3月11日

JUJUDHAU   ROUD NECK COAT

color      NAVY CHAMBRAY     /     BLACK CHAMBRAY

price      38500-(TAX IN)

SIZE      F

ふんわりとした太陽の光の暖かさと、まだ肌が引き締まる様な風の冷たさの混ざり具合が
ちょうど半分ずつぐらいの気候っていいですよね。外で温かい飲み物が飲みたくなるような。。
毎年今日という日のイメージはどうしても薄曇りで寒くて、一日中小雪舞う景色が頭に浮かぶので、
今日は光があって空気も澄んで虫も飛んでいて、何となく胸を撫でおろすような気持ちでいます。
10年が経っても、続く日々が決して当たり前ではないという事を、そして感謝を心に灯して。


入荷のペースもあがってきて春の服のご紹介が続いていますが、まだまだ実際はニットが大活躍の日々。
例年この辺りでは、ニットにも飽きてしまっていて何を着ても気分が重たくなっていたのですが
なんだか今年は一味ちがって、すぐに春物を手にするのではなく、秋冬からずーっと気になっていた
ベストだったり羽織物、そしてボトムを新調したことにより、ここにきてニット気分が再燃しています。
防寒のためという意識が弱まって、快適に着られる今こそニットに心が躍るというのは新発見でした。
そんな訳で?本日はJUJUDHAUのかなり薄手の初夏ぐらいに着たくなる羽織物をご紹介するのですが
春物と冬物をうまく組み合わせたりしながら、急がず無理せずに気候と気持ちに合った装いを
楽しんでいただきたいと思っております。

“ROUDNECK COAT”はJUJUDHAUが展開するコート類の中で、ここ数シーズンで定着してきた安定感のあるデザイン。
飾りっ気のないシンプルで井出達ながらも、絶妙なバランス感覚で生地が綺麗に落ちて全体の納まり具合がとても良い。
選んだ素材は、より春らしさを意識したコットン50%・リネン50%の綿麻のシャンブレー。
風の冷たさが緩やかになる頃に、カットソーの上からさらりと羽織りたくなる位の生地感。
この位のコートを羽織れる位の季節は、日中はそれなりに気温があがるのですが寒暖差が大きくて服装の調節が
とても難しく、多少汗などをかいたとしても気を使わずにじゃぶじゃぶとお洗濯出来る素材のコートはありがたく
もしプラスするとすれば、首元をストールなどで調整するのがベストです。

色目はそこまで青味が強くないブルーに近いネイビーと、柔らかさのあるブラックシャンブレーの2色。
よくよく見比べると・・・という感じの色の差なので、解り難いかもしれませんが着用はネイビーです。
コットンリネンで打ち込みの良い生地感ですので、着始めはパリッとした爽やかな着心地があって
時間の経過と共にゆっくりと生地が身体に馴染んでいく感覚があると思います。
肩線は身頃に対して直線的な位置に付きますので、ナチュラルなドロップショルダーに。
そこまでアームは太くない為、SAINT JAMESのOUESSANTなどの中肉位のカットソーが脱ぎ着する際にも
ストレスがなく、コート自体の雰囲気とも相まって春から夏にかけて重宝する一着となるのでは。

後ろの裾にはスリットが入りますが、見え方もとても大袈裟な感じがしないのでコートでも
前を開けてカーディガンのようにして着ていても違和感なく過ごせると思います。
ある程度着込んでもきちんと張りの残る生地感は、日常着として頼りになる存在になってくれるはずです。
見た目にも、肌触り的にもとても爽快感のあるシャンブレー素材を使用したアイテム。
もうちょっと強く太陽の陽射しと暖かさを感じられるようになったら、よりピントが合ってくるのではないでしょうか。
ざっくりと羽織って、中津川沿いの気持ち良い風を感じながら散歩して頂きたいですね。
同じくこのコットンリネンのシャンブレー素材では、パンツも数型届いていますので合わせてご覧頂ければ幸いです。

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