1枚は持っていて
間違いないと思います。天然繊維100%の製品は着込んで毛玉が出来てクタクタになったとしても、どこか表情が愛らしく
例え出番が少なくなっていったとしても、愛着が沸いてふとした時に引っ張り出してきて、また着てを繰り返すと
思います。カットソーとは違い着る頻度も限られるので″消耗品″になり難く、ファッションという側面も持ち合わせていますが
どちらかと言えば暖かさを得る為の道具としてのイメージもあり、流行にも流されにくいのもセーターの特徴かもしれません。
世代を問わずに普遍的な価値観のアイテムだと思いますので、ご自身の解釈と着方で楽しんで貰えたら嬉しいです。
サイズが欠けてしまっていますが、気になる方は是非店頭でお試しください。
rasiku sasaki

12月15日

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JUJUDHAU   TUCK DRESS 

color       BROWN CHECK    

price       30500+TAX

SIZE       F SOLD
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たっぷりと生地を遣い、胸下の腰よりもやや高い位置に施された大き目なタックが印象的な
jujudhauのTUCK DRESS。今までも様々な生地を用いて、デザインも少しずつ変化を加えながら
展開し続けられているワンピースですが、タックによる美しく立体的なシルエットと裾へと揺れて流れる生地の動き。
優美であり、すーっと背筋が伸びる様な、それでいてどこか優しい空気を纏ったワンピースです。
ぐっと気温も下がり、少し水分量大目な大粒の雪がちらちらと降り続いた盛岡。
急な冷え込みに体調を崩さぬ様、暖かい服装で過ごして頂きたいです。
ざっくりゆったりのワンピースですと重ね着も出来ますし、中にアレコレ重ねて着てもこっそり隠せますので、
寒がりの方にも、オススメだったりします。厚手のタイツなどシンプルな合わせも良いですね。
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今回選んだ生地は、ウール100%のやや厚みのあるBROWN CHECK。
ざっくりとした生地の重み(着る分にはそこまででは無いです。)で、自然と落ちるシルエットのため、
ボリューム感はあるものの、そこまで身幅も広がらずに着られます。
実際に袖を通して見るとわかりますが、想像以上に生地の分量が多いのです。
くるくると周りたくなる程に。
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首のデザインはシンプル。
ボートネックなので、今時期はやはりタートルネックとの合わせが多くなりますが、シャツやクルーネックなどでも問題なく。
グレー、チャコール、ブラック、ホワイト。ブラウン地との相性はどれも良くて、色で気分を変えてみたり、またストールやネックレス
といった小物も映えるのがボートネックの良さでもあると思います。
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肩線の無い、前身頃と後ろ身頃をくっつけて縫い合わせたパターン。
ゆったりと幅広な身頃に対して、少し細めに設定された袖幅によって上半身がコンパクトにまとまります。
タック部分からやや膨らみが生まれるので、上から薄手のショールやカーディガンなどを重ね合わせると、
その広がりは気にならなくなりますが、基本的にサイズというものに捉われずに、そのままの形を自分の体型に
合わせて着られる方に、合うワンピースだと思います。
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jujudhauの服に触れると、その自由さにとても心が和らぐというか、その服から漂う魅力を感じて
なんだか分からないけれど好きだから、着ます。と、直感で選んで下さる方が多いので、自分達にとっても
服の楽しみ方は人其々あって良いと思いますが、その中でもとても自然と言うか、健康的でシンプルな提案が
出来る服だなと感じています。
良い意味でちょっと雑味が合って、いつ仕上がるかも分からない不自由さもあるけれど、それでも
遠いネパールから、やっとやっと届いた服に出逢う時はいつもワクワクします。
そんな気持ちでお選び頂けたら、嬉しいです。

rasiku  sasaki

定休日のお知らせ

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明日14日(水曜日)は定休日となっております。
どうぞ宜しくお願い致します。

12月13日

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LOCALLY   無地マフラー

color       BLACK

price       18000+TAX

SIZE       60×180 SOLD
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「布を着る」というコンセプトで立ち上げられたブランド″LOCALLY”
自分達が好きな巻き物を一年通して提案したいと思えるクオリティと価格のストールやマフラーを作っているブランドはないかと
探していた時に出逢ったのですが、日本に数台しか残っていない古いショヘル機を用いて作られるストールやマフラーは、
一度手にすると病み付きになる肌触りと着心地で、今では自分達用に購入した大判のストールは冬場の旅行や出張には
欠かさずに持って行くものの1つになっています。
じっくりと時間を掛けて作られる生地は編み目の1つ1つに空気が入り、見た目よりもずっと軽くて温かな素材。
ディスプレイされている物を見てもシンプル過ぎて正直あまりピンとくる方が少ないのですが、私達も実際に使用してみて
古き良き時代のモノ作りの奥深さを実感しています。
大判のストールタイプもセレクトしていたのですが、全て完売してしまい残り1つになった60×180のマフラータイプは
ワンループして巻くのに丁度良く、色目もシックなblackを選びましたのでオンオフ問わずに使える1本になると思います。
男性に向けてセレクトしたマフラーなので、ギフトで女性がプレゼントされるのも良いのではないでしょうか。
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ショヘル機を用いる事により薬品を使わずに糸を整える事が出来るというメリットがあります。
その効果として糸自体がやせ細らずに強い状態を保てるというのが最大の特徴。時間の経過と共に素材の
持っている力をじわじわと実感出来るのが″LOCALLY”の強みになるのですが、岩手のホームスパンなどの伝統的な
織り物とも何処か似ている部分があって、手仕事ならではの繊細な感覚を感じる温かさがあるように思います。
しっかりと目の詰まった素材なので、引っ掛かりなどを気にせずに使えますしお洗濯もご自宅で(手洗い)
できるので、デイリーに使えるという点でも先ず一本目に選ぶのに最適な色、サイズ、形、素材かと思います。
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男性でも、女性でも巻物が好きな方は、とにかく巻物に目が無いというか止め処なく好きなんだなというのが
伝わってきますし、洋服への取り入れ方もとても素敵だなとお客様を見ていても感じます。
ちょっとした色のアクセントでしたり、柄で遊んだり、良い素材で気分を高めたり。
そんな風に巻物も洋服と同様に、取り入れてみて頂けたら嬉しいなと思います。
僕らも以前に買った″LOCALLY”のストールは今では毎日の様に巻いたり羽織ったり、膝にかけたりと使用しています。
粋な使い方というよりは、道具のような役割ですが、冬の景色に自然に馴染んでいれば良いなと思うのです。
是非店頭でご自身の感覚で肌触りなどを確かめて、イメージを膨らませて頂ければと思います。

rasiku  sasaki

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